\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
中学受験算数のプロが開発した、
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『中学受験 つまずき検索 算数』はどんな問題集?

算数が苦手なのは分かるけれど、うちの子がどこでつまずいているのか私にも分からなくて不安です。
この記事では、『中学受験 つまずき検索 算数』の内容や難易度、向いている子、家庭学習で効果的に使う方法まで順番に解説します。
『中学受験 つまずき検索 算数』は、単純に問題をたくさん解くための問題集ではありません。
大きな特徴は、「算数ができない」という曖昧な状態から、具体的にどこで考え方が止まっているのかを探せることです。
かんき出版から2025年2月5日に発売され、著者は中学受験専門塾ジーニアスの松本亘正氏と道岡大志氏。定価は2,200円(税込)、B5判です。
算数の「どこが分からないか」を探す教材
中学受験算数で保護者を悩ませるのが、
「割合が苦手」
「速さができない」
という大きなくくりだけでは、何を復習すればよいか分からないことです。
たとえば「割合が苦手」といっても、
比の使い方が分からない
全体を1とする意味が分からない
売買算で原価と定価が混乱する
食塩水の濃度で何を基準にするか分からない
では、必要な復習が違います。
本書は、中学受験算数の文章題で起こりやすい「つまずき」を46項目に整理しています。出版社も、苦手単元そのものより「できない理由」を見つけることを本書の特徴として挙げています。
つまり「問題集」というより、算数の弱点を診断しながら必要なところへ戻るための教材として使いやすい1冊です。
46のつまずきを6分野に整理
本書の中心となる分野は、
割合と比
速さ
特殊算
数の性質
規則性
場合の数
の6章です。
中学受験で差がつきやすい文章題がかなり広く含まれています。
たとえば速さだけでも、
速さの基本
速さと比
旅人算
ダイヤグラム
通過算
流水算
時計算
と細かく分かれています。
これは家庭学習では大きなメリットです。
「速さを全部復習しなさい」と言われると子どもには負担ですが、
「旅人算の出会う問題だけ確認しよう」
なら短時間で取り組めます。
算数が苦手な子ほど、弱点を小さく分けることが重要です。
例題から入試標準レベルへ進める構成
各テーマでは、まず例題を使って考え方やつまずきやすいポイントを確認し、その後に「マスター問題」へ進む構成になっています。
出版社によれば、マスター問題では入試標準レベルまで演習できる設計です。また、取り外せる別冊解答があり、詳しい解説を確認しながら復習できます。
さらに付録では、代表値やドットプロットといった「データの活用」も扱われています。
そのため、
基本を理解する
↓
例題で確認する
↓
自力で問題を解く
↓
解説で修正する
という家庭学習の流れを1冊で作りやすいのが特徴です。
中学受験つまずき検索 算数が向いている子
本書は、中学受験生なら全員が最初から最後まで取り組むべき問題集ではありません。
特に効果を期待しやすいのは、「勉強しているのに特定分野だけ定着しない子」です。
塾の授業は分かるのにテストで解けない子
典型的なのが、
「授業中は分かったと言うのに、テストになるとできない」
というケースです。
この場合、授業を理解していないとは限りません。
先生の説明を聞けば分かるけれど、
問題を見て解法を選べない
図を自分で作れない
どの数字に注目するか分からない
という段階で止まっていることがあります。
『つまずき検索 算数』は、まさにこうした細かな停止地点を探すための教材です。
たとえば「つるかめ算ができない」ではなく、「どの問題につるかめ算を使えばよいのか分からない」という切り口まで踏み込んでいます。
これなら、保護者も「公式をもう一度覚えさせればいい」という対策から一歩進めます。
割合・速さ・特殊算など文章題が苦手な子
本書は特に文章題の苦手克服と相性があります。
割合なら、
「何を1と考えるのか」
速さなら、
「追いつくのか、出会うのか」
植木算なら、
「間の数に1を足すのか」
場合の数なら、
「足すのか掛けるのか」
といった、子どもが実際につまずきやすい疑問から構成されています。
算数が苦手な子に必要なのは、「特殊算を全部覚えなさい」ではありません。
「ここまでは分かるけれど、この一歩が分からない」という場所を見つけ、その一歩だけ教えることです。
その意味で本書は、家庭で算数を教えることに不安がある保護者にも使いやすいでしょう。
最難関向け難問演習が目的なら役割が違う
一方、開成・灘などの最難関校レベルの難問だけを大量に解きたい子にとって、本書はメインの難問集とは役割が異なります。
出版社が示している到達目標も「入試標準レベル」です。
そのため、
基本問題はほぼ落とさない
標準問題も安定している
難関校特有の思考問題を増やしたい
という子なら、志望校別教材や過去問などを優先した方がよいでしょう。
反対に、模試で「正答率50%程度の問題を落としている」という子には、本書で基本的なつまずきを探す価値があります。
『つまずき検索 算数』を家庭で効果的に使う方法
この本を買ったら、192ページを最初から順番に全部終わらせなければならない、と考える必要はありません。
