\【開成中対策】合否を分ける“立体図形”でつまずいていませんか?/

開成中の算数で、毎年「合否を左右する」と言われるのが立体図形です。
- 問題の構造が複雑でイメージできない
- 切断・回転・容積変化の思考が追いつかない
- 図を頭の中で再現できない
- 過去問の正答率が安定しない
こうした悩みは、実物の立体を “見て・触って・動かして” 理解できる教材を使うと、劇的に改善します。
特に開成の立体図形は、「文章 → 図 → 論理」を高速でつなぐ“空間認識力”が必須。
家庭学習でも、立体図形を手で動かしながら学べるだけで、理解スピードが大きく変わります。
開成中の入試20年分の立体図形を立体化した、
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開成中学算数に科目別の合格点はある?

開成の過去問で息子の算数が50点前後しか取れず、私まで合格点に届かないのではと焦ります
この記事では、開成中学算数に科目別の合格点があるのかを整理し、過去の平均点から考えられる目標点と、家庭で点数を伸ばす方法を分かりやすく解説します。
「開成中学の算数は何点取れば合格できるのか」は、多くの保護者が気になるところです。
しかし、最初に理解しておきたいのは、開成中学が算数だけの合格最低点を公表しているわけではないということです。
算数の得点だけで合否が決まるのではなく、4科目の合計点で判定されます。
合否は4科310点の合計で決まる
開成中学の学力試験は、国語85点、算数85点、理科70点、社会70点の合計310点です。試験時間は国語50分、算数60分、理科・社会が各40分となっています。
算数は国語と並んで85点あり、4科合計の約27%を占めます。
そのため、算数が合否に大きな影響を与えることは間違いありません。ただし、算数で高得点を取っても、ほかの3科目が低ければ合格できない可能性があります。
反対に、算数が合格者平均を少し下回っても、国語・理科・社会で補えれば合格することは可能です。
つまり、「算数の合格点」という一本の線を探すより、4科合計の中で算数を何点取る科目にするかを考える必要があります。
学校が公表するのは平均点と4科合格最低点
開成中学が公表しているのは、科目ごとの合格者平均点と受験者全体の平均点、そして4科合計の合格者最低点です。
直近の2026年度入試では、算数の合格者平均が54.8点、全体平均が41.6点でした。4科合計では合格者平均が222.8点、全体平均が193.4点、合格者最低点が205点です。
一方、2025年度は算数の合格者平均が55.2点、全体平均が46.9点でした。4科合計の合格者平均は219.5点で、合格者最低点は202点です。
この数字から、「2026年は算数54.8点が合格点だった」と考えてはいけません。
54.8点は合格者の平均であり、合格した受験生全員が54.8点以上を取ったという意味ではないからです。
算数だけで何点なら合格とは断定できない
同じ算数50点でも、ほかの3科目の点数によって意味は変わります。
たとえば算数50点、国語60点、理科55点、社会55点なら、4科合計は220点です。近年の4科合格最低点と比べても、十分に合格圏を考えられる合計になります。
一方、算数60点を取っても、ほかの3科目が合計130点なら、4科合計は190点です。この場合、近年の合格最低点には届きません。
また、学校は科目別の足切り点について公表していません。公式サイトにも、公表済みの内容以上の情報には回答できない旨が記載されています。
したがって、開成中学算数の合格点を一つの数字で断定する情報には注意が必要です。
開成中学算数の平均点から目標点を考える
科目別の合格最低点は分かりませんが、過去の合格者平均から、過去問演習における現実的な目標点は考えられます。
大切なのは、特定年度の数字だけを見ず、複数年の幅を見ることです。
過去6年の合格者平均は54.8~76.4点
2021年度から2026年度までの算数の合格者平均は、次のとおりです。
- 2021年度:55.8点
- 2022年度:60.7点
- 2023年度:76.4点
- 2024年度:58.3点
- 2025年度:55.2点
- 2026年度:54.8点
2021~2025年度の結果は開成中学校の過去入試結果、2026年度は最新の入試結果として公表されています。
