中学受験算数の苦手分野はどこ?見つけ方と克服法

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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中学受験算数で苦手になりやすい分野は5つ

中学受験ママ
中学受験ママ

うちの子は算数が苦手ですが、どの分野からやり直せばいいのか私にも分からず焦っています。

この記事では、そんな悩みに対して、中学受験算数で苦手になりやすい分野と、弱点の見つけ方、家庭での具体的な克服方法を順を追って解説します。

中学受験の算数で成績が伸びないと、

「算数そのものが苦手なのでは」

と感じることがあります。

しかし、実際にはすべての分野が苦手とは限りません。

計算はできるけれど割合が苦手、速さは解けるけれど図形になると止まる、基本問題はできるけれど文章題になると式が立てられない、というように弱点は分かれていることが多いです。

そのため、算数の苦手克服で大切なのは、問題集を最初から全部やり直すことではありません。

「どの分野の、どの考え方で止まっているのか」

を見つけることが第一歩です。

中学受験算数には、特につまずきやすい分野があります。

これらは単独で出題されるだけでなく、他の単元にもつながるため、苦手を放置すると後の学習にも影響しやすくなります。

割合・比|後の単元にも影響しやすい

割合と比は、中学受験算数の中でも特に重要な分野です。

たとえば、

「600円の20%はいくらか」

という問題であれば、

600×0.2=120円

と求められます。

しかし中学受験では、

「20%増えた」
「元の値段の80%」
「A:B=3:5」

など、表し方が変わります。

ここで苦手になる子は、

もとにする量
比べる量
割合

の3つを区別できていないことが多いです。

割合や比は、速さ、食塩水、売買算、相似、面積比などにも使われます。

そのため、小5以降で複数の単元が急に難しく感じる場合、割合・比に戻ると原因が見つかることがあります。

速さ|状況整理ができないと式が立たない

速さが苦手な子は、

速さ=道のり÷時間

という公式を覚えていても、文章題になると止まることがあります。

たとえば、

「Aさんが先に出発し、その10分後にBさんが追いかける」

という問題では、単純に公式へ数字を入れるだけでは解けません。

誰が
どこから
いつ出発し
どちらへ進むのか

を整理する必要があります。

旅人算、通過算、流水算なども、基本は「距離・時間・速さ」の関係です。

速さが苦手な場合は、公式を覚え直すより、状況を図にする練習が効果的です。

図形|見えない関係を発見する必要がある

図形は、算数が苦手な子にとって大きな壁になりやすい分野です。

角度、面積、相似、面積比、立体図形などでは、

「この三角形とこの三角形が相似」
「高さが同じ」
「この辺は共通」

といった関係を自分で見つける必要があります。

図形が苦手な子ほど、

「どの公式を使えばいいか分からない」

と言うことがあります。

しかし、本当の原因は公式不足ではなく、

「図のどこを見るべきか分からない」

ことにあります。

まずは、

同じ長さ
同じ角度
平行
直角
相似

など、分かっている情報を図に書き込む習慣をつけることが大切です。

場合の数・規則性|考え方を整理しにくい

場合の数や規則性は、決まった公式だけで解きにくい分野です。

たとえば、

「1、2、3の3枚のカードを並べる方法は何通りか」

という基本問題なら、

123
132
213
231
312
321

の6通りです。

しかし、条件が増えると数え漏れや重複が起こります。

規則性でも、

1、4、7、10……

のような単純な並びなら分かっても、図形が増えていく問題になると急に難しくなります。

この分野では、頭の中だけで考えず、

表を書く
樹形図を書く
小さい場合から試す

ことが重要です。

文章題・特殊算|問題文から関係を読み取る力が必要

つるかめ算、和差算、差集め算、ニュートン算などの特殊算は、中学受験特有の分野です。

ここで苦戦する子は、

「何算なのか分からない」

と感じることがあります。

しかし大切なのは、問題名を当てることではありません。

たとえばつるかめ算なら、

「2種類のものがある」
「合計数が分かっている」
「全体の合計も分かっている」

という関係を見抜くことが重要です。

特殊算は、解法の名前より問題の構造を見る練習をしたほうが応用しやすくなります。

算数の苦手分野を正しく見つける方法

苦手分野を克服する前に必要なのが、正確な弱点分析です。

「点数が悪かったから全部苦手」と考えると、復習範囲が広がりすぎてしまいます。

テストの点数ではなく間違い方を見る

たとえば算数で60点だったとしても、原因は子どもによって違います。

Aさんは計算ミスが多い。
Bさんは図形がほぼ解けない。
Cさんは最後まで解く時間がない。

同じ60点でも対策は別です。

テスト後は問題ごとに、

計算ミス
読み間違い
知識不足
考え方が分からない
時間不足

のように分類してみてください。

これだけでも、優先すべき分野が見えやすくなります。

単元別に「できる・あやしい・できない」に分ける

家庭では、単元一覧を作って簡単に分類する方法も有効です。

たとえば、

計算 できる
割合 あやしい
比 あやしい
速さ できない
平面図形 できる
立体図形 できない

