\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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灘中学入試2024の結果と算数の難易度

2024年の灘中学入試を見ても、うちの子にどの問題から復習させればよいのか私には分からず不安です
この記事では、灘中学入試2024の算数について、1日目と2日目の特徴、注目したい問題、家庭での具体的な復習方法を順番に解説します。
2024年度の灘中学入試は、算数の1日目・2日目ともに、極端な難問ばかりが並んだ年度ではありませんでした。
一方で、解けそうな問題に時間を使いすぎたり、取るべき問題で計算ミスをしたりすると、点数が伸びにくい構成です。
過去問を使う際は、合計点だけで評価せず、問題選択、条件整理、計算の正確さを分けて確認しましょう。
受験者736人・合格者265人の入試
2024年度の灘中学校入試は、志願者747人、受験者736人、合格者265人でした。
募集人員180人に対する実質倍率は約2.78倍です。合格最低点は500点満点中330点、合格者平均は355.8点でした。
最高点は451点で、合格最低点との差は121点あります。
同じ合格者でも得点の取り方には幅があるため、算数ですべての問題を完答する必要はありません。
まずは、合格者の多くが正解すると考えられる問題を確実に取ることが大切です。
算数は2日間とも平均点が約6割
2024年度の算数平均点は次のとおりです。
・算数1日目
受験者平均60.7点、合格者平均72.7点
・算数2日目
受験者平均59.2点、合格者平均72.2点
・算数2日間合計
受験者平均119.9点、合格者平均144.9点
1日目と2日目の受験者平均は、どちらも約6割でした。合格者平均も両日とも72点台で、ほぼ同じです。
ただし、同じ平均点でも求められる力は異なります。
1日目は多数の問題を短時間で処理する力、2日目は大問の条件を整理し、設問を順番につなげる力が中心です。
算数合計で合格者と25点の差
算数合計の合格者平均144.9点と受験者平均119.9点の差は25点です。
国語合計の平均との差は11.8点、理科は7.1点だったため、2024年度も算数で大きな差が生まれました。
一方、合格者平均の得点率は約72%です。
合格者でも約55点を失っているため、目標は全問正解ではありません。
家庭で採点するときは、「難問を解けなかった」ことよりも、取れたはずの問題で何点を失ったのか確認してください。
2024年灘中算数1日目の出題を解説
2024年の算数1日目は、計算、文章題、集合、速さ、整数、場合の数、平面図形、立体図形まで幅広く出題されました。
前半には取り組みやすい問題が並ぶ一方、中盤には時間をかけても正解しにくい問題があり、問題選択が重要な年度でした。
前半には得点したい基本問題が並んだ
第1問は計算、第2問は値段に関する文章題、第3問は集合、第4問は速さの問題でした。
いずれも灘中受験生にとっては、できるだけ短時間で正解したい問題です。
ただし、基本問題だからこそ、焦って式を作ると条件を取り違えます。
集合の問題なら、全体、両方に当てはまる人数、どちらにも当てはまらない人数を図に整理します。
速さなら、誰がどの方向へ動くか、出会うのか追い越すのかを確認します。
「簡単そう」と感じた問題ほど、答えを条件へ戻して確認することが大切です。
整数と場合の数では分類が重要
中盤には、11の倍数判定を利用する問題、数字を並べ替える覆面算、スイッチのオン・オフを扱う場合の数が出されました。
このような問題で、思いついた順に数えると漏れや重複が起きます。
たとえば、スイッチの問題なら、
・オンにする個数
・点灯する場合
・点灯しない場合
に分けて表を作ります。
整数問題でも、使う数字、数字の和、倍数の条件を別々に確認します。
家庭で解き直す際は、答えを聞く前に「何を基準に分けたの?」と質問してください。
分類の理由を説明できれば、似た場合の数にも考え方を応用できます。
平面図形は相似・移動・角度を使う
後半の平面図形では、相似を用いた面積比、図形の移動で通過する部分の面積、合同と角度を組み合わせる問題が出されました。
面積比の問題では、すべての長さを求める必要はありません。
同じ高さの三角形なら底辺の比、相似な三角形なら対応する辺の比を利用します。
図形の移動では、動いた図を何個も描くのではなく、境界となる点や線が通過する範囲を考えます。
角度問題では、合同な三角形、二等辺三角形、正多角形の角度を順番につなげます。
図形が苦手な子には、完成した補助線を教える前に、「同じ長さの辺はどれ?」「重なる三角形はない?」と問いかけることが有効です。
解く問題を選ぶ判断が得点を左右した
2024年の1日目には、基本的な問題だけでなく、処理に時間がかかる問題も含まれていました。
分析では、中盤の一部に時間を使いすぎず、後半の比較的取りやすい問題まで到達できたかが重要だったと指摘されています。
過去問演習では、問題を次の3種類に分けましょう。
・すぐに方針が立つ
・少し作業すれば進める
・今は方針が立たない
最初は、すぐに方針が立つ問題から解きます。
一問に6~8分使って進まない場合は印をつけ、後で戻る練習も必要です。
2024年灘中算数2日目の出題を解説
2024年の算数2日目は、大問5題で構成されました。
独自のルールを用いた場合の数、割合の文章題、立体の切断、接線と角度、数の操作などが出題されています。
前半の設問には取りやすい問題があり、そこを確実に得点したうえで、後半へどこまで進めるかがポイントでした。
大問5題で幅広い思考力が問われた
2日目の大問は、一つの単元名だけでは分類しにくい問題が中心です。
場合の数に独自のルールが加わったり、立体図形に比や高さの処理が組み合わされたりしています。
このような問題では、「これは何算か」と決めるより、
