\【開成中対策】合否を分ける“立体図形”でつまずいていませんか?/

開成中の算数で、毎年「合否を左右する」と言われるのが立体図形です。
- 問題の構造が複雑でイメージできない
- 切断・回転・容積変化の思考が追いつかない
- 図を頭の中で再現できない
- 過去問の正答率が安定しない
こうした悩みは、実物の立体を “見て・触って・動かして” 理解できる教材を使うと、劇的に改善します。
特に開成の立体図形は、「文章 → 図 → 論理」を高速でつなぐ“空間認識力”が必須。
家庭学習でも、立体図形を手で動かしながら学べるだけで、理解スピードが大きく変わります。
開成中の入試20年分の立体図形を立体化した、
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開成算数2025の難易度と出題傾向

開成の2025年算数は解説を読んでも難しく、私が息子にどう復習させればよいのか不安です
この記事では、開成中学校の2025年算数を大問別に整理し、難易度や解き方の着眼点、家庭で取り組むべき復習法まで分かりやすく解説します。
2025年度の開成中学校の算数は、基本的な処理問題から、見慣れない条件を読み解く思考問題まで含まれた試験でした。
単に難しい公式を知っているかではなく、問題文から条件を拾い、図や表に整理しながら粘り強く考えられるかが問われています。
算数の合格者平均は55.2点
2025年度の開成中学校入試では、算数は85点満点で、合格者平均が55.2点、受験者全体の平均が46.9点でした。両者の差は8.3点です。
また、4科目合計の合格者最低点は310点満点中202点でした。算数ですべての難問を解き切る必要はないものの、合格者と全体平均との差を考えると、算数で安定して得点することが合格に大きく関わったと考えられます。
過去問で40点台しか取れなかったとしても、すぐに「開成には届かない」と判断する必要はありません。
大切なのは、取るべき問題を落としたのか、後半の難問で点を取れなかったのかを分けて考えることです。
大問4題で処理力と粘り強さを問う構成
2025年の算数は試験時間60分で、大問は4題でした。問題冊子には、式・図・計算などを各問題の解答欄に書くよう指示されています。答えだけでなく、考えた過程を限られたスペースに整理する力も必要です。
大問1は比較的取り組みやすい計算と文章題ですが、大問2以降は、図形の分割、速さとグラフ、立体図形と、性質の異なる問題が続きます。
そのため、得意単元だけで押し切ることは難しく、前半で正確に得点しながら、後半では問題の設定を理解する時間を確保しなければなりません。
大問2と大問3が2025年らしい出題
2025年の特徴として注目したいのが、大問2と大問3です。
大問2では、縦4マス、横9マスの長方形を決められた条件で分割し、区切り方によって決まるポイントを考えます。最終設問は、ポイントができるだけ大きくなる分け方を自分で探す形式でした。唯一の決まった答えを機械的に求めるのではなく、試しながらよりよい結果を目指す問題です。
大問3は、複数の人物が異なる道を進む様子を、ダイヤグラムから読み取る速さの問題でした。一般的な旅人算の公式を当てはめるだけではなく、到着回数、道の長さ、速さの比を順に整理する必要があります。
専門家の講評でも、大問3は見慣れないダイヤグラムの使い方を理解できるかどうかで、小問全体の得点差が広がりやすい問題だったと分析されています。
開成算数2025を大問別に解説
ここからは、それぞれの大問で何が問われ、どこに注意すべきだったのかを見ていきます。
細かな計算手順を暗記するのではなく、「最初に何を考えるべきだったか」に注目してください。
大問1は単位換算と割合の文章題
大問1の(1)は、km、m、cm、mmを含む長さを同じ単位にそろえ、面積を求める問題です。
最も大切なのは、すぐに掛け算を始めないことです。まず一方をmに、もう一方もmに統一してから計算します。計算結果は81.5平方メートルとなり、aに直すと0.815aです。
ここでは単位換算だけでなく、32.6×2.5を「16.3×5」に変えるなど、計算しやすい形に直す工夫も有効です。開成を目指す子には、筆算を速くするだけでなく、数を見て計算を簡単にする習慣が求められます。
(2)は、所持金から商品を順番に購入していく割合の文章題です。
