Z会「入試算数の基礎30」|レベルと使い方

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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Z会中学受験シリーズ「入試算数の基礎30」とは?

中学受験ママ
中学受験ママ

Z会の『入試算数の基礎30』が気になるけれど、算数が苦手なうちの子でも使えるのか私も迷っています。

この記事では、Z会中学受験シリーズ「入試算数の基礎30」の対象学年・難易度・内容を整理し、算数が苦手な子が家庭で効果的に使う方法まで解説します。

「Z会中学受験シリーズ 入試算数の基礎30」は、Z会指導部が編んだ中学受験算数の入門教材です。

Z会公式では、これから中学入試対策を始める小学3・4年生に適した教材として紹介されています。小学校の教科書で学ぶ内容から説明し、中学受験算数に必要な基本へ段階的につなげる構成です。

小学3・4年生から中学受験算数を始める教材

この本の大きな特徴は、「受験算数をすでに学んでいる子」だけを対象にしていないことです。

Z会公式では、小学校の算数の教科書内容から説明するため、これから中学入試対策を始める小学3・4年生に適していると案内されています。

例えば中学受験算数では、

植木算
規則性
図形
逆算

などが出てきます。

しかし、その前提となる、

四則計算
単位
角度
面積

が不安定では、応用問題へ進みにくくなります。

「入試算数の基礎30」は、そうした土台から受験算数へ橋渡しする教材と考えると分かりやすいでしょう。

30テーマを「要点→例題→練習問題」で学ぶ

本書は全30テーマで構成されています。

Z会公式によると、1テーマごとに、

要点
例題
練習問題

の順で進みます。

例えば「逆算」を学ぶ場合、

まず考え方を確認
例題で解き方を見る
練習問題で自力演習

という流れになります。

算数が苦手な子にとって、いきなり問題だけを解かされる教材より、考え方を確認してから演習できる構成は使いやすいでしょう。

1テーマ1〜2時間を目安に進められる

Z会公式では、1テーマの学習時間を1〜2時間程度としています。

ただし、家庭で1回に2時間続けて取り組む必要はありません。

例えば、

1日目:要点+例題30分
2日目:練習問題30分
3日目:間違い直し15分

のように分けてもよいでしょう。

算数が苦手な子ほど、1回の長さより「間隔を空けて繰り返す」ほうが続けやすくなります。

「入試算数の基礎30」の難易度と向いている子

教材選びで大切なのは、「有名かどうか」よりも、今の子どもの理解度に合っているかです。

中学受験算数の入門・基礎固め向け

本書の位置づけは、難関校向けの難問集というより、受験算数へ入るための基礎教材です。

Z会公式でも「これから始める! 入試算数の基礎30」として紹介され、中学入試対策に必要な30テーマを効率よく身につける教材とされています。

そのため、

塾に入る前に準備したい
受験算数を家庭で始めたい
基本単元の抜けを減らしたい

という子に向いています。

途中から受験学習を始める子にも使いやすい

Z会のカリキュラム対応表では、「入試算数の基礎30」は、途中から受験コースへ入会した子や、受験コース算数の内容を復習したい子に役立つ教材と説明されています。

中学受験では、小4や小5の途中から塾へ入ると、

「周りはすでに習っている」

という単元が出ることがあります。

その場合、最初から塾教材全部をやり直すのではなく、この本で必要なテーマだけ確認する使い方ができます。

小5・小6でも基礎の抜け直しに使える

公式の主対象は小学3・4年生ですが、小5・小6が使ってはいけないわけではありません。

例えば小6で、

植木算の基本を忘れた
逆算が不安
多角形の角度で失点する

という場合、その単元だけ戻る使い方ができます。

年齢より、

「そのテーマを自力で説明できるか」

で判断するほうが実践的です。

難関校対策の仕上げ教材ではない

注意したいのは、本書だけで中学受験算数の完成を目指す教材ではないことです。

Z会には、単元学習が一通り終わった小学5・6年生向けとして「入試算数の頻出75問」もあり、こちらは標準〜応用レベルの入試問題への対応を目的にしています。

つまり、

基礎30
↓
標準・応用演習
↓
過去問

という流れで考えると役割が分かりやすくなります。

「入試算数の基礎30」の主な学習内容

全30回には、中学受験算数へつながる幅広い内容が収録されています。

Z会の公式カリキュラム表では、各回の具体的なテーマも確認できます。

計算・単位・逆算などの土台を確認する

