\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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サピックスの灘中特別算数講座とは

灘中特別算数講座に興味はあるけれど、算数が苦手なうちの子には難しすぎないかと不安です
この記事では、サピックスの灘中特別算数講座について、授業内容や難度、向いている子の特徴、受講後に家庭で行いたい復習方法を順を追って解説します。
「灘中特別算数講座」は、SAPIX小学部が実施する小学6年生向けのハイレベルな算数講座です。
名称には灘中とありますが、灘中学校の過去問だけを解く講座ではありません。最難関中学の算数で頻繁に問われる分野を集中的に学び、初めて見る難問への対応力を高めることを目的としています。
小学6年生向けの短期集中型ハイレベル講座
2026年の夏期特別授業は、8月11日・12日・13日の3日間、SAPIX代々木ホールで実施されます。
授業時間は各日9時30分から13時までで、100分授業を2コマ、3日間で合計6コマ受講する構成です。短期間で集中的に難問へ取り組むため、通常授業の延長というより、算数の実戦力を試す特別演習に近い講座です。
講座を担当するのは、SAPIX小学部事業本部長の溝端宏光氏です。公式案内では、長年にわたり算数科を担当し、関西統括責任者などを歴任した講師として紹介されています。
難しい問題を解くだけでなく、どこに注目し、どの知識を使えば解法へ進めるのかを授業で学べる点が特徴です。
灘中以外の最難関校志望者も対象
灘中特別算数講座は、灘中志望者だけを対象とした内容ではありません。
公式案内では、開成中、麻布中、桜蔭中、筑波大学附属駒場中、聖光学院中、渋谷教育学園幕張中など、首都圏の最難関校を目指す受験生にも推奨されています。
これらの学校に共通するのは、解法を暗記しているだけでは対応しにくい問題が出されることです。
たとえば、見たことのない規則を小さな数で確かめる問題、複雑な図形を既知の形へ分解する問題、複数の条件を図や表に整理する問題などが挙げられます。
「灘中を受験しないから関係がない」と考える必要はありません。算数を得点源にしたい最難関校志望者にとって、思考力を鍛える機会になります。
2026年は一般生も入室テストなしで参加可能
2026年の夏期特別授業は、サピックス生以外も参加できます。
イベント授業として実施されるため、一般生も事前の入室テストを受ける必要はありません。対象は小学6年生で、受講料は3日間で税込2万6400円です。
従来、灘中特別算数講座の教材はサピックス生向けに販売されていましたが、2026年は一般生も参加できる対面授業として案内されました。
ただし、2026年夏期特別授業の申込期限は7月19日23時59分までとされており、8月1日時点では受付期間を過ぎています。今後の追加募集や同様の講座については、SAPIX小学部の公式案内を確認する必要があります。
灘中特別算数講座で扱う内容と難度
2026年の灘中特別算数講座では、平面図形、立体図形、数の性質、速さ、総合問題を扱います。
どの単元も、灘中をはじめとする最難関校で差がつきやすい分野です。公式案内でも、最難関校で頻繁に出題され、受験生が苦手とすることの多い単元を重点的に学ぶ講座と説明されています。
平面図形は補助線と比の使い方を学ぶ
平面図形の難問では、与えられた図だけを見ていても解法が見えないことがあります。
必要なのは、合同や相似が生まれるように補助線を引くこと、同じ高さの三角形に注目すること、辺の比を面積比へつなげることです。
算数が苦手な子は、図形を見るとすぐに長さを計算しようとします。しかし、最難関校の問題では、計算を始める前に図形同士の関係を見つけなければなりません。
講座では難しい問題を通じて、
「どの線を結ぶと同じ形ができるか」
「どの三角形を比べれば面積が求まるか」
といった着眼点を学ぶことになります。
立体図形は切断や体積比への対応力を鍛える
