\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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灘中2017算数はどんな年?まず全体像

灘中2017の算数を見たら難しそうで、うちの子がどこまでできれば合格レベルなのか分からず不安です…
この記事では、そんな悩みに対して灘中2017算数(1日目・2日目)の特徴、目標点、家庭での具体的な対策手順を順を追って解説します。
平均は約5割、合格者平均との差は約14点
2017年度(平成29年度)の灘中算数は、データ上「平均が約5割」で、合格者平均との差がはっきり出ています。
- 1日目:受験者平均49.1点/合格者平均63.1点
- 2日目:受験者平均48.4点/合格者平均62.4点
- 算数合計(200点):受験者平均97.5点/合格者平均125.5点
この差(約14点×2日分)は、「超難問を解けるか」よりも、取り切れる問題の失点と、拾える問題の拾い方で作られやすい、ということです。
1日目は12問の独立小問、2日目は大問5題
2017の算数は、形式の違いがはっきりしています。
- 1日目:12問の独立小問でスピードと精度
- 2日目:大問5題で深い思考力
この形式を知らないまま過去問に入ると、1日目で時間が足りず、2日目で入口が作れず、どちらも「点にならない」状態になりやすいです。
2017の勝ち筋は「取り切り」+「拾い方」
2017は“平均が低すぎる年”ではありません。だから勝ち筋は明確です。
- 1日目:取れる小問を落とさない(精度)
- 2日目:入口を作って部分点相当を積む(拾い方)
この2本立てを、家庭学習の設計として持つだけで、点の安定感が変わります。
灘中2017(1日目)算数の特徴と得点戦略
1日目はスピード×精度:計算・小問で失点しない
1日目の出題分野は、分析で具体的に整理されています(計算、過不足算、規則性、濃さ、流水、約数倍数、余り、道順、面積比、切断、展開図、図形の移動など)。
この並びから分かるのは、1日目は「知っていれば取れる」ものが多い一方、ミスをすると一気に平均まで落ちるということ。
家庭での最小ルールは3つだけに絞ると回ります。
- 計算は途中式を残す(検算できる形)
- 条件に線を引く(読み落とし防止)
- 90秒で入口が見えない小問は後回し印
これだけで、1日目の失点が目に見えて減ります。
濃度は“砂糖(溶質)”で立式を固定する
2017の1日目には濃度(濃さ)が含まれ、解説記事でも触れられています。
濃度が苦手な子の多くは、「%で考えたり、重さで考えたり」が毎回ブレます。ブレを止める型はこれです。
- 砂糖(溶けている量)を先に置く
- 移す・足すの操作は、砂糖の量で追う
- 最後に「砂糖:全体=濃度」を立てる
“砂糖の量”で統一すると、途中で迷子になりにくくなります。
流水は線分図かダイヤで「同じ」をそろえる
2017の1日目には流水算が含まれることが分野一覧で示されています。
流水は公式暗記より、整理で勝てます。家庭では次のどちらかに固定してください。
- 出会い/追いつきが中心:ダイヤグラム(時間×道のり)
- 道のりの関係が中心:線分図(同じ道のりをそろえる)
子どもに毎回これだけ言わせると、立式が安定します。
「同じなのは“道のり”?それとも“時間”?」
灘中2017(2日目)算数の特徴と得点戦略
2日目は少数精鋭:入口づくり(表・不変量・逆算)
2日目は大問5題で、じっくり深い思考力を問う形式だと説明されています。
ここで大事なのは「解き方を思い出す」より、入口(解ける形)を作ること。入口は3つで足ります。
- 表:小さい例で試して並べる
- 不変量:合計・差・周期など「変わらないもの」を探す
- 逆算:ゴールから戻す
入口ができれば、難問でも“戻って回収”できる形になります。
完答より「白紙を減らす」方が合格点に近い
2017は、合格者平均が62点台。つまり満点勝負ではありません。
2日目で効くのは、完答よりも「白紙を減らす」戦い方です。
- (1)だけでも取りにいく
- 表/式の骨格だけでも残す
- 途中で止まっても、戻ったときに再開できる形にする
これで合計点が安定します。
後回し→回収で60分を設計する
2日目は「時間を使えば解ける問題」が混ざるので、順番が命です。
家庭練習はこのルールだけでOKです。
- 90秒で入口が見えない → 後回し印
- (1)が取れそう → (1)だけ回収して次へ
- 最後に印へ戻って回収
「捨て問」を作るより、「後回し」を作る方が、点が崩れにくくなります。
家庭でできる灘中2017算数の対策(過去問の回し方)
3周法(型→時間→弱点短縮)で完成度を上げる
灘の過去問は、年数を増やすより完成度が伸びます。2017でおすすめの回し方は3周です。
- 1周目(型):時間無制限で入口を言語化(表・図・不変量)
- 2周目(時間):60分通しで順番・後回し・見直しを固定
- 3周目(弱点短縮):落とした問題だけ短縮で回し、同じ失点を消す
1日目と2日目で形式が違うことを意識して、同じ「3周」でも狙いを変えるのがポイントです。
直しは“思い出す練習”で再現力を作る
直しは、解説を読むだけだと「分かったつもり」で終わりがちです。
家庭で効く最小セットはこれです。
- 翌日:何も見ずに「入口だけ」再現(表/図/式の骨格)
- 1週間後:同型の類題を1問
この“再現”が増えるほど、灘の初見問題にも動けるようになります。
灘向け答案チェック(図・表・途中式・検算)
家庭で丸付けするとき、正解・不正解だけで終わらせないのが灘対策のコツ。
次が残っているかを見ます。
- 規則性:小さい例の表、差分、ルールの一文
- 整数:条件の言い換え、試した例、余りの整理
- 速さ:線分図/ダイヤ、区切り線、同じ量の明記
- 図形:点の記号、条件書き込み、対応(相似など)
- 計算:途中式が残り、検算できる
答案が「戻って再開できる形」になると、60分の点が安定します。
まとめ
灘中2017算数は、1日目49.1点・2日目48.4点(受験者平均)に対し、合格者平均は各63点台で、差は約14点でした。
形式も1日目12問の独立小問/2日目大問5題と違い、対策の狙いを分けることが必須です。
家庭で最短ルートは、
- 1日目:取り切り(スピード×精度)で失点を減らす
- 2日目:入口づくり(表・不変量・逆算)で白紙を減らす
- 過去問:3周(型→時間→弱点短縮)で「再現できる力」にする
この設計に変えるだけで、2017が“解ける年”から“点が取れる年”に変わります。
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