\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
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中学受験の帰国子女枠は本当に廃止されている?

帰国子女枠が廃止される学校があると聞いて、私はうちの子の受験計画が崩れないか不安です
この記事では、中学受験の帰国子女枠が本当に廃止されているのか、実際の学校例と制度変更の見方、今からできる国語・算数を含めた対策まで順番に解説します。
結論からいうと、一部の学校で帰国生入試の廃止や方式変更は起きています。
ただし、「中学受験全体で帰国子女枠がなくなる」という状況ではありません。
2027年度も工学院大学附属、文教大学付属、関東学院など、帰国生入試を継続する学校があります。工学院大学附属は2027年度も11月・12月・1月の3回にわたり中学帰国生入試を実施します。
つまり大切なのは、「帰国子女枠は廃止されるのか」と一括りにするのではなく、志望校ごとに最新制度を確認することです。
帰国生入試すべてがなくなるわけではない
帰国生入試は学校ごとの制度です。
国や自治体が全国一律で「帰国子女枠」を設けているわけではないため、学校側が募集方法を変更すれば、帰国生専用入試がなくなることもあります。
一方で、新しく帰国生選抜を始める学校もあります。
2027年度には城北中学校が従来の4科入試に加え、「帰国生選抜」を新設すると発表されています。
廃止する学校と新設する学校が同時に存在するため、「帰国枠そのものが縮小している」と単純には言えません。
高輪は2027年度から帰国生入試を廃止
具体的な変更例として分かりやすいのが高輪中学校です。
高輪は2027年度入試から、それまで1月に実施していた帰国生入試を廃止します。
ただし、帰国生への配慮そのものがなくなるわけではありません。
一般入試A・B・C日程の4科合計点に10点を加点する「帰国生優遇措置」へ変更されます。算数午後入試はこの優遇の対象外です。
つまり、
「帰国生専用試験」
から
「一般入試+帰国生加点」
へ仕組みが変わるということです。
帰国生家庭にとっては、国語・算数・理科・社会を一般受験生と同じ水準まで準備する重要性が高まります。
桐蔭学園も2026年度から帰国生入試を廃止
桐蔭学園中等教育学校も、2026年度募集以降は帰国生入試を実施しないと公式に発表しています。
一方で、帰国生には第2回午後の「グローバル入試」という別の選択肢が案内されています。
この方式では国語・算数基礎を各100点で実施し、英検などの英語資格に応じて加点されます。英検2級以上相当なら100点、準2級相当なら80点、3級相当なら60点という仕組みです。
ここでも「帰国枠廃止=海外経験が使えなくなる」ではありません。
制度の形が、帰国生専用入試から一般・グローバル系入試へ変わったと考える方が正確です。
帰国子女枠が廃止されても受験できないとは限らない
保護者が最も不安になるのは、「帰国生入試がなくなったら志望校を受けられないのでは」という点でしょう。
しかし実際には、別方式へ移行できる学校もあります。
一般入試の中で帰国生を優遇する学校がある
高輪のように、一般入試の中で帰国生に加点する方式があります。
この方式のメリットは、帰国生としての経験を評価しながら、一般受験生と同じ入試に参加できることです。
一方で、帰国生専用入試より国語・算数・理科・社会の負担は重くなります。
特に算数が苦手な子は、「英語ができるから帰国生入試なら何とかなる」という受験戦略が使えなくなる可能性があります。
英語資格を使う別方式へ移るケースもある
桐蔭学園のグローバル入試のように、英語資格を加点材料として利用する方式もあります。
また共立女子中学校では2027年度から海外帰国生入試の仕組みを変更し、英検級による従来の得点換算を廃止して、国語・算数に英検級による加点を行う方式へ変更します。
これからの帰国生受験では、
「帰国生専用試験があるか」
だけでなく、
「英語資格を一般・国算型入試で使えるか」
まで確認する必要があります。
「廃止」と「名称・方式変更」を区別する
検索すると「帰国枠廃止」という言葉が目に入り、不安になることがあります。
しかし、実際には単なる名称変更の場合もあります。
たとえば成蹊中学校は2027年度から帰国生入試を「リニューアル」し、「一般入試(帰国生枠)」を「帰国生入試(一般学級)」へ名称変更しています。試験日も変更されていますが、帰国生制度自体がなくなるわけではありません。
ニュースの見出しだけで判断せず、
廃止
名称変更
試験日変更
科目変更
一般入試への統合
のどれなのかを確認しましょう。
帰国子女枠廃止で受験対策はどう変わる?