2026年の単元表では、立体図形が2回に分けて設定されています。6コマ中2コマを使うことからも、講座で重視されている分野だと分かります。
立体図形では、見取り図を頭の中だけで動かそうとすると混乱しやすくなります。
切断面がどの辺を通るのか、同じ高さを持つ立体はどれか、全体からどの部分を引けばよいかを、平面図や比に置き換えることが重要です。
たとえば、複雑な立体の体積を直接求めるのではなく、
大きな立体-切り取られた小さな立体
として考えれば、計算を簡単にできる場合があります。
講座の問題は難度が高いと考えられますが、使われる考え方の土台は、相似、面積比、体積比といった中学受験算数の基本です。
数の性質は試行から規則を見つける
数の性質では、倍数、余り、約数、整数の並びなどが複雑に組み合わされます。
この分野で大切なのは、大きな数を見て止まらないことです。
たとえば「2026回操作する」「1000以下の整数を調べる」と書かれていても、最初からすべてを書き出す必要はありません。
1回目、2回目、3回目と小さな例を試し、同じ変化が何回ごとに現れるかを調べます。
灘中の算数では、問題文の中で新しい決まりが示されることもあります。その場合も、具体例を自分で再現できれば、規則の意味を理解しやすくなります。
速さは状況を図やグラフに整理する
速さの応用問題では、旅人算や通過算の公式を覚えているだけでは対応できません。
複数の人が途中で速さを変える問題、往復する問題、距離の変化をグラフで表す問題などでは、誰がどこにいるのかを整理する必要があります。
式を書く前に、
- 出発した時刻
- 出会った場所
- 速さが変わる時点
- 同じ時間に進んだ距離
を線分図やダイヤグラムへ書き込みます。
講座で難しい速さの問題に触れる際も、答えの式を覚えるのではなく、「なぜこの図を描いたのか」を理解することが重要です。
最終日は複数単元を組み合わせた総合演習
単元表の6コマ目には「総合」が設定されており、平面図形、立体図形、数の性質、速さで学んだ内容をまとめて扱います。
入試本番では、問題に単元名は書かれていません。
「これは相似の問題」「これは場合の数」と事前に分かっている単元別学習とは異なり、総合問題では、使う考え方を自分で選ぶ必要があります。
この最初の判断こそ、最難関校の算数で得点差がつく部分です。
総合演習では正解数だけでなく、問題を見たときに最初の一手を選べたかを確認しましょう。
灘中特別算数講座が向いている子・慎重に考えたい子
ハイレベルな講座は、受ければ自動的に算数が伸びるものではありません。
現在の学力、志望校、家庭で復習できる時間を考え、受講目的を明確にする必要があります。
難問を考え続ける習慣がある子に向いている
灘中特別算数講座が特に向いているのは、すぐに答えが出ない問題でも、図を書いたり小さな数で試したりできる子です。
すべて自力で正解できる必要はありません。
むしろ、
「途中までは考えられる」
「解説を聞けば考え方を理解できる」
「間違えた問題を後から解き直せる」
という状態の子は、講座で新しい着眼点を吸収しやすくなります。
腕に自信のある受験生が集まり、難しい問題への対応力を高める場として案内されているため、算数を得点源にしたい子の力試しにも適しています。
標準問題の正答率が不安定なら優先順位に注意
算数が苦手な子でも、受講できないわけではありません。
ただし、割合、比、速さ、相似、体積といった標準問題で毎回大きく失点する段階では、難問演習より先に基本を固めた方が得点につながることがあります。
判断の目安は、難問が解けるかではなく、標準問題を自力で解き直せるかです。
授業で扱った基本問題でも、
- 解説を見ないと式を立てられない
- 翌日には解き方を忘れる
- 計算ミスが多く答えまで届かない
という場合は、通常教材の復習時間を確保することが先です。
特別講座を受けることで通常学習が崩れてしまっては、本来の目的から外れます。
灘中を受けない子にも効果が期待できる
公式案内では、灘中だけでなく、開成中、麻布中、桜蔭中、筑波大学附属駒場中、聖光学院中、渋谷教育学園幕張中などの志望者にも勧められています。
