中学受験「算数 塾技100」難易度と使い方を解説

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

中学受験算数のプロが開発した、
【小学4〜6年生対象】立体図形対策教材はこちら👇

中学受験 立体図形完全制覇セット

中学受験の「算数 塾技100」とはどんな教材?

中学受験ママ
中学受験ママ

塾技100が中学受験にいいと聞くけれど、うちの子には難しすぎないか私も不安です

この記事では、『中学入試 算数 塾技100』の特徴や難易度、向いている子から、算数が苦手な子でも活用しやすい具体的な使い方まで順番に解説します。

「塾技 算数」と検索すると、多くの場合、文英堂の『中学入試 算数 塾技100[新装版]』を指します。

著者は森圭示氏。現在、文英堂公式サイトでは税込2,420円で販売されています。

この教材の特徴は、中学受験算数で必要になる考え方を、単なる単元別ではなく「入試で使う技」として整理している点です。

入試頻出の解法を100の「塾技」に整理

タイトル通り、本書では入試でよく使う解法パターンを100個の「塾技」として整理しています。

文英堂は、入試頻出の解法パターンを100の項目に分け、1冊で学べることを本書の特徴として紹介しています。

中学受験算数では、

割合

速さ
場合の数
数の性質
平面図形
立体図形

など、多くの単元を学びます。

ところが実際の入試では、「これは旅人算です」と単元名が書いてあるわけではありません。

問題を読んで、

「差に注目するのでは?」
「比を使えば簡単になるのでは?」
「相似を探せないか?」

と判断する必要があります。

塾技100は、この「問題を見たときの引き出し」を増やす教材と考えると分かりやすいでしょう。

塾のカリキュラムに沿って学べる

もう一つの特徴は、進学塾で学ぶ流れを意識して構成されている点です。

出版社も、実際の塾のカリキュラムに沿って内容を展開しているため、4年生から受験を意識した学習に利用できると説明しています。

そのため、

「塾で割合を習ったから該当部分を確認する」

といった使い方もできます。

最初から最後まで順番に進める方法だけでなく、必要な単元へ戻る参考書的な使い方もしやすい教材です。

例題だけでなく実際の入試問題にも挑戦できる

解説を読んで終わる参考書ではありません。

「入試問題で塾技をチェック!」「チャレンジ!入試問題」などが用意され、実際の入試レベルを意識した問題で確認できる構成になっています。

ここが重要です。

解法を読んだ直後は、

「分かった」

と思いやすいものです。

しかし、少し形が変わった問題でもその考え方を使えるかどうかは別です。

学んだ「塾技」を問題の中から自分で見つけて使うところまで進めることで、本当の得点力につながります。

算数 塾技100の難易度と向いている子

塾技100を購入するとき、保護者が最も気になるのが難易度でしょう。

結論から言えば、「算数を初めて学ぶ子の超基礎教材」という位置づけではありません。

中学受験の基本をある程度学び始めた子が、解法を整理したり応用へ進んだりする段階で使いやすい教材です。

基礎だけを学ぶ初心者向け教材ではない

たとえば割合そのものが分からず、

「10%とは何?」

という段階であれば、まず基本教材で理解したほうがよいでしょう。

塾技100では、「基本概念を初めて学ぶこと」より、

「入試でどう使うか」

を意識する場面が増えます。

算数が苦手な子にいきなり渡し、

「この本を全部やれば大丈夫」

としてしまうと、難しく感じる可能性があります。

まず塾の基本テキストや教科書レベルの内容を理解できているか確認してください。

小4から使えるが学年より理解度を優先する

出版社は4年生から受験を意識した学習に使えるとしています。

ただし、「小4なら100項目を全部進める」という意味ではありません。

小4なら、その時点までに習った単元だけ。

小5なら、塾の復習と連動。

小6なら、苦手単元の総復習。

という使い分けが現実的です。

中学受験教材では、表紙に書いてある対象学年より「その子が今どこまで理解しているか」を優先したほうが失敗しにくくなります。

中堅校から難関校を目指す子の土台作りに使いやすい

出版社は、厳選した入試問題を通したパターン学習によって得点力を養う教材として位置づけています。

実際、中堅校を目指す子なら頻出解法の総整理として使いやすく、難関校志望の子なら高度な過去問へ進む前の土台として利用できます。

ただし、最難関校対策をこの1冊だけで完結させるものではありません。

難関校では、身につけた基本解法を複数組み合わせる問題や、初見性の高い問題への対応も必要です。

算数が苦手な子は最初から全部やらなくてよい

ここは非常に大切です。

100項目あると、

「1番から100番まで全部終わらせなければ」

と思ってしまいがちです。

しかし算数が苦手な子なら、苦手単元を3~5個選ぶだけでも構いません。

たとえば、

割合
速さ

平面図形

で失点が多いなら、その部分を優先します。

「1冊終わらせること」より、「一つの考え方を自力で使えるようにすること」のほうが重要です。

中学受験で塾技100を使うメリットと注意点

教材には向いている使い方があります。

塾技100の強みを理解すると、家庭学習でも役割を決めやすくなります。

解法の「引き出し」を整理できる

最大のメリットは、バラバラに学んだ算数の考え方を整理できることです。

