\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。
家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。
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中学受験算数の「ろうそく問題」とは?

ろうそくが燃えて短くなる問題になると、うちの子が途中で混乱して私もどう説明すればよいか悩みます
この記事では、中学受験算数のろうそく問題について、何を見ればよいのか、基本の解き方、よくあるつまずき、家庭での教え方まで順を追って解説します。
中学受験算数で出てくる「ろうそく問題」は、ろうそくが一定の速さで燃えて短くなることを利用した問題です。
例えば、
長さ24cmのろうそくが6時間で燃え尽きる
なら、
24÷6=4
なので、1時間に4cmずつ短くなります。
基本はとてもシンプルです。
難しく見えるのは、2本のろうそくを同時に燃やしたり、途中の長さを比べたりするからです。
時間とともに長さが一定に減る問題
ろうそく問題では、
時間が進む
↓
ろうそくの長さが減る
という関係があります。
大切なのは、
燃える速さが一定
という条件です。
例えば、
12cmのろうそくが3時間で燃え尽きる
なら、
12÷3=4cm
なので、1時間に4cmずつ短くなります。
1時間後は、
12-4=8cm
2時間後は、
12-8=4cm
となります。
まず1分あたりに何cm減るかを求める
問題によって時間の単位は、
時間
分
のどちらかです。
例えば18cmのろうそくが90分で燃え尽きるなら、
18÷90=0.2cm
なので、
1分に0.2cm
短くなります。
ろうそく問題では、最初にこの
「1分あたり何cm減るか」
を出すと整理しやすくなります。
速さの問題と同じ考え方で整理できる
実はろうそく問題は、
速さ
の考え方とよく似ています。
速さでは、
距離=速さ×時間
を使います。
ろうそくなら、
燃えた長さ=1分あたりに燃える長さ×時間
と考えられます。
つまり、
距離
↓
燃えた長さ
に置き換えただけです。
「ろうそく」という見た目に惑わされず、
一定の割合で変化する問題
と考えることがポイントです。
2本の差がどう変わるかを見る問題が多い
入試では、
AとBの2本のろうそくを同時に燃やす
問題がよく出ます。
例えば、
Aは長いけれど速く燃える
Bは短いけれどゆっくり燃える
場合です。
このとき大切なのは、
最初の長さの差
1分で縮まる差
を見ることです。
これは旅人算の追いつきとほぼ同じ考え方です。
ろうそく問題の基本的な解き方
ここからは、典型問題を使って確認します。
全部燃える時間から1分あたりの減り方を出す
長さ24cmのろうそくAが120分で燃え尽きるとします。
1分あたりは、
24÷120=0.2cm
です。
一方、長さ18cmのろうそくBが180分で燃え尽きるなら、
18÷180=0.1cm
です。
つまり、
A=1分で0.2cm短くなる
B=1分で0.1cm短くなる
と整理できます。
ここまでできれば、問題の半分は解けています。
残りの長さは「最初の長さ-燃えた長さ」
Aを30分燃やしたとします。
30分で燃える長さは、
0.2×30=6cm
です。
したがって残りは、
24-6=18cm
です。
式で書くと、
残りの長さ
=最初の長さ-1分あたりの減り方×時間
です。
家庭では、
「減った長さを求めてから、最初から引く」
と説明すると理解しやすくなります。
2本が同じ長さになる問題は差に注目する
先ほどのAとBを同時に燃やします。
最初の長さは、
A=24cm
B=18cm
なので、差は、
24-18=6cm
です。
1分で短くなる長さは、
A=0.2cm
B=0.1cm
なので、Aのほうが、
0.2-0.1=0.1cm
ずつBに近づきます。
最初の差6cmが、1分に0.1cmずつ縮まるので、
6÷0.1=60分
です。
60分後に2本は同じ長さになります。
具体例で解き方を確認する
60分後の長さも確認します。
Aは、
0.2×60=12cm
燃えるので、
24-12=12cm
です。
Bは、
0.1×60=6cm
燃えるので、
18-6=12cm
です。
確かに、
12cm=12cm
となります。
このように、
答えを出したあと実際の長さへ戻して確かめる
