\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
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灘算数1日目の特徴と難易度

灘の算数1日目は問題数が多く、うちの子が時間内に解けるのか私も不安です
この記事では、灘算数1日目の試験形式や出題傾向を整理し、限られた時間で得点を伸ばすために家庭で何を練習すればよいのかを順を追って解説します。
灘中の算数1日目は、難問をじっくり考えるだけの試験ではありません。
幅広い分野の問題を見渡し、短時間で方針を立て、解ける問題を正確に得点へ変える力が必要です。
そのため、「もっと速く計算しなさい」と急がせるだけでは十分な対策になりません。問題を選ぶ順番、途中式の書き方、離れる判断まで含めて練習することが大切です。
試験時間は60分・100点満点
灘中の算数は2日間に分けて実施され、1日目と2日目はいずれも100点満点です。
2026年度の算数1日目は60分で実施されました。2日目も60分ですが、両日では問題形式や求められる力が異なります。
1日目は、独立した短い問題が並び、答えを解答欄へ記入する形式が中心です。途中の考え方が正しくても、最終的な数字を間違えると得点にはつながりません。
一方、2日目は複数の小問を含む大問を順番に解き、式や図を使って考え方を示す問題が中心です。
つまり1日目では、考える力に加えて、次の3点が重要になります。
- 問題を選ぶ判断
- 計算や作図の正確さ
- 短時間で答えまでまとめる処理力
独立した問題を幅広い分野から出題
灘算数1日目では、計算、割合、速さ、数の性質、規則性、場合の数、平面図形、立体図形などが幅広く出題されます。
2026年度は11題構成で、例年より問題数が1題少ない分析でした。基本計算から割合、数の性質、平面図形、立体図形まで、標準問題と応用問題がバランスよく並んでいます。
問題数が少なくなったからといって、簡単になったわけではありません。
一つの問題で複数の条件を処理したり、図形の中から必要な関係を短時間で見つけたりする必要があります。
また、前半に計算問題、後半に難問が必ず並ぶとは限りません。後ろの方に取りやすい問題がある年度も考えられるため、第1問から順番に解き続ける方法には注意が必要です。
平均点の年度差が大きい
灘算数1日目の難易度は、年度によって変わります。
学校公表の入試資料によると、2022~2026年度の受験者平均は47.5~63.5点、合格者平均は60.1~79.4点でした。
2023年度の合格者平均は79.4点でしたが、2026年度は60.1点です。約19点の差があり、年度によって必要な得点水準が異なることが分かります。
そのため、過去問で60点だったから低い、80点だったから安心とは一概に判断できません。
その年度の受験者平均・合格者平均と比べながら、次の点を確認しましょう。
- 合格者も苦戦した難問だったか
- 本来取るべき標準問題を落としたか
- 時間配分によって未着手になったか
- 計算や転記で失点したか
点数だけではなく、失点の中身を見ることが重要です。
灘算数1日目で合否を分ける3つの力
解く問題を短時間で選ぶ力
灘算数1日目では、すべての問題に同じ時間を使う必要はありません。
最初に問題を見て、次の3種類に分けます。
- ○:すぐに解き方が浮かぶ
- △:少し試せば進めそう
- ×:方針が立たない
最初に解くのは○の問題です。
算数が苦手な子ほど、「問題は番号順に解くもの」と考えやすくなります。しかし、第4問で止まったまま10分使い、その後にある得意な図形問題を解けなければ、実力を十分に得点へ変えられません。
問題を飛ばすことは、諦めることではありません。
「今解くべきか、後で解くべきか」を決めることも、灘算数で問われる力の一つです。
基本問題を正確に取り切る力
灘中対策では難問へ目が向きやすいものの、得点の土台になるのは基本・標準問題です。
2026年度の1日目でも、分数や小数を含む四則計算、割合、速さ、条件に合う整数などが出題されました。計算手順を落ち着いて整理すれば解ける問題もあり、こうした問題を落とさないことが重要でした。
計算問題で必要なのは、ただ速く手を動かすことではありません。
- 約分できる組み合わせを先に探す
- 分数の線や小数点を大きく書く
- 途中式を縦にそろえる
- 答えを転記した後に問題番号を確認する
このような小さな習慣が、失点を防ぎます。
家庭では、難問を解けたことだけを褒めるのではなく、「取るべき問題を予定時間で正解できた」ことも評価してください。
数と図形の規則を素早く見抜く力
灘算数1日目には、数の並びや図形の中から規則を見つける問題がよく出ます。
2026年度にも、大きな整数の特定の桁を求める問題、正六角形や正七角形を扱う問題、折り目のついた長方形、立体の面積・体積などが出題されたと分析されています。
規則性の問題では、最初から大きな数を計算してはいけません。
1回目、2回目、3回目まで試して、
- 何個で繰り返すか
- 常に変わらないものは何か
- 同じ並びに戻るのは何回目か
を確認します。
図形では、すぐ長さを計算するのではなく、平行、等しい角、相似、対称性、同じ高さの三角形を探します。
灘中で求められるのは、特別な公式ではなく、基本知識を使う場所を早く見抜く力です。
灘算数1日目の時間配分と解く順番
最初の3分で全問題を確認する
