\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
中学受験算数のプロが開発した、
【小学4〜6年生対象】立体図形対策教材はこちら👇
中学受験算数の速さと比が偏差値60の壁になる理由

速さと比の基本は分かっているはずなのに、偏差値60が近づくと逆比やグラフで点を落としてしまい、私も何を直せばいいのか不安です
この記事では、中学受験算数の速さと比で偏差値60を目指すご家庭に向けて、失点しやすい原因と家庭でできる具体的な伸ばし方を解説します。
基本公式だけでは標準問題を取り切れない
中学受験算数で偏差値60を目指す段階になると、速さと比は「公式を覚えている」だけでは点数が安定しにくくなります。速さの基本公式である「速さ=道のり÷時間」「道のり=速さ×時間」「時間=道のり÷速さ」はもちろん必要です。また、比の基本である「比をそろえる」「差や合計から1あたりを出す」ことも大切です。
しかし、速さと比が組み合わさると、ただ公式に数字を入れるだけでは解けません。たとえば、AさんとBさんの速さの比が2:3のとき、同じ時間進むなら道のりの比も2:3です。一方、同じ距離を進むなら、かかる時間の比は3:2になります。
この違いを見分けられないと、基本問題は解けても標準問題で失点します。偏差値60を目指す子に必要なのは、公式を増やすことではなく、問題文の中で「速さ・時間・道のりのどれが同じなのか」を見抜く力です。
偏差値60には「何が同じか」を見抜く力が必要
速さと比で最も大切なのは、「何が同じか」を見ることです。同じ時間なのか、同じ距離なのか、同じ速さなのか。この判断によって、比をそのまま使うのか、逆比にするのかが決まります。
たとえば、往復問題では、行きと帰りの道のりが同じです。行きの速さが時速40km、帰りが時速60kmなら、速さの比は2:3です。同じ距離を進むので、時間の比は3:2になります。
一方、2人が同じ時間だけ歩く問題では、時間が同じです。この場合、速さの比と道のりの比は同じになります。速さの比が2:3なら、同じ時間に進む道のりの比も2:3です。
偏差値60を目指すには、問題を見た瞬間に式を書き始めるのではなく、「この問題で同じなのは何か」を確認する習慣が必要です。この一手間が、標準問題の取りこぼしを減らします。
速さと比は旅人算・グラフと組み合わさる
速さと比が偏差値60の壁になりやすい理由は、他の単元と組み合わさりやすいからです。特に、旅人算、往復問題、速さのグラフ、流水算、場合分けなどと一緒に出されることがあります。
旅人算では、2人の速さの比を使って、距離の差や和を考えます。たとえば、2人の速さの比が5:3なら、同じ方向に進むときの差は5−3=2、向かい合うときの和は5+3=8にあたります。
速さのグラフでは、線の傾きが速さを表します。同じ時間で進んだ道のりを比べれば速さの比が分かり、同じ道のりに着くまでの時間を比べれば速さは時間の逆比になります。
偏差値60レベルでは、単元名が分かりやすく書かれている問題ばかりではありません。速さと比の考え方を、旅人算やグラフの中で使えるようにすることが大切です。
偏差値60を目指す速さと比の基本ルール
同じ時間なら道のりの比は速さの比
速さと比の基本ルールの一つ目は、同じ時間なら道のりの比は速さの比と同じになることです。これは、速さが「一定時間にどれだけ進むか」を表すものだからです。
たとえば、Aさんの速さが分速60m、Bさんの速さが分速90mなら、速さの比は60:90=2:3です。2人が同じ10分間歩くと、Aさんは600m、Bさんは900m進みます。道のりの比は600:900=2:3です。
つまり、同じ時間だけ進むなら、速い人ほどその比の分だけ遠くへ進みます。家庭で説明するときは、「同じ時間なら、速い人の方がたくさん進む」と言えば十分です。
この考え方は、旅人算やグラフ問題でも使います。同じ時間でどれだけ進んだかを見る場面では、速さの比をそのまま道のりの比として使える可能性があります。
