\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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場合の数の問題集を選ぶ前に確認したいこと

私には問題集の違いが分からず、うちの子に難しすぎる教材を選ばないか不安です
この記事では、中学受験算数の「場合の数」におすすめの問題集をレベル別に整理し、子どもに合う選び方と家庭での使い方を解説します。
場合の数は、問題集をたくさん解けば自然に得意になる単元ではありません。数え漏れ、重複、条件の見落としなど、つまずきの原因によって必要な練習が異なるからです。
基礎が曖昧な子に難関校向け教材を与えると、解説を写すだけになりやすくなります。反対に、基本問題を安定して解ける子が簡単な書き出しだけを繰り返しても、入試問題への対応力は伸びません。
大切なのは、有名な問題集を選ぶことではなく、現在の理解度に合う一冊を繰り返すことです。
現在の正答率で教材の難度を決める
問題集を選ぶ前に、塾の宿題やテストから場合の数の基本問題を5問選び、自力で解かせてみましょう。
5問中0~2問しか解けない場合は、書き出しや樹形図から学べる基礎教材が必要です。3~4問正解できるなら、標準問題を繰り返す分野別教材が合います。5問正解できる子は、条件つきの並べ方や道順など、複数の考え方を組み合わせる問題へ進めます。
ここでいう正解とは、答えが合うだけではありません。
「何を固定したか」
「なぜかけ算を使ったか」
「同じ組み合わせを二度数えていないか」
これらを説明できることも確認してください。偶然答えが合った問題は、自力で解けた問題に含めない方が安全です。
解説の詳しさを問題数より優先する
場合の数が苦手な子には、問題数が多い教材より、途中の整理方法が詳しく示された教材が向いています。
答えに「12通り」としか書かれていない問題集では、なぜ12通りになるのかを家庭で補足しなければなりません。
購入前には、解答ページで次の点を確認しましょう。
書き出しや樹形図が載っているか、場合分けの基準が説明されているか、かけ算やたし算の意味が文章で示されているか、の3点です。
保護者が教えやすい教材は、子どもが一人で復習しやすい教材でもあります。
塾教材との役割を分ける
塾に通っている場合、市販の問題集は塾教材の代わりではなく、弱点を補うために使います。
塾の宿題が多いのに、新しい総合問題集を最初から解かせると、学習量だけが増えてしまいます。
塾教材の解説が簡潔すぎるなら解説型の問題集、演習量が足りないなら分野別問題集、基本はできるが応用で止まるなら発展教材というように役割を決めましょう。
「塾教材の復習+市販教材2~3問」程度でも、同じ考え方を繰り返せれば十分な効果が期待できます。
場合の数のおすすめ問題集をレベル別に紹介
基礎固めには「中学入試 分野別集中レッスン」
場合の数がほとんど分からない子や、樹形図の書き方から確認したい子には、「中学入試 分野別集中レッスン 算数 場合の数」が候補になります。
一つの分野に絞った薄めの教材なので、総合問題集よりも取り組む範囲が分かりやすい点が利点です。
特に、小学4~5年生で初めて場合の数を学ぶ子や、小学6年生で基礎だけを短期間にやり直したい子に向いています。
最初から全ページを進めるのではなく、例題を読んだ後に基本問題を2問解きます。樹形図や書き出しを自力で再現できなければ、先へ進まず同じ例題を翌日に解き直しましょう。
標準演習には「SAPIX 算数 標準20回テスト」
基本的な書き出しはできるものの、条件が変わると正答が安定しない子には、「SAPIX分野別シリーズ 算数 標準20回テスト(3)場合の数」が選択肢になります。
短いテスト形式で繰り返せるため、「分かったつもり」を見つけやすい教材です。
5・6年生で、塾の授業後に理解度を確認したい場合や、一定時間内に解く練習を始めたい場合に使いやすいでしょう。
ただし、最初から時間を厳しく測る必要はありません。1周目は整理方法を確認し、2周目で時間を意識します。
間違えた問題だけを集めて3周目を行うと、苦手な型を絞り込めます。
総合的な補強には「ステップアップ演習」
場合の数だけでなく、中学受験算数全体の標準問題を補強したい子には、東京出版の「ステップアップ演習」が候補になります。
分野別の専用教材ではないため、場合の数だけを短期間でやり直したい子より、算数全体の基礎から標準レベルを計画的に学びたい子向けです。
使用するときは、最初から全ページを順番に進めるのではなく、場合の数に関連する問題を選んで解きます。
基本問題が安定した後、整数、規則性、図形の数え上げなど、場合の数と結びつきやすい単元へ広げると効果的です。
問題数が多い教材ほど、全部終わらせようとしないことが大切です。
難関校対策には「場合の数 レベルアップ問題集」
基本・標準問題を自力で解ける子が、難関校の条件整理や複雑な場合分けへ進むなら、「場合の数 レベルアップ問題集」が候補になります。