制度変更に強い家庭は、「帰国枠一本」で受験計画を作りません。
英語を武器にしながら、国語・算数でも受けられる状態を作っておくことが重要です。
英語だけでなく国語・算数の重要度が上がる
帰国生専用の英語型試験がなくなり、一般入試や国算型へ統合されると、算数の重要度は一気に上がります。
桐蔭学園のグローバル入試でも、国語・算数基礎が必要です。
高輪の帰国生優遇も、4科一般入試の得点に加点する仕組みです。
そのため、小4~小5の段階から、
英語
国語
算数
の3本を完全に分断しない方が安全です。
英語型が第一志望でも、算数を週3~5回は続けておくと制度変更に対応しやすくなります。
一般入試との併願を早めに考える
帰国生入試だけで受験校を組むと、1校の制度変更が全体へ大きく影響します。
そこで、
帰国生専用入試
英語資格利用入試
国算型入試
2月一般入試
を組み合わせます。
たとえば帰国生入試が廃止されても、国算型や一般入試で同じ学校へ挑戦できれば、志望校そのものを諦める必要はありません。
塾や家庭では「この学校をどの方式で受けるか」を2通り以上考えておくと安心です。
毎年募集要項を確認する
入試制度は前年と同じとは限りません。
今回取り上げた高輪は2027年度から変更、桐蔭学園は2026年度から変更、成蹊は2027年度からリニューアルしています。
小5のときに調べた情報を、小6でもそのまま使わないでください。
おすすめは、
4~6月:次年度変更予告
8~10月:正式募集要項
出願直前:最終版
の3回確認することです。
算数が苦手な帰国子女が今からすること
帰国子女枠の変更で最も影響を受けやすいのが、「英語は強いけれど算数が弱い」子です。
だからといって、今から難問ばかり解く必要はありません。
割合・速さ・図形などの基礎を優先する
最初に確認したいのは、
割合・比
速さ
場合の数
規則性
平面図形
立体図形
です。
各単元を2~3問解き、「できる・不安・未習」に分けます。
海外Mathで計算が得意でも、日本の受験算数特有の文章題や図形で止まることがあります。
苦手単元だけを優先して埋めましょう。
帰国枠がなくても戦える得点力を作る
目標は「算数を得意科目にすること」ではありません。
制度が変わって国算型になっても、合格に必要な標準問題を落とさない状態にすることです。
たとえば100点満点で、
計算ミス10点
標準問題15点
難問25点
を失っているなら、難問ではなく前半25点を取り戻します。
家庭学習40分なら、
計算10分
弱点20分
解き直し10分
で十分です。
小6秋は志望校変更にも対応できる状態にする
帰国生受験では、募集要項を確認してから受験校を微調整することがあります。
そのとき国語・算数の基礎ができていれば、
英語型から国算型
帰国生入試から一般入試
別の帰国生入試校
へ切り替えやすくなります。
反対に英語だけへ集中していた場合、秋から算数を一気に仕上げるのは大きな負担です。
小6夏までに基本単元を一通り終え、秋は過去問に移れる状態を目指しましょう。
まとめ|帰国子女枠の廃止に備えて入試方式を複線化する
中学受験では、一部の学校で帰国子女枠・帰国生入試の廃止が実際に起きています。
高輪は2027年度から帰国生入試を廃止し、一般4科入試で10点を加点する帰国生優遇へ移行します。桐蔭学園中等教育学校も2026年度以降の帰国生入試を廃止し、英語資格を利用できるグローバル入試を案内しています。
一方で、工学院大学附属など2027年度も帰国生入試を継続する学校があり、城北のように新たに帰国生選抜を導入する学校もあります。
したがって、
「帰国子女枠はいずれ全部なくなる」
と考える必要はありません。
大切なのは、帰国生専用入試だけに依存しないことです。
家庭では、
帰国生入試
英語資格利用
国語・算数型
一般4科入試
の複数ルートを確認しておきましょう。
特に算数が苦手な子は、英語入試を第一志望にしていても、割合・速さ・図形などの基本を止めないことが重要です。
帰国生入試が廃止・変更されても、国語・算数の基礎があれば受験方式を切り替えやすくなります。
制度変更そのものを怖がるより、「どの方式に変わっても受験できる準備」をしておくことが、帰国子女中学受験で最も強いリスク対策です。
※本記事は2026年10月17日時点で公表されている2027年度前後の学校公式情報をもとにしています。帰国生入試の有無・資格・科目・優遇措置は毎年変更される可能性があるため、受験年度の最新募集要項をご確認ください。
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