\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
中学受験算数のプロが開発した、
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『入試算数の基礎30』はどんな中学受験教材?

入試算数の基礎30が気になるけれど、算数が苦手なうちの子に合うのか私は迷っています。
この記事では、Z会『入試算数の基礎30』の内容や難易度、向いている子、家庭学習や塾との併用方法まで順番に解説します。
『Z会中学受験シリーズ 入試算数の基礎30』は、中学受験算数をこれから学ぶ子に向けた基礎教材です。
Z会指導部編で、2026年9月時点でもZ会公式サイトで販売されています。価格は税込935円、B5判、本体128ページ・別冊64ページです。
名前に「入試算数」と入っていますが、いきなり難関中学の問題を解く本ではありません。
小学校算数の内容から中学受験で必要になる考え方へ、少しずつ橋をかける教材と考えると分かりやすいでしょう。
Z会が作った中学入試算数の基礎教材
この教材の大きな特徴は、中学受験算数を始める段階の子を対象にしている点です。
Z会公式では、これから中学入試対策を始める小学3・4年生に適した教材と説明されています。
中学受験塾へ入ると、
植木算
規則性
図形
逆算
数列
など、学校では十分に扱わない内容が出てきます。
初めて見る子にとっては、
「どうしてそんな考え方をするの?」
と戸惑うことも珍しくありません。
『入試算数の基礎30』は、その一歩手前から説明してくれるため、受験算数への入口として使いやすい教材です。
教科書内容から30テーマを段階的に学べる
教材は全30回で構成されています。
Z会のカリキュラム表を見ると、
たし算・ひき算
かけ算
わり算
単位
角度と三角形
四角形
多角形
面積
計算の工夫
逆算
植木算
数列
方陣算
など、基礎計算から中学受験特有の考え方へ段階的に進みます。
特に良いのは、最初から特殊算ばかりを扱わないことです。
たとえば植木算が分からない子でも、計算そのものが弱ければ先に計算へ戻れます。
中学受験算数では、「今解けない問題」の原因がもっと前の単元にあることがあります。
30テーマを通して基礎を確認できるため、どこからつまずいたのかを探しやすい構成です。
1テーマ1~2時間で取り組める構成
Z会公式によると、1テーマは「要点→例題→練習問題」という流れで構成され、目安となる学習時間は1~2時間です。
一気に1~2時間続ける必要はありません。
たとえば、
1日目 要点と例題20~30分
2日目 練習問題20~30分
3日目 間違い直し15分
と分けてもよいでしょう。
小学3・4年生の場合、長時間机に座らせるより、短時間でも「理解→練習→解き直し」の流れを作る方が続けやすくなります。
入試算数の基礎30の難易度と向いている子
教材名だけを見ると、
「入試用だから難しいのでは?」
と心配になるかもしれません。
しかし位置づけは、入試難問集ではなく基礎固めです。
中学受験を始める3・4年生に向いている
最も想定されているのは、中学受験の学習をこれから始める小学3・4年生です。
たとえば、
塾へ入る前に算数を少し準備したい
通信教育だけでは不安
特殊算をいきなり習うのが心配
という家庭と相性があります。
3・4年生では、難しい問題を解けることより、
問題文を最後まで読む
図を書く
途中式を書く
考え方を説明する
といった習慣を身につけることが大切です。
『入試算数の基礎30』は、そうした受験算数の基本動作を練習する教材として使えます。
5・6年生の基礎のやり直しにも使える
対象が3・4年生だからといって、5・6年生が使ってはいけないわけではありません。
むしろ算数が苦手な5・6年生には「戻り教材」として使いやすい場合があります。
たとえば5年生で、
逆算が不安定
植木算を忘れた
角度問題で基本的な性質を使えない
という場合、難しい塾教材を何度も読むより『基礎30』の該当テーマへ戻った方が早く理解できることがあります。
6年生でも、
「過去問で基本的な特殊算を落とした」
というときは、必要な単元だけ確認して構いません。
大切なのは学年相応の教材を使うことではなく、「今の理解度に合う教材を使うこと」です。
難関校の応用演習には別教材が必要
一方、『入試算数の基礎30』だけで難関校の算数まで仕上げることはできません。
教材の役割はあくまで「基礎」です。
Z会には、単元学習を一通り終えた5・6年生向けとして『解説が詳しい! 入試算数の頻出75問』も用意されており、こちらは標準~応用レベルの入試問題への対応を目的としています。
学習の流れとしては、
入試算数の基礎30
↓
塾や標準問題集
↓
入試標準問題
↓
志望校別演習
↓
過去問
と考えるとよいでしょう。
基礎30を「最後の問題集」にするのではなく、「次へ進むための土台」として使うことが重要です。
算数が苦手な子の『入試算数の基礎30』活用法
算数が苦手な子の場合、教材そのものより使い方で差が出ます。
買ったら30テーマを急いで終わらせる必要はありません。
「要点→例題→練習問題」の順を崩さない
算数が苦手な子にありがちなのが、
問題だけ解く
↓
間違える
↓
