サピックスベイシックの使い方と優先順位

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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はじめに|「サピックス ベイシック 使い方」で悩む保護者へ

このキーワードが示す3つの不安

「サピックス ベイシック 使い方」と検索している保護者の多くは、次のような不安を抱えています。

  • ベイシックは「絶対全部やらないとダメ」なのか
  • デイリーサピックスや基礎トレとの優先順位が分からない
  • 算数が苦手な子に、どこまでやらせるべきか

実際、サピックスの算数はメイン教材(デイリーサピックス)に加え、
基礎トレ・コアプラス・ベイシックなどサブ教材も多く、
「やるべきこと」が雪だるま式に増えて見えます。

まずは、ベイシックが何者なのかを整理すると、
「どれくらいやればいいか」がスッキリ見えてきます。

まず知りたい「ベイシックの立ち位置」

ベイシックは、サピックス小学部が企画・制作している
「算数分野別問題集 ベイシック 基本60題」シリーズで、

  • 割合
  • 速さ
  • 平面図形(1・2)

といった重要単元ごとの60題がまとまった問題集です。

公式には「校舎販売の補助教材」という位置づけで、
メインテキストの穴を埋める“分野別基礎〜標準のまとめ集”と考えるとイメージしやすいです。


サピックス算数「ベイシック」とは?種類と役割

算数分野別問題集ベイシックの特徴

サピックス公式サイトでは、ベイシックが

  • 分野別に重要単元をまとめた問題集
  • 「例題→アプローチ→ステップ→チャレンジ」という段階構成
  • 別冊の解答・解説付き

と説明されています。

構成イメージ

  1. 例題・アプローチ:考え方・解き方の型を確認
  2. ステップ:基本〜標準レベルの練習
  3. チャレンジ:やや難しめの応用で定着度チェック

つまりベイシックは、

「その単元の“土台”を固めるための60題」
という役割を持っています。

デイリーサピックスとの違い・リンクの仕方

中学受験専門サイトの解説では、

  • ベイシックはデイリーサピックス1回分の単元とリンクしている
  • 授業の復習後の「確認用」や、「授業を休んだときのサブテキスト」として有効

と紹介されています。

イメージとしては、

  • デイリーサピックス:その週の“本番教材”
  • ベイシック:その単元をじっくり理解するための“復習・補強用”

です。

どの学年・単元で使う教材なのか

ベイシックは、

  • 一部は「4・5年生用」
  • 一部は「5・6年生用」

と、5年生前後を中心に設計されています。

特に、

  • 割合
  • 速さ
  • 平面図形

は、中学受験の算数力(特に体積や切断、投影図を含む図形問題)を支える“心臓部”です。
ここをベイシックでしっかり固めておくと、6年生での過去問や立体図形、空間認識を問う難問に強くなります。


失敗しないサピックス ベイシックの基本的な使い方

「授業→復習→ベイシック」の黄金サイクル

中学受験専門サイトやプロ家庭教師の解説でも、

「授業の復習をしたあとに、ベイシックで理解度を確認する」

という使い方が推奨されています。

基本の流れは、

  1. 授業当日〜翌日
    • デイリーサピックスで授業内容を復習
  2. その単元の理解があやしい・テストでミスが多いとき
    • 対応するベイシックの章を解いてみる
  3. 間違えた問題は、印をつけて後日もう一度

というシンプルなものです。

1週間の具体的スケジュール例(4〜6年共通)

「サピックス ベイシック 使い方」で迷う最大の理由は、
“いつ・どれくらい”やるかが不明確だからです。

一例として、週2回算数授業がある場合のモデルを示します。

  • 月:授業①当日
    • 帰宅後:デイリーサピックスの授業中に扱った問題だけ軽く解き直し(30分)
  • 火:授業①の翌日
    • デイリーサピックスの残り問題
    • 間違いが多ければ、対応するベイシックを1〜2ページだけ
  • 木:授業②当日
    • 同じく、授業で扱った部分を復習(30分)
  • 金:授業②の翌日
    • デイリーサピックス残り
    • 難しかった単元があればベイシック1〜2ページ
  • 土 or 日:週の総復習
    • テスト直し
    • 余力があれば、1週間のうちで特に不安な単元のベイシックを+1ページ

