\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
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中学受験算数で和差算ができない理由

和差算ができないと言われるたびに、うちの子は文章題が苦手なままなのではと私も不安です。
この記事では、そんな悩みに対して、中学受験算数の和差算ができない原因と、家庭でどう直せばよいのかを順を追って解説します。
計算力より条件整理でつまずいている
中学受験算数の和差算ができないとき、まず確認したいのは計算力ではありません。和差算で使う計算は、たし算、ひき算、わり算が中心です。計算そのものはできるのに、文章題になると手が止まる子は多くいます。
理由は、問題文から条件を整理する必要があるからです。和差算とは、2つの数の合計と差が分かっているときに、それぞれの数を求める問題です。
たとえば、「兄と弟の持っているカードは合わせて34枚です。兄は弟より8枚多く持っています。兄と弟はそれぞれ何枚持っていますか」という問題があります。この場合、34枚が合計、8枚が差です。
ここで子どもが迷うのは、34と8をどう使うかです。すぐに式を作ろうとすると、34+8なのか、34−8なのか分からなくなります。和差算ができない原因は、計算ではなく「数字の意味」を整理できていないことにある場合が多いのです。
「和」と「差」の意味が混ざっている
和差算では、「和」と「差」を分けて考えることが大切です。ところが、算数が苦手な子は、問題文に出てくる数字を同じように見てしまいます。
「合わせて34枚」と「8枚多い」は、どちらも数字ですが、役割が違います。34枚は2人分を合わせた全体です。8枚は、兄と弟の違いです。この違いを理解しないまま式に入ると、数字をなんとなく組み合わせるだけになってしまいます。
家庭で確認するときは、「これは合計?それとも差?」と聞いてみましょう。子どもが「34は合計、8は兄が多い分」と言えれば、条件整理はできています。
和差算ができない子ほど、計算練習の前に、数字の役割を言葉で確認する時間が必要です。
線分図を書かずに式だけで解こうとしている
和差算が苦手な子によくあるのが、線分図を書かずに式だけで解こうとすることです。もちろん、慣れれば式だけでも解けます。しかし、理解が不安定な段階では、線分図を書いたほうが安全です。
線分図とは、数の関係を線の長さで表す図です。兄が弟より8枚多いなら、兄の線を弟の線より長く書きます。2本の線の合計が34枚で、兄の余分な部分が8枚です。
この図を見ると、兄の余分な8枚を取り除けば、弟と同じ長さの線が2本になることが分かります。だから、34−8=26、26÷2=13で弟の枚数が求められます。兄は13+8=21枚です。
線分図を書くと、「なぜ差を引くのか」「なぜ2で割るのか」が見えます。式だけで迷う子ほど、図に戻ることが大切です。
和差算ができない子の典型的なつまずき
合計と差を問題文から見つけられない
和差算ができない子は、まず問題文から合計と差を見つけるところでつまずきます。「合わせて」「全部で」「合計で」は和を表す言葉です。一方、「より多い」「より少ない」「差は」は差を表す言葉です。
たとえば、「AとBの合計は40です。AはBより10大きい」という問題なら、40が和、10が差です。ここを読み取れなければ、どの数字を使えばよいのか分かりません。
家庭では、問題を解く前に「合わせていくつ?」「差はいくつ?」「何と何を比べている?」と聞いてみましょう。式を書く前に条件を声に出すことで、読み取りのミスを防ぎやすくなります。
和差算の第一歩は、計算ではなく、問題文の数字に名前をつけることです。
どちらが大きい数か分からない
次につまずきやすいのが、どちらが大きい数かを読み取る部分です。
「兄は弟より8枚多い」なら、兄が大きい数です。「弟は兄より8枚少ない」と書かれていても、同じく兄が大きい数です。表現が変わると混乱する子は少なくありません。
線分図を書くときは、大きい数を長い線、小さい数を短い線で表します。ここを間違えると、差の場所も式もずれてしまいます。
家庭では、「どちらが多い?」「長い線にするのはどっち?」と確認してから図を書かせましょう。特に「少ない」という表現が出たときは、子どもが逆に読んでいないか注意が必要です。
差を足すのか引くのか迷う
和差算ができない子は、差を足すのか引くのかで迷いやすいです。これは、式だけを覚えようとしていると起こりやすいミスです。
基本的には、まず大きい数の余分な部分を取り除くと考えると分かりやすくなります。合計から差を引くと、2つの数が同じになります。
たとえば、合計34、差8なら、34−8=26です。この26は、小さい数と同じ長さが2本分ある状態です。だから26÷2=13で、小さい数が分かります。大きい数は13+8=21です。
最初から「大きい数は和+差を2で割る」と覚えさせると、混乱する子もいます。まずは「余分を取って、小さい数を出す」方法に絞ると、理解しやすくなります。
和差算をできるようにする基本ステップ
まず和と差を言葉で確認する
和差算をできるようにするには、最初に和と差を言葉で確認する習慣をつけましょう。
