中学受験算数における6年生の家庭学習は「やることを減らす」ほど伸びる
6年生で成績が乱れるのは当たり前
「中学受験 算数 6年生」で検索する保護者の多くが、同じ不安を抱えています。
「授業についていけているのに点が安定しない」「模試のたびに上下が大きい」「このまま間に合うのか」——焦りが増える時期ですよね。
でも、6年生で成績が乱れるのは珍しいことではありません。理由はシンプルで、6年生は“学ぶ量”も“解く量”も増え、さらに過去問・模試で実戦の負荷が加わるからです。知識不足というより、処理量の増加でミスが出やすいのです。
焦らなくて大丈夫。一歩ずつ理解できます。ここからは「増やす」より「絞って強くする」方向に変えると、点数は安定し始めます。
「全部やる」が失敗する3つの理由
6年生でよくある失敗が「全部やろうとして全部中途半端になる」ことです。
特に家庭学習で起きやすい失敗は次の3つ。
1)教材が増えすぎて復習が回らない
新しい問題集を足すほど、直しが薄くなり、再現性が落ちます。
2)弱点ばかり追いかけて得点源が崩れる
弱点補強は大切ですが、得点源(確実に取れる分野)が崩れると総合点が下がります。
3)過去問が“やりっぱなし”になる
解いた回数より、同じセットを回して“点の取り方”を確立した家庭が伸びます。
中学受験算数における6年生の家庭学習は、増やすより「回る仕組み」が最強です。
最初にやるべき“現状把握”チェック
勉強法を変える前に、まず「何が原因で落としているか」を分けます。おすすめは次の3分類です。
- 計算ミス(途中式省略、見直し不足、分数小数の処理)
- 読み取りミス(条件の見落とし、単位の混乱、図の書き込み不足)
- 方針ミス(図を描かずに式を探す、典型パターンに気づけない)
直前期でも点が伸びる子は、ここを必ず分けています。原因が分かると、対策が“短く・強く”なります。
中学受験 算数 6年生の年間ロードマップ(時期別)
春〜夏:基礎の穴を塞ぎつつ実戦力を作る
春〜初夏は、単元学習の総仕上げをしながら、実戦問題で「思考の型」を作る時期です。
ここでのポイントは、“全部完璧”を狙わないこと。頻出単元(割合・比、速さ、図形、数の性質)を中心に、典型問題は確実に解ける状態を目指します。
家庭では「授業の復習→類題2〜3問→直し」のセットを回すと、塾の理解が定着します。
夏休み:弱点補強と得点源の固定を同時に
夏休みは最大の伸び期ですが、同時に崩れ期でもあります。
量を増やしすぎると、直しが追いつかずに“解いたのに残らない”状態に。
おすすめは、
- 午前:計算+弱点単元(30〜60分)
- 午後:得点源単元(30〜60分)
- 夜:直し(15分)
のように、弱点と得点源を「両輪」で回すこと。焦らなくて大丈夫。積み上げが効く時期です。
秋:過去問で「点の取り方」を確立する
秋以降は、過去問が主役になります。
ただし、過去問は「何年分解いたか」より、同じ年を回して点の取り方を体に入れたかが勝負です。
学校別の傾向(速さが多い、図形が重い、数の性質が難しい等)を把握し、優先順位を決めます。
ここで初めて「戦い方」が見えてきます。
直前期:新しいことより“再現性”を上げる
直前期に一番伸びるのは、実は“新しい問題”ではありません。
本番で必要なのは、初見問題を完璧にする力より、いつもの型で確実に点を取る力です。
直前期は、
- 計算の精度
- 典型題の立式
- 図形の描き方(補助線、投影図)
- 過去問の取り直し
を短く回すほど点が安定します。
家庭でできる!中学受験 算数 6年生の勉強法(仕組み化)
1日60分の黄金ルーティン(計算+単元+直し)
中学受験算数における6年生の家庭学習は、長時間より“毎日回る仕組み”が大切です。
おすすめは1日60分。
- 計算10分:四則、分数小数、割合計算
- 単元30分:割合・速さ・図形・数の性質をローテ
- 直し20分:その日のミスだけを原因別に修正
直しを最後に置くのがコツです。「できた感」で終わらず、「次もできる」に変わります。
過去問の取り組み方:3回転で偏差値が動く
過去問は1回で終わらせない方が効果的です。おすすめは3回転。
1回目:時間を気にせず、方針を立てる(解けない所は印)
2回目:時間を計り、本番形式で得点化
3回目:間違えた問題だけを“型”にして再現
この3回転で、得点が「偶然」から「再現性」に変わります。
中学受験算数における6年生で点が安定しない場合、過去問の回し方を変えるのが近道です。
ミスを減らす「原因別チェックリスト」
ミスは「気をつける」では減りません。原因別に“型”を作ると減ります。
- 計算ミス:途中式を1行増やす/最後に概算チェック
- 読み取りミス:条件に線/単位を必ず書く
- 方針ミス:図を描く(線分図・面積図・時間軸・補助線)
この3つを毎回確認するだけで、模試の失点が目に見えて減る子が多いです。
頻出分野の伸ばし方(割合・速さ・図形・数の性質)
割合・比:面積図で“1(全体)”を固定する
割合・比は、6年生の文章題の土台です。食塩水、売買損益、仕事算の多くは、結局「何を1にするか」で決まります。
家庭では、公式を教えるより「面積図(または線分図)」を描かせてください。
例:「原価の2割の利益」→原価を1、売価は1.2。
これが言えるだけで立式が安定します。算数力は“言語化”で伸びます。
速さ:単位と時間軸で得点を安定させる
速さの失点原因は、ほぼ単位か図です。
- 単位を書く(m/分、km/h)
- 時間軸を書く
- 「道のり=速さ×時間」を近くに置く
この型を徹底すると、旅人算や通過算の入口がスムーズになります。時間軸が描ければ、条件が整理できるからです。
図形:補助線/空間認識/展開図・切断のコツ
図形は家庭で教えづらい分野と言われますが、ポイントは「センス」ではなく手順です。
平面図形は、
- 同じ高さ・同じ底辺を探す
- 三角形に分ける(補助線)
立体は、 - 分けて考える(体積の分割)
- 上から見る/横から見る(投影図)
- 広げる(展開図)
が基本です。
切断や展開図は空間認識が必要ですが、紙工作や箱で代替できます。
数の性質・規則性:表と余りで時間短縮する
数の性質や規則性は、解き方が決まっています。
- 規則性:表→増え方→n番目
- 周期:割って余り
- 倍数・約数:条件を整理して絞る
“表にする”だけで、考えが見えるようになり、解く時間が短くなります。直前期の得点アップは、時間短縮が大きく効きます。
まとめ|中学受験 算数 6年生は「得点の型」で最後に伸びる
中学受験算数における6年生は、やることを増やすほど不安が増えやすい時期です。
しかし、伸びる家庭は「減らして回す」を徹底しています。
- 現状把握で失点原因を分ける(計算/読み取り/方針)
- 1日60分のルーティンで定着させる
- 過去問は3回転で再現性を作る
- 頻出分野は“図と単位”で安定させる
焦らなくて大丈夫。一歩ずつ理解できます。直前期でも、点は伸びます。今日から「回る仕組み」に切り替えて、得点の安定を作っていきましょう。
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中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
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