中学受験算数のお手本とは?特徴と効果的な使い方

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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中学受験算数のお手本はどんな教材?

中学受験ママ
中学受験ママ

私が教えようとしても解き方がバラバラで、うちの子が参考にできる算数のお手本が欲しいです

この記事では、そんな悩みに対して、『中学受験 算数のお手本』がどのような教材なのか、どんな子に向いているのか、家庭ではどう使えばよいのかを順を追って解説します。

『中学受験 算数のお手本 計算と文章題400問の解法・公式集』は、小森寛氏による声の教育社の中学受験向け算数教材です。

2022年に刊行され、タイトルの通り計算と文章題を中心に400問を収録しています。基本から応用までを扱い、問題と解説を見開きで確認しやすく、解説にはその問題で使う「公式」や「解法」が一文で整理されています。

ただし、この本を買って400問を順番に解けば算数が得意になる、というものではありません。

特に算数が苦手な子の場合は、「何のために使うのか」を決めてから取り入れることが大切です。

まず、『中学受験算数のお手本』の特徴を整理しましょう。

一般的な問題集と少し違うのは、問題数をこなすことだけでなく、「この問題ではどんな考え方を使うのか」を短時間で確認しやすい構成になっていることです。

計算と文章題400問を収録した解法・公式集

正式名称は『中学受験 算数のお手本 計算と文章題400問の解法・公式集』です。

声の教育社から刊行され、小森寛氏が著者となっています。基本から応用まで400問を収録した、中学受験向けの算数参考書です。

「400問」と聞くと大量演習用の問題集を想像するかもしれません。

しかし、この教材で注目したいのは問題数そのものではありません。

中学受験算数で頻繁に使われる考え方を、実際の問題と結び付けながら整理できるところに特徴があります。

割合なら割合、速さなら速さと公式だけを暗記するのではなく、

「この条件なら、この考え方を使う」

という形で学習できます。

「問題→考え方→解説」を短時間で確認できる

出版社系の商品情報では、基本から応用までの問題と解説を見開きで扱い、1問を短時間で確認できる構成であることが紹介されています。

また、解説の上には、その問題で使う公式や解法が一文でまとめられています。

ここは、算数が苦手な子にとって大きな利点です。

一般的な詳しい解説書では、説明を読むだけで疲れてしまう子もいます。

一方、

問題を見る

どんな考え方なのか確認する

解説を読む

という流れが短くまとまっていれば、「この問題では何を使うのか」を整理しやすくなります。

問題集というより「解き方を確認する本」と考える

この教材を効果的に使うなら、「400問を全部解く問題集」というより「算数の解き方を確認する参考書」と考えると分かりやすいでしょう。

例えば塾で「仕事算」を習ったものの、

「全体を1とするのは知っているけれど、どんな問題で使うの?」

という状態になったとします。

そのときに関連問題を使って、

「問題」
「使う考え方」
「実際の解き方」

を一緒に確認するのです。

公式集だけでは分からない「使いどころ」を問題と結び付けられることに意味があります。

中学受験算数のお手本が向いている子・向かない子

評判のよい教材でも、すべての受験生に同じように合うわけではありません。

特に算数が苦手な場合は、現在どこでつまずいているのかによって判断しましょう。

塾で習った解き方を整理したい子に向いている

最も使いやすいのは、

「授業中は分かったけれど、家に帰ると解き方を忘れる」

という子です。

中学受験算数では、つるかめ算、旅人算、仕事算、比、割合など、次々に新しい考え方を習います。

授業を受けた直後には理解できても、数週間たつと、

「この問題は何算だった?」
「最初に何をすればいい?」

となることがあります。

そんなとき、問題と解法をセットで見直せる教材があると、知識を整理しやすくなります。

文章題で何を使えばよいか迷う子にも使いやすい

文章題が苦手な子には、大きく2種類あります。

一つは問題文そのものを読み取れない子。

もう一つは、意味は分かるのに「何を使って解けばよいのか」が分からない子です。

『中学受験算数のお手本』と相性がよいのは、特に後者です。

例えば、

「速さの問題なのは分かる」
「数字も整理できる」
「でも最初の式が出てこない」

という場合です。

解説上で公式や解法を端的に確認できるため、問題と解き方を結び付ける練習に利用できます。

基礎計算そのものが不安定なら別教材を優先する

一方、

7×8をすぐ答えられない
分数の通分で頻繁に止まる
小数の割り算を何度も間違える
単位換算がほとんどできない

といった状態なら、この本を最優先にする必要はありません。

解法を学ぶ以前に、計算そのものが負担になっているからです。

この場合は毎日10~15分程度の基礎計算を続けながら、塾の基本問題を確実に解ける状態を先に作りましょう。

「評判がよい本だから」ではなく、今の弱点に合っているかで教材を選ぶことが重要です。

中学受験算数のお手本の効果的な使い方

この本を家庭学習に取り入れるなら、「読むだけ」にしないことがポイントです。

次の流れで使うと、理解から定着へつなげやすくなります。

