\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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『親子で楽しむ!中学受験算数』とはどんな本?

私が算数を教えると親子げんかになってしまうので、もっと楽しく一緒に取り組める方法はないかしら。
この記事では、そんな悩みを持つ保護者に向けて、『親子で楽しむ!中学受験算数』がどのような本なのか、特徴や向いている子、家庭で効果的に活用する方法まで分かりやすく解説します。
『親子で楽しむ!中学受験算数』は、横山明日希氏・滝澤幹氏による平凡社の書籍です。2022年1月刊行、224ページで、出版社は「中学受験で出題された良問を通じて、算数の面白さを味わう」ことを本書の特徴として紹介しています。
一般的な問題集のように、「何ページまで終わらせる」「何問正解する」といった使い方だけを目的にした本ではありません。
むしろ、
親子で一緒に考えながら、算数そのものを楽しむ
という点に大きな特徴があります。
塾の算数になると親子ともに「点数」「偏差値」「宿題」に意識が向きやすくなります。
そんな時期だからこそ、正解だけを追いかけず、「どう考える?」「こんな方法もあるね」と会話できる時間を作ることが、算数への苦手意識を和らげるきっかけになります。
中学受験の良問を親子で味わうための一冊
出版社によると、『親子で楽しむ!中学受験算数』は、中学受験で出題された良問に触れながら「算数の面白さを味わう」ことを意図した本です。
ここでいう「良問」とは、単純に計算が難しい問題という意味ではありません。
条件を整理した瞬間に解き方が見えたり、図を描くことで意外な規則が見つかったりするような、「考えることそのものが面白い問題」です。
中学受験算数では、こうした問題に触れる機会が多くあります。
しかし塾では時間に追われ、
「解けたか、解けなかったか」
だけで終わってしまうこともあります。
家庭ではあえて時間制限を外し、「この問題、不思議だね」と一緒に考えることで、塾とは違う算数との付き合い方ができます。
横山明日希氏・滝澤幹氏による224ページの書籍
本書は横山明日希氏、滝澤幹氏の共著で、平凡社から2022年1月に刊行されています。判型は四六判、全224ページです。
著者側の紹介でも、本書は「算数を好きになってもらいたい」と願う保護者に向け、中学受験算数の良問をさまざまな切り口で解説する本として企画されたことが説明されています。
つまり、
「受験勉強だから仕方なく解く」
のではなく、
「算数って意外と面白い」
という感覚を持ってもらうことが一つの狙いです。
問題数をこなすより「算数の面白さ」を感じる構成
算数が苦手な子に問題集を渡すと、
「また宿題が増えた」
と感じることがあります。
この状態では、良い教材でも効果が出にくくなります。
本書は出版社や著者側からも、問題演習量そのものより、算数の良問を通して楽しさを感じる趣旨が前面に出されています。
そのため、
「今日は3ページやる」
より、
「今日はこの1問を一緒に考えてみよう」
という使い方が合っています。
1問に10分かかっても構いません。
答えにたどり着くまでの試行錯誤そのものを楽しむことが、この本を生かすポイントです。
親子で楽しむ中学受験算数が役立つ3つの理由
親が答えを教えなくても一緒に考えられる
家庭で算数を教えると、保護者はつい先生役になってしまいます。
子どもが分からないと、
「そこはこうでしょ」
「塾で習ったよね」
と言いたくなるものです。
ところが、これが親子げんかの原因になることがあります。
親子で楽しむ算数では、親も最初から答えを知っている必要はありません。
むしろ、
「お母さんも考えてみる」
「どっちが先に気づくかな」
くらいの距離感がおすすめです。
親が「教える人」から「一緒に考える人」へ変わるだけで、子どもの心理的な負担は軽くなります。
初見問題への「考える力」を育てやすい
中学受験算数では、覚えた公式をそのまま使えない問題が出てきます。
条件を読み、
「これは何を使えばいい?」
「図を書いたら分かるかな?」
「小さい数字で試してみよう」
と考える必要があります。
良問を時間をかけて考える経験は、こうした初見問題への対応力につながります。
たとえば規則性の問題なら、いきなり公式を探すのではなく、
1番目
2番目
3番目
と書き出して変化を見る。
図形なら、
「ここに補助線を引いたら?」
と試してみる。
このような試行錯誤を親子で言葉にすると、「分からないときの考え方」が身につきます。
算数が苦手な子の心理的なハードルを下げられる
算数が苦手な子は、問題を見る前から、
「どうせできない」
と思っていることがあります。
この状態で難しい問題を大量に与えても、前向きにはなりにくいでしょう。
そこで大切なのが、
正解以外の部分を評価すること
です。
たとえば、
「いいところに線を引いたね」
「そこまで気づいたのはすごい」
「その方法でも途中まではいけそうだね」
と、考えた過程を認めます。
算数では、正解に至らなくても良い発想が含まれていることがあります。
家庭だからこそ、「点数にならなかった考え」を拾ってあげられます。
家庭で実践したい『親子で楽しむ!中学受験算数』の使い方
最初から正解を目指さず5分だけ考える
おすすめなのは、
