\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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中学受験算数の「ページ数問題」とは?

私の子は本のページ数を求める問題になると、どの数字を使えばいいのか分からなくなってしまう
この記事では、そんな悩みに対して、中学受験算数で出てくるページ数問題の基本的な考え方と、割合や比が入ったときの解き方を順番に解説します。
中学受験算数では、
「1日目に全体の何分の何を読んだ」
「2日目は前日より○ページ多く読んだ」
「残りを3日間で読んだ」
といった、本のページ数を題材にした文章題が出てきます。
実際の中学入試でも、日によって読むページ数が変化し、最終的に本全体のページ数を求めるタイプが出題されています。
こうした問題は文章が長いため、算数が苦手な子ほど「難しそう」と感じます。
しかし、考える基本は、
本全体=読んだページ+残ったページ
です。
この関係を図や比で整理できれば、長い文章題でも見通しが立ちやすくなります。
本全体・読んだページ・残りを整理する問題
ページ数問題で最初に確認したいのは、登場する量です。
基本的には、
本全体のページ数
すでに読んだページ数
まだ読んでいないページ数
の3つです。
たとえば300ページの本を120ページ読んだなら、
300-120=180ページ
が残っています。
これは簡単です。
ところが中学受験では、
「全体の3分の1を読んだあと、さらに20ページ読んだ」
などと条件が加わります。
このときも基本は同じです。
全体
↓
読んだ部分
↓
残った部分
という関係を一つずつ整理します。
割合や比と組み合わされることが多い
中学受験のページ数問題が難しく感じられる原因の一つが、ページ数そのものが最初から分からないことです。
たとえば、
「1日目に全体の5分の1を読み、2日目に残りの4分の1を読んだ」
という問題です。
この場合、
「5分の1」
「4分の1」
が何に対する割合なのかを区別しなければなりません。
1日目の5分の1は「本全体」に対する割合。
2日目の4分の1は「1日目を読み終えたあとの残り」に対する割合です。
算数が苦手な子は、この「何に対する割合か」を見失いやすいため注意しましょう。
文章が長くても考えることはシンプル
ページ数問題では、文章量に惑わされないことが重要です。
たとえば、
「初日は○ページ」
「翌日は初日より10ページ多い」
「その後は毎日20ページずつ」
「4日目に読み終わった」
と書かれていても、一つずつ並べれば難しくありません。
1日目 □ページ
2日目 □+10ページ
3日目 20ページ
4日目 20ページ
という形に変換します。
文章をそのまま頭の中で覚えるのではなく、数字や図へ置き換えることがページ数問題攻略の第一歩です。
ページ数問題の基本的な解き方
まず「本全体」を1または共通の比で表す
割合が出てきたら、本全体を「1」として考えるのが基本です。
たとえば、
「本全体の4分の1を読んだ」
なら、
全体=1
読んだ部分=1/4
残り=3/4
です。
割合が複数登場して計算しにくい場合は、全体を整数の比で置く方法もあります。
たとえば、
1/3
1/4
が出てくるなら、分母3と4の最小公倍数である12を利用して、
本全体=⑫
と考えます。
すると、
1/3=④
1/4=③
となり、分数より整理しやすくなることがあります。
中学受験では、この「全体を都合のよい数に置く」という考え方が非常に役立ちます。
日ごとのページ数を順番に整理する
次に、日ごとの量を書き出します。
例として、
「1日目に全体の1/4、2日目に30ページ読み、残りが90ページだった」
とします。
本全体を①とすると、
1日目=1/4
2日目=30ページ
残り=90ページ
です。
したがって、
全体の3/4=30+90=120ページ
となります。
全体は、
120÷3×4=160ページ
です。
答えは160ページ。
重要なのは、いきなり式を作らないことです。
まず「どの日にどれだけ読んだのか」を整理してから式へ進みましょう。
残りから逆算すると解きやすいこともある
ページ数問題では、最初から順番に計算するより、最後から戻ったほうが簡単な場合があります。
たとえば、
「最後の日に残りの半分と10ページを読んで読み終えた」
という条件なら、直前の残りを考えることになります。
中学受験では、
最後の状態
↓
その1日前
↓
さらにその前
と逆算する問題がよくあります。
子どもが前から計算して行き詰まったら、
