RISU算数は中学受験に使える?結論と理由
「RISU 中学 受験」と検索する保護者の多くは、
「中学受験でRISUは役に立つのか?塾と併用できるのか?」
という疑問を持っています。
専門家としての結論は、
RISUは“基礎力の底上げ・弱点補強”に非常に効果的。ただしRISUだけで中学受験は戦えない。
というものです。
以下で理由を解説します。
RISUは“基礎力の底上げ”に最適
中学受験で最も怖いのは、
「小さなつまずき」が積み重なり、5年以降に大きな穴となって現れること。
RISUは、
- スモールステップで単元を細分化
- AIが理解度に応じて出題調整
- 苦手単元は繰り返し自動出題
という仕組みのおかげで、
ミスの原因になりやすい小さな抜けを確実に埋めてくれる
という強みがあります。
AI分析による個別最適化が中受と相性が良い
中学受験は“どこでつまずいているか”が成績に直結します。
RISUは、
- 正答率
- 問題解決の速度
- 誤答傾向
- 戻り学習の必要性
をAIが自動で判断し、問題構成を調整します。
これは、
「算数が苦手だけど、どこが弱点かわからない」
というご家庭にとって非常に相性が良いシステムです。
応用演習は塾・過去問と併用するのが前提
ただし、中学受験算数の本質は、
- 条件整理
- 論理的思考
- 長文の読解
- 空間認識
- 図形の切断・展開図・体積
といった応用力です。
RISUは基礎が固まる一方、
入試レベルの応用問題は量が不足
しているため、塾教材や過去問との併用は必須です。
RISUが中学受験で強い効果を発揮する子のタイプ
算数に苦手意識がある子
RISUは“できた!”を積み重ねられるように設計されているため、
算数が苦手な子でも前向きに取り組みやすい特徴があります。
小さな達成感の積み上げは、
数学教育の研究でも成果が出やすいとされます。
ケアレスミスが多い子
RISUはテンポよく出題されるため、
- 単位
- 繰り上がり
- 計算過程
- 図の読み取り
のミスを短時間で矯正できます。
“クセの修正”が最も得意な教材です。
家庭学習の習慣が安定しない子
小さな問題をテンポよく進められるため、
1日5〜10分の継続でも習慣化しやすい のがRISUの強み。
家庭学習のリズムを作りたい保護者にとって非常に効果的です。
中学受験対策としてRISUを使うメリット
スモールステップで“つまずき”を残さない
中学受験では、4〜5年生の段階で小さな穴を残すと、
6年生で応用問題が解けなくなります。
RISUでは、
- 一問ごとの理解度を分析
- 苦手単元は戻り学習
- 似た問題で定着を図る
という流れで、穴をゼロに近づけられます。
図形・立体の理解が進みやすい(空間認識アップ)
中学受験算数で差が出やすいのが「空間認識」。
立方体の切断や体積変化、投影図などの問題は、
触った経験のない子ほど苦戦 します。
RISUは動画解説や視覚的演習が充実しているため、
立体図形の入り口としては非常に優秀です。
※ただし本格的な立体図形対策は“実物経験”が不可欠です
時間管理の訓練になる
RISUはゲーム感覚でテンポよく進むため、
中学受験で求められる「問題に取り組むスピード」を鍛えられます。
これにより、塾の演習でも集中力を維持しやすくなります。
RISUだけでは不十分な理由と注意点
入試特有の文章題・応用問題が不足
中学入試では、
- 複雑な条件整理
- 対話型の文章
- 論理的読解
といった問題が出題されます。
RISUは基礎固めに優れていますが、
入試本番の難しさには対応しきれません。
立体図形・切断・投影図は“実物経験”が必要
教育心理学でも、
空間認識は「見る・触る・動かす」経験で発達する
とされています。
立体の切断や展開図は、
RISUの画面上の説明だけでは完全な理解が難しい子が多いです。
この領域は、
実物教材で理解が数倍速くなる
という研究データがあります。
過去問の形式に慣れる必要がある
RISUは入試形式とは異なるため、
6年生では過去問との併用が必須です。
- 時間配分
- 解答用紙の書き方
- 記述の型
- 出題傾向
これらは、RISUでは養えないスキルです。
RISU × 塾 × 家庭学習の最適な併用方法
4年生|基礎固め+RISUで弱点ゼロを目指す
4年生は算数の基礎を徹底的に固める時期です。
- 割合
- 比
- 小数・分数
- 図形の基礎
RISUを使うことで、
単元の“抜け”を確実に埋めることができます。
5年生|塾内容の復習+RISUで小さな抜けを補完
5年生は中学受験算数の山場です。
RISUは、
- 塾の復習
- 単元の弱点補完
- 計算スピードの強化
として最適です。
6年生|RISUで短時間の基礎維持+過去問に集中
6年生のRISU利用は“最小限で最大効果”を狙います。
- 毎日5〜10分の基礎維持
- 計算のミス防止
- 忙しい時期でも継続可能
残りの時間は過去問・志望校対策に集中しましょう。
まとめ|RISUは“基礎の穴埋めツール”として中学受験に最適
RISUは、
- 算数の基礎固め
- 弱点補強
- 学習習慣づくり
において非常に優秀で、
中学受験を目指す家庭にとって強力なサポートになります。
ただし、
RISUだけで中学受験の算数を戦うことはできません。
立体図形・切断・体積・投影図など、
本番で差がつく領域は、実物を使った理解が不可欠です。
焦らなくて大丈夫です。
算数は一歩ずつ積み重ねれば必ず伸びます。
\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/
中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材” を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が “実際に目の前で動かせる” ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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