\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
- 平面図だけではイメージできない
- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
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東京で「算数のみ」の中学受験はできる?

算数が得意な息子なら東京で算数だけ受験できる学校も考えたいけれど、本当に選択肢があるのか私も不安です。
この記事では、東京で算数のみの中学受験ができる学校の2027年度入試例を確認し、算数1科入試に向いている子の特徴と家庭での対策まで解説します。
結論からいうと、東京都内には算数1科だけで受験できる私立中学校があります。
一般的な中学受験は国語・算数・理科・社会の4科、または国語・算数の2科ですが、算数の力を重視した「算数1科入試」「算数選抜」「算数特選」などを設ける学校もあります。
ただし、名称や試験時間、出題形式、募集人数は学校によって異なります。
東京都内には算数1科型の入試がある
2027年度入試では、世田谷学園中学校の「算数特選」、城北中学校の「算数選抜」、攻玉社中学校の特別選抜A方式など、算数の力を中心に選抜する入試が公式に案内されています。小石川淑徳学園中学校でも「得意1科型入試」で算数を選択できます。
そのため、「算数が強い子に合う受験方式を探したい」という家庭にとって、東京でも算数1科入試は現実的な選択肢です。
ただし、算数が好きというだけで有利になるとは限りません。1科目に受験生の力が集中するため、算数そのものに高い完成度が求められる場合があります。
算数1科入試と4科入試では求められる力が違う
4科入試では、算数で多少失点しても国語・理科・社会で補える可能性があります。
算数のみの入試では、それができません。
例えば100点満点の算数で、
計算ミス -5点
条件の読み落とし -10点
最後の大問が未着手 -20点
となれば、算数だけで35点分を失います。
そのため、
計算の正確さ
問題を取捨選択する力
途中で考え直す力
制限時間内に解き切る力
まで含めて鍛える必要があります。
入試方式は年度ごとに必ず確認する
算数1科入試は、年度によって新設・変更・廃止されることがあります。
実際、城北中学校は2027年度から「算数選抜」を新設しています。学校公式では、算数選抜を算数100点の試験とし、第2回入試より難度の高い問題の割合を多くする予定と説明しています。
受験校を決める際は、前年の情報だけで判断せず、その年度の学校公式募集要項を確認してください。
東京で算数のみ受験できる中学校の例【2027年度】
ここでは、2027年度入試について学校公式情報で確認できる東京都内の例を紹介します。すべての算数1科型実施校を網羅した一覧ではないため、志望校選びでは最新の募集要項も確認してください。
世田谷学園中学校|算数特選入試
世田谷学園中学校では、2027年度も2月1日午後に「算数特選入試」を実施します。
学校公式によると、算数特選では大問1~4は答えのみ、大問5・6は求め方を書く形式で、求め方にも部分点があります。
ここで重要なのは、単に正答を出す力だけではない点です。
例えば、
A:B=3:5
差が80
なら、
5-3=2
80÷2=40
40×3=120
と答えを出すだけでなく、
「差の80が比の2つ分だから」
という考え方を整理して書ける力が役立ちます。
城北中学校|2027年度から算数選抜を新設
城北中学校は2027年度入試から「算数選抜」を新設しました。算数選抜の配点は算数100点で、学校側は従来の4教科選抜に加えて、算数などに優れた力を持つ生徒を受け入れる狙いを示しています。
さらに公式Q&Aでは、算数選抜は通常の第2回より難度の高い問題の割合が多くなる予定とされています。
基本問題を速く解けるだけでなく、条件整理や発想を必要とする問題への対応も意識したい入試です。
攻玉社中学校|特別選抜A方式
攻玉社中学校では、2027年2月5日に特別選抜を実施します。
A方式は、
算数[共通]50分・100点
算数[発展]60分・150点
という算数1教科型です。特別選抜全体ではA方式と、算数[共通]+国語のB方式を設けています。
A方式の場合は算数を合計110分受けるため、短時間の計算力だけでなく、長い試験時間の中で集中力を保つことも重要になります。
小石川淑徳学園中学校|得意1科型で算数を選択
