中学受験算数の全範囲を一覧で整理|優先順位も解説

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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中学受験算数の全範囲は大きく6分野に分けて考える

中学受験ママ
中学受験ママ

中学受験の算数って範囲が多すぎて、私にはうちの子が何を復習すればいいのか分かりません

この記事では、中学受験算数の全範囲を分野別に整理し、家庭でどの単元から復習すればよいのかまで順を追って解説します。

中学受験算数の教材を見ると、割合、旅人算、場合の数、相似、立体の切断など、多くの単元が並んでいます。

そのため、「全部覚えなければ」と考えると親子ともに圧倒されやすくなります。

しかし、全範囲を大きく整理すると、主に「数と計算」「割合・比・文章題」「速さ」「平面図形」「立体図形」「規則性・場合の数」の6分野に分けて考えることができます。

数・計算に関する分野

すべての土台になるのが、数と計算です。

主な内容は、整数、小数、分数、四則計算、逆算、約数・倍数、素数、最大公約数、最小公倍数などです。

中学受験では、単純な計算問題として出るだけではありません。文章題や図形問題の途中計算でも使うため、ここが弱いと算数全体の点数が安定しません。

特に分数計算や約数・倍数は、速さ、比、周期、場合の数などにもつながります。

割合・比・特殊算などの文章題

中学受験算数で差がつきやすいのが文章題です。

割合、比、百分率、売買算、食塩水、相当算、仕事算、つるかめ算、和差算、差集め算、年齢算、過不足算などがあります。

単元名は違っていても、「何と何の関係を比べているか」を整理する力が共通して求められます。

式だけで考えるのが難しい場合は、線分図や面積図を書いて条件を整理する習慣をつけることが重要です。

速さに関する問題

速さは中学受験算数の重要分野です。

基本となる「速さ・時間・道のり」から、旅人算、通過算、流水算、時計算、ダイヤグラムへと発展していきます。

速さが苦手な子は、公式を忘れているというより、「誰がどこにいて、何分後にどうなるのか」を整理できていないことが少なくありません。

図や線分を書きながら状況を見える形にすることが大切です。

平面図形・立体図形

図形も入試で非常に重要です。

平面図形では、角度、三角形、四角形、円、面積、面積比、相似、図形の移動などを学びます。

立体図形では、体積、表面積、展開図、投影図、回転体、水量変化、立体の切断などが代表的です。

図形は暗記だけでは対応しにくく、「補助線を引く」「同じ形を探す」「比を使う」といった見方を身につける必要があります。

規則性・場合の数・論理系の問題

規則性、数列、周期算、植木算、方陣算、場合の数、組み合わせ、論理問題なども中学受験で頻出です。

一見するとひらめきが必要に見えますが、実際には「小さい数で試す」「表を書く」「規則を探す」という基本動作の積み重ねです。

難問でも、最初の数個を書き出すだけで規則が見つかることがあります。

中学受験算数の全範囲を一覧で確認

ここでは、家庭でチェックしやすいように主な単元をまとめます。

塾によって単元名や学習順序は異なりますが、中学受験で扱う内容の全体像として押さえておくと便利です。

数と計算で学ぶ主な単元

数と計算では、次のような内容を学びます。

整数、小数、分数、四則混合計算、逆算、計算の工夫、数の性質、約数、倍数、素数、素因数分解、最大公約数、最小公倍数、余り、N進法などです。

特に「約数・倍数」「分数」「余り」は応用問題につながりやすいため、基礎段階で理解しておきたい単元です。

計算ミスが多い場合は難問を増やすより、毎日5~10分程度の計算練習を続けるほうが効果的です。

文章題・割合・比で学ぶ主な単元

文章題では、和差算、つるかめ算、差集め算、過不足算、平均算、年齢算、消去算、割合、百分率、比、比例・反比例、相当算、売買算、食塩水、仕事算、ニュートン算などがあります。

