中学受験算数の計算式|途中式とミス対策を解説

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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中学受験算数で計算式を書く意味とは?

中学受験ママ
中学受験ママ

うちの子は頭の中で計算して途中式を書かないので、私はミスが増えないか心配です

この記事では、中学受験算数で計算式を書く意味、正しい途中式の作り方、単元別の式の立て方、家庭でミスを減らす方法まで順を追って解説します。

中学受験算数では、答えが合っていればよいように見える問題でも、途中式を残す習慣が大切です。

特に小5・小6になると、

分数
割合
比
速さ
図形

などで計算が複雑になります。

頭の中だけで処理すると、1か所のミスが最後まで見つからないことがあります。

途中式は答えまでの道筋を残すもの

途中式は、きれいな答案を作るためだけのものではありません。

どこまで正しく考えたかを確認するための記録です。

たとえば、

1200×0.8=960
960×1.1=1056

と書いてあれば、

最初に20%引き
その後10%増し

という流れが見えます。

もし答えが違っていても、どこで間違えたのか確認できます。

一方、

1200→1056

だけでは、途中で何をしたのか分かりません。

暗算しすぎるとミスが増えやすい

算数が得意な子ほど、

「これくらいなら頭でできる」

と途中式を省略しがちです。

しかし、

28×15
360÷12
3/5+7/10

などを何回も暗算すると、集中力を使います。

さらに文章題では、

式を考える
数字を覚える
計算する

を同時に行うことになります。

途中式を書くことで、頭の負担を減らし、考えることに集中できます。

式には「何を求めたか」が分かる形を残す

たとえば、

600÷5=120

だけでは、120が何なのか分からない場合があります。

そこで、

600m÷5分=毎分120m

のように考えます。

実際の答案で文章を長く書く必要はありませんが、

速さ=600÷5=120m/分

程度でも意味が分かります。

中学受験では、途中の数字に意味を持たせると、後の式を立てやすくなります。

中学受験算数の計算式で押さえたい基本ルール

複雑な問題へ進む前に、計算式の基本ルールを確認しておきましょう。

かけ算・わり算を先に計算する

たとえば、

6+4×3

では、左から順に、

6+4=10
10×3=30

としてはいけません。

先にかけ算をして、

4×3=12

その後、

6+12=18

です。

足し算・引き算とかけ算・わり算が混ざっている場合は、

かけ算・わり算を先にする

というルールを徹底します。

かっこの中から計算する

次に、

(8+4)×5

なら、

8+4=12

を先に計算します。

12×5=60

です。

かっこがある場合は、

かっこの中
↓
かけ算・わり算
↓
足し算・引き算

という順番を意識しましょう。

小4~小5では、この順番だけでミスする子も少なくありません。

分数は途中で約分して数字を小さくする

たとえば、

18/35×14/27

をそのまま掛けると、

18×14
35×27

となり数字が大きくなります。

そこで先に約分します。

18と27を9で割ると、

2と3。

14と35を7で割ると、

2と5。

したがって、

2/5×2/3=4/15

です。

中学受験の計算では、

先に約分して数字を小さくする

習慣があると、計算ミスを減らせます。

単位は最後まで意識する

面積や速さでは、数字だけ正しくても単位を間違えることがあります。

たとえば、

縦4cm、横6cm

の長方形なら、

4×6=24

ですが、答えは、

24cm²

です。

速さなら、

120m÷2分=60m/分

です。

途中式でも、

cm
cm²
m/分

などを意識すると、何を求めているか分かりやすくなります。

単元別|計算式の立て方を例題で解説

計算式は、単元ごとに考え方があります。

割合は「もとにする量」を先に確認する

例題です。

「2000円の商品を20%引きで買います。代金はいくらですか」

まず、

20%引き=80%払う

と考えます。

式は、

2000×0.8=1600円

です。

または、

2000×0.2=400円
2000-400=1600円

でも構いません。

大切なのは、

2000円が100%

だと分かっていることです。

割合問題では、計算式を書く前に、

「何が100%?」

と確認しましょう。

速さは道のり・速さ・時間を整理する

例題です。

「600mの道のりを5分で進みました。速さは毎分何mですか」

式は、

600÷5=120m/分

です。

速さは、

道のり÷時間

で求めます。

文章題で迷う子には、

道のり=600m
時間=5分
速さ=?