まず5分だけ自由に考える
という方法です。
問題を読んだ直後に解説を見る必要はありません。
紙に図を描く。
数字を書き出す。
簡単な例を試す。
何でも構いません。
5分考えて分からなくても失敗ではありません。
「何を試したか」を確認します。
中学受験算数では、この「手を動かす習慣」が非常に大切です。
親はヒント役に徹して答えを先に言わない
子どもが止まったら、いきなり解法を説明するのではなく、小さなヒントを出します。
たとえば、
「分かっている数字はどれ?」
「図にするとどうなる?」
「もっと小さい数なら考えられる?」
「同じ長さのところはない?」
と聞きます。
ポイントは、
子どもの頭がもう一度動き出す程度のヒント
にすることです。
答えまで説明すると、その問題は解けても「自分で考えた」という経験が残りにくくなります。
解いた後に「面白かったところ」を話す
正解したらすぐ次の問題へ行くのではなく、
「どこが面白かった?」
と聞いてみてください。
たとえば、
「最初は全部調べると思ったけど、規則があった」
「補助線1本で急に分かった」
「数字を小さくしたら見えた」
などです。
これは単なる感想ではありません。
子ども自身に、
自分がどうやって突破したのか
を振り返らせることになります。
「この方法、別の問題でも使えそうだね」とつなげられれば、さらに効果的です。
塾教材とは目的を分けて使う
本書を活用するときに避けたいのは、塾教材と同じ扱いをすることです。
塾の教材は、
・単元を理解する
・典型問題を身につける
・テストで得点する
という役割があります。
一方、『親子で楽しむ!中学受験算数』は、良問を通じて算数の面白さに触れることを重視した書籍です。
したがって、
塾教材=毎日の主食
本書=週末に親子で楽しむ一品
くらいに分けてもよいでしょう。
全部終わらせようとしなくても構いません。
この本が向いている子と注意したい使い方
算数嫌い・難問嫌いの子に向いている
「算数」という言葉だけで身構えてしまう子には、親子で考える形式が向いています。
特に、
・正解できないと落ち込む
・難しい問題を見るとすぐ諦める
・塾の算数が作業になっている
という子には、「正解すること以外にも算数の面白さがある」と感じてもらうきっかけになります。
出版社も、本書を「算数を好きになってもらいたい」と願う保護者に向けた一冊として紹介しています。
思考力問題を楽しみたい子にも使いやすい
算数が得意な子にも使えます。
得意な子ほど、
「習った解法ですぐ解く」
ことに慣れている場合があります。
そんな子には、
「別解はある?」
「もっと簡単にできない?」
「条件が変わったらどうなる?」
と問いかけてみましょう。
正解後にもう一段深く考えることで、難関校で求められる柔軟な思考につながります。
基礎計算の反復教材として使う本ではない
注意したいのは、計算力の強化を最優先したい場合です。
計算ミスが多い子には、
分数計算
小数計算
逆算
などを毎日反復する教材が別途必要です。
本書は公式にも、中学受験の良問を通じて算数の面白さに触れる趣旨で紹介されており、計算ドリル型の本とは役割が異なります。
「この本をやれば算数の基礎が全部埋まる」と考えず、目的を分けましょう。
受験直前期は優先順位を考える
小学6年生の秋以降など、受験直前期になると時間は限られます。
過去問で弱点が明確になっているなら、
割合
速さ
図形
場合の数
など、直接得点につながる復習を優先すべき場合があります。
その時期に本書を毎日進める必要はありません。
受験直前なら、
「勉強の合間に親子で1問だけ」
という使い方でも十分です。
算数を楽しむ時間が、受験勉強の息抜きになることもあります。
まとめ|親子で楽しむ中学受験算数は「正解より考える時間」を大切に
『親子で楽しむ!中学受験算数』は、横山明日希氏・滝澤幹氏による平凡社の書籍で、2022年1月刊行、全224ページです。中学受験で出題された良問を通じ、親子で算数の面白さを味わうことをテーマにしています。
この本を家庭で活用するなら、
何問解いたか
より、
どれだけ考える時間を楽しめたか
を大切にしてください。
最初は5分考える。
分からなければ親が小さなヒントを出す。
解けたら、
「どこで分かった?」
「何が面白かった?」
と振り返る。
この流れだけでも、普段の問題集とは違った算数の学びになります。
特に算数が苦手な子の場合、親が先生役になりすぎると、
「教える親」と「できない子」
という関係になりやすくなります。
それより、
「私も一緒に考えるね」
と同じ側に立ったほうが、家庭学習は穏やかに進みやすくなります。
中学受験算数は、どうしても偏差値や得点だけで評価されがちです。
しかし本来、規則を発見したり、図形の仕組みに気づいたり、思いがけない方法で答えにたどり着いたりする面白さのある教科です。
『親子で楽しむ!中学受験算数』は、そんな算数本来の楽しさを家庭に取り戻したいときに活用しやすい一冊です。
塾教材を置き換えるのではなく、週末などに親子で1問ずつ取り組みながら、「できた」だけでなく「考えるのが面白かった」と感じる経験を積み重ねていきましょう。
\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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