\【開成中対策】合否を分ける“立体図形”でつまずいていませんか?/

開成中の算数で、毎年「合否を左右する」と言われるのが立体図形です。
- 問題の構造が複雑でイメージできない
- 切断・回転・容積変化の思考が追いつかない
- 図を頭の中で再現できない
- 過去問の正答率が安定しない
こうした悩みは、実物の立体を “見て・触って・動かして” 理解できる教材を使うと、劇的に改善します。
特に開成の立体図形は、「文章 → 図 → 論理」を高速でつなぐ“空間認識力”が必須。
家庭学習でも、立体図形を手で動かしながら学べるだけで、理解スピードが大きく変わります。
開成中の入試20年分の立体図形を立体化した、
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開成算数は本当に易化しているのか

開成の算数が易化していると聞き、うちの子にも合格の可能性が広がったのか気になります
この記事では、開成算数が本当に易化しているのかを近年の入試結果から確認し、問題が解きやすい年度でも失点しないための対策を分かりやすく解説します。
「近年の開成算数は以前より易しくなった」という話を聞くことがあります。
たしかに、平均点が大きく上がり、受験生にとって取り組みやすかった年度はあります。しかし、数年間の結果を見ると、開成算数が継続的に易化しているとまではいえません。
年度による難易度差が大きい試験と捉える方が正確です。
結論は「年度によって易化する」が正確
開成中学の算数は、60分・85点満点で実施されます。国語と並んで配点が大きく、4科目310点のうち約27%を占める重要な教科です。
開成算数が「易化したか」を判断するときは、問題を見た印象だけでなく、受験者全体と合格者の平均点を確認する必要があります。
問題の設定が複雑に見えても平均点が高ければ、受験生にとっては得点しやすかった可能性があります。反対に、見覚えのある単元でも計算量や場合分けが多く、平均点が下がる年度もあります。
そのため、「最近は簡単になった」とまとめるのではなく、「易しい年度と難しい年度が交互に現れる」と考えておきましょう。
2023年度は平均点が大きく上昇した
開成中学が公表している入試結果によると、2022年度の算数は合格者平均60.7点、受験者全体の平均50.7点でした。
翌2023年度は、合格者平均76.4点、受験者全体の平均61.7点まで上昇しています。85点満点に対する合格者平均の得点率は約90%です。近年の中でも、特に高得点が出た年度といえます。
このような結果を見ると、「開成算数が易化した」と感じるのは自然です。
ただし、2023年度だけを見て、今後も70点以上が当たり前になると考えるのは危険です。平均点が高い年度は、難問が消えたというより、合格を狙う受験生が正解すべき問題の割合が多かったと見るべきでしょう。
2025・2026年度は再び平均点が下がった
2023年度に大きく上昇した平均点は、その後も同じ水準では続きませんでした。
2025年度の算数は、合格者平均55.2点、受験者全体の平均46.9点です。2026年度はさらに下がり、合格者平均54.8点、全体平均41.6点でした。2026年度の合格者平均得点率は約64%にとどまります。
2023年度と2026年度を比べると、合格者平均には21.6点、受験者全体の平均には20.1点もの差があります。
同じ85点満点の試験で、これだけ平均点が変わることからも、開成算数が一方向に易化しているわけではないと分かります。
受験生に必要なのは、易化を期待することではなく、どのような難度でも必要な点数を確保する力です。
開成算数が易化したと感じる4つの理由
平均点が高い年度には、問題全体にいくつかの共通した特徴が見られます。
ただし、「簡単な計算ばかりになる」という意味ではありません。開成らしい思考力を問いつつも、考え始める手がかりを見つけやすい問題が増えることで、得点が上がります。
典型的な考え方で進められる問題が増える
開成算数では、数の性質、規則性、場合の数、速さ、平面図形、立体図形などが重要な学習分野になります。
易化したと感じる年度では、問題の設定が新しく見えても、