最も低い年度は54.8点、最も高い年度は76.4点で、21.6点もの差があります。
これは、年度によって問題の難易度や得点しやすさが大きく異なることを示しています。
特に2023年度は合格者平均76.4点、全体平均61.7点と、ほかの年度より高い結果でした。85点満点に対して76.4点なので、得点率は約90%です。
この年度だけを基準にして「開成は算数で75点必要」と考えるのは適切ではありません。
まずは50点、安定目標は55~60点
近年の平均点を踏まえると、過去問演習の第一目標は50点、合格を見据えた安定目標は55~60点程度と考えるのが現実的です。
60点は85点満点の約71%です。難しい年度でもこの水準を確保できれば、算数を大きな弱点にせず、4科合計を支える科目にできます。
ただし、55点を1回取っただけでは十分とはいえません。
開成の算数は年度による出題内容の差が大きいため、複数年度で50点台後半を維持できるかを見る必要があります。
算数が苦手な子は、いきなり60点を目指すと難問ばかり追いかけてしまいます。最初は40点から50点、次に50点から55点というように、5点刻みで目標を設定しましょう。
85点満点の試験で5点伸ばすには、難問を一つ完答しなくても、取りこぼした小問を一つか二つ正解へ変えれば届くことがあります。
年度によって目標点を調整する
過去問の点数は、その年の合格者平均や全体平均と比べて評価します。
たとえば2025年度に55点を取った場合、合格者平均55.2点とほぼ同じです。この結果だけを見れば、算数は合格者水準に近いと判断できます。
一方、2023年度に55点だった場合、全体平均61.7点を下回り、合格者平均76.4点とは21.4点の差があります。同じ55点でも評価は大きく異なります。
家庭で点数を記録するときは、得点だけでなく、次の三つを並べて書きましょう。
「本人の得点」「その年度の全体平均」「その年度の合格者平均」です。
これにより、問題が難しくて点数が低かったのか、本人の理解が足りなかったのかを判断しやすくなります。
開成算数で合格点に近づく得点戦略
開成算数で55~60点を目指すからといって、全問題の7割を同じように解く必要はありません。
実際の試験では、解く問題を見極め、取れる点を積み上げる力が重要です。
正答率の高い問題を落とさない
合格点に近づくために最優先すべきなのは、最難問の攻略ではありません。
計算問題、基本的な小問、誘導に沿えば解ける設問など、合格を目指す受験生なら取るべき問題を確実に得点することです。
過去問で45点だったときも、答案を詳しく見ると、難問が解けなかったことより、計算ミスや条件の読み落としで10点近く失っている場合があります。
この10点を取り戻せば55点です。
保護者は「どの問題が解けなかったか」だけでなく、「本来取れたはずの点を何点落としたか」を確認してください。
大問を小問単位で判断する
開成の大問は、後半になるほど難しくなることがあります。
大問を見ただけで「図形だから無理」「場合の数は苦手」と飛ばすと、前半の取りやすい小問まで失ってしまいます。
問題選択は大問単位ではなく、小問単位で行います。
最初の小問で具体例を調べる、次の小問で規則を使う、最後の小問で一般化するという構成なら、前半だけでも得点できる可能性があります。
60分の試験では、最初の5分程度で全体を確認し、「すぐ解く」「考えれば解けそう」「後回し」の三つに印を付ける方法が有効です。
一つの問題に長く固執せず、取れる小問を先に集めることが、合格者平均へ近づく基本戦略です。
式や図を残して部分点につなげる
開成中学の算数は、答えだけを書く形式ではなく、指定された解答欄に式・図・計算などを書くよう求められます。
そのため、答えまで到達できなくても、考え方が伝わる途中過程を残すことが重要です。
速さなら線分図やダイヤグラム、場合の数なら表や調べた例、図形なら補助線と等しい長さの印を残します。
ただし、学校は採点基準や部分点の詳細を公表していません。したがって、「この式を書けば必ず何点もらえる」とは断定できません。
それでも、途中過程を整理する習慣には、考え違いや計算ミスを発見しやすくする効果があります。空欄のままにするより、自分が分かったところまで筋道立てて書く練習をしておきましょう。
家庭でできる過去問の点数改善法
