算数まとめノートの使い方|中学受験で伸ばすコツ

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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『頭のいい子にも勝てる 算数まとめノート』とは?

中学受験ママ
中学受験ママ

うちの子、算数を何度復習しても同じところで間違えるので、まとめノートを作らせたほうがいいのか迷っています。

この記事では、そんな悩みを持つ保護者に向けて、『中学受験 超難関校合格!頭のいい子にも勝てる 算数まとめノート』の特徴や使い方、家庭学習で効果を高めるポイントを分かりやすく解説します。

『中学受験 超難関校合格!頭のいい子にも勝てる 算数まとめノート』は、望月俊昭氏によるダイヤモンド社の書籍です。紙版は2009年2月発行、128ページで、文章題・規則性・平面図形・立体図形・場合の数・整数など、算数の代表的なテーマについて250例を扱っています。

この本の特徴は、単に問題の解き方を教えることではありません。

「習ったことをどうノートに残し、あとから使える知識に変えるか」

という学習方法そのものに重点が置かれています。近年の著者へのインタビューでも、実際の生徒のノートを例にしながら「算数まとめノート」の重要性が改めて紹介されています。

算数が苦手な子にこそ、「解いて終わり」にしない仕組みとして活用したい一冊です。

超難関校を目指す子のノート術を学べる本

書名だけを見ると、

「超難関校を受ける算数上位層向けなのでは?」

と感じるかもしれません。

しかし、出版社は本書を、超難関校対策だけでなく「算数嫌いにしないためのヒント」が詰まった小学生向けの本として紹介しています。

つまり、難問を大量に解く問題集というより、

「できる子は、算数の考え方をどのように整理しているのか」

を知るための本と考えると分かりやすいでしょう。

算数が伸び悩んでいる子の中には、授業を聞けば理解できるのに、一週間後には解き方を忘れてしまう子がいます。

原因の一つは、学んだことが頭の中で整理されないまま次の単元へ進んでいることです。

まとめノートには、その状態を防ぐ役割があります。

文章題・図形・場合の数など250例を収録

出版社によると、本書では文章題、規則性、平面図形、立体図形、場合の数、整数などについて250例が収録されています。

中学受験算数では、単元ごとに考え方が大きく異なります。

たとえば、

つるかめ算なら「全部を一方だと仮定する」
速さなら「道のり・速さ・時間の関係を整理する」
図形なら「等しい辺や角、比を書き込む」
場合の数なら「重複や漏れなく整理して数える」

