灘中算数の時間配分|50分・60分を攻略する方法

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
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灘中算数の試験時間と2日間の違い

中学受験ママ
中学受験ママ

うちの子は灘中の算数を解けても、時間内に終わらないことが不安です

この記事では、灘中算数の試験時間と1日目・2日目の違いを整理し、時間が足りなくなる原因や家庭でできる具体的な時間配分練習を解説します。

灘中の算数対策では、難しい問題を解く力だけに目が向きがちです。しかし、本番で得点に結び付けるには、「今の問題に何分使うか」「どこで一度離れるか」という判断が欠かせません。

時間内に解き終わらないからといって、単純に計算が遅いとは限りません。問題を選ぶ順番や、見切りをつける基準が定まっていないことも大きな原因です。

算数は1日目50分・2日目60分

灘中入試は2日間にわたって行われ、1日目に国語・理科・算数、2日目に算数・国語が実施されます。2026年度入試要項でも、この2日間の日程が公式に示されています。

算数の試験時間は、一般に1日目が50分、2日目が60分です。ただし、単に2日目の方が10分長いというだけではありません。

1日目と2日目では、問題数、解答形式、時間の使い方が大きく異なります。そのため、同じ方法で時間練習をしても十分な対策にはなりません。

1日目は短時間で問題を選ぶ試験

1日目は、例年12~13題ほどの独立した問題が並ぶ形式です。50分を13題で単純に割ると、1題あたり約3分50秒しかありません。

もちろん、すべての問題に同じ時間を使うわけではありません。

計算や基本的な数の問題を2分ほどで処理できることもあれば、図形や数の性質で5分以上かかることもあります。重要なのは、難しい問題へ均等に時間を配ることではなく、短時間で得点できる問題を先に確保することです。

1日目では、途中の考え方を書いて部分点を得るというより、答えを正確に出すことが中心になります。そのため、1問に長く粘って不正解になると、失った時間を取り戻しにくくなります。

2日目は考え方を答案に残す試験

2日目は、例年5題ほどの大問を60分で解きます。単純計算では大問1題あたり12分ですが、各大問には複数の小問があり、前半から後半へ段階的に進む構成です。

1日目より考える時間はありますが、すべての最終設問を完答する必要はありません。

大問の前半で条件を整理し、途中の式や図を残しながら得点を積み上げることが重要です。後半の難問に10分以上粘るより、別の大問の前半を確実に取る方が、合計点は安定します。

つまり、1日目は「選ぶ速さ」、2日目は「考えをまとめる速さ」が問われる試験です。

灘中算数で時間が足りなくなる原因

最初から全問を解こうとしている

時間不足の子に多いのが、問題番号順に全問を解こうとする姿勢です。

灘中の算数には、短時間で解ける問題と、合格者でも時間内に解き切れない可能性がある問題が混在します。すべてを同じように扱うと、一つの難問で時間を失います。

家庭学習では、問題を次の3種類に分けましょう。

  • すぐ方針が立つ問題
  • 時間をかければ解けそうな問題
  • 現時点では方針が立たない問題

最初に解くのは、当然「すぐ方針が立つ問題」です。順番通りに解くことより、取れる点を先に確保することを優先します。

方針が立たない問題に粘りすぎる

考え続ければ解けると信じて、同じ図を眺めたまま5分、10分と過ぎてしまうことがあります。

粘る価値があるのは、使えそうな条件や途中式が増えているときです。反対に、2~3分考えても新しい書き込みが一つも増えないなら、いったん離れるべきです。

「分からないから飛ばす」のではありません。「今は得点効率が悪いから後に回す」という判断です。

この判断は、本番だけ急にできるものではありません。過去問演習の段階から、離れた時刻を答案に記録して習慣化する必要があります。

計算や作図のやり直しが多い

時間不足は、思考時間だけでなく、書き直しによっても起こります。

たとえば、途中式を狭い場所へ書いて数字が重なり、最初から計算し直す。立体図形で線を増やしすぎ、どの線が必要か分からなくなる。このような答案では、理解していても時間を失います。

計算は縦の位置をそろえ、図形は分かった条件だけを書き足すことが基本です。

保護者は正誤だけでなく、答案の余白や数字の配置も見てください。乱雑さを性格の問題で終わらせず、「やり直しを減らすための技術」として整えることが大切です。

普段から時間を意識していない

普段は何分かかってもよい状態で宿題を解き、過去問だけ突然50分にすると、力を発揮しにくくなります。

ただし、学習の初めからすべてを時間制限付きにする必要もありません。

新しい単元を理解するときは、時間をかけて考える段階が必要です。その後、解法が身に付いてから時間を縮めます。

「理解する学習」と「時間内に再現する練習」を分けることが重要です。

灘中算数1日目・2日目の時間配分

1日目は最初の3分で問題を見渡す

1日目では、試験開始直後に問題全体を確認します。

目安は2~3分です。各問題を完全に読むのではなく、単元と見た目から次の印を付けます。

  • ○:すぐ解き始められる
  • △:少し考えれば進めそう
  • ×:時間がかかりそう

その後、○から解きます。

最初の3分を惜しんで第1問から解き始めると、後半にある取りやすい問題を見ないまま時間切れになることがあります。問題を見る時間は失点ではなく、得点順を決めるための投資です。

