中学受験算数の教え方がわかる本|親向けの選び方

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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中学受験算数の教え方を本で学ぶメリット

中学受験ママ
中学受験ママ

私が算数を教えると、うちの子が余計に混乱している気がして不安です。

この記事では、中学受験算数を家庭で教える保護者に向けて、教え方を学べる本の選び方と、実際の家庭学習での上手な使い方を解説します。

中学受験では、塾の授業を受けているだけですべての内容が定着するとは限りません。

「この問題だけ分からない」
「解説を読んでも理解できない」

という場面では、家庭で少し補助してあげたいと考える保護者も多いでしょう。

ところが、中学受験算数には、つるかめ算・旅人算・割合と比・相似・面積図など、親世代が小学生のころには深く扱わなかった内容が数多く登場します。

そこで役立つのが、子どもの問題集とは別に用意する「親が教え方を学ぶための本」です。

家庭で算数を見るなら、親が難問をすらすら解ける必要はありません。

むしろ重要なのは、子どもがどこで止まっているのかを見抜き、次の一歩を示せることです。

親世代が習った算数とは解き方が違う

中学受験算数を教えるときに注意したいのが、中学校で習う方程式だけで処理しないことです。

たとえば、

「つるとかめが合わせて10匹、足の数は28本」

という典型的なつるかめ算があります。

大人ならxを使って方程式を作りたくなるかもしれません。

しかし中学受験では、

「全部がつるだったら足は20本」
「実際は28本だから8本多い」
「かめ1匹に置き換えると2本増える」
「8÷2=4匹」

という考え方を学びます。

大人にとって解けることと、小学生に分かるように教えられることは別なのです。

親向けの本を読む意味は、まさにここにあります。

「答え」ではなく「考え方」を教えられるようになる

家庭学習で起きやすい失敗が、親が解き方をすべて説明してしまうことです。

「ここを3で割って、次にこれを掛ければいいよ」

と教えれば、その問題は解けます。

しかし数字や設定が変わると、また手が止まります。

教え方の本では、

「どんな図を書けばよいか」
「どの条件に注目するか」
「子どもはどこで間違えやすいか」

まで説明しているものがあります。

こうした視点を親が持つと、一方的に解説するのではなく、子ども自身に考えさせる補助がしやすくなります。

親子で感情的になるのを防ぎやすい

家庭で算数を教えていて、

「さっき説明したでしょう」
「どうしてこれが分からないの?」

となってしまうことは珍しくありません。

親には簡単に見える問題でも、子どもの頭の中では「割合の意味が分からない」「図と式がつながっていない」など、別のところで止まっている可能性があります。

本を間に置くことで、

「お母さんもこの解説を一緒に確認してみるね」

という立場になれます。

「親が先生、子どもが生徒」という関係を強くしすぎないことも、家庭学習を続けるうえでは大切です。

中学受験算数の教え方がわかる本の選び方

「中学受験 算数」と書かれている本なら何でもよいわけではありません。

子どもが解く問題集と、親が読む本では選び方が違います。

親向けの解説がある本を選ぶ

まず確認したいのは、「誰に向けて書かれた本なのか」です。

子ども向け参考書では、

例題
解説
練習問題

が中心です。

一方、親が教え方を学ぶなら、

「この問題をどう説明するか」
「どんな声かけをするか」
「どこでつまずきやすいか」

まで書かれている本のほうが適しています。

本屋や通販サイトで探す際も、「中学受験算数の参考書」だけでなく、「親向け」「教え方」「家庭学習」といった視点で内容を確認すると選びやすくなります。

つまずきポイントまで説明されている本を選ぶ

良い教え方の本は、正しい解法だけではなく「子どもがなぜ間違えるのか」に踏み込んでいます。

たとえば割合なら、

「もとにする量が分かっていない」
「比べる量と割合を混同している」

などです。

速さなら、

「速さ・時間・道のりのどれを求めるのか整理できていない」

というケースがあります。

原因が分かれば、親も同じ説明を何度も繰り返さずに済みます。

子どもの現在のレベルに合わせる

難関校向けの本が、すべての家庭にとって良い本とは限りません。

計算や割合で苦戦している小4に、難関校向けの高度な解法を教えても負担になります。

選ぶ際は、

基礎理解を助けたい
典型題の教え方を知りたい
難関校の応用問題まで対応したい

のどこが目的なのかを明確にしましょう。

「一番難しい本」ではなく、「今のわが子を教えるために必要な本」を選ぶのが基本です。

中学受験算数を家庭で教えたい親に役立つ本

ここでは、目的別に考えやすい本を紹介します。

単元別の教え方なら『中学受験「算数」教え方のコツ』

安浪京子氏・富田佐織氏の『中学受験「算数」教え方のコツ』は、PHP研究所から2019年に刊行された本です。

受験算数を8分野50単元に分け、典型問題だけでなく、子どもが手を止めやすい「つまずきポイント」まで扱っています。出版社も、保護者が家庭で算数を見る用途を想定した内容を紹介しています。