定番問題から応用・発展へ段階的に進む構成なので、すでに場合の数を一通り学習した子の仕上げに向いています。
ただし、数え漏れが多い段階で使うと、解説を理解するだけで精いっぱいになる可能性があります。
目安として、基本的な整数作り、並べ方、選び方、道順の問題を5問中4問以上正解できてから取り組みましょう。
難関校向け教材は、すべての問題を解くことより、一問について複数の整理方法を比較する使い方が効果的です。
おすすめ問題集を選ぶ目的別の判断基準
数え漏れが多い子は書き出し中心の教材を選ぶ
答えが正解より少なくなる子は、数え漏れが主な原因です。
このタイプには、計算式だけで処理する教材より、書き出しや樹形図を丁寧に扱う基礎教材が向いています。
例えば、1・2・3・4から2けたの整数を作る問題では、十の位を1、2、3、4の順に固定して書く練習が必要です。
解答欄が小さすぎる教材は避け、ノートに整理する余裕を持たせましょう。
問題集を選ぶ際は、答えの数より「どの順番で書くか」が解説されているかを確認します。
式の意味が分からない子は解説重視で選ぶ
2×3と2+3の違いを説明できない子には、演習量より解説が必要です。
「両方を選ぶからかけ算」「どちらか一方を選ぶからたし算」という考え方を、具体例で確認できる教材を選びましょう。
子どもが式だけを暗記している場合、似た問題でも条件が変わると解けません。
解説を読んだ後は、保護者が「最初に何通りある?」「その一つ一つに次の選択が何通りある?」と質問します。
式を立てる前の考え方を言葉にできる教材が適しています。
標準問題は解ける子は複合問題へ進む
基本的な並べ方や選び方を解ける子は、場合の数とほかの単元を組み合わせた問題へ進みます。
代表的なのは、倍数になる整数、図形の個数、最短経路、規則性、色の塗り分けです。
この段階では、「場合の数」という見出しがある問題だけを解いていても、入試対応力が伸びにくくなります。
標準教材から総合演習や発展教材へ移り、どの考え方を使うか自分で判断する練習を行いましょう。
ただし、正答率が急に5割以下へ落ちた場合は、教材の難度を一段階戻します。
場合の数を定着させる問題集の使い方
1日2~3問を白紙に解く
場合の数は、一日に10問以上解くより、2~3問を丁寧に整理する方が効果的です。
学習時間は15~20分を目安にします。問題集へ直接書き込まず、ノートやコピーした紙に解けば、後から白紙の状態で解き直せます。
正解した問題でも、「最初に何を固定したか」を一行書かせましょう。
考え方を記録すると、偶然合った問題と本当に理解した問題を区別できます。
間違いを漏れ・重複・条件に分類する
間違えた問題には、原因を短く記録します。
答えが少なかった場合は「漏れ」、多かった場合は「重複」、0を先頭に置いたり異なる数字という条件を忘れたりした場合は「条件」です。
式の立て方が分からなかった場合は「考え方」と記します。
同じ印が続けば、次の学習で優先すべき練習が見えてきます。
「場合の数が苦手」とまとめるのではなく、間違いの原因を細かく分けることが大切です。
翌日・3日後・1週間後に解き直す
間違えた問題は、解説を読んだ当日だけで終わらせません。
翌日は手順を思い出せるか、3日後は整理方法を自分で選べるか、1週間後は条件が変わっても解けるかを確認します。
同じ問題の答えを覚えている場合は、数字や人物名が異なる類題を使いましょう。
3回続けて自力で正解できた問題は、いったん復習対象から外して構いません。
問題集は一度に1冊だけ使う
成績が上がらないと、別の問題集を追加したくなります。しかし、場合の数では教材を増やすほど整理方法が混ざりやすくなります。
まず一冊を選び、基本問題を8割程度、自力で説明できる状態まで繰り返しましょう。
基礎教材を終えたら標準教材、標準教材を終えたら発展教材という順に進みます。
塾教材がある場合は、塾教材を中心にし、市販教材は不足部分だけを補う使い方で十分です。
まとめ
中学受験算数「場合の数」のおすすめ問題集は、子どもの現在地によって異なります。
基本からやり直すなら、書き出しや樹形図を確認できる分野別教材が向いています。基本を理解している子は、短いテスト形式の標準教材で正答を安定させましょう。
算数全体を補強する場合は総合問題集、難関校を目指す場合は、標準問題を5問中4問以上解けるようになってから発展教材へ進みます。
問題集選びでは、問題数や評判だけでなく、解説の詳しさ、現在の正答率、塾教材との役割を確認してください。
家庭学習は1日2~3問で十分です。間違いを漏れ・重複・条件に分類し、翌日、3日後、1週間後に白紙から解き直します。
複数の問題集を並行して使うより、理解度に合う一冊を繰り返す方が、場合の数を安定した得点源へ変えやすくなります。
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中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
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