同じ距離なら時間の比は速さの逆比
速さと比で最もつまずきやすいのが、同じ距離を進む場合です。同じ距離なら、時間の比は速さの比の逆になります。
たとえば、Aさんの速さが分速60m、Bさんの速さが分速90mだとします。速さの比は60:90=2:3です。同じ距離を進むなら、速いBさんの方が短い時間で着きます。したがって、時間の比はA:B=3:2になります。
なぜ逆になるのかは、道のり=速さ×時間で考えると分かります。速さが2の人に時間3をかけると、2×3=6です。速さが3の人に時間2をかけても、3×2=6です。どちらも同じ道のりになります。
偏差値60を目指す段階では、「同じ距離なら逆比」と言えるだけでなく、なぜ逆比になるのかを説明できることが大切です。説明できる理解は、入試の応用問題でも崩れにくくなります。
同じ速さなら道のりの比は時間の比
見落とされがちですが、同じ速さの場合も確認しておきましょう。同じ速さで進むなら、長く進んだ人ほど遠くへ行きます。つまり、道のりの比は時間の比と同じになります。
たとえば、同じ分速80mで、Aさんは5分、Bさんは8分歩いたとします。Aさんの道のりは80×5=400m、Bさんの道のりは80×8=640mです。道のりの比は400:640=5:8となり、時間の比と同じです。
子どもが「速さと時間は逆比」とだけ覚えていると、このような問題で混乱することがあります。逆比になるのは、同じ距離を進む場合です。いつでも逆にするわけではありません。
同じ時間なら速さと道のりが同じ比。同じ距離なら速さと時間は逆比。同じ速さなら時間と道のりが同じ比。この3つを整理しておくと、偏差値60レベルの標準問題に対応しやすくなります。
中学受験算数 速さと比で落としやすい問題
往復問題で逆比を使い間違える
速さと比で偏差値60を目指す子が落としやすいのが、往復問題です。往復問題では、行きと帰りの道のりが同じです。そのため、速さの比と時間の比は逆になります。
たとえば、行きは時速40km、帰りは時速60kmだったとします。速さの比は40:60=2:3です。同じ道のりを進むので、時間の比は3:2です。
このとき、時間の比を2:3としてしまうと間違いです。速い帰りの方が、時間は短くなるはずです。答えを出す前に、感覚としても「速い方が短い時間になっているか」を確認すると、ミスを防ぎやすくなります。
往復問題では、まず「行きと帰りは同じ距離」と言えるかが大切です。ここに気づけば、逆比を使う理由が見えてきます。
旅人算で差と和を比で整理できない
旅人算も、速さと比で差がつきやすい問題です。2人が同じ方向に進むのか、向かい合って進むのかによって、速さの比の使い方が変わります。
同じ方向に進む場合は、速さの差に注目します。たとえば、AさんとBさんの速さの比が5:3なら、1分あたりに変わる距離の差は5−3=2にあたります。追いつく問題では、この差が手がかりになります。
反対方向に向かい合って進む場合は、速さの和に注目します。速さの比が5:3なら、1分あたりに縮まる距離は5+3=8にあたります。出会う問題では、この和を使います。
偏差値60を目指す子がつまずくのは、足すか引くかを言葉だけで覚えている場合です。大切なのは、2人の距離が1分ごとにどう変わるかを考えることです。家庭では、「距離は縮まる?広がる?」「1分で何にあたる分だけ変わる?」と聞いてみましょう。
速さのグラフで傾きと交点を読み違える
速さと比は、グラフ問題でもよく問われます。多くの場合、横軸が時間、縦軸が道のりです。このとき、線の傾きが速さを表します。
線が急なら速く進んでいます。線がゆるやかなら遅く進んでいます。横ばいなら、道のりが増えていないため止まっている時間です。
同じ時間で進んだ道のりを比べれば、速さの比が分かります。たとえば、同じ10分間でAさんが600m、Bさんが400m進んだなら、速さの比は600:400=3:2です。
一方、同じ道のりに着くまでの時間を比べるなら、速さは時間の逆比になります。Aさんが20分、Bさんが30分で同じ地点に着いたなら、時間の比は2:3なので、速さの比は3:2です。