ここで特に重要なのが割合と比です。

割合や比を理解できるようになると、食塩水、速さ、図形の面積比など、別の分野まで一気につながります。

小5以降に算数が急に難しくなったと感じる場合は、割合や比の理解を確認してみましょう。

速さで学ぶ主な単元

速さの基本、平均の速さ、旅人算、通過算、流水算、時計算、ダイヤグラムなどがあります。

たとえば旅人算なら、

道のり=速さ×時間

という基本だけでなく、「2人が近づいているのか」「同じ方向に進んでいるのか」を判断する必要があります。

公式を覚えたあとに、状況を図にする練習まで行うことが得点につながります。

図形で学ぶ主な単元

平面図形では、角度、三角形、四角形、多角形、円、扇形、面積、面積比、相似、図形の移動、回転、折り紙などがあります。

立体図形では、柱体、錐体、体積、表面積、展開図、投影図、回転体、立体の切断、水量変化などがあります。

図形が苦手な子には、答えを覚えさせるのではなく、

「どの長さが同じ?」
「どの三角形が似ている?」
「補助線を1本引くならどこ?」

と問いかける方法が有効です。

規則性・場合の数などで学ぶ主な単元

数列、周期、植木算、方陣算、日暦算、場合の数、順列的な並べ方、組み合わせ、道順、塗り分け、論理問題などがあります。

この分野では、頭の中だけで考え続けないことが重要です。

たとえば場合の数なら、樹形図や表を書くことで数え漏れを防げます。

「書く→並べる→規則を見つける」という順序を家庭学習でも意識しましょう。

全範囲を一度に復習しようとしないことが大切

全範囲を一覧で見ると、「こんなにあるのか」と焦ってしまう保護者もいるでしょう。

しかし、小4から小6までの内容を最初から全部やり直す必要はありません。

重要なのは、現在の弱点を見つけて優先順位をつけることです。

まず「できる・あやしい・できない」に分類する

単元表を見ながら、

「自力で解ける」
「解説を見れば分かる」
「ほとんど分からない」

の3段階に分類してみましょう。

特に注意したいのは、「解説を見れば分かる」単元です。

子ども自身は「分かった」と感じやすいのですが、翌日に同じ問題を出すと解けないケースがあります。

解説なしで再現できるかどうかまで確認することが、本当の定着につながります。

優先すべきは入試頻出で他単元につながる分野

苦手単元が10個見つかったからといって、10個を同時に復習する必要はありません。

まず優先したいのは、

計算
割合

速さ
平面図形

など、他の問題にも影響する分野です。

たとえば比が苦手なままだと、相似、面積比、食塩水、速さの比などにも影響します。

1つの土台単元を直すことで、複数分野の理解が改善することがあります。

苦手単元は前の学年まで戻って確認する

小6で割合の問題が解けない場合、小6教材だけを繰り返しても改善しないことがあります。

割合そのものの意味や、小5で学習した基本問題があいまいだからです。

その場合は、難しい問題を続けるより、1学年前の例題に戻るほうが近道です。

「戻る=遅れる」ではありません。

むしろ土台を直したほうが、その後の学習速度は上がりやすくなります。

家庭で中学受験算数の全範囲を定着させる方法

家庭学習では、すべての問題集を終わらせることより、「一度できた問題を本番でも解ける状態にする」ことを重視しましょう。

1週間で複数単元を広く回す

同じ単元だけを1週間続けるより、少し間隔を空けながら復習する方法がおすすめです。

たとえば、

月曜:計算・割合
火曜:速さ
水曜:図形
木曜:割合の復習
金曜:規則性
土曜:1週間の間違い直し

という形です。

一度学んだ内容を数日後に再び思い出すことで、「覚えたつもり」を減らせます。

間違えた理由を3種類に分ける

間違いはすべて同じではありません。

家庭では、

「考え方が分からなかった」
「計算で間違えた」
「問題文を読み違えた」

の3種類程度に分けるだけでも十分です。

たとえば計算ミスなのに難しい解説を読み直しても、対策はずれてしまいます。

反対に、考え方を理解していないのに「次は気をつけよう」で終わらせても改善しません。

原因に合った復習をすることが重要です。

過去問は全範囲学習の「確認」に使う

小6になると過去問演習が始まります。

ただし、過去問は全範囲を一から勉強する教材ではありません。

「現在の実力で何が解けるのか」「どの単元が弱いのか」を確認する教材として使うと効果的です。

たとえば過去問で速さを3回続けて落としているなら、学校別の過去問を何年分も続けるより、一度速さの基本問題へ戻るほうが改善しやすくなります。

過去問で弱点を見つけ、単元学習へ戻り、再び過去問で確認する。

この往復が受験直前期には非常に重要です。

まとめ|全範囲を整理すると算数の弱点が見えやすくなる

中学受験算数の全範囲には、計算、割合・比、特殊算、速さ、平面図形、立体図形、規則性、場合の数など、多くの単元があります。

一覧だけを見ると膨大に感じますが、実際にはそれぞれの単元がつながっています。

特に、計算・割合・比・速さ・図形といった土台になる分野をしっかり理解すると、複数の応用問題にも対応しやすくなります。

家庭で大切なのは、最初から全範囲をやり直すことではありません。

まず単元ごとに「できる・あやしい・できない」を確認し、他の分野にも影響する重要単元から優先して復習していきましょう。

算数は、苦手単元を一つずつ整理すると「何を勉強すればいいか」が見えやすくなる教科です。

全範囲を地図のように捉え、今必要な場所から埋めていくことが、得点を安定させる近道です。

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  • 点数が安定しない

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