過去問の得点は、採点して終わるだけでは伸びません。
家庭学習では、失点の原因を分析し、次の年度で同じ失敗を減らすことが必要です。
点数を三つの失点原因に分ける
間違えた問題は、次の三つに分類します。
一つ目は「知識不足」です。公式や基本解法を知らず、方針を立てられなかった問題です。
二つ目は「整理不足」です。必要な知識はあったものの、条件を図や表に移せなかった問題です。
三つ目は「実行ミス」です。解き方は合っていたのに、計算、転記、単位、答え方などで失点した問題です。
たとえば50点だった答案で、知識不足が15点、整理不足が10点、実行ミスが10点あるなら、最初に直すべきなのは実行ミスです。
新しい難問を増やさなくても、実行ミスの半分を減らせば55点へ近づけます。
解けたはずの問題から復習する
復習の優先順位は、最も難しい問題からではありません。
おすすめの順番は、次のとおりです。
最初に計算ミスや読み違いで落とした問題、次に解説の最初の一言で方針が分かった問題、その後に基礎単元へ戻れば理解できそうな問題を復習します。
最後まで解説を読んでも理解できない最難問は、いったん保留にして構いません。
学習相談では、難問一題に1時間使うより、取れそうだった三題を解き直したほうが、次の過去問で点数が安定するケースが多くあります。
「解けなかった問題を全部やり直す」のではなく、「本番で得点に変えられる問題を優先する」という視点が大切です。
年度別得点を記録して安定度を見る
過去問の記録には、年度、得点、合格者平均、全体平均、失点原因を書きます。
さらに、「時間内なら解けた点数」と「時間を延長して解けた点数」を分けると、課題が明確になります。
たとえば制限時間内が48点、時間延長後が62点なら、知識よりも時間配分に課題があります。
制限時間内も時間延長後も48点なら、単元理解や解法選択を戻って学ぶ必要があります。
1年分の結果で一喜一憂せず、直近3~5年分で50点台後半を取れるかを確認してください。
点数が「42点、61点、47点、59点」と大きく揺れる場合は、得意単元への依存が強い状態です。「54点、57点、56点、59点」と安定してきたら、算数で大崩れしにくい力が育っていると判断できます。
まとめ|開成中学算数は55~60点を一つの目安にする
開成中学は、算数だけの合格最低点を公表していません。
公表されているのは、算数を含む各科目の合格者平均と全体平均、そして4科合計の合格者最低点です。そのため、「算数で何点取れば必ず合格」と断定することはできません。
過去6年の算数合格者平均は54.8~76.4点と幅があります。2025年度は55.2点、2026年度は54.8点でしたが、2023年度は76.4点でした。問題の難易度によって平均点が大きく変わるため、得点は必ずその年度の平均と比べて評価しましょう。
過去問演習では、まず50点を超えること、次に複数年度で55~60点程度を安定して取ることを一つの目安にします。
ただし、算数の目標点は、国語・理科・社会とのバランスによって変わります。算数が得意なら60点以上を得点源として狙い、苦手なら50点台を守りながら他科目と合わせて4科合計を作る考え方も必要です。
家庭で取り組む際は、最難問ばかり追わないでください。
計算ミス、条件の読み落とし、時間配分の失敗など、本来取れた点を一つずつ回収します。大問を丸ごと諦めず、前半の小問を取り、式や図を残す練習も重ねましょう。
開成算数で合格に近づく鍵は、最高点を一度取ることではありません。
難しい年度でも取るべき問題を見極め、50点台後半を安定して積み上げられる答案を作ることです。
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開成中の算数で、毎年「合否を左右する」と言われるのが立体図形です。
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- 図を頭の中で再現できない
- 過去問の正答率が安定しない
こうした悩みは、実物の立体を “見て・触って・動かして” 理解できる教材を使うと、劇的に改善します。
特に開成の立体図形は、「文章 → 図 → 論理」を高速でつなぐ“空間認識力”が必須。
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