「小さい場合から書き出す」
「全体から不要な場合を引く」
「相似や比を利用する」
「速さと時間の関係を図にする」
といった典型的な考え方で進められる設問が多くなります。
近年も、単なる公式暗記ではなく、条件を数えやすい形へ言い換える力や、図・式を使って考え方を示す力が重視される傾向があります。
「知っている形に直せる問題」が多い年度ほど、十分に対策した受験生は得点しやすくなります。
大問前半に得点しやすい設問が並ぶ
難関校の算数では、一つの大問が複数の小問に分かれていることがあります。
前半で簡単な場合を調べ、そこで得た結果を後半で一般化する構成です。大問の最後まで解けなくても、前半の小問を正しく処理すれば得点できます。
易化した年度では、この「途中まで取れる問題」が比較的多くなります。
たとえば、大問後半の規則を説明できなくても、最初の条件に従って数え上げる設問なら正解できるという構成です。
算数が苦手な子にとっては、難問を完答するより、大問前半を確実に集めることが合格点への現実的な道になります。
計算や条件整理の見通しが立ちやすい
問題が難しくなる原因は、発想だけではありません。
式が長い、場合分けが多い、複数の条件が途中で変化するなど、処理量の多さも難度を上げます。
易しい年度では、使う考え方を決めた後の計算が比較的短く、条件を表や図に整理しやすい傾向があります。
ただし、見通しが立ちやすいからこそ、計算ミスや数え漏れの影響が大きくなります。
「分かったから大丈夫」と途中式を省略すると、周囲が正解する問題で失点することになります。
受験生全体の対策が進んでいる
平均点の上昇は、問題そのものの易化だけで決まるわけではありません。
過去問分析や学校別対策が広まり、受験生が開成特有の問題形式に慣れていることも影響します。
近年の開成算数では、未知の設定を既に知っている考え方へ置き換える力、思考力と処理速度の両立、図や途中式を使って考えを伝える力が重要だと分析されています。
塾や家庭で同様の練習を積む受験生が増えれば、出題者が同じ水準の問題を出しても平均点が上がる可能性があります。
したがって、平均点の上昇をすべて「問題が簡単になった」と解釈しないことが大切です。
開成算数が易化した年度ほど注意したいこと
問題が解きやすい年度は、算数が苦手な子にも得点の機会があります。
一方で、受験生全体の正答率が上がるため、普段なら大きな問題にならない小さな失点が合否を左右します。
平均点が上がれば取りこぼしが致命傷になる
難しい年度では、多くの受験生が同じ難問で失点します。
ところが易しい年度では、計算問題、大問前半、典型的な図形問題などを周囲が正解します。そこで落とした3点や5点を、後半の難問で取り返さなければなりません。
2023年度は合格者平均76.4点、受験者全体の平均61.7点と、いずれも高い得点でした。合格者は85点満点のうち、平均で約9点しか落としていません。
このような年度では、「難問が解けたか」よりも、「正解すべき問題を落とさなかったか」が重要になります。
難問を解くより標準問題の精度が差になる
開成志望の子は、難しい問題へ挑戦することに価値を感じやすいものです。
しかし、易しい年度で合格点を取るには、難問のひらめき以上に標準問題の完成度が必要です。
たとえば、場合の数の方針が正しくても、1通り数え漏らせば不正解です。図形の考え方が分かっていても、比を逆に書けば得点できません。
家庭学習では、正解したかどうかだけでなく、
「途中式を読み返せるか」
「場合分けの順番が決まっているか」
「答えの大きさを確かめたか」
まで確認しましょう。
高得点でも実力が伸びたとは限らない
過去問で70点を取ると、保護者も子どもも安心します。
しかし、その年度の合格者平均が76点なら、70点は合格者平均を下回っています。反対に、50点しか取れなくても、合格者平均が55点の年度なら十分に勝負できる位置です。
大切なのは得点そのものではなく、同じ年度を受けた集団の中でどの位置にいるかです。
「前回より10点上がった」という記録だけでは、問題が易しかったのか、実力が伸びたのかを区別できません。
過去問の評価では、必ずその年度の平均点と並べて見ましょう。
