\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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中学受験算数で難しい単元はどこ?まず押さえたい5分野

難しい単元が増えてきて、私もどこからうちの子にやり直させればいいのか分からず焦ります
この記事では、中学受験算数で特に難しいと感じやすい単元を整理し、なぜつまずくのか、家庭ではどの順番で立て直せばよいのかを具体的に解説します。
中学受験算数は、小学校の算数とはかなり印象が変わります。
小4の前半までは比較的順調だった子でも、小5になると突然、
「速さが分からない」
「比になったら点が取れない」
「図形は何をしていいか分からない」
と苦戦することがあります。
これは珍しいことではありません。
中学受験算数では、学年が上がるにつれて一つの知識だけでは解けない問題が増えるからです。
大切なのは、「算数全部が苦手」と考えないことです。
どの単元の、どの部分で止まっているのかを細かく分けることで、やるべきことは見えやすくなります。
中学受験算数で難しいと感じる単元には個人差があります。
ただし、多くの子がつまずきやすい代表的な分野はあります。
まずは5つに分けて見ていきましょう。
速さは「距離・時間・比」が組み合わさる
速さは、中学受験算数の中でも苦手になりやすい単元です。
基本は、
距離=速さ×時間
ですが、入試問題になるとこれだけでは終わりません。
たとえば、
- 旅人算
- 通過算
- 流水算
- 時計算
- ダイヤグラム
など、さまざまな形に発展します。
さらに時間の単位換算や比まで組み合わさります。
「毎分80mで15分歩いた」
なら単純ですが、
「AはBの1.5倍の速さで進み、途中で10分休んだ」
となると、一気に情報量が増えます。
速さが苦手な子は、公式不足ではなく、状況を図や線分図に整理できていない場合が多いです。
まず「誰が・どこから・どこへ・何分動いたか」を図にするところから始めましょう。
割合・比は目に見えない関係を扱う
割合と比も難関単元です。
特に、
「何を1とするのか」
が曖昧な子はつまずきやすくなります。
たとえば、
「男子は女子の1.2倍」
という問題でも、
男子を1とするのか、女子を1とするのか
を間違えるだけで式が逆になります。
比も同様です。
3:5という数字を見ただけで計算を始めるのではなく、
「3が何を表し、5が何を表すか」
を確認しなければなりません。
割合・比は、食塩水、速さ、図形、売買損益など多くの単元に広がっていきます。
そのため、小5でここを曖昧にすると、小6で苦手分野が一気に増えたように見えることがあります。
平面図形は補助線や相似に気づく必要がある
平面図形も、子どもによって差がつきやすい分野です。
角度や面積の公式を覚えていても、問題によっては、
- 補助線を引く
- 等しい角度を見つける
- 同じ高さの三角形を探す
- 相似を見抜く
といった判断が必要です。
そのため、
「解説を読むと簡単なのに、自分では思いつかない」
という状態になりやすいのです。
しかし、図形問題もすべてひらめきではありません。
よく出る形を繰り返し経験することで、
「平行線があれば角度」
「同じ高さなら面積比」
「交わる2本の線があれば相似」
といった見方が増えていきます。
立体図形は頭の中で形を動かす力が必要
立体図形では、
- 展開図
- 切断
- 表面積
- 体積
- 水量
- 回転体
などが出題されます。
平面の紙に描かれた図から、立体を想像しなければならないため、苦手意識を持つ子も少なくありません。
特に立体切断では、
「切った面がどんな形になるのか」
を頭の中だけで考えようとして止まる子が多いです。
家庭では、ティッシュ箱や積み木、透明ケースなどを実際に使って確認すると理解しやすくなります。
図だけで分からない場合は、実物を見ることも立派な学習です。
場合の数は数え漏れ・重複が起こりやすい
場合の数も難しい単元です。
考え方は理解できても、
「1つ数え忘れた」
「同じものを2回数えた」
だけで不正解になります。
たとえば、
「1・2・3・4から異なる2つを選ぶ」
とき、
1と2
2と1
を同じと考えるのか、別と考えるのかで答えが変わります。
場合の数では、頭の中だけで数えず、
- 樹形図
- 表
- 順番を決める
といった方法で整理することが大切です。
難しい単元ほどつまずきが深くなる3つの理由
「なぜ何度教えてもできないのだろう」と感じるときは、現在の単元だけに原因があるとは限りません。
難しい単元ほど、過去の理解不足が表れやすくなります。
前の単元の理解不足が後から表面化する
たとえば小5で比が分からない子を見ていくと、小4で習った分数や割合の理解が曖昧だった、ということがあります。
速さが苦手な場合も、
- 単位換算
- 割合
- 比
- 小数・分数計算
が原因になっているケースがあります。
つまり、
「速さができない=速さだけを練習すればよい」
とは限りません。
難しい単元で止まったら、一つ前の基礎まで戻って確認することが重要です。
解き方の暗記だけでは少し変えられると解けない
塾の例題を何度も解いていると、その問題だけは解けるようになります。
しかし数字や聞き方が変わると、突然できなくなる子もいます。
これは「解き方」を理解したのではなく、「手順」を覚えている状態です。
たとえばつるかめ算で、
「全部を鶴と考える」
理由を説明できないまま公式のように計算していると、応用問題で崩れます。
家庭では、
「なぜ最初に全部を鶴と考えるの?」
と聞いてみてください。