グラフで失点する子は、数字だけを追い、同じ時間で比べているのか、同じ距離で比べているのかを見落とします。グラフ問題でも、基本は「何が同じか」です。
速さと比を偏差値60レベルに伸ばす家庭学習
標準問題で「同じ条件」を確認する
偏差値60を目指す速さと比の学習では、まず標準問題を確実に取ることが大切です。難問を増やす前に、同じ時間、同じ距離、同じ速さの基本パターンを安定させましょう。
家庭学習では、問題を解く前に「この問題で同じなのは何?」と確認します。同じ時間なら、道のりの比は速さの比と同じです。同じ距離なら、時間の比は速さの逆比です。同じ速さなら、道のりの比は時間の比と同じです。
1日15分でも十分です。最初の5分で基本ルールを確認し、次の5分で往復問題や旅人算を1問、最後の5分で間違えた問題を見直します。大切なのは問題数ではなく、判断の順番です。
偏差値60を目指すには、難しい問題に挑戦する前に、標準問題で迷わず方針を立てられる状態を作りましょう。
表と図で速さ・時間・道のりを整理する
速さと比を安定させるには、表と図を使った整理が欠かせません。表の列を「速さ」「時間」「道のり」に分け、AさんとBさん、行きと帰りなどを行に分けます。問題文から分かる条件を書き入れ、「同じ」と言える場所を探します。
往復問題なら、道のりの欄に「同じ」と書けます。2人が同じ時間歩く問題なら、時間の欄に「同じ」と書けます。これだけで、比をそのまま使うのか、逆比にするのかが見えやすくなります。
図では、動きの向きや距離を線や矢印で表します。旅人算なら、2人が同じ方向に進むのか、反対方向に進むのかを確認します。グラフ問題なら、同じ時間で比べている場所、同じ道のりで比べている場所を確認します。
表や図は、きれいに書く必要はありません。考えるために必要な情報が見えれば十分です。頭の中だけで処理しようとする子ほど、表と図の効果は大きくなります。
間違い直しは判断ミスを言語化する
偏差値60を目指す段階では、間違い直しの質が重要です。ただ解説を読んで終わるだけでは、次に似た問題が出ても同じ判断ミスを繰り返します。
速さと比の間違いは、主に3つに分けましょう。1つ目は、同じ条件の見落としです。同じ距離なのに気づかなかった、同じ時間で比べていることを見落とした、というミスです。2つ目は、比の使い方のミスです。そのまま使うべきところで逆比にした、逆比にすべきところでそのまま使った、というミスです。3つ目は、問題文の読み取りミスです。途中で速さが変わる、休む、出発時刻が違うといった条件を見落とした場合です。
ノートには、「同じ距離を見落とした」「逆比にする理由を説明できなかった」「グラフの横ばいを休みと読めなかった」など、短く原因を書きましょう。
間違いを言語化できると、次の問題で意識しやすくなります。偏差値60へ近づくには、解けなかった問題を「何となく分かった」で終わらせないことが大切です。
まとめ
中学受験算数の速さと比で偏差値60を目指すには、公式暗記だけでは不十分です。速さ・時間・道のりのうち何が同じかを見抜き、比をそのまま使うのか、逆比にするのかを判断する力が必要です。
基本ルールは、同じ時間なら道のりの比は速さの比と同じ、同じ距離なら時間の比は速さの逆比、同じ速さなら道のりの比は時間の比と同じです。この3つを表と図で整理できるようにしましょう。
偏差値60を目指すうえで落としやすいのは、往復問題、旅人算、速さのグラフです。家庭では、標準問題で「何が同じか」を確認し、間違い直しでは判断ミスを言葉にして残しましょう。保護者の方は、答えだけでなく、子どもがなぜその比を使ったのかを説明できるかを見てあげてください。速さと比は、正しい見方を身につければ、偏差値60を目指す大きな得点源になります。
\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
中学受験算数のプロが開発した、
【小学4〜6年生対象】立体図形対策教材はこちら👇