残金がその都度変化するため、頭の中だけで追うと混乱します。「最初の所持金を同じ長さで表す」「購入後に残る割合を書き込む」といった線分図で整理すると、商品Aの値段が205円だと求められます。
大問1は、開成受験生なら得点源にしたい問題です。ここでの失点は、難問を解けなかったことよりも重く受け止める必要があります。
大問2は試行錯誤が必要な図形分割
大問2は、1マスから8マスまでの長方形を使って、4行9列のマス目を分割する問題です。
各行に何種類の長方形が含まれているかを調べ、「行番号×種類数」の合計をポイントとします。
(1)は、示された分け方を条件どおり数えれば求められます。ところが(2)以降は、指定されたポイントになる分割を自分で作らなければなりません。
この問題で重要なのは、思いつきだけで線を引かないことです。
まず、1行目、2行目、3行目、4行目がポイントにどれだけ影響するかを確認します。下の行ほど行番号が大きいため、種類の多い長方形を下側に置くとポイントが高くなりやすいと分かります。
最終設問には、最大値を証明してから答えるという明確な一本道がありません。実際に配置を試し、条件を満たしているかを確認しながら改善する力が必要でした。専門家の講評でも、試行錯誤した経験が差を分ける問題と評価されています。
家庭で復習するときは、模範解答の配置を写すだけでは不十分です。「なぜ大きい長方形をそこに置いたのか」を子どもに説明させましょう。
大問3は速さとダイヤグラムの融合問題
大問3は、のぞみさん、ひかりさん、こだまさんの3人が、地点AとBの間にある複数の道を進む問題です。
設問は、グラフの補完、Bへの到着回数、道の長さの比、3人の速さの比、初めて出会う位置へと段階的に進みます。
この問題でしてはいけないのが、最初から速さの公式に数字を入れようとすることです。
まず、のぞみさんが何回目にBへ着いたとき、ひかりさんが何回目に着いたのかをグラフ上で対応させます。次に、移動した道の組み合わせから道の長さの比を求め、最後に同じ時間で進んだ距離から速さの比を考えます。
つまり、考える順番は次のとおりです。
「到着回数の対応」「道の長さの比」「速さの比」「出会う位置」です。
長さと速さを一度に考えると混乱します。一つずつ分けることが、複雑な速さの問題を解く基本です。
大問4は立体を平面に置き換える図形問題
大問4は、三角柱を平面で切ったときにできる図形を扱う問題です。
見取り図に描かれた長さや角度を、そのまま実際の長さや角度だと思い込むと解けません。真上から見た図に置き換え、正三角形、30度・60度・90度の直角三角形、相似などを組み合わせて考えます。
立体図形が苦手な子は、「空間を頭の中で想像できないから無理」と考えがちです。しかし、実際には想像力だけで解く問題ではありません。
どの点を真上から見るのか、どの線が実際の長さを表すのかを一つずつ平面図へ移せば、知っている図形の性質に変えられます。
復習では解説図を見るだけでなく、立体の図と真上から見た図を自分の手で別々に書かせることが大切です。
2025年算数で合否を分けた三つの力
2025年の問題から分かるのは、開成算数では難問の解法を大量に暗記するだけでは足りないということです。
特に必要だったのは、計算力、整理力、試行力の三つです。
取るべき問題を確実に取る計算力
大問2や大問3が難しく見えるため、そちらばかりに目が向きますが、まず確認すべきなのは大問1です。
単位換算の間違い、割合の取り違え、途中計算のミスがあれば、本来取れる点を失います。
家庭学習では、毎日大量の計算問題を解かせる必要はありません。1日5~10問でも、「途中式をそろえる」「約分を先にする」「計算しやすい形へ変える」という質を重視しましょう。
条件を図やグラフに移す整理力
大問3は、文章を読んでいるだけでは登場人物の動きを把握できません。
開成の問題で文章が長いときは、国語力だけで読むのではなく、情報を外に出す必要があります。
人物ごとに線を分ける、到着回数を表にする、長さと速さを別の欄に書くなど、頭の中の負担を減らす工夫が重要です。
保護者が教えるときも、すぐに式を示すのではなく、「今分かっていることを、どこに書けば見やすい?」と問いかけてください。
答えが見えなくても試し続ける力
