\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
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- 切断・回転・展開図が頭に入らない
- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
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中学受験算数の「選挙問題」とは

選挙の算数問題になると、うちの子が何を全体にすればいいのか分からなくなっていて不安です。
この記事では、中学受験の算数で出る選挙・得票数の問題について、つまずきやすい理由から基本の解き方、家庭での教え方まで順番に解説します。
中学受験の算数では、選挙を題材にした文章題が出ることがあります。
といっても、政治についての知識を問われるわけではありません。
問題の中心になるのは、
「全体の何%が投票したか」
「ある候補者が何票を獲得したか」
「2人の得票数には何票の差があるか」
「過半数を取るにはあと何票必要か」
といった割合・百分率・整数計算です。
選挙問題という名前を見ると難しそうに感じますが、実際には割合の文章題の一種と考えると整理しやすくなります。
選挙問題では得票数や割合を求める
典型的な問題では、
有権者数
投票者数
有効投票数
得票数
得票率
など複数の数字が登場します。
たとえば、
「有権者800人のうち75%が投票し、Aさんが有効投票の60%を獲得した」
という問題です。
この場合、いきなりAさんの得票数を求めるのではなく、
800人
↓75%
投票者600人
↓60%
Aさん360票
という順番で考えます。
選挙問題は「全体→一部→さらにその一部」という構造になることが多いため、一段ずつ整理することが大切です。
難しいのは計算より条件整理
選挙問題で子どもがつまずく原因は、計算力不足とは限りません。
むしろ、
「どの数字が何を表しているのか」
を整理できないことのほうが多いです。
たとえば、問題文に
有権者1000人
投票率80%
有効投票760票
と書かれていた場合、
1000人=投票した人数
ではありません。
投票した人数は、
1000×0.8=800人
です。
さらに有効投票が760票なら、
800-760=40票
が無効票になります。
数字だけを追わず、「何の人数なのか」を確認しましょう。
「全体」が何を表すかを最初に確認する
割合問題では、
比べる量÷もとにする量=割合
が基本です。
選挙問題でも同じですが、問題によって「もとにする量」が変わります。
たとえば、
「有権者の80%が投票した」
なら全体は有権者数です。
一方、
「有効投票の60%をAさんが獲得した」
なら全体は有効投票数です。
ここを間違えると、計算方法を知っていても正解できません。
まず、
「この%は何に対する%?」
と考える習慣をつけることが重要です。
選挙・得票数問題の基本的な解き方
選挙問題にはいくつかの典型パターンがあります。
特殊な公式を覚える必要はありません。
基本となるのは、割合と整数の考え方です。
投票者数と得票数を区別する
まず区別しておきたいのが、
投票者数
得票数
です。
たとえば800人が投票しても、Aさんが800票取ったとは限りません。
候補者がA・B・Cの3人なら、それぞれに票が分かれます。
さらに無効票が含まれる問題もあります。
問題文を読んだら、紙に
有権者
投票者
有効票
Aの票
Bの票
と並べて書くだけでも整理しやすくなります。
得票率は「得票数÷基準となる票数」
得票率を求める基本式は、
得票数÷全体の票数×100
です。
たとえば有効投票が600票あり、Aさんが330票を獲得した場合、
330÷600=0.55
なので、
55%
です。
ただし、問題によっては有効投票ではなく「投票総数に対する割合」を求める場合もあります。
式を立てる前に、
「何票を100%と考えるのか」
を必ず確認しましょう。
過半数は「半分より多い」と覚える
選挙問題では「過半数」という言葉が出ることがあります。
ここで注意したいのは、
過半数=ちょうど半分
ではないことです。
過半数は、
半分を超える数
です。
たとえば100票なら、半分は50票です。
したがって過半数は51票以上です。
101票なら、
101÷2=50.5
なので51票以上となります。
「÷2をして終わり」ではなく、その数字を超える最小の整数を考えます。
無効票がある問題では母数に注意する
選挙問題で特にミスが多いのが無効票です。
たとえば、
投票者600人
無効票20票
なら、有効投票は
600-20=580票
です。
Aさんが「有効投票の60%」を獲得したなら、
580×0.6=348票
となります。
600×0.6としないよう注意が必要です。
文章中の「投票総数」と「有効投票数」を混同しないことがポイントです。
中学受験でよく出る選挙問題を例題で確認
ここでは、家庭学習で使いやすい基本例題を3問見てみましょう。
