中学受験算数の面積図|苦手を減らす7つのコツ

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
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中学受験算数の面積図を理解する最初のコツ

中学受験ママ
中学受験ママ

うちの子が面積図の縦と横を毎回迷い、私もどこから直せばよいのか不安です

この記事では、面積図を正しく書くためのコツと、図から式へつなげる方法を、割合・平均・食塩水の具体例とともに解説します。

面積図は掛け算でつながる3つの量を表す

面積図とは、掛け算で関係する3つの量を、長方形の縦・横・面積に置き換えて整理する図です。

長方形の面積は、

縦×横=面積

で求められます。

中学受験算数では、この関係を利用して、割合や平均、食塩水などの文章題を考えます。

たとえば割合なら、

もとにする量×割合=比べる量

です。

800円の25%を求めるなら、

800×0.25=200

となります。

面積図では、800円と0.25を長方形の横と縦に置き、その積である200円を長方形の中に書きます。

面積図の最も大切なコツは、図形として見るのではなく、「2つを掛けると別の1つになる関係」として見ることです。

縦と横の位置を丸暗記しない

面積図が苦手な子は、「割合は縦」「もとにする量は横」と、位置だけを覚えようとすることがあります。

しかし、縦と横は入れ替えても掛け算の答えは同じです。

800×0.25も、0.25×800も答えは200になります。

そのため、縦と横のどちらに置くかよりも、

「何と何を掛けているか」
「積は何を表しているか」

を理解することが重要です。

ただし、学習中に毎回位置を変えると混乱しやすいため、家庭や塾で使う書き方に合わせて統一するとよいでしょう。

位置は整理のためにそろえますが、位置そのものを公式のように暗記させないことがコツです。

図を書く前に3つの量を言葉で整理する

面積図を書く前に、問題に含まれる3つの量を言葉で確認します。

たとえば、平均の問題なら、

  • 個数
  • 平均
  • 合計

の3つです。

食塩水なら、

  • 食塩水全体の重さ
  • 濃度
  • 食塩の重さ

です。

問題を読んですぐに長方形を描くと、どの数字をどこに書くのか分からなくなることがあります。

先に、

「何と何を掛けると何になる?」

と考えさせましょう。

平均なら、

個数×平均=合計

食塩水なら、

食塩水の重さ×濃度=食塩の重さ

です。

この関係を口にしてから図を書くと、数字の置き間違いを減らせます。

面積図を正しく書くための4つのコツ

コツ1は基準となる量を最初に決める

割合の面積図で特に重要なのが、基準となる量を見極めることです。

たとえば、

「AはBの80%です」

という文では、Bが基準です。

「Bの80%」と書かれているため、Bを100%、または1と考えます。Aはその80%です。

割合が苦手な子は、80%という数字だけに注目してしまい、何に対する80%なのかを見失います。

図を書く前に、次のように質問しましょう。

「何の80%なの?」
「100%に当たるのはどれ?」

この2つに答えられれば、基準量を正しく選べています。

面積図では、基準となる量を長方形全体、または基準となる辺として表すと、割合の関係が見えやすくなります。

コツ2は分かっている数字から書く

面積図を描いたら、最初に問題文で分かっている数字を書きます。

たとえば、

「600円の30%はいくらですか」

という問題では、

  • もとにする量は600円
  • 割合は30%
  • 比べる量は不明

です。

600と30%を書き、長方形の中に「?」を付けます。

式は、

600×0.3=180

です。

一方、

「240円は800円の何%ですか」

という問題では、

  • もとにする量は800円
  • 比べる量は240円
  • 割合が不明

です。

800と240を書き、割合の位置に「?」を付けます。

面積図は、問題の種類によって数字を置くのではなく、分かっている量と分からない量を整理するために使います。

コツ3は同じ種類の量を同じ位置にそろえる

複数の長方形を使う問題では、同じ種類の量を同じ位置に置くことが重要です。

たとえば、平均の問題で2つのグループを比べる場合は、横を人数、縦を平均点、面積を合計点として統一します。

A組が20人で平均70点、B組が30人で平均80点なら、

A組の合計点
20×70=1,400点

B組の合計点
30×80=2,400点

です。

2つの長方形で縦と横の意味を入れ替えると、見比べにくくなります。

面積図は正確な縮尺で描く必要はありませんが、人数が多いほうは横を長く、平均が高いほうは縦を高く描くと、関係を直感的に理解しやすくなります。

コツ4は求める場所に「?」を書く

面積図を書いたら、求める量の場所に必ず「?」を付けます。

この習慣がないと、図は完成しても、どの計算をすればよいか分からなくなることがあります。

たとえば、

「300gの食塩水に24gの食塩が含まれています。濃度は何%ですか」

という問題では、

  • 食塩水全体が300g
  • 食塩が24g
  • 濃度が不明

です。

濃度の位置に「?」を書けば、

24÷300=0.08

となり、8%だと分かります。

何を求めるかによって、掛け算か割り算かが変わります。図のどこが「?」なのかを明確にすることが、正しい式を選ぶコツです。

面積図から式を作るコツ

長方形の中を求めるなら掛け算

面積図では、長方形の中が縦と横を掛けた結果を表します。

割合なら「比べる量」、平均なら「合計」、食塩水なら「食塩の量」です。

たとえば、

「400gの6%食塩水に含まれる食塩は何gですか」

という問題なら、

400×0.06=24

で、食塩は24gです。

面積図の横に400g、縦に6%、中に「?」を書けば、求める場所が掛け算の答えであることが分かります。

