\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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中学受験新演習「算数 小6下」はどんな教材?

小6の秋なのに、うちの子は算数の穴が多くて、小6下をどこまでやればいいのか私も焦っています
この記事では、中学受験新演習「算数 小6下」の位置づけや学習内容を確認しながら、算数が苦手な子の進め方、過去問との両立、家庭での復習方法まで順を追って解説します。
中学受験の小学6年生後半は、それまでとは学習の意味が大きく変わる時期です。
春までは新しい解法を身につける学習が中心でも、夏以降は「これまで習った内容を入試で使える状態にする」ことが重要になります。
中学受験新演習の現行「小6 算数 下」は、公式にも小学6年生向けの教材として案内されており、算数では「例題」から「チャレンジ」まで段階的に学習できる構成になっています。
また、小6下は172ページの教材として案内されています。
ただし、小6秋からは塾の授業、模試、過去問、弱点補強まで重なるため、最初から最後まですべて完璧にこなそうとすると消化不良になりやすい時期でもあります。
大切なのは、小6下を「全部解く本」ではなく、入試までに弱点を見つけて埋める教材として使うことです。
小6下は新しい単元より総復習が中心
中学受験新演習では、小5上・小5下・小6上までに、中学入試に必要となる主要な解法を学び、小6夏以降は総復習へ進むという使われ方が紹介されています。小6下も、既習内容をもう一度整理し、入試レベルへつなげる段階として位置づけられます。
つまり、小6下になって突然大量の新単元を習うというより、
「習ったはずなのに解けない」
「基本は分かるが応用になると止まる」
「単元別なら解けるのに総合問題では判断できない」
といった状態を修正していくことが中心です。
これは算数が苦手な子にとって非常に重要です。
小6秋になって成績が伸び悩むと、
「新しい難問をもっとやらせなければ」
と思いがちですが、実際には小5・小6上で習った基本解法が抜けていることも少なくありません。
前半は主要単元をもう一度整理する構成
現在確認できる小6下のカリキュラムでは、前半に、
和と差・平面図形
規則性・平面図形
数の性質・平面図形
条件整理・場合の数・図形の移動
割合と比・図形の移動
割合と比・立体図形
速さ・立体図形
など、入試で重要な分野が組み合わされています。
特徴的なのは、文章題系の単元と図形系の単元を同時に復習していく点です。
たとえば「割合と比だけを1か月勉強して、その後に図形」という進め方ではありません。
入試本番では単元名が書かれていないため、
「これは割合の問題だ」
「ここでは相似を使う」
と自分で判断しなければなりません。
小6下では、こうした単元をまたいで解法を取り出す力を作っていくことが重要になります。
後半は総合演習から入試直前対策へ進む
確認できるカリキュラムでは、第9回以降に総合演習が続き、第16~18回は「入試頻出直前対策」とされています。
これは、小6下が単なる復習教材ではなく、
単元別復習
↓
総合問題
↓
入試直前対策
と段階的に入試へ近づけていく構成であることを意味します。
ただし、総合演習で点が取れないからといって、総合問題ばかり繰り返す必要はありません。
総合問題は、弱点を発見するためにも使えます。
たとえば10問中、
割合2問を間違えた
速さ2問とも途中で止まった
図形は3問中2問正解
だったなら、優先順位は明らかです。
速さや割合の基本へ戻った方が、次の総合問題で得点しやすくなります。
中学受験新演習 算数 小6下の進め方
例題からチャレンジまで全部やる必要はない
中学受験新演習の算数は、公式案内でも「例題」から「チャレンジ」まで細かく段階を踏んで学べる構成とされています。
この段階分けは非常に便利ですが、
「載っている以上、全部やらなければ」
と考える必要はありません。
特に算数が苦手な子の場合、
例題
基本レベル
標準レベル
発展レベル
とすべて進もうとすると、基本が曖昧なまま難問に時間を使うことがあります。
たとえば基本問題5題中3題を間違えているなら、チャレンジ問題へ進むより、その5題を自力で解き直す方が優先です。
反対に基本問題をほぼ迷わず解ける単元なら、標準・発展へ進めばよいでしょう。
教材のページ順より、本人の理解度を優先してください。
基本問題で止まった単元は小6上以前へ戻る
小6下で割合の問題が解けない場合、小6下の問題だけを何度も見る必要はありません。
そもそも、
割合とは何か
比べる量とは何か
比をどう扱うのか
が曖昧なら、以前の教材へ戻った方が早く解決することがあります。
実際、小6夏の復習教材についても、基本レベルで解法が思い浮かばない場合はメインテキストの例題・類題・基本問題へ戻るという学習法が紹介されています。
これは小6下でも同じです。
「6年生なのに5年生のページへ戻るのは遅れている」
と考える必要はありません。
入試直前期ほど、分からない原因まで戻ることが重要です。
できる問題とできない問題を分けて管理する
小6下を効率よく使うなら、すべての問題を同じ回数解かないことです。
問題ごとに、
○=自力で解けた
△=解けたが時間がかかった・ヒントが必要
×=解けなかった
の3段階程度で印をつけます。
次回の復習では、△と×だけを解きます。
さらに、
計算ミス
解法を忘れた
問題文を読み違えた
図を書けなかった
など、原因も簡単に記録すると効果的です。
たとえば×が10問あっても、そのうち7問が計算ミスなら、難問演習を増やすより計算練習の方が必要かもしれません。
算数が苦手な子は小6下をどう使う?
