\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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灘中算数2日目はどのような試験なのか

灘中の算数2日目は記述が多く、うちの子が何を書けばよいのか分からず不安です
この記事では、灘中算数2日目の特徴や頻出分野、得点を伸ばすために家庭で取り組みたい練習を順を追って解説します。
灘中学校の算数は2日間にわたって実施されます。そのため、「1日目と2日目は何が違うのか」「どちらを重視して対策すればよいのか」と迷う保護者も少なくありません。
1日目が短い問題を速く正確に処理する試験であるのに対し、2日目では一つの問題を深く考え、図や式を使って答えまでの過程を組み立てる力が問われます。
単に難問を解けるようにするのではなく、考えたことを答案に残す練習が必要です。
1日目とは問題形式と求められる力が異なる
灘中算数2日目は、1日目と同じ100点満点ですが、問題の作りは大きく異なります。
1日目は小問が並び、答えのみを記入する形式が中心です。一方、2日目は一つの大問に複数の設問があり、前の設問で分かったことを利用しながら後半へ進みます。
2025年度は大問5題、小問13問、試験時間60分という構成でした。すべての大問に複数の設問が含まれ、順番に考えを深める形式になっています。
つまり、2日目で求められるのは、単純な計算速度だけではありません。
- 条件を正しく読み取る
- 必要な図や表を書く
- 前の設問の答えを次に利用する
- 考え方を式や文章で説明する
この一連の流れを、自分で進める力が必要です。
大問の前半を確実に取ることが重要
灘中算数2日目というと、非常に難しい最終問題ばかりに目が向きがちです。しかし、合格のためには各大問の前半を確実に取ることが重要です。
大問は一般に、最初の設問で基本的な条件を確認し、その結果を使って後半の難しい設問へ進む形になっています。
2025年度も、立体切断の大問を除く4題では、前半部分が比較的取り組みやすい構成でした。前半で得点できるかどうかが、全体の点数を大きく左右したと分析されています。
家庭学習でも、最終設問まで解けなかったことだけを問題にしてはいけません。
「大問5題のうち何題完答したか」ではなく、「各大問の最初の1問を何題取れたか」を確認する方が、得点力を正しく判断できます。
合格者は2日目で高得点を取っている
灘中学校が公表した2025年度入試結果では、算数2日目の受験者平均は63.8点、合格者平均は79.9点でした。合格者平均と受験者平均には16.1点の差があります。
2021~2025年度の合格者平均を見ると、算数2日目は65.3~79.9点で推移しています。年度によって難易度は変わりますが、合格者が安定して得点している教科であることは変わりません。
ただし、最初から80点を目標にする必要はありません。
まずは前半の設問を中心に50~60点を安定させ、その後、得意分野の後半問題を取れるようにする方が現実的です。
灘中算数2日目でよく出る問題
数の性質・規則性・場合の数
灘中算数2日目では、数の性質、規則性、場合の数が頻繁に出題されます。
特徴は、公式を知っているだけでは解けないことです。
たとえば、決められた操作を数回繰り返したときの結果を調べる問題では、最初から式を作ろうとすると手が止まることがあります。まず小さな数字で試し、結果を表にして、変わる部分と変わらない部分を探す必要があります。
2025年度にも、整数同士を一定のルールで結ぶ問題や、隣り合う数字への操作を繰り返す規則性の問題が出題されました。どちらも、ルールを正しく理解し、場合分けや試行錯誤を重ねる力が問われています。
家庭では、正解を急がせるよりも、次のように問いかけてください。
「小さい数で試すとどうなる?」
「同じ結果になるものはない?」
「抜けや重なりをどう確認する?」
この問いかけによって、数え上げの精度が高まります。
平面図形と立体図形
平面図形と立体図形も、灘中算数2日目の重要分野です。
平面図形では、相似、面積比、図形の移動、折り返しなどが組み合わされます。辺の長さをすべて求めてから面積を出すのではなく、比を使って簡潔に処理する場面も多くあります。
立体図形では、特に切断・分割・構成への対策が欠かせません。切断面がどの辺を通るかを判断し、見えない部分まで正確に捉える必要があります。
2025年度の2日目にも平面図形と立方体の切断が出題されました。立体切断は難度が高く、切断面を正しく描けるかどうかが大きな分かれ目になっています。
立体図形が苦手な子には、完成した図を見せるだけでは十分ではありません。
「最初にどの面を見るか」
「同じ面上の2点をどう結ぶか」
「隣の面へ線がどのようにつながるか」
この順番を言葉にしながら作図させましょう。
速さや条件整理を必要とする文章題
速さは毎年必ず出るとは限りませんが、出題された場合は条件が複雑になりやすい分野です。
速さや進む方向が途中で変わる問題、荷物の有無によって速さが変わる問題、グラフを読み取る問題などが考えられます。
2025年度には、荷物の数によって2人の速さが変化し、途中で荷物を受け渡す問題が出題されました。長い文章から移動の様子を読み取り、グラフと対応させる必要がありました。
文章を読んだだけで理解しようとすると、条件が混ざります。
登場人物ごとに、次の項目を表へ整理しましょう。
| 人物 | 時間 | 速さ | 距離 | 状態 |
|---|---|---|---|---|
| 太郎 | 0~○分 | 分速○m | ○m | 荷物あり |
| 花子 | 0~○分 | 分速○m | ○m | 荷物なし |
