\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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中学受験で算数が苦手になる主な原因

塾に通っているのに、うちの子の算数だけ伸びず、私まで焦ってしまいます
この記事では、中学受験で算数が苦手になる原因を整理し、家庭で今日から取り組める具体的な克服法を順を追って解説します。
理解しないまま解き方を覚えている
中学受験算数が苦手な子によく見られるのが、解法を手順として覚えている状態です。
塾の授業で説明された直後や、解説を見ながらであれば解けます。しかし、数字や問題文の形が少し変わると、急に手が止まります。
例えば、つるかめ算で「差を出して割る」という手順だけを覚えていても、何と何の差を求めるのか理解していなければ、人数や品物を扱う類題には対応できません。
本当に理解できている状態とは、「全部を一方だと考えた」「一つ入れ替えると差がいくつ生まれる」と説明できる状態です。
答えが合ったかだけでなく、なぜその式になるのかを確認する必要があります。
前の単元のつまずきが残っている
算数は、以前に習った内容を使いながら新しい単元へ進む教科です。
そのため、前の単元の理解不足が残っていると、現在習っている内容まで分からなくなります。
例えば、割合が曖昧なままでは、売買損益や濃度を理解しにくくなります。比が苦手なままでは、速さと比、相似、面積比にも影響します。
子どもが「今習っている単元が分からない」と言っていても、本当の原因は数か月前の内容にあるかもしれません。
新しい問題を増やす前に、どの基本事項まで戻れば自力で解けるかを確認することが大切です。
難しい問題を優先しすぎている
志望校の難易度を意識するあまり、応用問題や難問ばかりを解かせると、苦手意識が強くなることがあります。
基本問題で式を立てられない子が難問へ挑戦しても、毎回解説を読むだけになりやすいからです。
算数の力を伸ばすには、自分で考えて正解できる経験が必要です。
10問中2問しか解けない教材より、6~8問ほど自力で解ける教材のほうが、考え方を身につけやすくなります。
難しい問題を解くことより、標準問題を見たときに方針が立ち、正確に答えまで出せることを優先しましょう。
間違いをケアレスミスで終わらせている
計算ミス、条件の読み落とし、単位忘れなどを、すべて「ケアレスミス」とまとめてはいけません。
ミスには、必ず起きた場所と原因があります。
例えば計算ミスでも、数字を小さく書いた、途中式を省略した、分数の約分を暗算したなど、直すべき行動は異なります。
問題文の「残り」「少なくとも」「最大」を読み落としたなら、重要な言葉へ印をつける習慣が必要です。
間違いを具体的に言葉にしなければ、次のテストでも同じ失点を繰り返します。
算数が苦手な子が最初に取り組むこと
直近のテストから苦手の正体を見つける
最初に行いたいのは、問題集を増やすことではなく、直近のテストや宿題を見直すことです。
3回分ほど並べ、間違いを次の4種類に分けます。
公式や基本事項を知らなかった「知識不足」、何を使うか分からなかった「方針不足」、計算や書き写しを間違えた「作業ミス」、解ける問題を残した「時間不足」です。
例えば、速さの問題で毎回図を描かずに間違えているなら、公式を覚え直すだけでは改善しません。
図を描く習慣を作ることが必要です。
「算数全体が苦手」と考えず、どの行動を直すべきかまで具体化しましょう。
計算・文章題・図形を分けて考える
算数の苦手は、大きく計算、文章題、図形に分けると整理しやすくなります。
計算が苦手な子は、途中式が少ない、位がそろっていない、単位換算が曖昧といった特徴があります。
文章題が苦手な子は、問題を読んですぐ式を作ろうとし、数量関係を整理できていないことが多いものです。
図形が苦手な子は、条件を書き込まず、印刷された図を眺めたまま止まります。
それぞれ必要な練習は異なります。
すべての単元を一度にやり直すのではなく、最も失点が多い分野から取り組んでください。
自力で6~8割解ける問題へ戻る
苦手克服では、現在の学年より前の教材へ戻ることも必要です。
ただし、「学年を下げる」と考える必要はありません。理解できていない段階へ一つ戻るだけです。
問題集を10問ほど解き、自力正解が3問以下なら難しすぎます。6~8問解ける難度が、家庭学習の中心に適しています。
基本問題を解けるようになったら、同じ考え方を使う標準問題へ進みます。
基礎へ戻ることを遠回りと感じる保護者もいますが、分からない問題の解説を何度も読むより、使える基本を増やしたほうが早く応用へ進めます。
答えより最初の一手を説明させる
算数が苦手な子には、答えまでの全手順より、最初に何を考えたかを説明させることが効果的です。
例えば、和差算なら「差の部分を取り除いて同じ大きさにした」、面積問題なら「全体から不要な部分を引いた」と言えれば十分です。
最初の一手を説明できない場合、解法を理解せず、式だけを覚えている可能性があります。
家庭では、「なぜこの計算をするの?」「最初にどこを見たの?」と聞いてください。
長い説明を求める必要はありません。
短い言葉で考え方を言える状態を積み重ねることが、初見問題への対応力につながります。
中学受験算数の苦手を克服する家庭学習法
計算は毎日10分で正確さを整える
計算練習は、一度に大量に行うより、毎日短時間続けるほうが取り組みやすくなります。
目安は1日10分、5~10問程度です。
