はじめまして受験算数とは?
算数が苦手な受験生のために作られた教材
『はじめまして受験算数』は、
「算数が苦手」「塾の授業についていけない」
という子どもを救うために作られた“やさしい受験算数の入門教材”です。
中学受験の算数は、
- 文章題の読解
- 条件整理
- 特殊算
- 図形・立体図形
- 場合の数
など、多くの子がつまずきやすい単元が続きます。
この教材は、そうした“つまずきのポイント”を、
プロ家庭教師の視点で徹底的に分解して説明しているのが最大の特徴です。
朝日小学生新聞の連載がベース
内容は、朝日小学生新聞で連載されていた算数解説を書籍化したもので、
専門性が高く、かつ毎日読んでも負担にならない読みやすさがあります。
特に、
- 難しい式を使わない
- 小学生の思考に合わせた言葉づかい
- 図や表を多用した説明
が特徴で、算数に苦手意識があっても“読み進められる構成”になっています。
プロ家庭教師の指導を“本で再現”した構成
文章は「生徒に話しかける」ように書かれています。
- 「ここがひっかかりやすいよ」
- 「まずはこう考えてみよう」
- 「図にすると見えてくるよ」
といった形で、まるで横で先生が教えてくれている感覚で理解が進むのが特徴です。
はじめまして受験算数の特徴とメリット
「数・割合・速さ編」「図形・場合の数編」などテーマ別
はじめまして受験算数はテーマ別に複数巻に分かれています。
- 数・割合・比・速さ編
- 図形・場合の数編
- 特殊算編(旅人算・流水算など)
単元をまとめて学べるので、
苦手単元だけ集中して克服できるのが強みです。
特殊算(旅人算・流水算など)を“図で理解”できる
特殊算は子どもにとって最大のハードルですが、
“図を使った丁寧な説明”で理解できるように設計されています。
特に、
- 旅人算
- 流水算
- 通過算
- 割合の増減
- 速さと比
は、図が描けるだけで理解が一気に進む単元です。
はじめまして受験算数は、
この「図の描き方」を自然に身につけられる構成になっています。
生徒に話しかけるような解説で理解しやすい
プロ家庭教師が実際の生徒に教えるように書かれているため、
- 難しい言葉を使わない
- つまずくポイントを先に説明してくれる
- 例題→類題の流れで理解しやすい
といった“安心感のある教材”となっています。
はじめまして受験算数の正しい使い方
最初に「弱点単元」を特定する
テーマ別になっているため、
最初にやるべきことは 弱点単元の特定 です。
- 割合
- 速さ
- 図形
- 場合の数
- 特殊算
苦手を優先して学ぶと、学力が短期間で伸びます。
例題→解説→類題→復習の流れで進める
はじめまして受験算数は
“読むだけ”では効果が出ません。
次の順序で使うことで最大の効果が出ます。
- 例題を読む
- 図を描きながら解説を読む
- 類題を解く
- 翌日に復習する
教育心理学では「24時間後に70%忘れる」とされており、
翌日の復習が定着率アップに非常に有効です。
図を描きながら問題を読む習慣をつける
算数が苦手な子はほぼ例外なく
「図を描かない」
という共通点があります。
はじめまして受験算数の特徴は、
図を大量に使って説明してくれる点です。
子どもには、
- 線分図
- 表
- 図形のラフスケッチ
など、なんでもいいので“書きながら考える”習慣をつけましょう。
つまずきやすい単元の克服法
旅人算・速さの基本は“図が描ければ8割解決”
旅人算・速さを苦手とする子は多いですが、
次の図が描ければ8割は解決します。
- 距離の線分図
- 同時スタートか・別スタートか
- 速さの比
- 出会いの位置
これらが図で整理できれば、文章題でも混乱しなくなります。
割合と比は「線分図→表→比の値」で整理
割合・比は受験算数の核です。
- 線分図でイメージ
- 表に整理
- 数値で判断
という順序で理解させることで、
算数力(論理的整理能力)が大きく伸びます。
立体図形・切断・展開図は“視覚化”が必要
立体図形は、小学生が最もつまずく単元のひとつです。
- 切断
- 展開図
- 投影図
- 体積変化
は、平面の図だけでは限界があります。
必要に応じて
中学受験の頻出立体図形を網羅した、手に取って理解しやすくなる模型教材
で視覚化すると、理解速度は2〜3倍になります。
はじめまして受験算数だけでは難しい部分
入試レベルの応用問題には届かない
はじめまして受験算数は入門書であるため、
- 偏差値55〜60以上
- 最難関校レベル
の演習はできません。
しかし、基礎固めには非常に強力です。
立体図形は平面図だけだと理解が限界
立体図形は、
- 切断面がどこから出るか
- 展開図のつながり
- 回転体のイメージ
を平面図だけでつかむのが難しい単元です。
必要に応じて
中学受験の頻出立体図形を網羅した、手に取って理解しやすくなる模型教材
のような“触る学習”が非常に効果的です。
過去問とのギャップを埋める学習ステップ
過去問へスムーズに進むための流れは以下です。
- はじめまして受験算数で基礎固め
- 塾テキストで応用練習
- 単元別問題集で弱点対策
- 5年後半〜6年で過去問に突入
このステップを踏むと、無理なく合格ラインに届きます。
他教材との併用で最大効果を出す方法
塾テキストとの役割分担
はじめまして受験算数
→ 理解を深めるための基礎教材
塾テキスト
→ 入試に向けた応用教材
という役割分担が理想です。
実物教材で空間認識を補強
立体図形は、触った瞬間に理解が激変します。
空間認識を鍛えるためには、視覚化と実体化が不可欠です。
5・6年から過去問へ進むためのロードマップ
5年:単元別強化
6年前半:応用演習
6年後半:学校別対策
本番直前:過去問の反復
この流れで学ぶと、算数が安定します。
まとめ
『はじめまして受験算数』は、
- 算数が苦手
- 基礎を全部やり直したい
- 特殊算でつまずいている
- 図形が苦手
といった子どもの“救済教材”として非常に優秀です。
朝日小学生新聞の連載をベースにした、
“プロ家庭教師による丁寧な指導”を本で再現した構成で、
算数の苦手意識を取り除きながら基礎力を育ててくれます。
ただし、この教材だけでは入試レベルには届かないため、
- 塾テキスト
- 単元別問題集
- 過去問
- 実物教材(立体図形など)
を組み合わせて学習することで、合格への道筋ができます。
はじめまして受験算数は「算数が苦手な子の最初の一歩」として最適な教材です。
家庭での使い方次第で、算数は必ず伸びていきます。
\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/
中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材” を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が “実際に目の前で動かせる” ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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