\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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算数障害とは?中学受験の「算数が苦手」との違い

うちの子は何度練習しても計算が定着せず、算数障害なのではと中学受験が不安です
この記事では、そんな悩みに対して、算数障害と一般的な算数の苦手さの違い、受験を考えるうえでのポイント、家庭でできる具体的な支援を順番に解説します。
中学受験では算数の比重が大きい学校も多いため、「何度教えてもできない」「同じ計算を繰り返し間違える」と、保護者が強い焦りを感じることがあります。
ただし、算数の成績が低いからといって、それだけで算数障害と判断することはできません。
一般に「算数障害」「ディスカリキュリア」と呼ばれる状態は、数や計算など数学的な学習に持続的な困難がみられる学習障害と関係する概念です。WHOのICD-11でも、数学に困難を伴う発達性学習症は神経発達症の枠組みで扱われています。
中学受験を続けるかどうかを、名称だけで早急に決める必要はありません。
まず大切なのは、「どこでつまずいているのか」「どのような方法なら理解しやすいのか」を具体的に探すことです。
算数障害は努力不足だけでは説明できない
文部科学省は学習障害(LD)について、基本的には全般的な知的発達に遅れがない一方で、聞く・話す・読む・書く・計算する・推論するなど、特定の能力の習得や使用に著しい困難を示す状態として教育的支援の対象に位置づけています。
つまり、
「勉強時間が少ないから計算できない」
というケースと、
「十分練習しているのに、数や計算の理解が著しく難しい」
ケースは同じとは限りません。
研究レビューでは、ディスカリキュリアについて、計算などの困難が持続し、学校生活や日常生活にも影響を与える場合があるとされています。推定頻度については研究によって幅がありますが、2019年のレビューでは約3~7%と報告されています。
これは「珍しいから気にしなくてよい」という意味でも、「計算が苦手なら該当する」という意味でもありません。
大切なのは、子どもの困り方を個別に見ることです。
テストの点数だけで算数障害とは判断できない
中学受験では、
授業進度が速い
宿題量が多い
問題が学校算数より複雑
計算時間が限られる
といった理由だけでも点数が下がります。
さらに、
分数だけが苦手
図形だけが苦手
文章を読むのに時間がかかる
ケアレスミスが非常に多い
など、つまずき方は子どもによって違います。
そのため、
「模試で算数の偏差値が低いから算数障害」
「九九を間違えるから算数障害」
と家庭だけで決めつけるのは適切ではありません。
判断するときには、これまでの学習歴、困難の程度や持続性、他の学習領域との違いなどを総合的に見る必要があります。診断や評価は専門家が行う領域です。WHOの診断ガイドも、適切で信頼性のある診断を臨床場面で行うための基準として位置づけられています。
気になる状態が続くなら専門家への相談も選択肢
たとえば、
何度練習しても基本的な数量理解が安定しない
学年相当の計算で強い困難が長期間続く
算数だけ極端に負担が大きい
家庭でも学校でも同じ困り方が続く
といった場合には、担任や学校の特別支援教育コーディネーター、教育相談機関、必要に応じて医療・心理などの専門家へ相談する方法があります。
文部科学省も、保護者・学校・特別支援教育コーディネーター・専門機関が連携して支援する体制を示しています。
「診断をつけるため」だけではなく、子どもに合う学び方を知るために相談するという考え方も大切です。
算数障害が気になる子に見られる算数のつまずき
数の大きさや位取りを捉えにくい
算数で強い困難がある子の中には、計算以前の「数そのもの」の理解でつまずいている場合があります。
たとえば、
307と370の大小を迷う
10のまとまりを捉えにくい
数直線上で50の位置を考えにくい
繰り上がり・繰り下がりが理解しにくい
といった状態です。
こうした場合に、難しい特殊算を大量に解かせても改善につながらないことがあります。
中学受験生だからと学年相当の教材だけにこだわらず、必要なら一度、
10はいくつのまとまりか
100は10がいくつ集まった数か
といった基礎へ戻ることも有効です。
計算手順を覚えても定着しにくい
昨日はできた筆算が今日はできない、途中で手順が入れ替わる、といった困り方もあります。
保護者からすると、
「昨日できたのに、どうして忘れるの?」
と言いたくなる場面です。
しかし、このタイプの子に「もっと覚えなさい」と反復量だけを増やしても負担が大きくなることがあります。
たとえば割り算なら、
①商を立てる
②かける
③引く
④次の数を下ろす
のように、手順を小さく区切ってカードやノートに残す方法があります。
研究レビューでも、算数障害への支援では、困難のある具体的な数学内容に焦点を当てた介入が有効であると報告されています。
文章題で数量関係を整理するのが難しい
計算そのものだけでなく、
「何を求めるのか」
「どの数とどの数を使うのか」
を整理することに強い負担がある場合もあります。
たとえば、
「120円のノートを3冊買いました」
という問題なら、
120円 1冊
120円 1冊
120円 1冊
と実際に並べてから、
120×3
へつなげます。
中学受験だからと、すぐに難しい式へ進める必要はありません。
線分図、数直線、表、具体物などを使い、目に見えない数量関係を見える形に変えることが理解の助けになります。
算数障害があっても中学受験は目指せる?