大問2の最終設問は、習った型を思い出せば直ちに答えが出る問題ではありません。
一度配置し、ポイントを計算し、条件違反がないかを確かめ、さらに改善します。
算数が苦手な子は、最初の方法で答えが出ないと「分からない」と止まりがちです。しかし開成が見ているのは、一回で正解する力だけではありません。
試した結果を残し、前の方法と比べ、次の方法を考える姿勢も評価につながります。
家庭では不正解をすぐ消させず、「この方法で何が分かった?」と聞きましょう。失敗を次の手がかりに変える経験が、初見問題への強さを育てます。
開成算数2025を家庭で復習する方法
開成の過去問は、点数を測るだけの教材ではありません。
解いた後に何を振り返るかによって、学習効果が大きく変わります。
最初から全問完答を目指さない
初めて2025年の問題に取り組む場合は、実際と同じ60分で解きます。
その後、問題を次の三つに分けてください。
- 自力で正解できた問題
- 時間があれば解けそうだった問題
- 解説を読んでも難しい問題
最優先で復習するのは、二つ目の「時間があれば解けそうだった問題」です。ここは、整理方法や時間配分を改善すれば本番で得点へ変えやすい部分です。
最難問だけに何時間もかけるより、取れる問題を確実に増やすほうが得点は安定します。
大問ごとに復習の目的を変える
すべての問題を同じ方法で復習してはいけません。
大問1は、答えが合うまで解き直すだけでなく、より短く正確に計算する方法を考えます。
大問2は、模範解答とは別の分け方も試し、ポイントがどう変わるかを確かめます。
大問3は、問題文を閉じた後でも、人物の動きとグラフの意味を説明できる状態を目指します。
大問4は、見取り図、真上から見た図、実際の切り口をそれぞれ書き分けます。
このように大問のねらいに合わせて復習すれば、単なる答えの暗記を防げます。
解説を読んだ翌日に白紙から解き直す
解説を読んだ直後は、分かった気になりやすいものです。
しかし、翌日に問題だけを見て手が動かなければ、まだ自力で使える知識にはなっていません。
おすすめは、解説を確認した当日、翌日、1週間後の3回に分けて解き直す方法です。
すべての計算を3回行う必要はありません。翌日以降は、「最初に何を書くか」「どの比を先に求めるか」を口頭で説明するだけでも構いません。
保護者は答えを教える役ではなく、子どもの説明を聞く役に回りましょう。説明が止まった箇所が、本当に理解できていない部分です。
まとめ|開成算数2025は解法暗記だけでは解けない
2025年の開成算数は、大問1で計算と割合の正確さ、大問2で試行錯誤、大問3で速さとグラフの整理、大問4で立体を平面へ置き換える力が問われました。
算数の合格者平均は85点満点中55.2点で、受験者全体の平均46.9点との差は8.3点でした。すべての難問を完答するよりも、前半の取るべき問題を確実に得点し、後半で部分点や解ける小問を積み上げることが重要だったと考えられます。
家庭で復習するときは、模範解答を写すだけで終わらせてはいけません。
大問1では計算を工夫し、大問2では別の配置を試し、大問3では情報をグラフへ移し、大問4では立体を平面図に書き換えます。
そして、解説を読んだ翌日に白紙からもう一度考えさせてください。
2025年の開成算数から学ぶべきことは、特殊な解法の数ではありません。分からない問題に出会ったときに、条件を書き出し、小さく試し、分かったことから次の一手を考える姿勢です。
この力を日々の学習で積み重ねることが、開成の初見問題に対応できる算数力につながります。
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開成中の算数で、毎年「合否を左右する」と言われるのが立体図形です。
- 問題の構造が複雑でイメージできない
- 切断・回転・容積変化の思考が追いつかない
- 図を頭の中で再現できない
- 過去問の正答率が安定しない
こうした悩みは、実物の立体を “見て・触って・動かして” 理解できる教材を使うと、劇的に改善します。
特に開成の立体図形は、「文章 → 図 → 論理」を高速でつなぐ“空間認識力”が必須。
家庭学習でも、立体図形を手で動かしながら学べるだけで、理解スピードが大きく変わります。
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