最初から400問すべて解こうとしない

400問あるからといって、1番から順番にすべて解く必要はありません。

特に塾に通っている子は、普段の宿題やテスト直しもあります。

おすすめなのは、

「今週習った単元」
「模試で間違えた単元」
「苦手になっている単元」

から優先的に使う方法です。

例えば速さで失点したなら、その週は速さに関係する問題だけ確認します。

教材を「終わらせる」のではなく、「必要なところを使う」と考えると負担を抑えられます。

解説を見る前に3~5分だけ自力で考える

見開き型の教材は解説を確認しやすい反面、すぐ答えを見てしまいやすいという注意点があります。

購入者レビューでも、答えが隣ページにある構成について、別冊のほうが使いやすかったという趣旨の意見が見られます。これは教材の良し悪しというより、使い方で補うべきポイントでしょう。

そこで家庭では、

「まず3~5分考える」

「考え方をノートに書く」

「それから解説を見る」

というルールがおすすめです。

考える時間をゼロにしないことが重要です。

「解法の一文」を自分で説明できるか確認する

解説を読んだ後は、子どもに、

「この問題はどうやって解くの?」

と聞いてみてください。

長い説明は必要ありません。

例えば、

「全体を1として考える」
「同じ高さだから面積比は底辺の比」
「速さの差で追いつく時間を出す」

と一文で説明できれば十分です。

自分の言葉で説明できなければ、まだ「読んだら分かる」段階にとどまっている可能性があります。

翌日・1週間後に白紙から解き直す

最も重要なのが解き直しです。

おすすめは、

1回目:解説を使って理解する
2回目:翌日に何も見ずに解く
3回目:1週間後にもう一度解く

という流れです。

翌日にも解けない問題は、まだ覚えているだけだった可能性があります。

1週間後にも自力で解ければ、その考え方が定着してきたと判断できます。

400問を1回終えるより、重要な100問を自力で再現できるほうが中学受験では価値があります。

家庭学習で使うときに注意したい3つのこと

『中学受験算数のお手本』を家庭で使う場合、親が難しい解法をすべて教える必要はありません。

むしろ学習の進め方を整える役割を意識しましょう。

答えが近くにあるからこそ「見るタイミング」を決める

解説をすぐ確認できる構成は便利ですが、子どもによっては少し考えて分からないとすぐ答えを見てしまいます。

そこで、

「5分は考える」
「図を一つ書いてから見る」
「分かっている条件を三つ書く」

など、解説を見る条件を決めておきましょう。

答えを見ること自体が悪いのではありません。

何も考えずに答えを見る習慣を作らないことが大切です。

難しい問題に時間をかけすぎない

基本から応用まで扱う教材なので、すべての問題が同じ難易度ではありません。

応用問題で20~30分止まってしまうなら、その日の学習ではいったん飛ばして構いません。

特に算数が苦手な子は、

基本問題を解く

少し難しい問題を考える

解説で理解する

もう一度自分で解く

という成功体験を積み重ねるほうが重要です。

「難問に長時間粘れること」と「算数が伸びること」は必ずしも同じではありません。

塾教材との役割を分けて使う

塾に通っている場合、『中学受験算数のお手本』を新しい宿題として追加する必要はありません。

役割を分けましょう。

塾教材=授業内容の演習
『算数のお手本』=解き方の整理・弱点確認

とすると使いやすくなります。

例えば週末に30分だけ時間を取り、

「今週間違えた単元を3~5問確認する」

程度でも十分です。

教材を増やした結果、塾の復習時間がなくなってしまっては本末転倒です。

まとめ|中学受験算数のお手本は「解法を整理する1冊」として使う

『中学受験 算数のお手本 計算と文章題400問の解法・公式集』は、声の教育社から刊行されている小森寛氏の中学受験向け算数教材です。

計算と文章題を中心に400問を扱い、基本から応用までの問題について、使う公式や解法を短く確認できる構成になっています。

特に向いているのは、

「塾で習ったときは分かるのに後から忘れる」
「文章題で何を使えばよいか分からない」
「特殊算や公式を問題と結び付けて整理したい」

という子です。

ただし、400問を全部解くことを目標にする必要はありません。

今週習った単元

模試で間違えた単元

苦手な単元

という順番で必要な問題を選び、

自分で考える

解説で理解する

解法を一言で説明する

翌日もう一度解く

1週間後に確認する

という流れで使うほうが効果的です。

算数が苦手な子にとって本当に必要な「お手本」は、答えをそのまま写すためのものではありません。

「どう考えれば答えにたどり着けるのか」を学び、自分一人でも同じ道筋を再現できるようにするためのものです。

家庭では「今日は何ページ進んだ?」より、

「昨日分からなかった問題を、今日は何も見ずに解けた?」

と聞いてみてください。

『中学受験算数のお手本』も、冊数を増やすための一冊ではなく、塾で学んだ知識を整理し、「分かった」を「自分で解ける」に変えるための一冊として使うと、その良さを生かしやすくなります。

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

中学受験算数のプロが開発した、
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