解説を見る
という使い方です。
『入試算数の基礎30』は「要点→例題→練習問題」という段階構成が特徴なので、この順番を生かしましょう。
まず要点を読みます。
次に例題を理解します。
そのあと解説を閉じ、
「もう一度、自分だけで解ける?」
と確認します。
ここで解けてから練習問題へ進みます。
「読めば分かる」と「自力でできる」の間には大きな差があります。
全部ではなく苦手テーマから戻ってもよい
すでに塾へ通っている5・6年生なら、第1回から順番に全部解く必要はありません。
たとえば模試で植木算を間違えたら、第13回の「逆算、植木算」へ戻ります。規則性が苦手なら、第14回の数列や方陣算など、関連するテーマを確認します。
おすすめは、
○=自力で解ける
△=少し怪しい
×=分からない
と分ける方法です。
△と×だけを重点的に学べば、6年生でも短期間で基礎の穴を確認できます。
「1冊全部終わらせる」より「できないテーマを減らす」ことを目的にしましょう。
数日後の解き直しで定着を確認する
教材を解いた当日は、解説の内容を覚えています。
そのため正解しても、本当に理解したとは限りません。
おすすめは、
1回目 要点・例題を確認して解く
2回目 2~3日後に自力で解く
3回目 1週間後にもう一度解く
という方法です。
1週間後にも何も見ずに解ければ、かなり定着しています。
反対に、
「この問題、見たことはあるけれど解き方が出てこない」
なら、もう一度要点へ戻ります。
算数では新しい問題を増やすより、基本問題を「自力で再現できる状態」にする方が先です。
塾教材と入試算数の基礎30を併用する方法
通塾している家庭では、『入試算数の基礎30』をメイン教材にする必要はありません。
塾教材でつまずいたときに戻る補助教材として使うと効果的です。
塾でつまずいた単元の戻り教材にする
たとえば塾で多角形の角度問題を習ったけれど、理解できなかったとします。
その場合、塾の難しい宿題を何度も解く前に、
角度と三角形
垂直と平行
多角形
など、前提単元へ戻ります。
『基礎30』にはこれらのテーマが段階的に収録されています。
中学受験算数では、
「今週習った単元が難しい」
と思っていても、原因は数カ月前の基礎にあることがあります。
戻ることは遠回りではありません。
むしろ土台が抜けたまま応用問題を繰り返す方が時間を失います。
5年生以降は重要単元を優先して使う
5・6年生になると時間が限られるため、30テーマを均等に復習する必要はありません。
模試や塾テストを見ながら、
計算
逆算
規則性
図形
特殊算
など、失点につながっているテーマから使います。
たとえば毎週30分だけ、
今週間違えた単元を基礎30で確認
↓
塾教材の基本問題へ戻る
という使い方でも十分です。
市販教材を追加すると勉強量が増えるイメージがありますが、実際には「分からないまま塾教材に長時間悩む時間」を減らすために使うと効果的です。
基礎が固まったら入試標準問題へ進む
『入試算数の基礎30』で基本が理解できたら、同じレベルの問題だけを繰り返し続ける必要はありません。
次は塾教材や入試標準問題へ進みます。
Z会の『入試算数の頻出75問』は、単元学習を一通り終えた5・6年生が標準~応用レベルへ進む教材として位置づけられています。
つまり、
基礎30で理解する
↓
標準問題で使う
↓
入試問題で選ぶ
という段階を踏むことが重要です。
基礎教材のゴールは、「そのページを解けること」ではありません。
初めて見る入試問題でも、その考え方を自分で使えるようになることです。
まとめ|入試算数の基礎30は基礎の穴を埋める1冊
Z会『入試算数の基礎30』は、中学受験算数をこれから始める小学3・4年生に適した基礎教材です。
小学校算数の内容から始まり、計算・図形・逆算・植木算・数列など、中学受験へ進むうえで重要な30テーマを学べます。
特に向いているのは、
これから中学受験算数を始める
塾へ入る前に基礎を作りたい
塾の内容が難しくなってきた
5・6年生で基礎の抜けを確認したい
という子です。
使うときは、30テーマを急いで全部終わらせる必要はありません。
3・4年生なら順番に進める。
5・6年生なら模試や塾テストで見つかった苦手テーマだけ戻る。
この使い分けがおすすめです。
また、
要点を読む
↓
例題を理解する
↓
何も見ずに解く
↓
練習問題へ進む
↓
数日後に解き直す
という流れを守ってください。
算数が苦手な子の場合、難しい問題集を追加するより、「なぜ分からないか」を一段前まで戻って確認する方が成績改善につながることがあります。
『入試算数の基礎30』は、難関校の難問を攻略する本ではありません。
しかし、割合・図形・特殊算などへ進む前に必要な基礎が抜けていれば、どれほど難しい問題集を解いても安定しません。
まず基礎30で「分かる」を作り、それを塾教材で「使える」にし、最後に入試問題で「自分で選べる」状態へ進む。
この順番を意識すれば、『入試算数の基礎30』は中学受験算数の土台を整える1冊として長く活用できます。
\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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