1問4分を基準に見切りをつける

1日目は1題平均4分弱です。したがって、4分前後を一つの基準にします。

ただし、4分たったら必ずやめるという意味ではありません。

答えまであと一つの計算なら続けてもよいでしょう。一方、最初の式さえ立っていないなら移動します。時計だけでなく、答案がどこまで進んでいるかを見て判断します。

おすすめの時間配分例は、次の通りです。

  • 最初の確認:3分
  • 1周目の○問題:25分
  • 2周目の△問題:17分
  • 見直し:5分

年度や得意分野によって調整は必要ですが、「1周目で取れる問題を確保する」という考え方は変わりません。

2日目は前半設問から得点する

2日目は、最初に全大問の前半を確認します。

大問を一つずつ最後まで解くのではなく、各大問の(1)や(2)を優先する方法も有効です。前半の答えや考え方が後半の手掛かりになるため、部分的な得点を広く確保できます。

時間配分の一例は次の通りです。

  • 全体確認:3分
  • 各大問の前半:30分
  • 得意な大問の後半:22分
  • 答案確認:5分

2日目では、式や図を丁寧に残す必要があります。頭の中だけで考えてから清書しようとすると、途中の考えを忘れたり、書く時間がなくなったりします。

考えながら答案を作る意識が必要です。

最後の5分は新しい問題に手を出さない

残り5分になったら、原則として新しい難問には手を出しません。

確認するのは、答えの書き忘れ、単位、計算の転記、問題番号、図や式の不足です。

特に2日目では、考え方が分かる式を一行追加するだけで、答案の伝わり方が変わります。最後の時間は「もう1問解く時間」ではなく、「すでに考えた問題を得点へ変える時間」と捉えましょう。

家庭でできる灘中算数の時間対策

正答時間と撤退時間を記録する

過去問を解くときは、合計点だけでなく、各問題にかけた時間を記録します。

記録したいのは次の3点です。

  • 解き始めた時刻
  • 一度離れた時刻
  • 正解までにかかった時間

たとえば、正解した問題に12分かかっていたなら、本番では必ずしも成功とはいえません。その12分で標準問題を2題取れた可能性があるからです。

反対に、不正解でも3分で適切に離れられたなら、時間判断としては評価できます。

10分演習から始めて本番時間へ広げる

算数が苦手な子に、いきなり50分や60分の演習を繰り返すと、集中が切れやすくなります。

まずは10分で2題、15分で3題という短い演習から始めます。

短時間演習では、次の一つだけを目標にします。

「10分ですべて解く」ではなく、「10分以内に解く問題と飛ばす問題を決める」です。

慣れてきたら25分、40分、本番時間へと広げます。時間配分は長時間耐える力ではなく、小さな判断の積み重ねで作られます。

時間切れの原因を4種類に分ける

演習後に「遅かった」で終わらせてはいけません。

時間切れの原因を、次の4種類に分けます。

  1. 問題選択のミス
  2. 解法を思い出すまでに時間がかかった
  3. 計算や作図が遅かった
  4. 見直しや書き直しが多かった

原因によって対策は異なります。

問題選択なら全体を見る練習、解法不足なら単元復習、計算不足なら短時間計算、書き直しなら答案の配置改善が必要です。

「もっと速く解こう」という曖昧な反省より、次回の行動を一つ決める方が改善につながります。

学年別に時間の負荷を変える

小学4年生は、時間内に灘中の問題を解く必要はありません。1題をじっくり考え、図や表を書く習慣を優先します。

小学5年生は、習った単元の過去問を1~2題選び、10~15分の短時間演習を取り入れます。解けなかったときも、時間より考え方を確認しましょう。

小学6年生は、夏頃から1日目型と2日目型を分けて練習します。秋以降は本番時間で通し演習を行い、点数・問題選択・撤退時刻・見直しまで振り返ります。

時間を計る目的は、子どもを焦らせることではありません。限られた時間の中で、自分の力を最も得点につながる順番で使えるようにすることです。

まとめ|灘中算数は速さより時間判断を鍛える

灘中算数は、1日目が50分、2日目が60分を基本とし、2日間で求められる時間の使い方が異なります。

1日目では、問題を短時間で見極め、取れる問題を正確に処理する力が必要です。2日目では、大問の前半から得点を積み、図や式で考えを残しながら進める力が問われます。

時間が足りないときは、計算速度だけを疑わないでください。

全問を解こうとしていないか、方針のない問題に粘っていないか、書き直しが多くないかを確認しましょう。

家庭では、各問題にかけた時間と離れた時刻を記録し、短い時間の演習から始めます。「何分で解けたか」だけでなく、「何分で後回しにできたか」も評価することが大切です。

灘中算数で必要なのは、ただ急いで手を動かす速さではありません。限られた時間を、得点できる問題へ正しく配る判断力です。

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

中学受験算数のプロが開発した、
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