試験が始まったら、すぐに第1問の計算へ入るのではなく、まず全体を見ます。
目安は2~3分です。
問題文をすべて詳しく読む必要はありません。単元、文章量、図の複雑さを確認し、○・△・×を付けます。
この時間をもったいないと感じるかもしれませんが、最初に順番を決めることで、得意問題を残したまま時間切れになる失敗を防げます。
たとえば、
- 計算と割合は○
- 数の規則性は△
- 複雑な立体図形は×
- 得意な平面図形は○
というように、本人の得意不得意を基準に判断します。
一般的な難易度ではなく、「自分にとって取りやすいか」で決めることが大切です。
1周目は方針が立つ問題だけ解く
60分の時間配分例は、次の通りです。
- 全体確認:3分
- 1周目の○問題:30分
- 2周目の△問題:20分
- 答案確認:7分
年度や得意分野によって調整は必要ですが、1周目で得点源を確保する考え方は共通です。
一つの問題に使う時間は、問題数が11~13題なら平均4~5分程度です。
ただし、「5分たったら必ずやめる」という意味ではありません。
あと一つの計算で答えが出そうなら続けます。一方、3分考えても新しい式や図が一つも増えていないなら、一度離れます。
時計だけでなく、答案が進んでいるかを基準に判断しましょう。
残り5分は答案の確認に使う
残り5~7分になったら、原則として新しい難問には手を出しません。
確認するのは次の点です。
- 解答欄のずれ
- 問題番号の間違い
- 単位の書き忘れ
- 小数点や分数の転記
- 求めるものと答えが合っているか
- 飛ばした問題の書き忘れ
特に、複数の答えを求める問題では、一つだけ解答欄へ書き忘れることがあります。
最後の時間は「もう1題解く時間」ではなく、「すでに解いた問題を確実な得点へ変える時間」です。
家庭でできる灘算数1日目の対策
10分の短時間演習から始める
算数が苦手な子に、いきなり60分の過去問演習を繰り返すと、集中が切れやすくなります。
最初は10分で2~3題を解く短時間演習から始めましょう。
目標は、すべて解き切ることではありません。
- どの問題から解くか決める
- 進まない問題を離れる
- 最後の1分で確認する
という本番の動きを小さく練習します。
慣れてきたら、15分、30分、60分と時間を広げていきます。
正解した問題も所要時間を記録する
過去問では、不正解だけを復習しがちです。
しかし、正解した問題でも10分以上かかっていれば、本番では時間を使いすぎている可能性があります。
問題ごとに、
- 解き始めた時刻
- 一度離れた時刻
- 解き終えた時刻
を記録しましょう。
正解でも遅かった問題は、より短い解法を確認します。不正解でも短時間で適切に離れられた問題は、時間判断として評価できます。
「正解か不正解か」と「時間の使い方」を分けて見ることが大切です。
間違いを4種類に分けて直す
失点した問題は、次の4種類に分けます。
- 知識不足
- 条件の読み違い
- 計算・作図ミス
- 時間配分の失敗
知識不足なら、同じ単元の基本問題へ戻ります。
読み違いなら、変化する条件へ線を引く練習をします。計算ミスなら、途中式の配置や数字の大きさを直します。時間配分なら、後回しにする基準を決めます。
すべてを「ケアレスミス」でまとめてはいけません。
原因を具体化すると、次に行う対策も明確になります。
学年に合わせて過去問の使い方を変える
小学4年生は、灘算数1日目を通して解く必要はありません。
計算、割合、規則性など、学習済みの問題を1題選び、条件を書き出すところまで取り組めれば十分です。
小学5年生は、塾で学習した単元の発展問題として使います。
数の性質を習った後に整数問題、相似を習った後に平面図形というように、単元と結び付けましょう。
小学6年生は、最初に問題を数題ずつ分けて解き、秋以降に60分の通し演習へ進みます。
通し演習の後は、点数だけでなく、問題を解いた順番、使った時間、離れる判断、計算ミスまで記録してください。
まとめ|灘算数1日目は速さより判断力が重要
灘算数1日目は、60分・100点満点で、数や図形を中心とした幅広い問題が出題されます。年度によって問題数や平均点は変わりますが、短時間で問題を選び、取れる問題を正確に仕上げる重要性は変わりません。
対策では、次の順番を意識しましょう。
最初に全体を見る、方針が立つ問題から解く、進まない問題から一度離れる、最後に答案を確認するという流れです。
家庭学習では、正答数だけでなく、各問題にかけた時間と失点原因を記録します。
お子さんが時間内に終わらないときも、「もっと急いで」と言うだけでは改善しません。
「どの問題を先に取る?」
「今の問題で新しく分かったことはある?」
「あとで戻る印を付けようか」
と声をかけてみてください。
灘算数1日目で必要なのは、ただ手を速く動かす力ではありません。限られた60分を、得点できる問題へ正しく配る判断力です。
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中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
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- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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