例題1|得票率から得票数を求める
ある選挙で、有効投票数は800票でした。
Aさんはその55%を獲得しました。
Aさんの得票数は何票でしょうか。
計算は、
800×0.55=440
です。
答えは440票です。
この問題で重要なのは、
「800票が100%」
と判断できることです。
百分率が出てきたら、まず100%にあたる数を探しましょう。
例題2|2人の得票数の差を求める
ある選挙で有効投票は1200票でした。
Aさんは55%、Bさんは45%を獲得しました。
2人の得票数の差は何票でしょうか。
Aさんは、
1200×0.55=660票
Bさんは、
1200×0.45=540票
なので、
660-540=120票
です。
ただし、もっと速く解く方法もあります。
割合の差は、
55%-45%=10%
なので、
1200×0.1=120票
でも求められます。
中学受験では、このように「人数をそれぞれ求めなくても差だけ出せる」と気づけると計算量を減らせます。
例題3|過半数にあと何票必要かを求める
有効投票が500票あります。
Aさんは230票を獲得しています。
過半数を得るには、あと何票必要でしょうか。
500票の半分は、
500÷2=250票
です。
過半数は250票を超える必要があるので、必要なのは251票です。
したがって、
251-230=21票
答えは21票です。
ここで250-230=20としてしまうミスがよくあります。
「過半数=半分より1票以上多い」と確認しておきましょう。
選挙問題で間違えやすいポイントと家庭での対策
選挙問題が苦手だからといって、専用の難しい問題集が必要とは限りません。
まずは文章の整理方法を身につけるほうが効果的です。
百分率をそのまま計算しない
55%を使うとき、
800×55
としてしまう子がいます。
百分率は、
55%=0.55
または、
55/100
です。
したがって、
800×55÷100
と考えても構いません。
小数が苦手な子なら、最初は
800×55÷100
のほうが意味を理解しやすい場合もあります。
「全有権者」と「投票者」を混同しない
たとえば、
有権者1000人のうち80%が投票した
なら、投票者は
1000×0.8=800人
です。
さらに、
「投票者の75%が有効票だった」
なら、
800×0.75=600票
です。
1000×0.75ではありません。
割合が2回出る問題では、その都度「何を100%とするか」を確認しましょう。
文章を式にする前に表で整理する
算数が苦手な子ほど、問題文を読んですぐ式を書こうとします。
しかし選挙問題では、先に表を作ったほうが安全です。
たとえば、
有権者 1000人
投票者 800人
有効票 760票
A 456票
B 304票
という形です。
数字の関係が目に見えるだけで、計算ミスや読み違いが減ります。
ノートに大きな表を書く必要はありません。
1行ずつ縦に並べるだけでも十分です。
親は式ではなく「何を全体にする?」と聞く
家庭で選挙問題を教えるとき、親がすぐに
「800×0.6でしょ」
と式を教えてしまうと、子どもは別の問題で再び迷います。
そこで、
「この60%は何の60%?」
「100%になるのはどの数字?」
と聞いてみてください。
子どもが、
「有効投票が100%」
と答えられれば、自分で式を作りやすくなります。
中学受験算数では、式そのものより「なぜその式になるのか」を理解することが応用力につながります。
まとめ|選挙問題は全体と割合を整理すれば解ける
中学受験の算数に出る選挙問題は、政治の知識が必要な問題ではありません。
中心となるのは、
割合
百分率
得票数
差
過半数
といった算数の基本です。
特に大切なのは、計算を始める前に「何を100%とするのか」を確認することです。
選挙問題でつまずく子は、計算そのものより、
有権者
投票者
有効投票
各候補者の得票
を混同しているケースが少なくありません。
問題文を読んだら、まず数字を縦に整理してみましょう。
また、過半数では「半分ちょうど」ではなく「半分を超える」という点にも注意が必要です。
家庭学習では、答えを教えるより、
「この%は何の割合?」
「100%はどの数字?」
「投票した人数と有効票は同じ?」
と問いかけるほうが理解につながります。
選挙問題は、一見複雑そうでも構造はそれほど多くありません。
まずは簡単な得票率の問題から始め、次に無効票や過半数を含む問題へ進むと、無理なく理解できます。
文章に出てくる数字を一つずつ整理し、「全体→割合→一部」という流れをつかめるようになれば、選挙問題だけでなく、割合を使う多くの中学受験算数に応用できるようになります。
\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。
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- 問題文と図が一致しない
- 点数が安定しない
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