ポイントは、

ベイシックを「毎日1ページ必ず」ではなく、“必要な日”に“必要な分だけ”差し込む

という設計にすることです。

やりすぎないための3つのルール

ベイシックは良い教材ですが、やりすぎると 時間を奪う「沼」 になります。

次の3ルールを決めてしまうと管理しやすくなります。

  1. 1日に解くのは最大2ページまで
  2. 「全問やる」より「間違えた問題をくり返す」
    • 学習科学の研究では、同じ内容を時間を空けてくり返す“分散学習”が、詰め込みよりも成績向上に有効とされています(メタ分析で効果量g≈0.28)。
  3. テストとリンクさせる
    • マンスリーや組分けでミスした単元だけ、ベイシックで重点的に復習

この3つを守るだけで、「ベイシック地獄」にならずに、“効くところだけ”に時間を使えるようになります。


分野別|ベイシックで算数力を底上げするコツ

割合・比|中学受験算数の“心臓部”を固める

中学受験の過去問を見ると、

  • 割合

は、ほぼすべての学校で何らかの形で登場します。

ベイシックの【割合】【比】では、

  • 文章題を線分図で整理する
  • もとにする量・くらべる量・比べられる量
  • 比の内訳・外分比

などが、基本〜標準レベルの問題でまとまっています。

使い方のコツ

  • デイリーサピックスで割合の単元を学んだ週に、対応するベイシックを1章ずつ
  • 1回で終わらせず、1か月後・3か月後に×がついた問題だけ再挑戦
  • ノートには「線分図」や「面積図」を必ず描かせ、算数力の“型”を体で覚えさせる

速さ・旅人算|図とことばで整理する

速さ分野のベイシック(例:基本60題「速さ」)は、

  • 速さ=道のり÷時間
  • 旅人算・通過算・流水算
  • 速さと比・割合が絡む問題

がコンパクトに整理されています。

ここで意識したいのは、

  • 時間軸の図(横に時間、縦に距離)
  • 表(出発時刻・到着時刻・速さ・道のり)

をセットで書くこと。

速さの文章題は、図・表なしで頭だけで考えると一気に難しく感じるので、
「必ず図か表を書く」というルールをベイシックの段階で習慣化できると、6年の過去問でも有利になります。

図形・立体図形|空間認識は「手を動かして」身につく

ベイシックの平面図形や、5・6年生向けの図形問題集は、

  • 三角形・四角形の面積
  • 角度
  • 体積・表面積
  • 展開図・切断・投影図

などを扱います。

ここで意識したいのは、空間認識を「紙だけで解決しようとしない」ことです。

例えば、

  • 展開図の問題:方眼紙や画用紙で実際に立体を組み立ててみる
  • 体積の問題:同じ体積の箱を積んで「見た目」と「数式」を対応させる
  • 切断・投影図:立方体の模型に糸やゴムを巻いて切断面を見せる

など、「手を動かす体験」をベイシックの問題に紐付けてあげると、
図形分野の算数力が定着しやすくなります。

もし、立体図形がどうしてもイメージしづらい場合は、
こうしたベイシック+具体物学習を補う形で、
中学受験 立体図形完全制覇セット のような立体模型教材を一定期間使い、
空間認識を一気に底上げしてしまうやり方もあります。

ベイシックと立体模型を組み合わせると、

ベイシック:紙上での演習
立体模型:目と手で確かめる“答え合わせ”

という役割分担になるので、立体が苦手な子には特に効果的です。


まとめ|サピックス ベイシックを「不安の種」から「安心材料」へ

最後に、おさえておきたいポイントを整理します。

  • ベイシックは、サピックス算数の重要単元を分野別にまとめた補助教材
  • デイリーサピックス1回分とリンクしており、授業復習後の確認用・補強用として最適
  • 4〜6年生で、割合・比・速さ・平面図形など、中学受験で差がつく単元を集中的に鍛えられる
  • 使い方の基本は「授業→復習→ベイシック」のサイクルを、必要な日・必要な分だけ回すこと
  • 「全部終わらせる」よりも、「間違えた問題を時間を空けて何度もくり返す」ことで算数力が定着しやすい(分散学習の効果)

ベイシックは、正しく使えば、

「やらなきゃいけない教材」
から
「わからない単元を救ってくれる安心材料」

に変わります。

お子さんの様子をよく観察しながら、

  • どの単元をベイシックで補うか
  • どの問題を“何度もくり返すか”

を一緒に決めていけば、算数が苦手なお子さんでも、一歩ずつ確実に算数力を伸ばしていくことができます。

「焦らなくて大丈夫」です。
ベイシックは、“全部”よりも“じっくりくり返し”が合格への近道になります。

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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