\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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受験算数のつるかめ算で復習が必要な理由

塾では分かったと言うのに数日後には解けなくなり、私はつるかめ算をどう復習させればよいのか不安です
この記事では、受験算数のつるかめ算が定着する復習のタイミングと手順、間違いの原因に合った直し方、家庭で続けやすい学習方法を順番に解説します。
つるかめ算は、解説を読んだ直後には理解できたように感じやすい単元です。
しかし、実際のテストでは、使う解法が示されていません。問題文を読み、つるかめ算の構造を自分で見抜く必要があります。
復習の目的は、解答を覚えることではなく、必要な考え方を自力で思い出せる状態にすることです。
授業直後の正解は定着とは限らない
塾の授業後に宿題を解くと、ノートや先生の説明を覚えているため、正解できることがあります。
ところが、翌週の確認テストでは、何をすればよいか分からなくなる子も少なくありません。
これは、授業を理解できなかったからとは限りません。解法を自分で選び、最初から組み立てる経験が不足している可能性があります。
復習では、授業当日の正解だけで判断せず、翌日や数日後にも解けるかを確認することが重要です。
問題の題材が変わると解けなくなりやすい
つるとかめの問題は解けても、硬貨や料金の問題になると手が止まる子がいます。
例えば、次の二つは題材が異なります。
「つるとかめが合わせて10匹、足が28本」
「50円玉と100円玉が合わせて10枚、合計金額が700円」
しかし、どちらにも二種類のものがあり、個数の合計ともう一つの合計が分かっています。
同じ問題だけを繰り返すと、数字や式の並びを覚えてしまいます。復習では、題材を少しずつ変え、共通する構造を見抜けるか確かめましょう。
復習では答えより考え方を再現する
つるかめ算の答えを覚えても、入試では役に立ちません。
復習で確認したいのは、次の判断を再現できるかです。
- 二種類は何か
- 全部を何だと仮定するか
- 仮定した合計と実際の合計はどれだけ違うか
- 一つを置き換えると、いくつ変わるか
計算ミスで不正解になっても、この流れが合っていれば、考え方は身につき始めています。
反対に正解していても、「前に見た式を使っただけ」という場合は、もう一度意味から復習する必要があります。
つるかめ算の復習前に確認したい基本
効果的に復習するためには、基本の解き方を一つの流れとして整理しておくことが大切です。
次の問題を使って確認します。
「50円玉と100円玉が合わせて18枚あり、合計金額は1,300円です。それぞれ何枚ありますか」
二種類と二つの合計を整理する
最初に、問題文から必要な情報を取り出します。
二種類は、50円玉と100円玉です。
一枚あたりの金額は50円と100円、枚数の合計は18枚、金額の合計は1,300円です。
復習ノートには、次のように短く書きます。
50円玉:50円、枚数は不明
100円玉:100円、枚数は不明
合計:18枚、1,300円
文章をそのまま写す必要はありません。二種類と二つの合計が見える形にすることが目的です。
全部を一方にそろえて考える
18枚すべてを50円玉だと仮定します。
50×18=900円
実際の合計は1,300円なので、
1,300-900=400円
の差があります。
ここで、400円は単なる計算結果ではありません。全部を50円玉とした状態から、一部を100円玉へ替えたことで増えた金額です。
復習では、「400円は何の差か」を子どもに説明させましょう。
二つの差を区別して割り算する
50円玉一枚を100円玉一枚に替えると、合計金額は、
100-50=50円
増えます。
全体では400円増やす必要があるので、
400÷50=8枚
100円玉は8枚です。
50円玉は、
18-8=10枚
となります。
400円は全体の差、50円は一枚分の差です。この二つを区別できることが、つるかめ算の理解で最も重要です。
答えを元の条件に戻して確かめる
最後に、枚数と金額の両方を確かめます。
10+8=18枚
50×10+100×8
=500+800
=1,300円
二つの条件に合っているので正解です。
復習時には確かめまで書かせましょう。50円玉と100円玉の枚数を反対に答えるミスや、途中の計算ミスに自分で気づきやすくなります。
つるかめ算が定着する復習の進め方
つるかめ算の復習では、同じ日に何度も解くより、間隔を空けて思い出すことが大切です。
家庭では、授業当日、翌日、3日後、1週間後の四段階で進めると管理しやすくなります。
授業当日は解説を閉じて解き直す
授業当日は、習った例題の中から重要な問題を一問だけ選びます。
まず解説を読み、なぜその式になるのかを確認します。その後、ノートや解答を閉じ、白紙からもう一度解きます。
このとき、同じ式を書けるかだけではなく、次の三点を口頭で説明させましょう。
「何と何の二種類か」
「全部を何だと考えたか」
「何の差を何の差で割ったか」