と、計算ミスを見つけやすくなります。
中学受験のろうそく問題でつまずく原因
ろうそく問題は考え方自体は単純ですが、言葉の整理でつまずきやすい問題です。
「燃える速さ」と「残りの長さ」を混同する
例えば、
1分に0.2cm燃える
という数字は、
残りの長さ
ではありません。
あくまで、
1分で減る長さ
です。
30分後なら、
0.2×30=6cm
が燃えた長さです。
残りは、
最初の長さ-6cm
です。
「燃えた長さ」と「残った長さ」を区別させましょう。
差が縮むのか広がるのか判断できない
2本のろうそくでは、
どちらが速く短くなるか
を見ます。
長いほうが速く燃えるなら、差は縮まります。
長いほうがゆっくり燃えるなら、差が広がることもあります。
例えば、
A=24cm、1分0.1cm
B=18cm、1分0.2cm
なら、Aのほうがもともと長く、しかもゆっくり短くなるため、
差は縮まりません。
式を立てる前に、
「この2本は近づくの?離れるの?」
と確認するのがおすすめです。
単位をそろえず計算してしまう
例えば、
2時間
90分
が同じ問題に出てきたら、単位をそろえます。
2時間=120分
です。
24cmを2時間で割るのと、90分の数字をそのまま比べると間違いやすくなります。
問題を解く前に、
時間か分のどちらかへ統一
しましょう。
式だけで考えて状況をイメージできない
ろうそく問題が苦手な子ほど、いきなり式を書こうとします。
しかし、
Aは長い
Aのほうが速く短くなる
だから少しずつBへ近づく
という状況が見えていれば、式は簡単です。
まず、
最初
↓
途中
↓
同じ長さ
という変化をイメージさせてください。
家庭でろうそく問題を得意にする方法
ろうそく問題は、線分図や表との相性がよい単元です。
線分図で最初と途中の長さを描く
例えば、
A 24cm
B 18cm
なら、
A|────────────|24cm
B|─────────|18cm
のように書きます。
最初の差が、
6cm
と目で確認できます。
そこから、
Aは1分0.2cm
Bは1分0.1cm
と書き足します。
式だけより状況が見えやすくなります。
1分ごとの変化を表にする
理解が難しい場合は、
0分
10分
20分
と表にしてみます。
例えば、
0分:A24、B18
10分:A22、B17
20分:A20、B16
30分:A18、B15
となります。
差は、
6
5
4
3
と少しずつ縮んでいます。
この表を見ると、
1分で差が0.1cm縮まる
という意味が直感的に分かります。
「差が1分で何cm変わる?」と聞く
家庭で最も重要な問いかけは、
「1分で2本の差は何cm変わる?」
です。
これが分かれば、
最初の差÷1分で縮まる差
という考え方につながります。
旅人算の、
距離の差÷速さの差
と同じです。
数字を変えた類題を翌日に解く
当日に、
24cmと18cm
の問題が解けたら、翌日は、
30cmと20cm
燃える速さ0.3cmと0.1cm
など数字を変えます。
答えだけ覚えていないか確認できます。
「最初の差」
「1分で変わる差」
を自分で見つけられれば、考え方が定着しています。
まとめ|ろうそく問題は「1分あたりの変化」を見る
中学受験算数のろうそく問題は、
ろうそくが一定の速さで短くなる
ことを利用した問題です。
最初に確認するのは、
最初の長さ
全部燃えるまでの時間
1分あたりに短くなる長さ
です。
基本式は、
1分あたりに燃える長さ
=ろうそくの長さ÷燃え尽きる時間
です。
そして途中の長さは、
最初の長さ-燃えた長さ
で求めます。
2本のろうそくが同じ長さになる問題では、
最初の差
÷
1分で縮まる差
と考えると解きやすくなります。
これは、
旅人算の追いつき
と同じ考え方です。
家庭では、
「何cm燃えた?」
「何cm残った?」
「2本の差は1分でどう変わる?」
と一つずつ聞いてください。
ろうそく問題の本質は、ろうそくそのものではなく「時間とともに一定の割合で変化する量」を考えることです。
式を丸暗記するより、
1分で何cm変わるか
差が縮むのか広がるのか
を理解することが大切です。
この考え方が身につけば、ろうそく問題だけでなく、速さ・水量・仕事算など「一定の割合で変化する問題」にも応用しやすくなります。
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