\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
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帰国子女の中学受験カレンダーは一般入試より早めに動く

帰国子女の中学受験はいつ何を始めればいいのか、私は出願に間に合うか不安です
この記事では、帰国子女の中学受験について、小5から小6本番までの年間カレンダーと、資格確認・出願・過去問・算数対策をいつ進めればよいのかを順番に解説します。
帰国子女の中学受験では、「2月1日が本番」という一般的な首都圏中学受験の感覚だけで動くと遅れることがあります。
帰国生入試は11月・12月・1月に実施する学校があり、その前に資格審査や海外在住証明などの準備が必要になるからです。
そのため、受験カレンダーは一般入試より数か月早めに考えるのが基本です。
帰国生入試は11月~1月に本番を迎える
2027年度入試の例を見ると、頌栄女子学院中学校の帰国生入試は2026年12月5日です。出願期間は11月9日から11月30日までとなっています。
一方、海城中学校は2027年1月7日、洗足学園中学校は1月9日、渋谷教育学園渋谷中学校は1月27日に帰国生入試を実施します。
関西学院千里国際中等部では、2027年1月6日に帰国生入試、1月16日に帰国生筆記入試を実施します。
つまり、第一志望によっては12月上旬ですでに本番です。
「冬休みに仕上げよう」と考えていると間に合わない学校があります。
資格審査や書類提出は本番より前に始まる
帰国生入試では、試験日だけでなく「資格確認の締切」をカレンダーに書き込む必要があります。
たとえば渋谷教育学園渋谷は、2027年度帰国生入試について、出願前の応募資格確認審査を2026年12月1日から12月11日必着で受け付けます。海外在留期間を証明する書類などが必要です。
関西学院千里国際でも、国際生資格認定審査を2026年9月7日から11月7日まで実施しています。
このような学校では「出願開始日」より前に動かなければいけません。
受験カレンダーには、
資格審査
出願開始
書類必着
試験日
合格発表
入学手続き期限
の6項目を書いておきましょう。
小5から志望校候補を集めておく
帰国生中学受験は、小6になってから学校を探し始めても不可能ではありません。
ただし、英語型・国算型・作文型など方式が多いため、小5のうちから3~5校ほど候補を持っておくと準備しやすくなります。
小5では志望校を決定する必要はありません。
「英語を使える学校」
「国語・算数を使う学校」
「2月一般入試も受けられる学校」
というように分類するだけでも十分です。
小6春~夏の帰国子女中学受験カレンダー
小6春から夏は、志望校を絞り込み、受験に必要な学力を整える時期です。
この段階では過去問を大量に解くより、まず資格・科目・基礎学力を固めます。
4~6月は出願資格と試験科目を一覧化する
4~6月に確認したいのは、
海外在住期間
帰国年月
帰国生資格
試験科目
試験日
です。
たとえば海城の2027年度帰国生入試は、2021年4月1日から2027年3月31日までに通算2年以上海外在住し、2024年7月1日以降に帰国したことなどを条件としています。
渋谷教育学園渋谷は、試験日までに海外在留2年以上、帰国後2年以内が基本条件です。
同じ「帰国子女」でも条件は違います。
家庭ではExcelやノートに学校名を並べ、
「資格○」
「英語○」
「算数○」
「面接○」
「作文○」
とチェックすると分かりやすくなります。
7~8月は算数・国語の基礎を完成させる
夏休みは、帰国生入試で国語・算数を使う家庭にとって大きな区切りです。
海城の帰国生A方式・B方式はどちらも国語・算数を使用します。洗足学園のB方式も国語・算数・英語・面接です。
そのため、夏までに
割合・比
速さ
場合の数
規則性
平面図形
立体図形
などの基本単元を一通り学んでおきます。
小6夏で重要なのは難問を解くことではありません。
「基本問題なら自力で最後まで解ける」という状態を作ることです。
海外在住中なら必要書類も早めに確認する
海外から受験準備をしている家庭は、成績表や在留証明の準備も忘れないでください。
洗足学園の2027年度帰国生入試では、海外最終滞在1年分の成績表コピーを郵送します。
海城でも海外生活証明書や面接カードの提出が必要です。
勤務先の証明書や学校の成績表は、すぐに発行できるとは限りません。
夏までに「誰に何を依頼するか」を確認しておくと、秋以降の負担を減らせます。
小6秋~冬の帰国子女中学受験カレンダー
9月以降は、勉強の中心を「基礎完成」から「志望校別対策」へ変えていきます。
9~10月は過去問・面接・作文へ切り替える
9月になったら、志望順位の高い学校から過去問を始めます。
最初は合格点を取れなくても構いません。
確認したいのは、
時間が足りないのか
未習単元があるのか
計算ミスが多いのか