説明できなければ、答えを写すのではなく、その部分だけ解説へ戻ります。
翌日は同じ問題を白紙から解く
翌日は、前日に解いた問題を何も見ずに解きます。
問題文だけを用意し、ノートの続きではなく新しいページで取り組ませるのがポイントです。
前日の途中式が見えると、考え方を思い出したのか、式を見て写したのか分からなくなるためです。
自力で解けなかった場合も、すぐに解答を見せません。
「二種類は何?」「全部をどちらにそろえる?」と、止まった段階に合った質問を一つずつします。
3日後は数字を変えた類題に取り組む
3日後には、題材は同じで数字を変えた問題を解きます。
例えば、50円玉と100円玉の枚数を求める問題なら、合計枚数や金額だけを変えます。
ここでは、前の答えを覚えているかではなく、同じ解法を別の数字でも使えるかを確認します。
解き終えたら、「前の問題と同じところはどこ?」と聞きましょう。
「二種類の硬貨があり、枚数と金額の合計が分かっている」と説明できれば、問題の構造を理解し始めています。
1週間後は題材の異なる問題で確認する
1週間後は、硬貨から料金、動物から得点など、題材を変えた問題を出します。
例えば、次のような問題です。
「大人料金は800円、子ども料金は500円です。合わせて20人が入場し、料金の合計は13,000円でした。大人は何人ですか」
全部を子どもと仮定すれば、
500×20=10,000円
実際との差は3,000円、一人分の差は300円なので、
3,000÷300=10人
大人は10人です。
題材が変わっても自力で方針を決められれば、解き方が定着してきたと判断できます。
家庭学習の復習効果を高める工夫
つるかめ算の復習は、ただ解き直すだけでは不十分です。
どこで間違えたかを把握し、子どもの状態に合った問題へ戻すことで、短い学習時間でも効果を高められます。
間違いを五つの原因に分ける
間違えた問題には、次のどれに当てはまるか印を付けます。
- 読:二種類や条件を読み取れなかった
- 仮:全部を何にそろえるか分からなかった
- 差:全体の差や一つ分の差を間違えた
- 計:計算を間違えた
- 答:求めた数字が何を表すか取り違えた
「読」が多い場合は、問題文を表にする練習が必要です。
「仮」や「差」が多い場合は、応用問題を増やさず、つるとかめや硬貨の基本問題へ戻ります。
間違いをすべて「ケアレスミス」で片づけないことが大切です。
基本・標準・応用を混ぜすぎない
復習では、子どもの理解度に合った段階を選びます。
基本は、つるとかめや自転車と三輪車です。
標準は、硬貨、商品、大人と子どもの料金です。
応用は、得点、平均、速さなどと組み合わされた問題です。
標準問題で何を仮定するか迷うなら、基本問題へ戻ります。基本問題10問中8問以上を自力で解けるようになってから、標準問題へ進みましょう。
難しい問題を混ぜすぎると、復習の目的が曖昧になります。
親は式を教えず質問で支える
家庭で子どもの手が止まると、保護者は正しい式を教えたくなります。
しかし、式を先に示すと、その場では解けても、自分で方針を決める練習になりません。
代わりに、次のように質問します。
「この問題には何と何がある?」
「全部を安い方だと考えたら、合計はいくら?」
「実際とはいくら違う?」
「一つ替えると、いくら増える?」
一度にすべて説明せず、子どもが止まった場所の一歩先だけを示すことがポイントです。
週末に10分の確認テストを行う
週末には、単元名を隠した確認テストを行います。
問題数は3問程度、時間は10分を目安にします。
一問目は基本問題、二問目は硬貨や料金の標準問題、三問目は得点などのやや応用的な問題にします。
正解数だけでなく、各問題について「なぜつるかめ算だと思ったか」を確認してください。
二種類と二つの合計に気づき、自力で仮定を決められれば、復習の成果が表れています。
方針が立たない問題が2問以上あった場合は、新しい問題へ進まず、翌週も同じ段階を復習しましょう。
まとめ|つるかめ算の復習は自力で思い出すことが大切
受験算数のつるかめ算を定着させるには、授業後に一度解き直すだけでは足りません。
授業当日は解説を閉じて再現し、翌日は同じ問題、3日後は数字を変えた類題、1週間後は題材を変えた問題に取り組みましょう。
復習で確認するのは答えではなく、二種類を見つけ、全部を一方にそろえ、全体の差を一つ分の差で割る考え方です。
間違えたときは、読み取り、仮定、差、計算、答え方のどこに原因があるかを分けます。原因に合わせて基本問題へ戻ることが、効率のよい復習につながります。
保護者はすぐに式を教えず、考える順番が分かる質問で支えてください。
つるかめ算の復習で最も大切なのは、同じ答えを覚えることではありません。時間が空いても、題材が変わっても、必要な考え方を自力で思い出せるようにすることです。
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中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
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