例として、「姉と妹の年齢の和は26歳です。姉は妹より4歳上です」という問題を考えます。ここでは、26歳が和、4歳が差です。姉が大きい数、妹が小さい数です。
この確認をせずに式へ進むと、26+4なのか、26−4なのかで迷います。まず「和は26」「差は4」「姉が大きい」と言えることが大切です。
家庭では、問題を読んだらすぐに解かせるのではなく、「和はどれ?」「差はどれ?」「大きいのはどちら?」と短く聞いてみましょう。ここが言えるようになるだけで、和差算の正答率は安定しやすくなります。
線分図で大きい数と小さい数をそろえる
和と差が分かったら、線分図を書きます。線分図では、大きい数を長い線、小さい数を短い線で表します。
姉と妹の年齢の問題なら、姉の線を長く、妹の線を短く書きます。姉の余分な部分が4歳です。2本の合計は26歳です。
次に、姉の余分な4歳を取り除きます。すると、妹と同じ長さの線が2本になります。26−4=22、22÷2=11で妹は11歳です。姉は11+4=15歳です。
このように、線分図を使うと、式の意味が目で見えます。図はきれいでなくて構いません。長い線、短い線、差、合計が分かれば十分です。
小さい数から順に求める
和差算ができない子には、小さい数から順に求める方法がおすすめです。大きい数と小さい数を同時に公式で求めようとすると、混乱しやすいからです。
手順はシンプルです。まず、合計から差を引きます。次に、残った数を2で割ります。これで小さい数が出ます。最後に、小さい数に差を足して、大きい数を求めます。
たとえば、和が34、差が8なら、34−8=26、26÷2=13で小さい数です。13+8=21で大きい数です。
この順番なら、線分図と式がつながります。慣れてきたら「和+差」を使って大きい数を直接求めてもよいですが、最初は小さい数から求める型を安定させましょう。
家庭でできる和差算の教え方
親は答えより「何を比べたか」を聞く
家庭で和差算を教えるときは、答えが合っているかだけを見るのではなく、「何を比べたか」を確認しましょう。
親が聞くなら、「誰と誰を比べているの?」「合計はいくつ?」「差はいくつ?」「どちらが多い?」という質問が効果的です。
たとえば、兄と弟のカードの問題なら、「兄と弟を比べている」「合わせて34枚」「兄が8枚多い」と言えれば、条件は整理できています。
答えが合っていても、この説明ができない場合は、数字をなんとなく組み合わせている可能性があります。和差算は、式より前の読み取りが大切です。
短い線分図を一緒に書く
和差算ができない子には、短い線分図を一緒に書くことが効果的です。長くきれいな図でなくて構いません。むしろ、短く簡単な図のほうが続けやすくなります。
まず、小さい数を短い線で書きます。次に、大きい数を少し長い線で書きます。差の部分に数字を書き、2本の合計を書き込みます。
そして、「長いほうの余分を取ると、同じ長さが2本になるね」と確認します。この一言が、和差算の理解を支えます。
家庭では、最初の数問だけ親が一緒に図を書き、その後は「どちらを長くする?」「差はどこに書く?」と子どもに考えさせるとよいでしょう。線分図を自分で書けるようになると、文章題への苦手意識が少しずつ減っていきます。
間違えた問題は原因別に戻る
和差算で間違えたときは、ただ解き直すだけで終わらせないことが大切です。原因を分けて、戻る場所を決めましょう。
主な原因は3つあります。1つ目は、和と差を読み取れなかったミス。2つ目は、どちらが大きい数かを間違えたミス。3つ目は、線分図や式の意味が分からなかったミスです。
和と差が読めないなら、問題文から「合わせて」「より多い」などの言葉を見つける練習に戻ります。大きい数を間違えたなら、どちらを長い線にするかを確認します。式の意味が分からないなら、線分図に戻って「差を取ると同じ長さが2本になる」ことを確認します。
「間違えたからもう一度解く」だけではなく、「どこで間違えたか」を見つけることで、和差算はできるようになります。
まとめ:和差算ができない原因は線分図で直せる
中学受験算数の和差算ができない子は、計算力が足りないとは限りません。多くの場合、合計と差を読み取れない、どちらが大きい数か分からない、式の意味が見えていないことが原因です。
まずは、問題文から和と差を見つけましょう。次に、線分図で大きい数と小さい数を表します。大きい数の余分な部分を取り除くと、同じ長さの線が2本になります。そこから小さい数を求め、最後に差を足して大きい数を求めます。
家庭では、答えを急がせるより、「何と何を比べているのか」「どちらが多いのか」「差はどこにあるのか」を確認することが大切です。短い線分図を使えば、算数が苦手な子でも関係を目で理解しやすくなります。
和差算は、正しい順番に戻ればできるようになる単元です。式暗記に頼らず、線分図と説明を通して、文章題に強い土台を作っていきましょう。
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中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
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