秋に難問ばかり追わない
小学6年生の秋になると、周囲が過去問や難関校対策を始めるため焦りやすくなります。
しかし、算数が苦手な子が難問ばかり解いても得点力には直結しません。
たとえば模試で、
大問1の計算を落とす
基本的な割合を間違える
速さの典型問題で止まる
という状態なら、難問1題を解けるようにするより、基本問題を3~4題確実に取れるようにする方が合格点へ近づく場合があります。
受験算数では、
「難しい問題を解けるようになる」
だけでなく、
取るべき問題を落とさない
ことが非常に重要です。
割合・比・速さ・図形を優先して穴を埋める
すべての単元を同じ時間で復習する必要はありません。
特に、
割合・比
速さ
平面図形
立体図形
などは、複数の考え方が組み合わされやすく、入試でも重要になりやすい分野です。
小6下の前半にも、割合と比、速さ、平面図形、図形の移動、立体図形などがまとまって配置されています。
ただし「頻出だから全部やる」ではなく、志望校の過去問と照らして優先順位をつけてください。
たとえば志望校で立体図形が毎年出るのに、本人が立体図形だけ極端に弱いなら、そこに時間を多めに使う価値があります。
計算と一行問題は毎日短時間で続ける
総合問題が増える時期でも、計算をやめないことが大切です。
シリーズには「中学受験 計算 日記 小6下」もあり、1日1ページ、1週間6ページを想定し、計算と一行問題を扱う構成として案内されています。
家庭では必ずしも副教材を追加する必要はありませんが、
計算10分
一行問題10分
程度を毎日続ける方法は有効です。
小6秋は過去問の大問ばかりに目が向きますが、計算や一行問題は入試で得点源になりやすい部分です。
基本部分を維持したまま総合演習へ進むことが大切です。
小6下と過去問を両立させる家庭学習
平日は新演習、週末は過去問でもよい
小6秋以降は、小6下だけを順番に進めていると過去問の時間が不足することがあります。
そこで一例として、
平日:小6下で単元別復習
土曜:志望校過去問
日曜:過去問直し+小6下で弱点補強
という形にすると、役割を分けやすくなります。
重要なのは、過去問と教材を別々の勉強にしないことです。
過去問は「点数を測るもの」であると同時に、何を復習するかを教えてくれる診断材料でもあります。
過去問で見つかった弱点を小6下へ戻して復習する
たとえば過去問で速さの問題を間違えたとします。
すぐ同じ年度を解き直すだけではなく、
なぜ解けなかったのか
を確認します。
旅人算の基本が曖昧
比を使った速さが苦手
グラフを読めなかった
など原因が分かったら、小6下やそれ以前の該当単元へ戻ります。
そして基本問題を2~3題解き、
数日後に過去問の同じ問題をもう一度解きます。
この、
過去問
↓
弱点発見
↓
教材へ戻る
↓
過去問へ戻る
という往復が、秋以降の算数では非常に重要です。
12月以降は「全部終わらせる」より志望校優先
中学受験新演習小6下には、総合演習や入試頻出直前対策まで含まれています。
ただし受験直前期に、
「まだ第14回までしか終わっていない」
と教材の進度だけで焦る必要はありません。
志望校でほとんど出ない分野の発展問題を仕上げるより、
毎年出る速さ
頻出の割合
基本計算
図形の典型問題
などを確実にする方が優先される場合があります。
シリーズには、小4上~小6上までをコンパクトに収録し、小6下とカリキュラム連動する「コンプリーション」のような復習教材もあります。
つまり小6後半は、教材を一方向に進めるだけでなく、必要なところを繰り返し戻ることを前提に考えた方がよい時期です。
受験直前では、
「テキストを終わらせたか」
ではなく、
志望校で必要な問題を自力で取れるか
を基準にしてください。
まとめ|小6下は入試までの弱点整理に使う
中学受験新演習「算数 小6下」は、小6後半の入試対策に向けて、それまでに学んだ算数を整理し、総合問題へつなげていく教材です。
現行カリキュラムでは、前半に和と差・規則性・数の性質・場合の数・割合と比・速さといった文章題系の分野と、平面図形・図形の移動・立体図形を組み合わせて復習し、その後は総合演習、入試頻出直前対策へ進みます。
そのため、小6下を上手に使うポイントは、
「第1回から第18回まで全部終わらせる」
ことだけではありません。
算数が苦手な子ほど、
基本問題で解法を確認する
↓
間違えた単元へ戻る
↓
数日後に解き直す
↓
過去問で使えるか確認する
という流れを重視してください。
特に小6秋以降は、過去問との両立が必要です。
小6下と過去問を別々に進めるのではなく、
過去問で弱点を発見し、小6下で補修する
という使い方にすると学習の目的が明確になります。
また、難問が解けないからといって、必要以上に焦る必要はありません。
入試で大切なのは、
基本問題を落とさない
頻出単元を安定させる
志望校で必要な問題を取る
ことです。
家庭では、
「今日は何ページ進んだ?」
より、
「今日できるようになった問題は何?」
と確認してみてください。
小6下は、ページを消化するための教材ではありません。
受験本番までに残された算数の穴を見つけ、優先順位をつけて埋めていくための教材として使うことで、その価値を最大限に生かしやすくなります。
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