説明できなければ、もう一度意味から確認する必要があります。
一問の中で複数の考え方を使うようになる
中学受験算数では、学年が上がるほど複合問題が増えます。
たとえば図形問題でも、
比+相似+面積
が同時に使われることがあります。
速さでも、
割合+比+時間換算
が組み合わされます。
このため、一つの単元だけを見る勉強では解けないことがあります。
応用問題で止まったときは、
「この問題には何の単元が入っている?」
と分解してみましょう。
一問を小さく切り分けることで、「全部分からない」という状態を防げます。
中学受験算数の難しい単元を克服する勉強法
難しい単元を克服するには、難問をたくさん解く必要はありません。
むしろ、苦手な子ほど基本へ戻る方が近道です。
応用問題より一段階下の基本まで戻る
塾で応用問題が解けないと、その応用問題を何度も解き直したくなります。
しかし、基本が曖昧なままでは効率が上がりません。
たとえば速さなら、
① 距離=速さ×時間
② 単位換算
③ 速さの比
④ 旅人算
というように段階を下げます。
②で止まるなら、旅人算を繰り返すより単位換算に戻るべきです。
「今の学年だからここまでやらなければ」と考えず、理解できるところから再開してください。
図・表・線分図を自分で書く
難しい単元ほど、頭の中だけで考えないことが重要です。
割合なら線分図、速さなら状況図、場合の数なら樹形図を書きます。
保護者がきれいな図を書いてあげるより、子ども本人に書かせましょう。
最初は多少形が崩れても問題ありません。
「自分で情報を整理すること」が目的だからです。
算数が得意な子ほど、実は手を動かしていることが多いものです。
解説を読んだ翌日にもう一度解く
その日の解き直しだけでは、本当に理解できたか判断できません。
おすすめは、
1日目:解説を読んで理解
2日目:何も見ずに解く
3~7日後:もう一度解く
という流れです。
翌日に解けなければ、前日に「分かったつもり」だった可能性があります。
同じ問題を繰り返すのは無駄ではありません。
むしろ難しい単元ほど、同じ考え方を自力で再現できるまで反復することが重要です。
「なぜその式になるか」を説明させる
理解度を確認する簡単な方法が、子どもに説明してもらうことです。
「答えはいくつ?」
ではなく、
「どうしてこの式にしたの?」
と聞きます。
たとえば、
30÷5=6
という式を書いたなら、
「なぜ割り算なの?」
まで説明させます。
説明できれば理解が深まっています。
途中で言葉に詰まったところが、次に復習すべきポイントです。
学年別に見る難しい単元の優先順位
難しい単元を全部同じように勉強する必要はありません。
学年によって優先順位は変わります。
小4は計算・分数・文章題の土台を優先する
小4では、難問より土台づくりが重要です。
特に、
- 四則計算
- 小数
- 分数
- 単位換算
- 文章題を式にする力
を安定させましょう。
ここが弱いまま小5へ進むと、割合・比・速さで苦労しやすくなります。
小4で応用問題が解けなくても、それほど焦る必要はありません。
基本問題を正確に解ける状態を優先してください。
小5は割合・比・速さを最優先で固める
小5は中学受験算数の大きな分岐点です。
特に、
割合・比・速さ
は優先度が高い単元です。
これらは小6でも頻繁に使います。
小5後半でこの3分野が曖昧なら、難しい新単元を増やすより、復習時間を確保した方がよい場合があります。
一問ずつ完璧にするというより、まず基本問題で8~9割程度安定して取れる状態を目指しましょう。
小6は苦手単元を志望校の出題傾向と照らす
小6になると、すべての苦手を完璧に直す時間は限られます。
そこで必要なのが優先順位です。
たとえば志望校で、
毎年速さが出る
図形の配点が高い
場合の数が頻出
という傾向があるなら、その分野を優先します。
反対に、ほとんど出ない難問単元に長時間かける必要はありません。
過去問を見ながら、
「苦手度×出題頻度×配点」
で優先順位をつけるとよいでしょう。
まとめ|中学受験算数の難しい単元は一つずつ分解すれば克服できる
中学受験算数には、速さ、割合・比、平面図形、立体図形、場合の数など、難しいと感じやすい単元があります。
しかし、「難しい単元=才能が必要」というわけではありません。
多くの場合、
- 前の単元が曖昧
- 図や表を書いていない
- 解き方だけ暗記している
- 復習が一度で終わっている
といった原因が隠れています。
苦手単元が増えてきたときこそ、
「どこから分からなくなった?」
を探してください。
速さなら単位換算まで戻る。
比なら割合まで戻る。
図形なら角度や面積の基本まで戻る。
このように一段階ずつ下げれば、やるべきことは具体的になります。
また、保護者が難しい問題を解説できる必要はありません。
「図に書いてみよう」
「どこまでは分かった?」
「この式はなぜ使ったの?」
と問いかけるだけでも十分です。
中学受験算数の難しい単元は、一気に克服しようとすると負担になります。
一問を分解し、一単元を分解し、一つ前の理解まで確認する。
この積み重ねによって、「難しくて何もできない」という状態から、「ここまでは自分でできる」という状態へ少しずつ変えていけます。
\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
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家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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