図や表に変換するだけで、問題文の読み直しが減り、計算に集中できます。
灘中算数2日目で差がつく3つの力
問題文から条件を正確に読み取る力
2日目では、計算以前に条件を読み間違えて失点することがあります。
特に注意したいのは、次の表現です。
- 「少なくとも」「ちょうど」「より大きい」
- 「異なるものとして数える」
- 「同じものは1回と数える」
- 「途中で速さが変わる」
- 「図は正確とは限らない」
大切なのは、問題文すべてに線を引くことではありません。数字、変化する条件、数え方の決まりに絞って印を付けます。
読み終わった後に、「何を求める問題か」「途中で何が変わるか」を子ども自身の言葉で説明させると、読み違いを減らせます。
途中の考え方を図や式で表す力
灘中算数2日目では、答えだけでなく、式・図・文章などによって考え方を示すことが求められます。
そのため、普段から答えだけを書く学習を続けていると、本番で何を残せばよいのか分からなくなります。
よい答案は、長い説明を書いた答案ではありません。
必要なのは、採点者が次の流れを追えることです。
- どの条件を使ったか
- 何を求める式なのか
- その結果から何が分かったか
- 最終的な答えは何か
たとえば面積比を使うなら、「相似だから辺の比は2:3」「面積比は4:9」と書くだけでも、考え方が伝わります。
家庭で丸付けをするときも、答えが合っているかだけでなく、「数分後に本人が見ても考え方を再現できる答案か」を確認しましょう。
難問に固執せず得点を積み上げる力
2日目は大問数が少ないため、1題を捨てることに不安を感じやすい試験です。
しかし、難しい設問に15分以上使い、その後の取りやすい問題を解けなくなる方が危険です。
60分で大問5題なら、単純計算では1題12分です。2025年度の分析でも、各大問におよそ12分を配分する考え方が示されています。
実際には、すべてを均等に解く必要はありません。
- 最初の3分で全体を見る
- 各大問の前半を優先する
- 5分考えて方針が立たなければ移動する
- 最後に得意分野へ戻る
この動きを過去問演習で習慣にしておきましょう。
灘中算数2日目に向けた家庭学習法
最初は時間を計らず考え方を深める
過去問を初めて解く段階から、60分で得点を出す必要はありません。
最初は1題ずつ取り組み、問題文の整理、図の書き方、方針の立て方を確認します。時間を計るのは、考え方を理解した後です。
算数が苦手な子には、保護者がすぐに解法を教えるのではなく、次の順番で助言します。
- 分かっている条件に線を引く
- 求めるものを丸で囲む
- 図・表・小さい数字のどれを使うか選ぶ
- 最初の一手だけ考える
「全部解いてみよう」ではなく、「最初に何が分かる?」と聞くことがポイントです。
解説を読む前に途中までの答案を残す
手が止まると、すぐ解説を読みたくなります。しかし、解説を読む前に、分かったことを答案へ残しましょう。
たとえば、最終的な答えが出なくても、
- 相似な三角形を見つけた
- 場合分けを3種類まで考えた
- 切断面が通る辺を2本特定した
- グラフから速さの差を読み取った
という途中経過には価値があります。
その後に解説と比較すると、「知識がなかったのか」「方針は合っていたが処理できなかったのか」が分かります。
1題を複数回に分けて解き直す
難しい問題を一度解いただけで定着させるのは困難です。
おすすめは、次の3回に分ける方法です。
- 1回目:時間を気にせず自力で考える
- 2回目:翌日に解説を見ず再現する
- 3回目:1週間後に時間を計って解く
翌日に解けても、解説の手順を覚えているだけの場合があります。1週間後にも自分で方針を立てられれば、考え方が定着したと判断できます。
ただし、解答を丸暗記する必要はありません。「なぜこの図を書くのか」「なぜこの場合分けで漏れがないのか」を説明できることが目標です。
学年に合わせて取り組み方を変える
小学4年生は、灘中算数2日目を試験として解く必要はありません。図形を丁寧に書く、小さな数で規則を調べるなど、一部分を体験できれば十分です。
小学5年生は、大問の最初の設問を中心に取り組みます。単元学習が終わった後に、関連する過去問を1問ずつ使うとよいでしょう。
小学6年生は、前半設問の得点を安定させてから、60分の通し演習へ進みます。演習後には点数だけでなく、次の4点を振り返ります。
- 問題を選ぶ順番は適切だったか
- 条件の読み落としはなかったか
- 考え方を答案に残せたか
- 時間を使いすぎた問題はどれか
この振り返りを続けることで、単なる解法知識が本番で使える得点力へ変わります。
まとめ|灘中算数2日目は考え方を伝える練習が重要
灘中算数2日目は、難しい問題をただ解くだけの試験ではありません。
問題文から条件を読み取り、図や表で整理し、前半の設問から順番に考え、途中の過程を答案で伝える試験です。
対策で重視したいのは、次の点です。
- 数の性質・規則性・図形を重点的に学ぶ
- 大問の前半を確実に得点する
- 図・式・文章を使って考え方を残す
- 難問に固執せず時間を管理する
- 同じ問題を間隔を空けて解き直す
お子さんが解けないときに、保護者がすべて説明する必要はありません。
「分かっていることは何?」
「図に書ける条件はある?」
「小さい数字なら試せそう?」
このように最初の一歩を促すだけでも、自分で考える力は少しずつ育ちます。灘中算数2日目への対策は、難問の解法を増やすことより、考えた過程を整理して伝える習慣から始めましょう。
\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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