\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
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帰国子女の中学受験は11月から本番が始まる

帰国子女の中学受験は11月から始まると知り、うちの子の算数が間に合うのか焦っています
この記事では、帰国子女の11月中学受験について、実際の入試日程から出願時の注意点、算数が苦手な子の直前対策、12月以降の併願まで順を追って解説します。
中学受験というと「東京・神奈川なら2月が本番」というイメージを持つ保護者も多いでしょう。
しかし帰国子女入試では事情が異なります。学校によっては11月に最初の本番を迎えるため、一般入試より数か月早く学習を完成させなければなりません。
一般入試より早く受験が始まる学校がある
最新の2027年度入試を見ても、11月に帰国生入試を設定する学校があります。
たとえば大妻中野中学校の第1回海外帰国生入試は2026年11月20日。国語・算数と面接を受ける方式、または英語と面接を受ける方式から選択できます。第2回は12月22日に設定されています。
つまり国語・算数方式を選ぶ子は、11月20日の時点で「受験算数として得点できる状態」まで仕上げておく必要があります。
2月入試を基準にして「冬休みに完成させればいい」と考えていると、帰国生入試には間に合わない可能性があります。
11月20日前後に入試が集中するケースもある
かえつ有明中学校の2027年度帰国生入試も、11月20日にHonors/Advanced選考①とRegular選考を実施し、さらに12月6日に2回目のHonors/Advanced選考を設定しています。
富士見丘中学校でも国内の帰国生入試が11月20日に設定されています。2026年度の実績では11月20日のほか1月にも帰国生入試が実施されていました。
ここで注意したいのが、学校同士の日程重複です。
「受けたい学校が全部11月だから全部受験する」とは限りません。同日に試験が重なれば、第一志望・第二志望の優先順位を先に決める必要があります。
海外会場・オンライン入試にも注意する
まだ海外に住んでいる家庭では、国内の11月入試だけを見るのも不十分です。
富士見丘中学校は2027年度、11月7日にシンガポール・ニューヨーク・ロンドンの3会場で海外生向け試験を実施し、11月28日にはオンライン型試験も設定しています。
かえつ有明中学校も2027年度にニューヨーク現地入試を11月15日に設定しています。
海外在住中なら「帰国してから受ける」のか「現地で受ける」のかまで含めて比較しましょう。
11月の帰国子女中学受験で確認したい3つのこと
11月入試に向けて、家庭では勉強だけでなく受験資格や併願日程も整理する必要があります。
特に次の3点は早めに確認してください。
出願資格と帰国時期を最終確認する
帰国生入試には、海外在住期間や帰国時期について条件が設定されることがあります。
たとえば、かえつ有明中学校の2027年度帰国生入試では、原則として1年以上の海外滞在に加え、2023年11月20日以降の帰国、または現在も海外在留中であることなどを条件としています。
大妻中野中学校でも2027年度は、保護者の海外勤務等に帯同して継続1年以上海外に在留し、2024年4月1日以降に帰国した者などを出願資格としています。
「帰国子女だから受験できる」と思い込まず、受験年度の募集要項で確認しましょう。
英語型か国語・算数型かを確認する
帰国生中学受験で特に重要なのが試験科目です。
同じ学校でも方式によって対策が違います。
大妻中野中学校の第1回海外帰国生入試では、国語100点・算数100点+面接、または英語60点+面接という2方式があります。
英語が非常に強い子なら英語型を選ぶことで算数の負担を減らせる場合があります。
一方、「英語もできるけれど算数のほうが安定している」という子なら、国語・算数型が向いていることもあります。
帰国生だから英語型、と最初から決めつけないことが大切です。
12月・1月・2月の併願まで組んでおく
11月入試は、それだけで受験が終了するとは限りません。
11月に第一志望へ挑戦し、12月に別の帰国生入試、さらに1~2月に一般入試やグローバル入試を受けるケースもあります。
大妻中野中学校なら、帰国生入試が11月20日・12月22日、その後グローバル入試が2月1日・3日・4日に設定されています。
11月の結果が良かった場合と、思うようにいかなかった場合の両方を想定して予定を立てておきましょう。
11月入試で算数が苦手な帰国生が優先すること
11月が本番なら、10月以降にできることは限られます。
この時期に大切なのは「できる範囲を増やすこと」より「取れる問題を確実に取ること」です。