「最後に何ページあったらこの条件になるかな?」
と聞いてみてください。
ページ数問題では「前から進む」「後ろから戻る」の両方を使えることが強みになります。
中学受験でよく出るページ数問題3パターン
毎日同じページ数を読む問題
最も基本的なのは、
「毎日同じページ数を読んだ」
という問題です。
たとえば、
「5日間で150ページ読みました。毎日同じページ数を読んだとすると、1日何ページですか」
なら、
150÷5=30ページ
です。
入試ではここに、
「最初の3日間は同じページ数」
「その後は毎日5ページずつ多くした」
といった条件が追加されます。
条件が増えても、
1日目
2日目
3日目
と縦に並べれば整理できます。
「全体の何分の何+○ページ」と読む問題
中学受験らしいのが、
「全体の1/5より10ページ多く読んだ」
というタイプです。
本全体を⑤とすれば、
1/5=①
なので、
読んだページ=①+10ページ
と表せます。
同じ問題の中で、
「次の日は全体の1/4より5ページ少ない」
などが出てきても、全体を分母の最小公倍数で置けば整理しやすくなります。
たとえば1/5と1/4なら、
本全体=⑳
として、
1/5=④
1/4=⑤
と考えます。
分数を整数の比へ変えるだけで、かなり見やすくなります。
読む速さが途中で変わる問題
もう一つが、途中で1日に読むページ数が変わる問題です。
たとえば、
最初の3日間は毎日20ページ
その後は毎日30ページ
というタイプです。
この場合は、
最初の3日間
20×3=60ページ
その後4日間なら、
30×4=120ページ
合計、
60+120=180ページ
となります。
実際の入試では、旅行中だけ読む量が減るなど、状況を変化させて出題することもあります。
文章をそのまま読むと複雑ですが、
期間
1日あたりのページ数
日数
合計
という4項目で表にすると整理しやすくなります。
算数が苦手な子のページ数問題の教え方
式より先に横一本の線を書く
ページ数問題が苦手な子に、親が最初から式を教えるのはおすすめしません。
まず一本の線を書きます。
本全体
|────────────|
そして、
読んだ部分
残った部分
に分けます。
たとえば1/4読んだなら、
|──|─────────|
1/4 残り3/4
とします。
図にすると、
「1/4を読んだから3/4残る」
という関係が目で分かります。
割合が苦手な子ほど、式より先に線分図を使いましょう。
「何を1としているか」を毎回確認する
ページ数問題で特に多い間違いが、
「残りの1/3」
と
「全体の1/3」
を同じものだと思ってしまうことです。
そこで家庭では、
「この1/3は何の1/3?」
と聞いてください。
答えが、
「本全体」
「昨日まで読んだ残り」
と説明できれば、割合を正しく捉えられています。
中学受験算数では、割合の数字そのものより「何をもとにした割合なのか」を理解することが重要です。
解いた翌日に数字を変えて1問だけ解く
解説を読んで分かった問題でも、翌日になると解けないことがあります。
そのため、類題を1問だけ解かせてください。
たとえば、
全体の1/4を読んだ
という問題を解いた翌日は、
全体の1/5を読んだ
というように数字だけ変えます。
大量に解かせる必要はありません。
「昨日の考え方をもう一度使えるか」を確認することが目的です。
もし自力で線分図を書けたら、解法が少しずつ定着している証拠です。
まとめ|ページ数問題は全体と部分を図にすると解ける
中学受験算数のページ数問題では、
本全体
読んだページ
残ったページ
の3つを整理することが基本です。
文章が長くても、まず、
「本全体はいくつと考える?」
「どこまで読んだ?」
「何ページ残った?」
と分けていけば、必要な情報が見えてきます。
特に割合が入る場合は、
全体を1とする
または
分母の最小公倍数を使って整数の比にする
という方法が便利です。
また、
「全体の1/3」
「残りの1/3」
を混同しないように、「何を1としているのか」を毎回確認してください。
算数が苦手な子の場合、式を早く書かせることより、
線分図を書く
↓
全体と部分を確認する
↓
ページ数へ直す
↓
最後に式を書く
という順序を身につけることが大切です。
ページ数問題は、独立した特殊な問題に見えますが、実際には割合・比・速さにもつながる重要な文章題です。
文章をそのまま計算しようとせず、「全体と部分」に置き換えること。
これができるようになると、条件が長い中学入試問題でも、自分で整理して解き始められるようになります。
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