算数王は中学受験に役立つ?特徴と使い方を解説

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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算数王とは?中学受験向け教材なのかを解説

中学受験ママ
中学受験ママ

算数王が中学受験にいいと聞いて、私はうちの子にも今から使わせるべきか迷います

この記事では、『算数王』とはどんな教材なのか、中学受験にどう役立つのか、向いている子や学年別の使い方まで順を追って解説します。

「算数王 中学受験」と検索したときに見つかる代表的な教材が、学研から出版されている『算数王(さんすうキング)―考える力を育てる』です。

著者は、中学受験指導を行う啓進塾です。啓進塾自身も、自社出版物として『算数王1』『算数王2』を掲載しています。

啓進塾が作った低学年向け算数教材

学研公式によると、『算数王1』は2008年7月発売、B5判144ページ。

イラストを多く使い、楽しみながら算数問題に必要な力を身につける構成と説明されています。

特徴的なのは、

計算を速くする
公式を先取りする

ことだけを目的としていない点です。

問題を読み、

どう考えるか
どこに注目するか
試してみた結果から何が分かるか

といった「考える過程」を重視する教材と考えると分かりやすいでしょう。

対象は小1・小2でも「中学入試対策用」

学研公式では対象として小1・小2が示され、用途には「中学入試対策用」と記載されています。難易度も基礎・標準・応用にまたがっています。

ここで注意したいのは、

「低学年から中学入試問題を解く教材」

という意味ではないことです。

低学年のうちに、

条件を整理する
図を見る
規則を発見する
試行錯誤する

経験を積み、高学年の中学受験算数につなげる教材と考えるほうが自然です。

「めざせ!あしたの算数王」とは別の教材

検索すると、『まんがで身につく めざせ!あしたの算数王』という学習漫画も出てきます。

こちらは物語を楽しみながら、比・図形・規則性などの算数テーマに触れるシリーズで、『算数王―考える力を育てる』とは別物です。

そのため、購入や情報収集の際は、

啓進塾著の『算数王』
学習漫画の『あしたの算数王』

を混同しないようにしましょう。

算数王が中学受験につながる3つの理由

では、低学年向けの『算数王』が、なぜ中学受験につながるのでしょうか。

計算だけでなく考える力を育てる

中学受験算数では、

計算が速い=算数が強い

とは限りません。

たとえば場合の数なら、

漏れなく数えるにはどう整理するか

を考えます。

規則性なら、

並びの中にどんなルールがあるか

を探します。

図形なら、

どの線に注目すればよいか

を考えます。

学研も本書を「考える力を育てる」教材として位置づけています。

低学年から「正しい式を当てる」だけではなく、自分で考える経験を積めることは、中学受験の土台になります。

図やイラストから条件を読み取る練習になる

算数が苦手な子の中には、

問題文を最後まで読まない
数字だけ拾う
図を見ても条件が分からない

というタイプがいます。

中学受験では、情報が増えるほどこの弱点が表れます。

低学年のうちからイラストや図と文章を結びつけ、

「何が分かっている?」
「どこを見ればいい?」

と考える経験を積むことには意味があります。

低学年から試行錯誤する経験を積める

受験算数で重要なのは、分からない問題に出会ったとき、

すぐ諦めずに手を動かすこと

です。

たとえば、

小さい数字で試す
図を書いてみる
並べてみる
規則を探す

といった行動です。

こうした試行錯誤は、小6になって突然身につけるのは簡単ではありません。

低学年から「答えがすぐ出ない問題」を楽しめることは、その後の思考問題への抵抗を小さくします。

算数王が向いている子・向いていない子

良い教材でも、全員に必要とは限りません。

算数を楽しみながら考えたい低学年に向く

『算数王』は公式上の対象が小1・小2です。

特に、

パズルが好き
クイズが好き
数字遊びが好き
少し難しい問題を考えるのが好き

という子とは相性がよいでしょう。

中学受験を予定している低学年なら、受験テクニックを先取りするより、「考える算数は面白い」という感覚を育てる目的で使えます。

単純な計算ドリルを嫌がる子にも候補

