中学受験算数の解き方を忘れる原因|定着させる復習法

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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中学受験算数で解き方を忘れるのはなぜ?

中学受験ママ
中学受験ママ

昨日は解けたのに今日は解き方を忘れていて、私もこのままで大丈夫なのか不安です

この記事では、そんな悩みを抱える保護者の方に向けて、中学受験算数で解き方を忘れてしまう原因と、家庭でできる具体的な復習方法を順番に解説します。

中学受験の算数では、

「授業では分かっていた」
「宿題では解けた」
「でもテストになると解き方が出てこない」

ということがよくあります。

特に割合・速さ・比・図形・特殊算などは、一度理解したつもりでも、数週間後には「どうやって解くんだっけ?」となりやすい単元です。

保護者からすると、

「前にも同じ問題をやったのに」

と思ってしまいますが、重要なのは「一度できたか」ではありません。

時間が空いても、自分で解き方を思い出せるかです。

中学受験算数では、この「思い出す力」を意識して復習することで定着度が大きく変わります。

解説を読んで分かっただけで終わっている

算数でよくあるのが、

問題が解けない

解説を読む

「なるほど」と思う

次の問題へ進む

という流れです。

このとき子どもは、確かに解説を理解しています。

しかし、「理解できること」と「自力で再現できること」は同じではありません。

たとえば旅人算の解説を読んで、

「速さの差を使えばいいんだ」

と納得しても、翌日に同じ問題を見たとき、

「最初に何をすればいいの?」

となることがあります。

これは珍しいことではありません。

解説を読んだ直後は、解法が目の前にあるため簡単に感じます。

そのため家庭では、解説を読んだ後に一度閉じて、最初から自力で解き直すことが重要です。

問題と解法をセットで丸暗記している

もう一つ多いのが、解き方を「問題の見た目」とセットで覚えてしまうケースです。

たとえば、

「池の周りを2人が走る問題=旅人算」

と覚えていたとします。

ところが入試では、設定がエスカレーターや電車、周回コースなどに変わります。

本質的には同じ考え方でも、見た目が違うと、

「習った問題と違う」

と感じて解法が出てこなくなります。

中学受験算数では、

問題そのものを覚える

のではなく、

「どんな条件なら、どの考え方を使うのか」

を覚える必要があります。

たとえば、

同じ時間動いている
→ 速さの比と道のりの比を見る

一定の割合で増減する
→ 割合・比を使う

同じ高さの三角形
→ 面積比と底辺比を見る

といった「判断の手掛かり」を覚えることが大切です。

復習のタイミングが遅すぎる

塾の授業では毎週新しい単元が進みます。

そのため、

今週の宿題
来週の予習
テスト対策

をこなしているうちに、以前習った単元の復習が後回しになります。

そして1か月後に戻ると、

「ほとんど覚えていない」

という状態になります。

そこで必要なのが、忘れ切る前の短い復習です。

一度に大量に復習するのではなく、

当日
翌日
数日後
1週間後

と少しずつ間隔を空けながら触れるほうが、「思い出す練習」を増やせます。

算数が苦手な子ほど、「習った日にできたから終わり」にしないことが重要です。

算数の解き方を忘れないための復習方法

当日は「何も見ずにもう一度」が基本

授業や宿題で分からなかった問題は、解説を確認したあと、その場で必ずもう一度解きます。

このとき、

解説を横に置いたまま
途中式を見ながら
先生の板書を見ながら

ではなく、できれば何も見ない状態にします。

たとえばつるかめ算なら、

「全部を鶴と考える」
「実際との差を見る」

という最初の考え方を自分で思い出せるか確認します。

最後まで解けなくても構いません。

重要なのは、

「どこまで自力で再現できたか」

を確認することです。

翌日・3日後・1週間後に間隔を空けて解く

算数の復習は、その日に何度も同じ問題を解くより、少し時間を空けたほうが定着を確認しやすくなります。

家庭で取り入れやすい目安は、

当日:解説後に再挑戦
翌日:もう一度
3日後:類題または同じ問題
1週間後:何も見ずに確認

です。

すべての問題をこの頻度で復習する必要はありません。

対象にするのは、

解説を見て初めて分かった問題
途中まではできた問題
次回は取れそうな問題

を中心にします。

反対に、解説を読んでも理解が難しい超難問は、優先度を下げてもよいでしょう。

限られた時間では、「解ける可能性の高い問題」を定着させるほうが得点につながります。

答えではなく「最初の一手」を思い出す

算数で解き方を忘れる子に最も意識してほしいのが、

解法の最初の一手

です。

たとえば割合なら、

「何を1とする?」

速さなら、

「同じ時間・同じ道のりはある?」

図形なら、

「相似な形はない?」

場合の数なら、

「小さい場合から書き出せない?」

といったものです。

問題を最後まで丸暗記する必要はありません。

最初の一手が出れば、その後の計算は進められる問題が多いからです。

家庭では、

「答え覚えてる?」

ではなく、

「この問題、最初に何をするんだっけ?」

と聞いてみてください。

この問いかけのほうが、実戦的な復習になります。

間違いノートは短く作る

間違いノートを丁寧に作りすぎて、時間がかかっている家庭もあります。

算数では、問題文や解説を全部書き写す必要はありません。

おすすめは、

問題番号
間違えた原因
次に見るポイント

だけを短く残す方法です。