最初は時間を競わず、途中式を残す、数字をそろえる、単位を書くことを優先します。
間違えた場合は、「繰り上がり」「約分」「写し間違い」など、原因を一言書きます。
同じミスが3回以上続く場合は、子どもの注意力ではなく、書き方の仕組みを見直してください。
正答率が安定してから、少しずつ制限時間を短くします。
文章題は線分図や表で整理する
文章題では、式より先に図や表を書きます。
和差算なら2本の線、つるかめ算なら個数と合計を表、速さなら道のりを横線で表します。
例えば、「兄と弟の所持金の合計が3,600円で、兄が弟より600円多い」という問題なら、兄と弟を2本の線で描きます。
兄の線を600円長くすれば、残りを2等分する考え方が見えます。
図は美しく描く必要はありません。
同じ部分、違う部分、求める部分が分かれば十分です。
保護者が完成図を描くのではなく、「誰と誰を比べている?」と問いかけ、子どもに手を動かさせましょう。
図形は条件を書き込んで描き直す
図形問題では、問題文に示された条件を図へ書き込みます。
等しい辺には同じ印、平行な線には矢印、分かった角度や長さは図の近くに書きます。
印刷された図が小さい場合は、ノートへ大きく描き直してください。
図形が苦手な子は、補助線を引けないのではなく、補助線を引く目的が分からないことがあります。
「三角形を作る」「同じ高さを作る」「円の中心と結んで二等辺三角形を作る」など、引いた後に何ができるかを考えさせましょう。
目的のない線を何本も引くより、条件を整理するほうが先です。
間違えた問題を時間を空けて解き直す
解説を読んだ直後に解き直すだけでは、理解が定着したか判断できません。
答えや式を覚えている可能性があるからです。
間違えた問題は、まず翌日に解き直します。その後、3日後、1週間後にも確認します。
翌日に最初の式が出なければ、まだ理解できていません。
1週間後に何も見ず、以前より短い時間で解ければ、似た問題にも使える状態に近づいています。
すべての問題を繰り返す必要はありません。
基本問題、テストで取るべきだった問題、同じ間違いを繰り返している問題を優先してください。
学年別に考える算数が苦手な子への対策
小学4年生は図に表す習慣を作る
小学4年生は、中学受験算数の考え方に慣れる時期です。
この段階では、難しい問題を解くことより、文章を図や表へ変える習慣が重要です。
和差算、植木算、つるかめ算などを学ぶときは、式だけで終わらせず、必ず簡単な図を残します。
計算も、途中式を大きく書かせてください。
小学4年生で「考えた跡を残す」習慣が身につくと、小学5年生以降の割合や速さを理解しやすくなります。
小学5年生は割合・比・速さを放置しない
小学5年生は、算数の苦手が目立ち始めやすい時期です。
特に割合、比、速さは、その後の相似、面積比、旅人算などにつながります。
分からないまま塾の進度に合わせ続けると、複数単元を組み合わせる問題で手が止まります。
割合なら「何をもとにするか」、比なら「単位がそろっているか」、速さなら「同じなのは時間か距離か」を毎回確認しましょう。
標準問題へ急がず、基本例題を自分の言葉で説明できる状態を作ってください。
小学6年生は取るべき問題を優先する
小学6年生では、すべての問題を解けるようにするより、入試で取るべき問題を落とさないことが大切です。
模試や過去問では、最初に全体を見て、「すぐ解ける」「少し考える」「後回し」に分けます。
難問に10分使い、後半の基本問題を残す失点は避けなければなりません。
復習では、正答率が高い基本問題、途中まで合っていた問題、時間があれば解けた問題を優先します。
過去問で苦手が見つかったら、過去問だけを繰り返さず、単元別の基本教材へ戻りましょう。
保護者は教えすぎず考える時間を守る
子どもが問題の前で止まると、保護者はすぐに解き方を説明したくなります。
しかし、最初から最後まで教えると、子どもは「分からなければ待てばよい」と感じるようになります。
代わりに、「何を求めるの?」「分かっている数字はどれ?」「図にできる?」「小さい数で試せる?」と質問してください。
質問は一度に一つだけにします。
また、「どうしてこんな問題もできないの」と責めるより、「次に取れそうなのはどれ?」と声をかけるほうが、復習へ向かいやすくなります。
保護者の役割は、答えを渡すことではなく、考えを整理するきっかけを渡すことです。
まとめ|中学受験算数の苦手は原因別に直せる
中学受験で算数が苦手になる原因は、一つではありません。
解き方を暗記している、前の単元に抜けがある、難しい問題を選びすぎている、間違いの原因を分析していないなど、子どもによって異なります。
まず、直近のテストを見直し、知識不足、方針不足、作業ミス、時間不足に分けてください。
そのうえで、計算、文章題、図形のどこから立て直すかを決めます。
家庭学習では、自力で6~8割解ける問題を選び、答えではなく最初の一手を説明させましょう。
間違えた問題は、翌日、3日後、1週間後に解き直します。
小学4年生は図に表す習慣、小学5年生は割合・比・速さの定着、小学6年生は問題選択と時間配分が重要です。
算数の苦手は、勉強量を増やすだけでは解消しません。
つまずいた場所まで戻り、一つずつ自力で解ける問題へ変えていくことで、算数が苦手な子でも得点を着実に伸ばせます。
\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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