・何が変化するのか
・何が変わらないのか
・前の設問で何が分かったのか
を確認することが大切です。
設問を独立した問題として解くのではなく、大問全体の流れを読む必要があります。
独自ルールの問題は小さな場合から調べる
第1問や第5問では、問題文で定められた独自のルールに従って、場合を数えたり数の変化を調べたりしました。
独自ルールの問題で、最初から一般的な式を作ろうとすると混乱します。
まず、最も小さい場合を実際に試します。
たとえば、
1回目はどうなるか
2回目はどうなるか
3回目で何が変わるか
を表にします。
その結果から、
・同じ状態が繰り返される
・選び方が対称になる
・前の結果を組み合わせられる
といった規則を見つけます。
書き出すことは遠回りではなく、独自ルールを理解するための正しい手順です。
立体の切断は高さと体積を段階的に求める
第3問では、立体の切断と高さを扱う問題が出されました。
前半は基本的な切断や体積の考え方で進めやすい一方、後半では複数の関係を整理する必要がありました。
立体問題では、完成した形を頭の中だけで想像しないことが重要です。
次の順番で整理します。
1.切断面が通る点を確認する
2.同じ面上の点を結ぶ
3.底面積または高さを求める
4.体積比や相似を使う
特に角錐では、底面積が同じなら体積比は高さの比になります。
どの立体を底面として見ているのか、図へ書き込ませましょう。
図形問題では接線や角度の関係を整理する
第4問では、円の接線と角度の関係を応用する問題が出されました。
接線と半径は接点で直角になります。
この90度を出発点に、三角形の内角、二等辺三角形、円周上の角度などをつなげます。
角度問題で手が止まる子には、いきなり補助線を考えさせるのではなく、
・直角はどこか
・等しい長さはどこか
・同じ大きさの角はどこか
を図へ書き込ませてください。
すぐ分かる角度を埋めることで、次に使う性質が見えやすくなります。
2024年の入試問題を使った家庭学習法
2024年の灘中算数は、基本問題の正確さ、問題を選ぶ力、独自の条件を整理する力を練習できる教材です。
ただし、算数が苦手な子へ最初から2日分を通して解かせる必要はありません。
最初は得点より自力で進めた範囲を見る
初回の採点後は、問題を次の4種類へ分けます。
・自力で正解した
・時間があれば解けた
・ヒントがあれば進めた
・解説を読んでも難しかった
優先して復習したいのは、「時間があれば解けた問題」と「ヒントがあれば進めた問題」です。
この2種類は、着眼点や時間配分を改善すれば、得点へ変えられる可能性があります。
正答率だけで「できない」と判断せず、どの段階まで自力で進めたかを確認しましょう。
1日目は時間配分まで含めて復習する
1日目は、解法を理解しただけでは十分ではありません。
各問題に使った時間を記録し、
・3分以内に方針が立った
・5分以上考えて進まなかった
・後回しにすれば別の問題を取れた
と分析します。
解き直しでは、最初に取る問題、後回しにする問題、最後に挑戦する問題を決めてください。
2024年1日目は、問題を解く力だけでなく、解かない問題を選ぶ力も練習できます。
2日目は途中の考え方を説明させる
2日目の答案では、最終的な答えだけでなく、表、場合分け、図、途中式を確認します。
保護者は、
「最初に何を試したの?」
「なぜこの場合に分けたの?」
「前の設問をどこで使ったの?」
「この式は何を求めているの?」
と質問してください。
答えが合っていても説明できなければ、考え方が定着していない可能性があります。
翌日と1週間後に解き直す
解説を読んだ直後に解けても、理解が定着したとは限りません。
おすすめは次の3回です。
1回目は自力で取り組む
2回目は翌日に何も見ずに解く
3回目は1週間後に再挑戦する
確認するのは答えの数字ではありません。
最初に作る図、表、場合分けを、自分で再現できるかを見ます。
小学4~6年生で使う問題を変える
小学4年生は、計算、集合、規則性など、学習済みの範囲を選びます。完答よりも、条件を書き出すことを目標にしてください。
小学5年生は、速さ、整数、場合の数、相似、面積比などの問題へ進みます。
小学6年生は、最初に大問別・単元別で取り組み、秋以降に1日目と2日目の通し演習を行います。
解説を読んでも理解できない問題は、無理に暗記せず、関連する基本問題へ戻ることが近道です。
まとめ|灘中学入試2024は正確さと判断力が重要
2024年度の灘中学入試は、受験者736人、合格者265人、実質倍率約2.78倍でした。合格最低点は500点満点中330点です。
算数1日目の受験者平均は60.7点、2日目は59.2点でした。合格者平均はそれぞれ72.7点、72.2点で、算数合計では受験者と合格者に25点の差がついています。
1日目は、前半の基本問題を正確に取り、中盤で時間を使いすぎず、後半まで到達する判断が重要でした。
2日目は、独自ルールを小さな場合から調べ、前の設問を次へつなぎ、立体や角度の条件を図へ整理する力が求められました。
家庭学習では、点数だけを見るのではなく、知識不足、着眼点、時間配分、計算ミスを分けてください。
解説後は「最初に何をすべきだったか」を一文で残し、翌日と1週間後に解き直します。
2024年の問題を、難問の答えを覚える教材ではなく、正確に取る力と問題を選ぶ判断力を育てる教材として使えば、別年度の灘中算数にも対応しやすくなります。
\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
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子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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