序盤では、

たし算・ひき算
かけ算
わり算
2けたのわり算
単位と計算
計算の工夫
逆算

などが扱われます。

一見すると「学校算数と同じ」に見えるかもしれません。

しかし中学受験では、

25×48=25×4×12=1200

のような計算の工夫や、複雑な逆算を使う場面が増えます。

基本計算を「できる」だけでなく、「速く正確に使える」状態へ近づけることが重要です。

角度・面積など図形の基本を学ぶ

図形では、

角度と三角形
垂直と平行
四角形
多角形
合同と対称
面積

などがカリキュラムに含まれています。

例えば三角形の内角の和180度が曖昧なままでは、複雑な角度問題に進めません。

難しい補助線問題へ挑戦する前に、基本性質を確実にする教材として使えます。

植木算・数列など受験算数へつなげる

第13回には「逆算、植木算」、第14回には「数列、方じん算」などが掲載されています。

例えば植木算なら、

100mの道に10m間隔で木を植える

という問題で、

100÷10=10区間

ですが、両端に植えるなら木は、

10+1=11本

です。

こうした「区間数と個数の違い」は、中学受験算数で頻出の考え方です。

30テーマを必要な単元から復習できる

全30回を必ず第1回から順番に進める必要はありません。

Z会のカリキュラム対応表自体も、受験コースで学んだ内容と本書の該当回を対応させ、必要なところを復習する用途を示しています。

例えば、

計算は問題なし
図形が苦手
植木算を忘れた

なら、該当テーマだけ使う方法があります。

算数が苦手な子の効果的な使い方

「入試算数の基礎30」は基礎教材ですが、読むだけでは定着しません。

最初は要点と例題を丁寧に読む

算数が苦手な子は、最初から練習問題へ飛ばないほうがよいでしょう。

まず要点を読み、

「何を使う単元なのか」

を確認します。

次に例題を読みながら、

なぜその式になるか

を説明します。

例えば植木算なら、

「木の数ではなく区間の数を先に考えている」

と理解できれば、数字が変わっても対応しやすくなります。

練習問題は解説を見ずにもう一度解く

間違えた問題は、解説を読んで終わりにしません。

解説を閉じ、

図
途中式
答え

まで白紙からやり直します。

「解説を読めば分かる」と「一人で解ける」は違います。

家庭では、

「最初の一歩を自分で出せたか」

を確認するとよいでしょう。

翌日に間違えた問題だけ復習する

全問を毎日繰り返す必要はありません。

当日間違えた問題だけ、翌日にもう一度解きます。

例えば逆算で、

□÷4=15

なら、

□=15×4=60

です。

翌日に数字を変えて、

□÷6=18

とすれば、

18×6=108

と同じ考え方を使えるか確認できます。

答えを覚えるのではなく、方法を再現することが目的です。

基礎30の次は標準・応用問題へ進む

30テーマを終えたあとも、中学受験算数の学習は続きます。

Z会では、小学5・6年生で単元学習を一通り終えた子向けに「入試算数の頻出75問」を用意し、標準〜応用レベルへつなげています。

基礎30の問題が安定して解けるようになったら、

標準問題集
塾教材
頻出75問
志望校の過去問

など、現在の学年と志望校に合わせて次へ進みましょう。

まとめ|入試算数の基礎30は受験算数の土台作りに使おう

「Z会中学受験シリーズ 入試算数の基礎30」は、中学受験算数をこれから始める子のための基礎教材です。

Z会公式によると、

小学3・4年生から使いやすい
全30テーマ
要点→例題→練習問題の構成
1テーマ1〜2時間が目安

という特徴があります。B5判で、本体128ページ・別冊64ページ、2026年時点でもZ会の小学生向け書籍として案内されています。

特に、

受験算数をこれから始める
途中から中学受験学習へ入った
小5・小6で基本単元に抜けがある

という子に活用しやすいでしょう。

一方、難関校の応用問題や過去問対策まで、この1冊だけで完成させる教材ではありません。

「入試算数の基礎30」は、難しい問題をたくさん解くための本ではなく、中学受験算数で必要になる考え方を30のテーマに分けて土台から整えるための教材です。

算数が苦手な子ほど急いで1周するのではなく、要点を理解し、翌日にも自力で解ける状態を一つずつ増やしていきましょう。

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中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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