受験できるかは診断名だけでは決まらない
「算数障害なら中学受験は無理なのでしょうか」と不安になる保護者もいるでしょう。
しかし、受験の可能性は診断名だけでは決まりません。
算数の中でも、
計算は苦手でも図形は得意
処理速度は遅いが考える問題には強い
算数は苦手だが国語・社会が強い
など、学習プロフィールには個人差があります。
重要なのは、
現在どの程度の問題までできるか
どのくらいの時間が必要か
得意科目でどの程度補えるか
本人が中学受験を希望しているか
を具体的に考えることです。
得意科目とのバランスも含めて志望校を考える
中学受験では、学校によって入試科目や配点、問題の特徴が異なります。
そのため算数だけを見るのではなく、得意科目との組み合わせを含めて受験戦略を考える必要があります。
たとえば算数では、
難問を捨てて基本問題の正答率を上げる
計算問題を安定させる
得意な図形分野を確実に取る
といった戦略も考えられます。
「全部できるようにする」ことより、合格に必要な点数をどこで取るかという視点が、中学受験では重要です。
学校ごとの入試方式や配慮は個別に確認する
受験上の配慮については、学校ごとに制度や手続きが異なり、年度によって変更される可能性もあります。
必要な配慮がある場合は、塾の情報だけで判断せず、志望校の募集要項や学校への問い合わせなどで最新情報を確認してください。
診断書や学校での支援実績など、求められる資料が学校ごとに異なる場合もあるため、受験直前ではなく早めに確認しておくことが大切です。
家庭学習でできる算数の支援と教え方
一度に多く教えず手順を細かく分ける
算数に強い困難がある子へ、
「割合を全部復習しよう」
とすると負担が大きすぎることがあります。
たとえば割合なら、
①100%=1を理解する
②50%=0.5を理解する
③「○○の50%」を求める
④もとにする量を求める
というように細かく分けます。
一度に1つだけ練習し、それが安定してから次へ進むことがポイントです。
「10問全部できたか」ではなく、
「今日は50%の意味が分かったか」
という小さな目標にすると、理解の状態も確認しやすくなります。
図・具体物・線分図で数量を目に見える形にする
頭の中だけで考えることが難しい場合には、視覚的な手がかりを積極的に使います。
たとえば、
分数→折り紙や円
割合→100マス
文章題→線分図
速さ→数直線
比→同じ大きさのブロック
などです。
「小6だから具体物を使うのは幼い」と考える必要はありません。
中学受験でも、線分図や面積図を自分で書く力は大きな武器になります。
子どもが理解できる方法を優先しましょう。
できない問題の反復より「できる方法」を探す
同じ問題を20回やらせれば解けるようになるとは限りません。
練習しても定着しない場合には、
問題を簡単にする
1ステップずつ分ける
図を使う
口頭で説明する
書く量を減らす
など、方法そのものを変えてみます。
保護者が家庭で確認したいのは、
「何回やったか」
ではなく、
「どの方法なら分かったか」
です。
算数障害に関する研究でも、一律の学習法ではなく、具体的な数学的困難に合わせた支援の重要性が指摘されています。
中学受験では時間に追われやすいからこそ、量を増やす前に「理解できる方法」を見つけることが結果的に近道になります。
まとめ|中学受験より先に「その子が学べる方法」を整える
「算数障害かもしれない」と感じるほど算数につまずいていると、中学受験を続けてよいのか悩むのは自然なことです。
ただ、算数の成績だけで算数障害かどうかを家庭で判断することはできません。
まずは、
どの単元で困るのか
数そのものの理解はどうか
計算手順で止まるのか
文章理解で止まるのか
図を使うと理解しやすくなるのか
といった「困り方」を具体的に見ていきましょう。
そして、強い困難が長く続く場合には、学校や教育相談機関、必要に応じて専門家へ相談する選択肢があります。文部科学省も、本人・家庭・学校・専門機関が連携して支援することを重視しています。
中学受験をするか、どの学校を目指すかは、その後に考えても遅くありません。
大切なのは、周囲の子と同じ方法で同じ量をこなすことではなく、本人が理解できる学び方を見つけることです。
計算を小さな手順に分ける、図や具体物を使う、得意な分野を生かす――そうした工夫を重ねながら、現在の学力や本人の希望に合った受験の形を考えていくことが大切です。
\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
中学受験算数のプロが開発した、
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