タイトル通り「検索する」ように使う方が、中学受験家庭には向いています。
最初から全部解かず苦手項目を検索する
たとえば模試で旅人算を間違えたとします。
その場合、
第1章から全部やり直す
のではなく、速さの章から旅人算に関係するページを探します。
そこで、
速さの基本が分からないのか
出会いと追いつきが混乱しているのか
速さの比が理解できていないのか
を確認します。
もし旅人算以前の「速さの基本」で止まっているなら、そこまで戻ります。
この「一段前へ戻る」使い方がポイントです。
中学受験算数では、現在解けない問題の原因が、数カ月前に習った内容にあることが珍しくありません。
例題を理解してからマスター問題へ進む
算数が苦手な子に、いきなりマスター問題だけを解かせないようにしましょう。
まず例題を読み、
「何が分かっている?」
「どうしてこの式になる?」
と確認します。
そのあと解説を閉じ、自分でもう一度解きます。
そこで再現できたらマスター問題へ進みます。
大切なのは「解説を読んで分かった」ではなく、「何も見ずに自分でできた」まで持っていくことです。
楽天ブックスにはレビュー数がまだ1件と少ないものの、購入者から「わかりやすくて見やすい」という趣旨の評価も確認できます。口コミだけで教材を判断するには件数が少ないため、最終的には子どもの現在の苦手分野と本書の目次が合っているかで判断するのがよいでしょう。
3日後・1週間後にもう一度解く
1回正解しただけでは定着したとは限りません。
おすすめは、
1回目:例題と解説を使って理解する
2回目:2~3日後に自力で解く
3回目:1週間後にもう一度解く
という方法です。
3回目も自力で解ければ、その考え方はかなり使える状態になっています。
反対に1週間後に再び止まるなら、その単元はまだ「分かったつもり」です。
新しい問題へ進むより、もう一度例題へ戻りましょう。
塾教材と併用するときの注意点
『中学受験 つまずき検索 算数』は、塾教材をすべて置き換える本ではありません。
通塾している家庭なら、「追加教材」ではなく「弱点修正用」として使うのがおすすめです。
塾教材より先に進める必要はない
塾で割合を学んでいる時期に、本書を使って先の流水算や時計算まで進める必要はありません。
基本は、
塾で学ぶ
↓
宿題を解く
↓
テストで間違える
↓
本書でつまずきを探す
という順番です。
教材を増やすと成績が上がるわけではありません。
塾の復習時間を削って本書を全部進めるようでは、本来の良さを生かせなくなります。
「なぜ間違えたか」を親子で確認する
本書を家庭で使うなら、答えが○か×かだけではなく、
「どこから分からなくなった?」
と聞いてください。
たとえば仕事算なら、
全体を決める意味が分からない
1日分の仕事量が分からない
計算だけ間違えた
では対策が違います。
親が解法をすべて説明できなくても構いません。
「このページのどの疑問に当てはまりそう?」
と一緒に探すだけでも、本書の「検索する」という特徴を生かせます。
1冊を完璧に終わらせることを目的にしない
本書には46項目のつまずきがあります。
しかし46項目すべてが、うちの子の弱点とは限りません。
10項目しか使わなかったとしても、その10項目を克服できれば十分価値があります。
チェック欄を作り、
○=自力でできる
△=少し怪しい
×=分からない
と分類して、△と×だけ取り組むのもおすすめです。
「本を終わらせる」のではなく、「できない問題を減らす」ことを目的にしましょう。
まとめ|算数の弱点が分からない子に使いやすい1冊
『中学受験 つまずき検索 算数』は、「算数が苦手だけれど、どこを復習すればよいのか分からない」という家庭と相性のよい問題集です。
2025年2月にかんき出版から発売され、中学受験専門塾ジーニアスでの指導をもとに、文章題で起こりやすいつまずきを46項目へ整理しています。
扱うのは、
割合と比
速さ
特殊算
数の性質
規則性
場合の数
と、中学受験算数で重要度の高い分野です。
特におすすめなのは、
塾では分かったのにテストになると解けない
割合や速さなど文章題が苦手
算数のどこから復習すればよいか分からない
家庭で親が教えることに限界を感じている
という子です。
使うときは最初のページから順番に全部解かせる必要はありません。
テストで間違えた問題から、
「どこでつまずいたのか」
を目次から探します。
そして例題で理解し、マスター問題で確認し、数日後にもう一度解く。
この使い方なら、塾の大量の宿題にさらに大量の問題を追加せず、必要な弱点だけを補えます。
中学受験算数が伸びないとき、難しい問題集をもう1冊増やす前に確認したいのは、「できない原因を特定できているか」です。
「速さが苦手」から「旅人算で、出会うときの速さを足す理由が分からない」まで弱点を小さくできれば、家庭でやるべきことはぐっと明確になります。
『中学受験 つまずき検索 算数』は、その「分からない場所を見つける」作業を助けてくれる教材として使うのが最も効果的です。
\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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