というように整理します。

ここで重要なのは、「できる・できない」の2択にしないことです。

解説を見れば分かるけれど自力では解けない問題は「あやしい」に入れます。

この「あやしい分野」が、最も得点へ変えやすい部分です。

今の単元より前に原因がないか確認する

苦手分野は、現在習っている単元だけを見ると原因を見失うことがあります。

たとえば相似が苦手でも、

比そのものが理解できていない

可能性があります。

速さが苦手でも、

単位換算や割合が不安定

ということがあります。

「この単元ができない」

と分かったら、

「これを解くために必要な前の知識は何か」

まで戻ることが大切です。

中学受験算数の苦手分野を克服する勉強法

苦手分野ごとに、効果的な戻り方は少し違います。

すべて同じように問題数を増やす必要はありません。

割合・比は具体的な数字から戻る

割合が分からない子に、

「割合=比べる量÷もとにする量」

と何度説明しても理解できないことがあります。

その場合は、具体例へ戻りましょう。

1000円の10%=100円
1000円の20%=200円
1000円の50%=500円

と確認します。

そのうえで、

「50%は半分」

とイメージできるようにします。

比でも、

ジュース2杯と水3杯なら2:3

というように、実物を想像できる例から始めると理解しやすくなります。

速さ・文章題は図を書いて整理する

速さでは、線分図や簡単な絵を書きます。

たとえば、

A地点――――――B地点

と書き、

Aさん→
←Bさん

のように進む向きを加えます。

さらに、

A:毎分60m
B:毎分40m

と書けば、

「1分で100m近づく」

ことが見えます。

文章を頭の中だけで処理させず、紙の上に移すことがポイントです。

図形は補助線より先に基本性質を確認する

図形が苦手な子に、いきなり高度な補助線テクニックを教える必要はありません。

まず、

三角形の内角の和は180度
平行線の錯角は等しい
同じ高さの三角形は底辺比と面積比が同じ
相似なら対応する辺の比が等しい

といった基本を確認します。

補助線は、基本性質を使いやすくするために引くものです。

基本があいまいなまま補助線だけ覚えても、別の問題では使えません。

規則性・場合の数は小さい数で試す

複雑な規則性の問題では、最初から一般的な式を作ろうとしなくても構いません。

1番目
2番目
3番目

と実際に書いてみます。

場合の数でも、

3人の場合
4人の場合

のように、小さい条件で試します。

中学受験算数では、

「実際にやってみて規則を見つける」

という考え方も大切です。

家庭で苦手分野を復習するときの優先順位

苦手分野がいくつも見つかると、保護者は全部やり直したくなります。

しかし、範囲を広げすぎると子どもの負担が大きくなります。

すべて直そうとせず1~2分野に絞る

たとえば、

割合
速さ
図形
場合の数

が苦手だったとしても、同時に全部直す必要はありません。

まずは他の単元への影響が大きい、

割合・比

を優先する、といった考え方ができます。

1~2週間で1分野を重点的に復習すると、子ども自身も「できるようになった」と実感しやすくなります。

基本問題を自力で解ける状態まで戻す

苦手克服では、難問に挑戦する必要はありません。

まず、

基本問題を見て

自分で方針を立て

途中式を書き

答えまで出せる

状態を目指します。

目安としては、同レベルの問題10問なら7~8問程度を自力で解ける状態です。

そこまで安定してから標準問題へ進むほうが、学習効率は高くなります。

翌日・1週間後に解けるか確認する

その日に解けただけでは、苦手を克服したとは言えません。

おすすめは、

当日:理解する
翌日:何も見ずに解く
1週間後:もう一度解く

という流れです。

1週間後にも解ければ、かなり定着しています。

逆にまた同じ場所で止まるなら、問題数を増やすより、さらに基本へ戻ったほうがよいでしょう。

まとめ|算数の苦手分野は細かく分ければ克服できる

中学受験算数では、割合・比、速さ、図形、場合の数・規則性、文章題・特殊算などが苦手分野になりやすい傾向があります。

ただし、

「算数が苦手」

という大きなくくりで考える必要はありません。

大切なのは、

どの単元で
どの考え方につまずき
何ができていないのか

まで細かく見ることです。

たとえば、

「速さが苦手」

ではなく、

「線分図を書かずに頭の中だけで考えている」

と分かれば、対策は明確になります。

また、

「図形が苦手」

ではなく、

「相似の対応する辺を見つけられない」

と分かれば、そこだけを練習できます。

家庭では、苦手を全部直そうとせず、まず1~2分野に絞りましょう。

基本問題へ戻り、翌日と1週間後にも自力で解ける状態を作る。

この積み重ねによって、「算数全体が苦手」という状態は少しずつ崩れていきます。

苦手分野は、弱点ではなく「次に伸ばす場所」が分かったということです。

原因を細かく見つけ、正しい順番で戻れば、中学受験算数は十分に立て直すことができます。

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中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

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