中学受験の空間図形が苦手な子の伸ばし方

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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空間図形でつまずく本当の原因

中学受験ママ
中学受験ママ

うちの子に空間図形を説明しても“わかった”と言うのに、テストだと全然できなくて焦ります…

この記事では、そんな悩みに対してなぜつまずくのか家庭で何をすればよいのかを、今日からできる形で順を追って解説します。

「立体が見えない」より「手順がない」

空間図形が苦手な子の多くは、頭の中で立体をクルクル回して「ひらめく」必要があると思い込んでいます。
でも実際は、必要なのは才能ではなく作業の順番(手順)です。

空間図形は、次のどれかを“変換”する問題です。

  • 立体 → 平面(見取り図・投影図・影)
  • 平面 → 立体(展開図)
  • 立体 → 立体(切断・回転・積み上げ)

この変換を、決まった手順で処理できるかが勝負です。

ミスの8割は“取り違え”から起きる

点を落とす原因は、計算力より「取り違え」が多いです。たとえば…

  • 展開図で、どの辺がくっつくかを取り違える
  • 断面で、切る位置を取り違える
  • 表面積で、見えない面まで足す/見える面を落とす
  • 体積で、引くべき部分を引かない

つまり「わからない」より「うっかり違うものを見ている」状態。
ここを直すには、親が長く説明するより、チェックする順番を子どもに持たせるのが近道です。

まず覚える3つの共通ルール

空間図形は単元が違っても、共通ルールはほぼ同じです。

  1. 向きを固定する(上・下・手前・奥を言葉で決める)
  2. 対応を取る(この点はどこに移る?この辺はどこにくっつく?)
  3. 分けて考える(複雑は“分割”で単純にする)

この3つを毎回意識するだけで、ケアレスミスが一段減ります。まずは型を作りましょう。


中学受験で頻出の空間図形パターン5つ

展開図(折り目・向き・対応)

展開図は「折り目の地図」です。ポイントは2つ。

  • くっつく辺は“同じ長さ”で“向きが反対”になりやすい
  • 1枚ずつ追うのではなく、“基準の面”を1つ決めて固定する

家庭では、紙で作れるなら作るのが最強です。
ただし作る時間がない場合もあるので、次の言い換えが役立ちます。

  • 「この面を床に置いたまま、壁を立てる」
  • 「この辺を“ヒンジ”として回す」

“床”と“壁”のイメージで、向きが安定します。

切断(断面の形を決める)

切断は、いきなり断面を当てにいくと外れます。
まずは次の順番にします。

  1. どの面を通るか(上面?側面?底面?)
  2. どの辺と交わるか(交点を取る)
  3. 交点を結んで断面の形を確定する

断面は「想像」ではなく「交点つなぎ」です。
“どこを通るか”を言葉で確認してから、点を打つ。これが安定します。

体積(分ける・足す・引く)

体積は、公式を覚えても伸びません。
伸びるのは「分け方(分割)」です。

  • L字型 → 直方体2つに分けて足す
  • くりぬき → 全体から引く
  • 斜めがある → 同じ体積に移し替える(切ってずらす)

親が教えるなら、合言葉はこれだけで十分です。
「まず箱に戻そう」(直方体に分ける・近づける)

表面積(見える面だけ数える)

表面積は、「面の数え落とし」で失点します。
おすすめは“面の台帳”方式。

  • 上:□枚
  • 下:□枚
  • 横:□枚(前後左右)

この“台帳”を書いてから計算すると、落とし穴が激減します。
焦って計算から入らないのがコツです。

回転・投影(影・見取り図)

回転や影は、苦手意識が強い分野ですが、基本は同じ。

  • 回す中心(軸)はどこ?
  • 動かない点はどれ?(軸上の点は動かない)
  • 動く点は、同じ距離で円弧を描く

影(投影)は「光の方向」がすべてです。
光が右からなら、右方向に“押しつぶした形”が影になります。


家庭で伸ばす:1日10分の練習メニュー

まずは「手を動かして再現」する

空間図形は、読むより“手”が先です。

  • 紙を折る(展開図)
  • 定規で点を打つ(断面)
  • ブロックや箱で分ける(体積)