といった具合です。

こうした考え方を単元ごとにまとめておけば、

「この問題、前にも似た考え方を使った」

と気づきやすくなります。

問題集ではなく「まとめ方」を学ぶ本

本書を購入するときに注意したいのは、一般的な問題集とは目的が違うことです。

出版社の紹介でも、中心にあるのは問題演習量ではなく、「まとめノート」づくりのノウハウと実例です。

したがって、

「この本を1冊解けば入試算数が完成する」

という使い方には向きません。

塾教材や問題集で学んだ内容を、

自分の頭で整理して定着させるための補助教材

として使うのがおすすめです。

中学受験算数でまとめノートが役立つ理由

解き方を自分の言葉で整理できる

算数で大切なのは、「解説を読んで分かった」状態から、

「自分一人でも同じ考え方を使える」

状態へ進むことです。

そのためには、一度理解した内容を自分の言葉に置き換える作業が役立ちます。

たとえばつるかめ算なら、

「全部を安いほうだと考える」

「実際との差を出す」

「1個あたりの差で割る」

と3段階でまとめます。

長い解説を書き写す必要はありません。

むしろ子ども本人が、

「次に見たとき、これだけ読めば思い出せる」

と思える言葉で残すことが大切です。

同じミスを繰り返しにくくなる

まとめノートには、「正しい解法」だけでなく「自分が間違えた理由」も残しておくと効果的です。

たとえば、

・割合で「もとにする量」を取り違えた
・速さで分と時間をそろえ忘れた
・図形で同じ高さの三角形を見落とした
・場合の数で同じケースを2回数えた

などです。

算数のミスには、その子特有の癖があります。

新しい問題ばかり解くと、この癖を直す機会がありません。

まとめノートへ、

「次は何に気をつけるか」

まで書いておけば、自分専用の間違い対策集になります。

テスト前に復習する範囲を絞れる

中学受験では学年が上がるほど教材が増えます。

小学6年生になると、

「何を復習すればいいか分からない」

という状態になりがちです。

そこで役立つのがまとめノートです。

テスト前に分厚いテキストを最初から見直すのではなく、

「比のページ」
「速さのページ」
「立体切断のページ」

など、必要な部分だけ確認できます。

まとめノートは作っている途中より、あとから見返したときに価値が出るノートと考えてください。

算数まとめノートの具体的な作り方

1ページに1テーマを基本にする

まとめノートは、情報を詰め込みすぎると見返しにくくなります。

おすすめは、

1ページ=1テーマ

です。

たとえば、

「つるかめ算」
「相似の見つけ方」
「旅人算・出会い」
「円すいの体積」

など、テーマを細かく分けます。

ページ上部には大きくテーマを書き、その下に、

基本の考え方
代表例
間違えやすい点

をまとめます。

あとで目的のページを探しやすい構成にしましょう。

「問題」より「考え方」を残す

よくある失敗が、問題文と解答を丸ごと書き写してしまうことです。

これでは非常に時間がかかります。

たとえば速さの問題なら、長い問題文を書く必要はありません。

残すべきなのは、

「向かい合う→速さを足す」
「追いかける→速さの差を見る」

といった判断のポイントです。

さらに、

「なぜ足すのか?」

に対して、

「1分間に2人の間の距離が合計分だけ縮むから」

と一言添えると理解が深まります。

まとめノートでは、

答えではなく、答えにたどり着くための発想

を残してください。

図・式・間違えた理由をセットで書く

算数は文章だけでまとめるより、図を使ったほうが理解しやすい科目です。

たとえば比なら線分図。

速さなら簡単な道のりの図。

平面図形なら補助線。

立体なら見取り図。

場合の数なら樹形図や表。

著者のまとめノートを紹介する近年の記事でも、実際のノートには図を使った整理や視覚的な工夫が見られることが紹介されています。

そのうえで、

「私はここを間違えた」

という一言を入れます。

この3点を残せば、あとから見たときに思考過程を再現しやすくなります。

きれいなノートを作ることを目的にしない

まとめノートを始めると、

「色分けしたほうがいい」
「字をきれいに書かなければ」

と形にこだわる子がいます。

もちろん見やすさは大切ですが、芸術作品を作る必要はありません。

ノート作りに30分かかり、問題演習が10分しかできないなら本末転倒です。

目安として、

「5分程度で必要なポイントだけ書く」

くらいでも十分です。

色も、

黒=基本
赤=重要
青=自分の注意点

など、2~3色程度で構いません。

目的はノートを完成させることではなく、

次に同じ問題が出たときに自力で解けるようにすること

です。

この本が向いている子・向いていない使い方

算数の解法が頭の中で整理できない子に向いている

この本を特に活用しやすいのは、

「授業では理解するのに、テストになると解けない」

タイプです。

こうした子は理解力がないのではなく、頭の中に知識が散らばっている可能性があります。

割合を習った。

比も習った。

速さも習った。

しかし、それぞれがどのようにつながっているのか整理されていない状態です。

まとめノートを作ることで、

「この問題では比を使ったほうが簡単」

など、知識同士のつながりが見えやすくなります。

同じ問題を何度も間違える子にも有効

塾の復習で、

「これ、前にも間違えたよね」

という問題が増えているなら、まとめノートを試す価値があります。

ただし、間違えた問題をすべて写す必要はありません。

同じタイプの間違いなら1つにまとめます。

たとえば速さで単位ミスを何度もしているなら、

「速さの注意点」

というページを作り、

・分速なら時間も「分」にする
・時速なら時間を「時間」にする

と書きます。

同じ原因のミスを一か所に集約することがポイントです。

ノート作りだけで成績が上がるわけではない

ここは重要です。

まとめノートを作っただけでは算数の成績は上がりません。

ノートは、

理解する

整理する

見直す

もう一度解く

という学習サイクルの途中にあるものです。

ノートにまとめた翌日や数日後に、類題を解いてください。

そこで自力で解ければ、まとめた内容が実際に使える知識へ変わっています。

逆に、ノートを見ながらでなければ解けないなら、まだ定着途中です。

小学4~6年生で使い方を変える

小学4年生なら、まとめる量は少なくて構いません。

「今日覚えたいことを1つだけ」

という形から始めます。

小学5年生は割合・比・速さ・図形など重要単元が増えるため、単元別に整理すると効果的です。

小学6年生なら、新しくきれいなまとめノートを大量に作るより、

模試や過去問で間違えた重要事項を追加する

使い方がおすすめです。

受験直前には、そのノートが自分だけの弱点集になります。

まとめ|算数まとめノートは「自分専用の参考書」に育てよう

『中学受験 超難関校合格!頭のいい子にも勝てる 算数まとめノート』は、望月俊昭氏による128ページの書籍で、文章題・規則性・平面図形・立体図形・場合の数・整数など250例を通して、算数の「まとめノート」を作る方法を紹介しています。

この本を活用するときに大切なのは、掲載されたノートをそのままきれいに再現することではありません。

自分の子どもが、

「何を忘れやすいか」
「どこで間違えるか」
「次に何を思い出したいか」

を残すことです。

まとめノートには、

考え方
図や式
自分の間違い
次回の注意点

を簡潔に書きます。

そして必ず数日後に類題を解き、自力で再現できるかを確認してください。

算数が得意な子と苦手な子の差は、単に「頭の回転の速さ」だけで決まるものではありません。

学習した考え方を整理し、必要な場面で取り出せる状態にしているかも大切です。

まとめノートは、そのための道具です。

本書を「読むだけの参考書」にするのではなく、塾教材や模試と組み合わせながら、お子さん専用の算数参考書を作るためのお手本として活用するとよいでしょう。

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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