公式を思い出す前に、「長方形の中が分からないから掛け算」と考えると、式を選びやすくなります。

縦や横を求めるなら割り算

長方形の面積と一方の辺が分かっていて、もう一方の辺を求めるときは割り算を使います。

たとえば、

「合計点が2,400点で、30人の平均点を求めなさい」

という問題なら、

2,400÷30=80

で、平均は80点です。

面積図では、面積が2,400、横が30、縦が「?」です。

長方形の縦を求めるために、

面積÷横

と考えます。

割合の問題でも同じです。

「160円は800円の何%か」なら、

160÷800=0.2

で20%です。

単元が変わっても、「面積と辺が分かっているなら割り算」という関係は変わりません。

複数の長方形では面積を合計する

平均や食塩水の混合問題では、複数の長方形を使います。

このときのコツは、先にそれぞれの面積を求め、その後で合計することです。

たとえば、

200gの5%食塩水と300gの10%食塩水を混ぜる問題を考えます。

1つ目に含まれる食塩は、

200×0.05=10g

2つ目に含まれる食塩は、

300×0.1=30g

です。

食塩は合計40g、食塩水全体は500gなので、

40÷500=0.08

となり、濃度は8%です。

濃度をそのまま足したり、5%と10%の単純な平均を取ったりしないよう注意しましょう。

長方形の面積に当たる「実際の量」を合計することがポイントです。

答えの単位まで図と結びつける

面積図の式が正しくても、答えの単位を間違えることがあります。

たとえば、

300×0.08=24

という計算では、24は濃度ではなく、食塩の重さです。したがって単位はgです。

240÷800=0.3

という計算では、0.3は金額ではなく割合です。百分率に直せば30%です。

計算後に、

「この答えは何を表しているの?」

と確認しましょう。

面積図の「?」を書いた場所を見れば、答えの意味と単位を判断できます。数字だけでなく、数量の意味まで確認することがケアレスミスを減らすコツです。

単元別に押さえたい面積図のコツ

割合では「何の何%か」を確認する

割合の問題では、百分率を見つけたら、すぐに掛け算をするのではなく、「何の何%か」を確認します。

たとえば、

「定価2,000円の商品を20%引きで買う」

という問題では、20%は支払う割合ではなく、値引きされる割合です。

値引き額は、

2,000×0.2=400円

代金は、

2,000-400=1,600円

です。

または、支払う割合を80%と考え、

2,000×0.8=1,600円

としてもよいでしょう。

面積図では、定価全体を100%として、値引き部分20%と支払い部分80%に分けます。

「20%を求めるのか、20%を引いた残りを求めるのか」を確認することが重要です。

平均では合計量に戻して考える

平均の問題では、平均同士をそのまま計算しないことがコツです。

たとえば、20人の平均が70点、30人の平均が80点の場合、全体の平均は75点ではありません。

それぞれの合計点を求めます。

20×70=1,400点
30×80=2,400点

合計点は3,800点、人数は50人なので、

3,800÷50=76点

です。

面積図では、横が人数、縦が平均、面積が合計です。

平均は「ならした数字」なので、グループを合わせるときは、いったん実際の合計量に戻す必要があります。

食塩水では食塩の量を面積にする

食塩水の面積図では、長方形の面積を食塩水全体の重さと考えないよう注意します。

基本の関係は、

食塩水の重さ×濃度=食塩の重さ

です。

長方形の面積に当たるのは、食塩の重さです。

食塩水を混ぜても、含まれている食塩の重さは、それぞれの食塩の合計になります。

また、水を加える場合、食塩の重さは変わりません。変わるのは食塩水全体の重さと濃度です。

面積図を使うと、何が変化し、何が変わらないかを整理しやすくなります。

家庭では1日10分の図だけ練習をする

面積図が苦手な子には、計算と図を同時に求めない方法が有効です。

最初は1日10分、2問程度を目安に、面積図だけを書く練習をします。

確認する項目は次の5つです。

  1. 3つの量を言葉で言える
  2. 同じ種類の量を同じ位置に置いている
  3. 基準量が正しい
  4. 分かっている数字が書かれている
  5. 求める場所に「?」がある

図が正しく書けるようになってから、式を作る練習へ進みます。

保護者は完成した図を先に見せず、

「何と何を掛けると何になる?」
「何が100%?」
「求める場所はどこ?」

と問いかけてください。

まとめ

中学受験算数の面積図を使いこなすコツは、縦と横の位置を丸暗記することではありません。

まず、問題に出てくる3つの量を見つけ、

「何と何を掛けると何になるか」

を言葉で整理することが大切です。

面積図を書くときは、次の4つを意識しましょう。

  1. 基準となる量を決める
  2. 分かっている数字から書く
  3. 同じ種類の量を同じ位置にそろえる
  4. 求める場所に「?」を付ける

長方形の中が分からない場合は掛け算、縦や横が分からない場合は割り算を使います。複数の長方形がある問題では、それぞれの面積に当たる実際の量を求めてから合計します。

割合では「何の何%か」、平均では「合計はいくつか」、食塩水では「食塩は何gか」を確認してください。

家庭学習では、1日10分、2問程度の図だけ練習から始めると、数字の意味を考えることに集中できます。

面積図は、公式を覚えるための図ではありません。単元ごとに異なって見える文章題から、共通する掛け算の関係を見つけるための道具です。

縦・横・面積の意味を毎回言葉で確かめれば、算数が苦手な子でも、式を選ぶ理由を少しずつ説明できるようになります。

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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