これらの学校では、問題文の条件を読み取り、複数の知識を組み合わせる力が必要です。
そのため、灘中を受験しない場合でも、
- 図形の発想を増やしたい
- 初見問題への対応力を試したい
- 夏以降の最難関校対策へつなげたい
という目的なら、講座内容を活用できます。
一方で、志望校の算数が基本・標準問題中心である場合は、難問演習に多くの時間を使うより、過去問の頻出分野を優先した方がよい場合もあります。
講座を受けっぱなしにしない家庭学習法
3日間の講座で多くの難問に触れても、授業を聞いただけでは実力として定着しません。
難しい教材ほど、受講後の復習方法が重要です。
当日は解法ではなく着眼点を記録する
授業当日は、解説された式をすべてきれいに書き写すことだけを目標にしないでください。
問題ごとに、最初の着眼点を短く記録します。
「正六角形を正三角形に分ける」
「小さい数で周期を調べる」
「立体を全体から引く」
「2人の動きを同じ時間で比べる」
この一文があると、後から解法を再現しやすくなります。
解答をそのまま写したノートより、「なぜその方法を選んだか」が残るノートの方が復習に役立ちます。
翌日に解説なしで最初の一手を再現する
授業の翌日には、解説を閉じ、問題だけを見てください。
最後まで解けなくても構いません。まず、最初に何をする問題だったかを説明させます。
何も思い出せない場合は、着眼点のメモだけを見せます。それでも難しければ、解説の最初の2~3行だけを確認します。
最初から最後まで解説を読み直すより、必要なヒントを少しずつ出す方が、自力で考える時間を残せます。
1週間後に問題を3段階へ分類する
講座から1週間ほど経ったら、問題を次の3段階へ分けます。
Aは、解説なしで最後まで解けた問題です。
Bは、着眼点を思い出せれば解けた問題です。
Cは、解説を読んでも自力で再現できない問題です。
最優先で復習するのはBの問題です。
あと少しで自力解決できる問題は、短期間で得点源へ変わりやすいからです。
Cの問題は、現在の学力より大きく上にある可能性があります。無理に何度も解かせず、関連する基本問題へ一度戻りましょう。
保護者は正解数より復習の質を確認する
ハイレベル講座の後に、保護者が「何問できた?」と聞くと、子どもは正解数だけを気にしやすくなります。
代わりに、
「今日いちばん使えそうな考え方は何だった?」
「最初は分からなかったけれど納得できた問題は?」
「もう一度解くなら何から始める?」
と聞いてみてください。
難問が解けなかったことより、解説後に何を持ち帰れたかが大切です。
正解できない問題が多くても、着眼点を一つずつ自分の言葉で説明できれば、講座を受けた意味があります。
まとめ|灘中特別算数講座は目的を決めて活用する
サピックスの灘中特別算数講座は、小学6年生を対象とした短期集中型のハイレベル講座です。
2026年の夏期特別授業では、平面図形、立体図形、数の性質、速さ、総合問題を、3日間・計6コマで学ぶ構成となっています。一般生も入室テストなしで参加できるイベントとして案内されました。
名称には灘中とありますが、開成中や筑波大学附属駒場中など、首都圏の最難関校を目指す受験生にも対応する内容です。
ただし、難しい講座を受けること自体が目的になってはいけません。
標準問題の理解が不安定な場合は、通常教材の復習を優先する必要があります。一方、基本知識が身についており、初見の難問へ挑戦したい子には、着眼点や解法の選び方を増やす機会になります。
受講後は、当日に着眼点を記録し、翌日に最初の一手を再現し、1週間後に解き直してください。
灘中特別算数講座を「難問を何問解けたか」で終わらせず、「次に似た問題を見たとき何をするか」まで言葉にできれば、最難関校の入試で役立つ実戦力へつなげられます。
\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
中学受験算数のプロが開発した、
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