たとえば、

「速さ⑫ 同じ時間に気づかなかった → 道のりの比を見る」

「図形⑧ 二等辺三角形を見落とした → 等しい辺に印」

という程度です。

これなら見直したときに、

「自分は何を忘れたのか」

がすぐ分かります。

間違いノートは作品ではなく、次に正解するためのメモと考えましょう。

テストになると解き方を忘れる子の対策

単元名を隠して問題を解く

家庭では解けるのにテストではできない子の場合、単元別の問題集に慣れすぎていることがあります。

たとえばページ上部に、

「割合」
「旅人算」
「相似」

と書かれていれば、それ自体が大きなヒントになります。

「今は割合のページだから割合を使う」

と分かるからです。

しかし入試では、どの解法を使うかは書いてありません。

そこで復習するときは、単元名を隠したり、違う単元の問題を混ぜたりしてみましょう。

問題を読んで、

「これは何を使う問題?」

と本人に判断させます。

解法を覚えるだけでなく、「選ぶ力」を鍛えることができます。

似た問題を混ぜて「解法を選ぶ練習」をする

たとえば速さを復習するとき、旅人算だけを10問並べると、途中から考えなくても同じ方法を使えるようになります。

そこで、

速さ
割合

仕事算

などを2~3問ずつ混ぜます。

すると問題を読むたびに、

「今回は何を使う?」

と考える必要があります。

これは実際のテストに近い状態です。

算数の定着では、

解法を知る

解法を再現する

問題に合わせて解法を選ぶ

という3段階が必要です。

「テストになると忘れる」という場合は、最後の「選ぶ練習」が足りない可能性があります。

図・式・言葉で解法を説明する

理解を確認する方法としておすすめなのが、子ども自身に説明してもらうことです。

たとえば相似の問題なら、

「こことここが相似だから、対応する辺の比を使った」

と説明させます。

食塩水なら、

「食塩の量が変わらないから、そこに注目した」

と言えれば十分です。

長く説明する必要はありません。

ポイントは、

「なぜその式を書いたか」

が本人の言葉で言えることです。

正解していても説明できなければ、手順だけを覚えている可能性があります。

一方、途中で計算ミスをして不正解でも、考え方を説明できていれば理解は進んでいます。

家庭でできる「忘れにくい算数」の作り方

「前にもやったでしょ」と言わない

子どもが以前解いた問題を忘れていると、

「これ前にやったよね?」

と言いたくなるものです。

しかし、この言葉だけでは解き方を思い出す手掛かりになりません。

代わりに、

「前は何に注目したっけ?」
「図を書いたら何が見えそう?」
「同じ数字や同じ時間はない?」

と、最初の一手につながる質問をしてみてください。

答えを全部教えず、少しだけ思い出すきっかけを出すのがポイントです。

一度自分で思い出せた経験は、次回の定着につながります。

全部復習せず「あと一歩の問題」を優先する

算数が苦手になると、間違いが増えます。

それを全部解き直そうとすると、復習だけで何時間も必要になり、続きません。

優先したいのは、

○:もう一度ならできそう
△:ヒントがあればできそう
×:解説を読んでも難しい

のうち、○と△です。

たとえば10問間違えたとしても、その中から3~5問だけ選びます。

「できなかった10問」を眺めるより、

「次は取れそうな3問」

を確実に得点源へ変えるほうが効果的です。

特に受験学年では、復習する問題を選ぶ力も重要になります。

週1回の解き直し日を作る

塾に通っていると、新しい授業と宿題で1週間が埋まりがちです。

そこで週末などに30~60分程度、

「今週の解き直し」

だけをする時間を作ります。

内容は、

今週間違えた問題3~5問
先週間違えた問題2~3問

程度でも十分です。

このとき新しい問題は解きません。

「以前できなかったものを思い出す日」と決めます。

毎週この時間を確保すると、

習う

忘れる

そのまま次へ進む

という流れを防ぎやすくなります。

問題集を増やす前に、この復習時間が取れているかを確認してみてください。

まとめ|解き方を忘れる子ほど「思い出す練習」が必要

中学受験算数で、

「昨日できたのに今日はできない」
「何度やっても解き方を忘れる」

という状態は珍しくありません。

問題なのは、忘れることそのものではなく、復習が「解説を見るだけ」で終わっていることです。

解き方を定着させるためには、

解説を読んだあと何も見ずに解く
翌日・数日後・1週間後にもう一度解く
最初の一手を思い出す
単元を混ぜて解法を選ぶ
自分の言葉で理由を説明する

という流れを作ります。

特に重要なのは、思い出そうとする時間を作ることです。

問題を見た瞬間に答えや解説を確認してしまうと、「分かった」という感覚は得られても、自分で解法を取り出す練習にはなりません。

家庭でも、

「覚えてないの?」

ではなく、

「最初に何をすればよかった?」

と聞いてみてください。

そして全部の間違いを復習しようとせず、「あと少しで解ける問題」を優先します。

中学受験算数では、初めて見た問題を次々解く力だけが重要なのではありません。

一度学んだ考え方を必要なときに思い出し、別の問題でも使えることが得点につながります。

「解き方を忘れる」ことをなくそうとするより、忘れても自分で思い出せる学習習慣を作ること

それが、算数の理解を入試本番まで残すための最も大切な対策です。

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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