難易度の変化に負けない開成算数の家庭学習法
開成算数は、年度によって得点しやすさが変わります。
そのため、特定の難度に合わせるのではなく、易しい年度では高得点を取り、難しい年度では合格に必要な点を守る練習が必要です。
得点ではなく平均との差を記録する
過去問を解いたら、次の四つを記録します。
「本人の得点」
「受験者平均との差」
「合格者平均との差」
「本来取れたはずの失点」
たとえば、55点だった場合でも、合格者平均が76点なら差は21点です。合格者平均が55点なら、ほぼ同じ位置にいます。
得点だけでは見えない実力の変化を、平均との差によって確認できます。
さらに、計算ミスで4点、時間不足で5点など、取り戻せる失点を記録すると、次の学習内容が具体的になります。
易しい年度では失点原因を細かく分析する
平均点が高い年度では、間違いを「ケアレスミス」でまとめてはいけません。
計算を暗算した、問題文の「少なくとも」を読み落とした、場合分けの順番を決めなかった、答えを転記し間違えたなど、行動レベルまで原因を分けます。
そのうえで、次回の対策を一つ決めます。
計算ミスなら途中式を一行ずつ書く。条件の読み落としなら、数字だけでなく条件を表す言葉にも線を引く。数え漏れなら表を作る、といった形です。
保護者は「次は気をつけよう」ではなく、「次に同じ形が出たら何をする?」と聞いてください。
難しい年度では取る問題を選ぶ
平均点が低い年度では、全問を解こうとしないことが重要です。
問題全体を確認し、
「すぐ解ける」
「少し考えれば進める」
「今は方針が立たない」
の三つに分けます。
最初の問題を確実に取り、二番目へ進み、三番目は最後に戻ります。
2026年度のように受験者全体の平均が41.6点、合格者平均が54.8点の年度では、85点を目指して難問に粘るより、50点台を確実に取る戦略が現実的です。
小4から小6まで学年別に力を積み上げる
小学4年生では、計算の正確さと図を書く習慣を固めます。過去問を一式解く必要はありません。学習済みの小問だけを使い、途中式を整理する練習をしましょう。
小学5年生では、規則性、場合の数、速さ、比、図形の典型問題を確実にします。一つの問題について、「別の解き方はないか」を考える経験も効果的です。
小学6年生では、本番と同じ60分で過去問を解き、問題選択と時間配分まで振り返ります。秋以降は、答えだけでなく式・図・言葉で考えを書き切る練習も必要です。
学年に応じた土台を積み上げることで、問題が易しくても難しくても、得点を安定させられます。
まとめ|開成算数の易化を期待せず対応力を磨こう
開成算数には、平均点が大きく上昇し、「易化した」といえる年度があります。
特に2023年度は、算数の合格者平均が76.4点となり、近年では非常に得点しやすい結果でした。しかし、2026年度は合格者平均54.8点、受験者全体の平均41.6点まで下がっています。
この結果から、開成算数が継続的に易化しているとは判断できません。
易しい年度では標準問題の取りこぼしを減らし、難しい年度では解く問題を選んで合格点を守ることが重要です。
家庭で過去問に取り組む際は、得点だけで一喜一憂せず、受験者平均と合格者平均との差を確認してください。
また、難問が解けなかったことより、取れるはずの問題をなぜ落としたのかを分析しましょう。
開成算数の易化を期待するより、どのような難度でも必要な点数を取り切れる力を身につけることが、合格へ最も確実につながる対策です。
\【開成中対策】合否を分ける“立体図形”でつまずいていませんか?/

開成中の算数で、毎年「合否を左右する」と言われるのが立体図形です。
- 問題の構造が複雑でイメージできない
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- 図を頭の中で再現できない
- 過去問の正答率が安定しない
こうした悩みは、実物の立体を “見て・触って・動かして” 理解できる教材を使うと、劇的に改善します。
特に開成の立体図形は、「文章 → 図 → 論理」を高速でつなぐ“空間認識力”が必須。
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