問題形式に慣れていないのか
です。
面接対策もこの時期から本格化します。
洗足学園では2027年度受験生向けの模擬面接を2026年10月3日、11月14日、12月12日に実施し、英語面接対策講座も10月30日から配信しています。
説明会や模擬面接の日程も、入試カレンダーに入れておきましょう。
11~12月は出願と早期帰国生入試が始まる
11月に入ると、受験はいよいよ実務段階です。
頌栄女子学院は11月9日に出願開始、12月5日に帰国生入試です。
洗足学園は11月27日から帰国生入試のインターネット出願が始まり、2027年1月4日まで受け付けます。
海城は12月1日から12月15日までが出願期間で、提出書類は12月16日必着です。
この時期に「受験番号を取ること」だけに気を取られず、合格後の手続期限まで確認してください。
頌栄女子学院は12月5日の合格発表後、12月7日正午までが入学金納入期限です。
帰国生入試は合格発表から手続きまでが短い学校もあります。
1月は帰国生入試が集中する
1月は帰国生入試が続きます。
2027年度の具体例では、
1月6日 関西学院千里国際
1月7日 海城
1月9日 洗足学園
1月16日 関西学院千里国際・帰国生筆記入試
1月27日 渋谷教育学園渋谷
という日程です。
首都圏では、そのまま2月1日以降の一般入試へ進む家庭もあります。
帰国生入試で合格した場合の入学手続きと、2月校への挑戦をどうするかも事前に家族で決めておきましょう。
算数が苦手な子の受験カレンダーの作り方
算数が苦手な帰国生は、「いつ何をやるか」を決めるだけでも学習が安定します。
夏までに割合・速さ・図形を優先する
春~夏は、まず日本の中学受験算数とのズレを確認します。
おすすめは、
4~5月:計算・割合・比
5~6月:速さ・文章題
6~7月:場合の数・規則性
7~8月:平面図形・立体図形
という流れです。
もちろん、すでに得意な単元は飛ばして構いません。
海外Mathで未習の部分だけを埋める方が効率的です。
秋は新しい教材より過去問を優先する
9月以降に教材を何冊も増やすと、復習が浅くなります。
帰国生は英語、作文、面接の準備もあるため、算数だけに時間を使えません。
秋は、
過去問30~50分
間違い直し20分
翌日に再挑戦
という形で十分です。
「過去問を何年分解いたか」より、1回の失点を次に減らせたかを確認してください。
帰国生入試と2月一般入試を分けて計画する
1月の帰国生入試で終わる家庭と、2月一般入試まで受ける家庭では算数カレンダーが違います。
海城では帰国生入試受験者が一般入試①・②も受験できます。
2月まで受験するなら、
12~1月前半:帰国生入試対策
1月後半:4科一般入試へ再調整
2月:一般入試
と考えます。
一方、12月入試が第一志望なら、算数完成の目標日は「1月末」ではなく「11月中旬」です。
志望校の試験日から逆算して、学習カレンダーを作ることが最も重要です。
まとめ|帰国子女の中学受験は半年早い意識で準備する
帰国子女の中学受験カレンダーは、2月入試だけを基準にすると準備が遅れやすくなります。
2027年度でも、頌栄女子学院は12月5日、関西学院千里国際は1月6日、海城は1月7日、洗足学園は1月9日、渋谷教育学園渋谷は1月27日に帰国生入試を実施します。
さらに、その前には資格確認、在留証明、成績表提出、面接準備があります。
家庭では、
小5:志望校候補を集める
小6春:資格・科目を確認する
小6夏:国語・算数の基礎を完成させる
9~10月:過去問・作文・面接
11~12月:出願・早期入試
1月:帰国生入試
2月:必要なら一般入試
という流れを一つのカレンダーにしてください。
算数が苦手な子は、入試直前にすべてを取り戻そうとせず、夏までに割合・速さ・図形などの重要単元を固め、秋から志望校形式へ移る方が効率的です。
帰国生受験で大切なのは「何月から受験勉強を始めるか」ではありません。
資格審査、出願、試験日の中で最も早い締切を見つけ、そこから逆算して準備することです。
一般入試より半年ほど早く動く意識を持っておくと、出願書類にも学習にも余裕を持たせやすくなります。
※本記事の日程例は2026年10月17日時点で公表されている2027年度入試情報をもとにしています。日程・出願期間・資格条件は変更される可能性があるため、実際の受験では必ず各校公式募集要項をご確認ください。
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中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
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家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
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