と先に整理させます。

式をいきなり作るより、分かっている数字を整理したほうが安定します。

つるかめ算は差を式にする

例題です。

「つるとかめが合わせて10匹、足は28本あります。それぞれ何匹ですか」

全部つるだとすると、

2×10=20本

です。

実際は28本なので、

28-20=8本

多くあります。

つる1匹をかめ1匹に変えると、

4-2=2本

増えます。

したがって、

8÷2=4匹

がかめ。

つるは、

10-4=6匹

です。

このように、

全体
差
1つあたりの差

を順番に式へ落とします。

図形は面積・体積の公式に数字を対応させる

たとえば三角形なら、

底辺×高さ÷2

です。

底辺8cm、高さ6cmなら、

8×6÷2=24cm²

です。

図形問題でミスする子は、

8と6が何を表しているのか

を確認せずに式へ入れることがあります。

計算式を書く前に、図へ、

底辺8
高さ6

と書き込む習慣をつけましょう。

計算式のミスが多い子への家庭での教え方

家庭では、答えそのものより「式の書き方」を見ると改善しやすくなります。

1行に1つの計算を書く

たとえば、

300×0.8+400÷2=240+200=440

のように長く書くと、途中でどこを計算したか分かりにくくなります。

そこで、

300×0.8=240
400÷2=200
240+200=440

と分けます。

特に算数が苦手な子には、

1行1計算

がおすすめです。

途中式を消さずに残す

間違えた式を消しゴムで全部消してしまうと、

なぜ間違えたか

が分からなくなります。

間違えたところに線を引き、横に正しい式を書く程度で十分です。

たとえば、

360÷6=50 ×
360÷6=60 ○

と残せば、計算ミスだったと分かります。

復習では、間違いの記録が教材になります。

答え合わせで式のどこを間違えたか探す

答えが違っていたら、すぐ解説を読むのではなく、

式のどこまで正しいか

を見ます。

たとえば、

考え方は合っている
計算だけ間違えた

のか、

最初の式から違う

のかでは対策が変わります。

家庭では、

「答えが違うね」

ではなく、

「どの式までは合っていた?」

と聞いてみてください。

毎日5~10分の計算練習を続ける

計算式の書き方は、1日で身につきません。

毎日5~10分、

四則計算
分数
小数
逆算

などを続けます。

ただし、速さだけを競う必要はありません。

まず、

途中式を丁寧に書く
↓
全問正解する
↓
その後少しずつ速くする

という順番です。

正確さが先、速さは後です。

まとめ|計算式は「正解するためのメモ」と考えよう

中学受験算数では、計算式は単なる答案の飾りではありません。

正解するために、

考え方を整理する
途中の数字を残す
ミスを発見する

ための大切な道具です。

基本は、

かっこの中を先に計算する
かけ算・わり算を先にする
分数は途中で約分する
単位を意識する

ことです。

さらに文章題では、

割合なら何が100%か
速さなら道のり・速さ・時間
つるかめ算なら差
図形なら底辺・高さ

を整理してから式を書きます。

家庭で特に意識したいのは、

「途中式を書きなさい」

とだけ言わないことです。

代わりに、

「この数字は何を求めたの?」
「次に使う数字はどれ?」
「どこまで式は合っている?」

と聞いてみましょう。

途中式を書く目的が分かると、子どもも「面倒だから省くもの」ではなく、

自分が間違えないためのメモ

として使えるようになります。

中学受験算数では、難しい問題ほど計算が何段階にもなります。

暗算だけに頼らず、

1行1計算
途中式を残す
数字の意味を書く

という習慣を小4~小5から身につけておくと、小6の過去問演習でも大きな助けになります。

計算力とは、速く計算する力だけではありません。

正しい式を立て、途中でミスを見つけ、最後まで正確に答えへたどり着く力です。

その土台として、毎日の「計算式の書き方」を丁寧に整えていきましょう。

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中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

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  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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