小石川淑徳学園中学校の2027年度入試では「得意1科型入試」があり、国語・算数・英語から1科目を選択できます。
算数を選ぶ場合は50分・100点です。
このように、「算数1科入試」と名前が付いていなくても、選択型入試の中で算数のみを選べる学校があります。
検索するときは「算数1科」だけでなく、
得意1科
算数選抜
算数特選
1科選択
といった名称も確認すると選択肢を見つけやすくなります。
算数のみの中学受験が向いている子とは
算数1科入試は魅力的ですが、誰にでも向いているわけではありません。
算数が明確な得意科目になっている
まず確認したいのは、「他教科より算数が少し得意」という程度ではなく、算数が明確な武器になっているかです。
例えば模試で、
国語は平均前後
理社も平均前後
算数だけ安定して高得点
という状態なら、算数1科入試を検討する意味があります。
反対に、算数にも大きな単元穴があり、テストごとの点数差が激しい場合は、1科入試だから楽になるとは限りません。
初見問題でも条件を整理して考えられる
算数1科入試では、典型問題を覚えているだけでは対応しにくい問題もあります。
例えば、
規則性なら小さい場合を書き出す
図形なら補助線を試す
比なら1つ分へ戻す
速さなら図や表に整理する
など、初めて見る設定でも既知の考え方へ戻れる力が必要です。
「知っている問題だけ解ける」状態から、「知らない問題でも何か試せる」状態へ近づけていきましょう。
算数だけに絞ればよいとは限らない
算数1科入試を志望しても、受験勉強を算数だけに絞るとは限りません。
併願校では4科や2科が必要になることがあります。
また、世田谷学園のように算数特選とは別に通常の入試回を持つ学校もありますし、攻玉社でも一般学級の第1回・第2回は国語・算数・社会・理科の4科です。
算数1科は「算数を武器に受験ルートを増やす方法」と考えるほうが安全です。
算数1科入試に向けた家庭での対策
算数のみの入試では、基本から難問まで一問一問の精度を上げることが重要です。
計算・一行問題で取りこぼさない
難問対策に目が向きやすいですが、まず基本問題を確実に取ります。
例えば、
25×48
なら、
25×4×12
=100×12
=1200
のように工夫できると、時間を短縮できます。
毎日5~10分程度でも、
計算
逆算
割合
比
などの基本処理を継続しましょう。
途中の考え方を書く問題にも慣れる
世田谷学園の算数特選では、一部の大問で求め方を書く形式が明示されています。
家庭学習でも、
式だけ
答えだけ
で終わらせず、
「なぜこの式を使ったのか」
を短く説明させます。
記述式でなくても、考え方を言語化する練習は難問を整理するときに役立ちます。
過去問は時間を測って学校別に解く
算数1科型は学校ごとに試験時間も出題方法も異なります。
そのため「算数1科用の問題集」だけで完成させるのではなく、最終的には志望校の過去問で確認します。
時間を測り、
最初に取る問題
後回しにする問題
見直しに残す時間
まで決めてください。
全問を順番通り解くことが最善とは限りません。
併願校を考えて国語・理社も完全には捨てない
算数1科入試を第一志望ルートにしても、早い段階から他教科を完全にやめるのは慎重に考える必要があります。
受験校を組む段階で、
算数1科
2科
4科
を組み合わせる可能性があるからです。
算数を重点的に伸ばしながら、国語や理社も併願に必要な水準を維持しておけば、直前期の学校選択の幅を残せます。
まとめ|東京の算数のみ受験は学校別の入試対策が重要
東京では、2027年度入試でも算数のみで挑戦できる中学校があります。
学校公式情報では、
世田谷学園中学校の算数特選
城北中学校の算数選抜
攻玉社中学校の特別選抜A方式
小石川淑徳学園中学校の得意1科型
などが確認できます。
ただし、「算数だけなら科目数が少なくて楽」と考えるのはおすすめできません。
1科入試では、算数のミスを他教科で補えないため、
計算精度
標準問題の完成度
初見問題への対応
時間配分
答案の作り方
まで総合的に鍛える必要があります。
東京の「算数のみ」の中学受験は、算数が明確な強みになっている子にとって受験の選択肢を広げられる一方、学校ごとの出題形式に合わせた対策が欠かせません。
入試制度は年度によって変わります。受験年度の募集要項を必ず学校公式サイトで確認し、4科・2科の併願も含めて無理のない受験戦略を組み立てましょう。
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