「問題の答えは分かるけれど、子どもにどう説明すればいいか分からない」という保護者と相性のよいタイプです。

最初から通読する必要はありません。

割合で止まったら割合、速さで止まったら速さ、というように、その日の単元を調べる「家庭教師用の辞書」として使う方法もあります。

親自身の算数復習には「小学校6年分」を扱う本

そもそも、

「分数の割り算をどう説明するのだったかな」
「割合を自分も感覚でしか理解していない」

という場合は、いきなり受験算数の指導書へ進まなくても構いません。

小学校6年間の算数を大人向けに整理した本で、親自身が基本を復習する方法があります。

重要なのは、問題を大量に解くことではありません。

「なぜこの計算になるのか」を親自身が言葉で説明できる状態を目指します。

基礎が整理されれば、受験算数の特殊算を理解するときも楽になります。

家庭学習全体を見直したいなら自宅勉強法の本

「算数の説明方法だけでなく、宿題の回し方や復習方法にも迷っている」という家庭なら、科目別の指導書だけでなく、中学受験の家庭学習全体を扱う本も役立ちます。

2026年刊行の『中学受験 合格をつかむ自宅勉強法』は、4科目の家庭学習を扱い、算数についても「図を描く」といった具体的な学習ポイントを紹介しています。

算数だけを横で教え続けるのではなく、復習の仕組みそのものを整えたい家庭向けです。

先取りや親の関わり方を考える本も選択肢

2026年9月には、フォトン算数クラブによる『超戦略思考で合格する中学受験 算数先取りと親の関わり方がすべて』も刊行されています。

算数の先取りと親の関わり方を中心テーマとし、難関校受験を意識した家庭向けの内容です。

ただし、「先取りをしている本だから自分の子も先取りすべき」と考える必要はありません。

本は家庭の方針を決める材料です。

現在の理解度や塾の進度と照らし合わせ、「わが家に使える部分だけ取り入れる」という読み方が適しています。

本を使って中学受験算数を教えるときのコツ

良い本を買っても、親が授業をするようになると家庭学習が重くなります。

使い方にもコツがあります。

親が先に解法を読んでから子どもを見る

子どもが問題に取り組んでいる横で、親も初めて解説を読むと、

「あれ?どうだったかな」

となりやすく、説明が長くなります。

できれば、その単元を教える前に親が5~10分だけ解説を確認しておきましょう。

理解しておきたいのは、

何を手がかりにするか
どんな図を書くか
どこで間違えやすいか

の3点です。

全部の問題を解いておく必要はありません。

全部教えず「どこまで分かる?」から始める

子どもが「分からない」と言ったとき、いきなり1行目から解説しないことも大切です。

「問題文の意味は分かる?」
「図は書けそう?」
「どこまでは自分でできた?」

と聞きます。

すると、

文章の意味が分からない
式にできない
途中の計算だけできない

など、つまずいた場所が見えてきます。

教えるのは、その地点からで十分です。

親が説明する量を減らすほど、子ども自身が考える時間を残せます。

本を増やしすぎず1冊を辞書のように使う

成績が伸びないと、保護者は新しい参考書を探したくなります。

しかし、

教え方の本3冊
問題集4冊
特殊算の本2冊

のように増えると、どれを使えばよいのか分からなくなります。

まず親用の本は1冊決め、

「割合で困ったらここ」
「速さならここ」

と戻る場所を作りましょう。

その本で足りない分野が明確になってから追加するほうが、家庭学習は安定します。

まとめ|算数の教え方の本は「親の解説書」として使おう

中学受験算数を家庭で見るために、親が受験算数の専門家になる必要はありません。

必要なのは、

子どもがどこでつまずいたのか
どんな図や考え方に導けばよいのか
どこまでヒントを出せばよいのか

を判断するための知識です。

その助けになるのが「中学受験算数の教え方がわかる本」です。

選ぶ際は、問題数や難易度だけではなく、

親向けに書かれているか
つまずく理由まで説明しているか
今の子どものレベルに合っているか

を確認しましょう。

そして購入した本を、最初から最後まで親子でやり切る必要はありません。

子どもが割合で困ったときに割合のページを開く。旅人算で止まったら旅人算の説明を読む。

そんな「親のための辞書」として置いておくだけでも十分役立ちます。

家庭で最も避けたいのは、親が答えを教え続け、子どもが自分で考えなくなってしまうことです。

「こう解くんだよ」と教える前に、

「どこまでは分かっている?」
「図にするとどうなるかな?」

と聞いてみてください。

本から学んだ解法をそのまま説明するのではなく、子どもが自力で次の一歩へ進むためのヒントに変える。

それが、中学受験算数で親が本当に身につけたい「教え方」です。

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中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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