100マス計算や同じ形式の計算問題を嫌がる子でも、

図を見る
ルールを探す
考えて答えを出す

問題なら興味を持つ場合があります。

算数への苦手意識が強くなる前に、

「算数=計算練習だけではない」

と感じられることも利点です。

小4~小6の受験生には役割が限定される

今回の読者層である小4~小6では注意が必要です。

すでに受験勉強が始まっているなら、

割合
比
速さ
場合の数
平面図形
立体図形

など、学年相応の単元学習を優先します。

小5で速さが分からない子が、『算数王』を最初から全部解けば速さが克服できる、という教材ではありません。

高学年では、気分転換や思考問題の補助として使う程度に考えましょう。

苦手単元を直接直したいなら別教材を優先する

たとえば、

食塩水ができない
旅人算が苦手
図形の補助線が引けない

という具体的な悩みがあるなら、その単元を扱った塾教材や問題集を復習するほうが直接的です。

教材選びでは、

「評判がよいか」

より、

「今の弱点に合っているか」

を見ることが大切です。

算数王を中学受験につなげる家庭での使い方

『算数王』を使うなら、問題を終わらせることだけを目標にしないようにしましょう。

正解より考え方を説明させる

正解したら、

「どうやって分かった?」

と聞きます。

たとえば、

「最初に小さい数字で試した」
「同じ形を探した」
「順番に並べた」

と説明できれば、考え方まで理解しています。

中学受験では、この「自分が何をしたか説明できる力」が応用につながります。

すぐ答えを教えず5分は考えさせる

難しい問題で止まったとき、親がすぐ答えを教える必要はありません。

まず5分程度、

図を書いてみる
数字を並べる
具体例で試す

時間を作ります。

それでも進まなければ、

「何が分かっている?」
「もっと小さい数ならどうなる?」

とヒントを出します。

全部説明するより、一歩だけ進めるヒントのほうが思考力を残せます。

類題を1問だけ作って解かせる

理解できたら、数字を少し変えます。

たとえば、

3、5、7の並びの規則

を解いたなら、

4、7、10では?

と1問だけ変えてみます。

同じ考え方を別の数字で使えれば、解法を暗記したのではなく理解できた可能性が高まります。

高学年では塾教材・過去問を優先する

小4以降は、

塾の復習
計算練習
基本・標準問題
模試の解き直し

が優先です。

小6なら、さらに志望校の過去問が中心になります。

『算数王』に夢中になって受験教材の復習時間が減るなら、優先順位を戻しましょう。

低学年では主教材に近い使い方、高学年では補助教材。

この区別をしておくと使いやすくなります。

まとめ|算数王は低学年の「考える算数」の入口として使おう

『算数王―考える力を育てる』は、中学受験指導を行う啓進塾が手がけ、学研から出版された低学年向け算数教材です。

学研公式では、

小1・小2対象
中学入試対策用
基礎~応用

として案内され、楽しみながら算数問題に必要な力を身につける教材とされています。

中学受験につながるポイントは、

計算だけで終わらない
条件を整理する
図を見る
規則を探す
試行錯誤する

といった経験を低学年から積めることです。

ただし、小4~小6になってから、

「算数の偏差値を上げるために最優先で使う教材」

とは考えにくいでしょう。

すでに受験勉強中なら、

割合が弱いなら割合
速さが弱いなら速さ
図形が弱いなら図形

と、現在の課題を直接補う学習を優先します。

家庭で『算数王』を使うなら、

問題を解く
↓
どう考えたか説明する
↓
数字を変えた類題を1問解く

という流れがおすすめです。

「何ページ進んだか」より、

「どう考えたか」

を見ることがポイントです。

中学受験算数で最後に必要になるのは、見たことのある解法を大量に暗記する力だけではありません。

初めて見る問題に対して、

何を試そうか
どこから考えようか

と手を動かせる力です。

『算数王』は、低学年のうちにその「考える算数」への入口を作る教材として活用すると、その良さを生かしやすいでしょう。

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

中学受験算数のプロが開発した、
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