この分野は、手を動かすほど伸びるのが特徴です。

“解説を読むだけ”を卒業するコツ

解説を読んで「なるほど」と言うのに、次に解けない。
これはよくある悩みです。原因はシンプルで、自分で再現していないから。

おすすめは「解説を閉じて、同じ図を描き直す」。

  • 交点を自分で打てるか?
  • 面の台帳を自分で書けるか?
  • 分割線を自分で入れられるか?

“再現できたら理解”です。

分散+小テストが定着を早める

空間図形は、まとめて1時間より、10分を何回もが強いです。
学習研究では、分散(間隔を空けた学習)や、思い出す練習が長期定着に有利だと示されています。

家庭学習に落とすなら、こうします。

  • 月:展開図 10分
  • 火:体積 10分
  • 水:断面 10分
  • 木:混ぜて小テスト 10分(昨日までから2問)
  • 金:弱点だけ 10分

さらに、単元を“混ぜて”解く(インターリーブ)は、数学学習を助ける研究が多いです。
「展開図だけ20問」より、「展開図・体積・断面を混ぜて10問」の方が、本番の“見分け力”が育ちます。

伸びる子の丸つけ・直し方

直しの質で差がつきます。ポイントは3つ。

  • ×の原因を「計算ミス」ではなく**“どこを取り違えたか”**で言う
  • 直しは“解答を写す”ではなく、最初の図から描き直す
  • 同じミスが出たら、チェック項目を1つ増やす

例:展開図で向きを間違える子は、チェック項目を
「基準の面(床)はどれ?」の1行追加。これだけで改善します。

(教材購入)につなげるなら、家庭の負担を増やさないのが大切です。
紙で折れる・手で動かせる“立体教材”があると、説明の言葉が短くなり、親子で消耗しにくくなります。


本番で点を取る解き方の型

図を描く順番テンプレ

空間図形の得点は「描く順番」で決まります。テンプレはこれ。

  1. 向きを言葉で固定(上・下・手前・奥)
  2. 基準を決める(この面を床、ここが手前)
  3. 動かないものを確定(軸・底面・共通の辺)
  4. 点を打つ→線で結ぶ(断面は特に)
  5. 面の台帳(表面積) or 分割線(体積)

この順番を“毎回同じにする”だけで、点が安定します。

時間がないときの見切りライン

灘など難関校では、空間図形が重くなる年もあります。
時間がないときは「当てにいく」のではなく、見切りも戦略です。

  • 図が描けないまま考え続ける → 30秒で切る
  • 交点が取れれば進む → 交点が取れないなら後回し
  • 体積は分割できれば勝ち → 分割線が見えないなら飛ばす

「全部を完璧に」より「取れる問題を落とさない」が合格に近いです。

よくある落とし穴チェックリスト

最後に、見直し用チェックです(親子で共有できます)。

  • 展開図:くっつく辺を2組、言葉で言えた?
  • 断面:交点を全部打った?打たずに形を決めてない?
  • 体積:足す/引くが混ざってない?単位は立方?
  • 表面積:見えない面を足してない?見える面を落としてない?
  • 回転:中心(軸)からの距離は同じ?

このチェックがあると、最後の1点〜3点を守れます。


まとめ

空間図形が苦手な子は、「センスがない」のではありません。
多くの場合、手順がまだ体に入っていないだけです。
今日からは、①向きを固定する②対応を取る③分けて考える、の3ルールを軸に、展開図・切断・体積・表面積・回転を“型”で処理していきましょう。
さらに、10分学習を分散し、小テストで思い出す練習を入れると定着が速くなります。
家庭での負担を増やしすぎず、手を動かせる学び方で、空間図形は必ず伸びます。

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

中学受験算数のプロが開発した、
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