10月以降に新しい難問へ広げすぎない
算数が苦手だと、保護者は焦って難しい問題集を追加したくなります。
しかし本番まで1か月程度しかない時期に、新しい難問を大量に始めるのはおすすめできません。
たとえば過去問100点満点で現在50点なら、難問を1問解けるようにして55点にするより、計算ミスや基本問題の取りこぼしを減らして65点にするほうが現実的です。
過去問を、
確実に取る問題
練習すれば取れる問題
今は捨てる問題
の3つに分けてください。
直前期は2番目を得点源に変えることが重要です。
割合・比・速さ・図形を優先して復習する
帰国生が短期間で算数を復習するなら、すべての単元を均等にやる必要はありません。
まず計算を安定させ、そのうえで割合・比・速さ・平面図形など、中学受験算数の土台になる分野を優先します。
たとえば速さで間違えたら、いきなり難しい旅人算を10題解かせるのではなく、
速さ=道のり÷時間
道のり=速さ×時間
がすぐ使えるか、単位換算ができるか、線分図を書けるかを確認します。
基礎の穴が一つ埋まるだけで、複数の問題が解けるようになることがあります。
日本語の文章題を読む練習も必要
海外生活が長い帰国生の場合、「算数は分かるのに日本語で時間がかかる」ということがあります。
たとえば、
「少なくとも」
「余り」
「不足」
「一定の割合」
「同時に出発」
といった表現です。
家庭では答えを出したあと、「この問題で分かっている数字は何?」「何を求める問題?」と本人に説明してもらいましょう。
日本語で説明できないなら、計算力ではなく問題文の読み取りが原因かもしれません。
11月直前から本番までの家庭学習スケジュール
11月入試では、残された日数によって勉強内容を変えることが大切です。
直前まで同じ問題集を続けるのではなく、少しずつ「本番で点を取る勉強」へ移行します。
4週間前は過去問で現在地を確認する
試験約4週間前になったら、志望校の過去問を本番と同じ時間で解きます。
ここでは点数だけを見るのではありません。
「計算で2問落とした」
「速さは全滅した」
「図形は時間不足だった」
のように原因まで記録します。
仮に100点中55点だったとしても、ケアレスミスで10点、時間切れで10点失っているなら、実力そのものを大きく上げなくても改善できる余地があります。
2週間前は間違えた問題だけを解き直す
2週間前からは教材を増やさないことが基本です。
過去問や模試で間違えた問題のうち、「一度理解したのにまた間違えた問題」を中心に復習します。
おすすめは、1日3~5題程度。
大量に解くより、
なぜ間違えたか
次は何に気をつけるか
同じタイプなら解けるか
まで確認してください。
家庭で親が教える場合も、答えを先に説明するより「最初に何を書けばよさそう?」と問いかけるほうが、本人の考える力を確認できます。
直前1週間は得点を安定させる
試験1週間前になったら、新しい難問に挑む必要はありません。
計算10分、過去に間違えた基本問題20~30分など、短時間で「解ける感覚」を維持します。
直前期に点数が伸びないと親は不安になりますが、入試では新しく覚えた難問より、普段ならできる問題を落とさないことのほうが重要です。
睡眠時間を削って勉強量を増やすより、決まった時間に寝て、本番の午前中に頭が動く生活リズムを整えましょう。
まとめ|帰国子女の11月入試は早めの逆算が大切
帰国子女の中学受験では、11月が「受験直前」ではなく「すでに本番」という学校があります。
2027年度入試でも、大妻中野中学校・かえつ有明中学校・富士見丘中学校などで11月に帰国生・海外生向けの試験が設定されています。
そのため、小6の秋から本格的に勉強を始めるのではなく、夏までに国語・算数の基礎を整え、9~10月には過去問に入れる状態を目指したいところです。
特に算数が苦手な帰国生は、直前に難問を増やす必要はありません。
計算、割合、比、速さ、図形といった土台を確認し、「本番で取れる問題を確実に取る」ことを優先してください。
そして11月だけを見るのではなく、12月、1月、2月まで含めた受験日程を組んでおくことも重要です。
帰国生入試は学校によって日程、出願資格、試験科目が大きく異なり、年度による変更もあります。実際に出願する際は、必ず受験年度の学校公式サイトと募集要項で最新情報を確認してください。
11月入試は一般入試より早いからこそ、早めに志望校を決め、入試日から逆算することが最大の対策です。
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中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
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