たとえば塾で半年間勉強すると、

「あれ、この問題どこかでやった」

という解法が増えてきます。

しかし、名前や使う条件が整理されていないと本番で取り出せません。

塾技100で、

「この条件なら、この考え方」

と整理しておくと、入試問題を見たときの最初の一手が出やすくなります。

苦手単元をピンポイントで復習しやすい

100の塾技に細かく分かれているため、全部をやり直さなくても必要な部分だけ確認できます。

たとえば模試で速さを落としたら、

「速さ全体を最初からやる」

のではなく、自分が使えなかった考え方に絞って復習できます。

小6になると4教科すべてに時間が必要です。

復習範囲を絞れる教材は、時間管理の面でも便利です。

解法暗記だけになると初見問題に弱くなる

一方で注意したいのが、100個の技を丸暗記しようとすることです。

「この形ならこの公式」

という覚え方だけでは、問題の数字や見た目が変わったときに対応できません。

たとえば解説を読んだら、

「なぜこの塾技を使うの?」

「問題文のどこがヒントだった?」

まで確認しましょう。

答えではなく、「解法を選んだ理由」を言える状態が理想です。

塾教材との二重学習に注意する

すでに大手進学塾へ通っている場合、塾技100と似た問題を塾教材でも扱っている可能性があります。

塾の宿題30問に加えて塾技100を30問、と増やす必要はありません。

むしろ、

塾教材=通常学習
塾技100=理解できなかった解法の確認

と役割を分けるのがおすすめです。

教材を増やすことより、今ある教材を自力で解ける状態にすることを優先してください。

算数 塾技100の効果的な使い方

塾技100は、ページ数を進める競争にすると効果が下がります。

「理解→自力で解く→時間を空けて再現する」という流れを意識しましょう。

1日1~2個の塾技を理解する

家庭学習なら、一度に大量に進める必要はありません。

平日は、

塾技1個
余裕があれば2個

程度でも十分です。

1個の塾技について、

解説を読む
例題を解く
入試問題で確認する

という流れを丁寧に進めます。

1日5ページ進んでも翌週に何も覚えていなければ意味がありません。

例題は解説を見る前に自分で考える

参考書形式の教材では、どうしても先に解説を読みたくなります。

しかし、できれば例題を最初に自力で考えてください。

5分程度考えて、

「何を使えばいいか」

だけでも探します。

そのあと解説を読むと、

「ここに注目するのか」

という発見が残りやすくなります。

最初から解説を読むより、自分の考えと正しい考えを比較するほうが理解は深まります。

翌日に同じ問題をもう一度解く

解説を読んだ直後に解けるのは、ある意味当然です。

本当に確認したいのは翌日です。

当日:理解する
翌日:何も見ずに解く
1週間後:もう一度解く

という流れがおすすめです。

翌日に、

「何をする問題だったっけ?」

となるなら、まだ定着していません。

逆に、何も見ずに最初の一手から再現できれば、その塾技は自分のものになり始めています。

間違いは「どの塾技を使うか」まで確認する

解き直しでは答えだけを確認しないようにしましょう。

たとえば速さの問題なら、

計算を間違えたのか
図を書けなかったのか
比を使うことに気づかなかったのか

を分けます。

特に重要なのは、

「どの考え方を使う問題なのか分からなかった」

というミスです。

ここを見つけることこそ、塾技100を使う意味があります。

親が教える場合も、

「答えは何?」

ではなく、

「この問題では、どの考え方が使えそう?」

と聞くとよいでしょう。

まとめ|塾技100は中学受験算数の解法整理に使う

『中学入試 算数 塾技100[新装版]』は、文英堂から刊行されている森圭示氏著の中学受験算数教材です。

入試で頻出する解法パターンを100の「塾技」に整理し、塾のカリキュラムを意識しながら、実際の入試問題を通して確認できる構成になっています。

特に活用しやすいのは、

塾で習った解法を整理したい子
典型問題の引き出しを増やしたい子
苦手単元をピンポイントで復習したい子
過去問へ進む前に土台を固めたい子

です。

一方で、算数の基本そのものが理解できていない子が、最初から100項目すべてに挑戦する必要はありません。

まずは塾教材などで基本を理解し、その後に塾技100で、

「入試ではどう使うのか」

を整理するとよいでしょう。

使うときに意識したいのは、100個の解法を暗記することではありません。

「なぜこの解法なのか」
「問題文のどこから気づけるのか」
「翌日も自力で再現できるか」

まで確認することです。

中学受験算数では、知っている解法の数だけでなく、必要な場面で取り出せることが得点につながります。

その意味で塾技100は、「新しい問題を大量に解く教材」というより、これまで学んだ算数の武器を整理し、使える状態にする教材として利用するのがおすすめです。

現在、文英堂公式サイトでは『中学入試 算数 塾技100[新装版]』が税込2,420円で案内されています。教材内容や価格は変更される可能性があるため、購入時には出版社の最新情報も確認してください。

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

中学受験算数のプロが開発した、
【小学4〜6年生対象】立体図形対策教材はこちら👇

中学受験 立体図形完全制覇セット

タイトルとURLをコピーしました