中学受験の算数1科目受験|2023年を解説

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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2023年の中学受験でも見られた算数1科目受験とは

中学受験ママ
中学受験ママ

私、算数1科目で受けられる学校があると知ったけれど、うちの子にも有利なのか分からず不安です。

この記事では、そんな悩みに対して、2023年の中学受験における算数1科目受験の実例を確認しながら、どんな子に向いているのか、メリットや注意点、家庭で必要な算数対策まで順を追って解説します。

中学受験と聞くと、

国語
算数
理科
社会

の4科目受験を思い浮かべる保護者が多いでしょう。

しかし、私立中学の入試方式は多様化しており、算数1科目だけで受験できる入試も選択肢の一つとして定着してきました。算数1科目入試は以前から存在し、2010年代後半以降、実施する学校が広がってきたとされています。

2023年度入試でも実際に算数選抜を実施した学校がありました。

ただし、

「1科目しかないから楽」
「算数が少し得意なら有利」

というほど単純ではありません。

むしろ算数だけで合否が決まるため、一つのミスが結果へ与える影響も大きくなります。

算数1科目受験を検討するなら、「科目数が少ないか」ではなく、その入試で子どもの強みを本当に生かせるかを見ることが大切です。

まず、算数1科目受験がどのような入試なのかを整理します。

算数だけで合否を判定する入試方式

算数1科目入試とは、その名の通り、基本的には算数だけの試験結果によって合否を判定する入試方式です。

4科目入試であれば、

算数が少し悪くても国語で補う
社会・理科で得点を積み上げる

ということができます。

しかし算数1科目では、その調整ができません。

算数が100点満点なら、その100点の中で合格ラインを超える必要があります。

一方で、

国語が大きく苦手
暗記科目では得点差をつけにくい
算数だけは模試でも安定して高得点

という子にとっては、自分の強みを直接生かせる方式でもあります。

算数1科目入試は、単純に負担を減らすための制度ではなく、算数で高い力を持つ受験生を選抜する入試として考えたほうがよいでしょう。

2023年度の巣鴨中「算数選抜」の実例

2023年度入試の具体例として分かりやすいのが巣鴨中学校です。

学校が公表した2023年度中学校入試結果によると、算数選抜は2月1日午後に実施され、

募集人員20名
志願者606名
受験者556名
合格者272名

でした。

試験は算数のみ60分・100点で、合格点は64点、受験者平均は61.9点、合格者平均は75.3点でした。

ここで注目したいのは、「算数1科目だから受験者が少ない」とは限らないことです。

巣鴨中は2023年度の算数選抜だけで606名が出願しており、学校公式の出願状況でもその数字が確認できます。

算数に自信のある受験生が集まりやすいため、1科目入試は得意科目を生かせる一方で、受験者層との競争も意識する必要があります。

1科目だから簡単とは限らない

保護者が特に注意したいのが、

「4科から1科になるなら勉強量も4分の1になるのでは?」

という考え方です。

実際には、そうとは限りません。

算数だけで差をつけるためには、

計算
数の性質
割合・比
速さ
場合の数
規則性
平面図形
立体図形

など、算数の幅広い分野を高い完成度まで仕上げる必要があります。

現在も算数1科目入試は複数校で採用されており、1科目入試は4科・2科より高倍率になる場合があることも指摘されています。

つまり、

科目数が少ない=合格しやすい

ではありません。

「算数だけなら受けられる」ではなく、「算数だけで他の受験生と勝負できるか」を判断することが重要です。

算数1科目受験が向いている子・向いていない子

では、どのような子に算数1科目受験が向いているのでしょうか。

算数が明確な得点源になっている子

最も向いているのは、算数が「得意な気がする」程度ではなく、明確な得点源になっている子です。

たとえば4科模試で、

算数偏差値65
国語偏差値50
理科偏差値53
社会偏差値48

というように、算数だけが突出している場合です。

このタイプなら、算数1科目入試によって得意科目の比重を最大限に高められます。

ただし、偏差値だけでは判断しません。

学校によって問題の特徴が違うからです。

計算処理型が得意なのか、図形が得意なのか、初見の思考力問題が得意なのかによって相性は変わります。

最終的には志望校の過去問を解き、

「合格ラインに届く可能性があるか」

まで確認する必要があります。

午後入試など併願戦略に生かしたい子

算数1科目入試は、午後入試で実施されるケースもあります。

2023年度の巣鴨中の算数選抜も2月1日午後の実施でした。

そのため、

2月1日午前:第一志望または本命校
2月1日午後:算数1科目入試

という組み方も考えられます。

試験科目が1科目なら、午後入試でも試験そのものの拘束時間を比較的短くできることがあります。

ただし、午前校からの移動時間や昼食、疲労まで考える必要があります。

午前中に4科目を受験したあと、移動して高難度の算数を60分解くのは、小学6年生にとって決して軽い負担ではありません。

併願に組み込むなら、秋以降に実際の時間帯を意識した過去問演習もしておくと安心です。

算数が苦手なら安易に選ばない

今回のターゲットのように、算数に苦手意識がある家庭では特に注意が必要です。

「1科目なら勉強する範囲が少なくて済む」

という理由だけで選ぶのはおすすめできません。

算数1科目受験では、当然ながら国語や理科で算数の失点を補えません。

たとえば100点満点の試験で、

計算ミス5点
基本問題の読み違い5点
図形で10点失点

すれば、それだけで20点を失います。

通常の4科受験なら他科目で挽回できても、1科目ではそのまま総得点になります。

現在算数が苦手なら、まず4科入試の中で算数の基本問題を安定させることを優先し、1科目受験は「選択肢の一つ」として考えるほうが現実的です。

算数1科目入試で求められる力と対策

算数1科目受験を検討する場合、単に難問を解けるようにするだけでは不十分です。

基本問題を速く正確に処理する力

まず必要なのは、取るべき問題を落とさない力です。

算数が得意な子でも、

小数点を間違えた
条件を読み落とした
約分を忘れた
数字を写し間違えた

というミスは起こります。

1科目入試では、こうした5点、10点が大きな差になります。

家庭では、

計算10問
一行問題5問

などを短時間で解かせ、

正答率
所要時間
ミスの種類

を記録してみてください。

目指したいのは、「解き方を知っている」ではなく、本番の時間制限の中でも正確に処理できる状態です。

図形・規則性などで粘り強く考える力

算数1科目入試では、学校によって思考力を問う問題が含まれます。

一般的な算数1科目入試についても、図形・規則性・複数条件を組み合わせる思考問題などへの対応が重要とされています。

こうした問題では、公式を覚えているだけでは足りません。

たとえば図形なら、

補助線を引く
相似を探す
面積比を使う

といった複数の方法から、自分で方針を選ぶ必要があります。

家庭学習では、間違えた問題の解説を読んだあと、

「この問題の最初のポイントは何だった?」

と子どもに説明させてみてください。

解説を見て納得するだけでなく、翌日もう一度自力で解ける状態にすることが重要です。

過去問で時間配分と捨て問を確認する

1科目受験では過去問対策が特に重要です。

たとえば60分の試験なら、

最初の15分で基本問題
次の30分で標準・応用問題
残り15分で難問と見直し

というように、子どもなりの時間配分を作ります。

もちろん、実際の配分は学校の問題構成によって変えます。

大切なのは、

1問にこだわりすぎないこと

です。

算数が得意な子ほど、「解けそうだから」と難問に15分、20分使ってしまうことがあります。

その結果、後ろにある取りやすい問題へ進めなければ本末転倒です。

過去問では点数だけでなく、

どの問題を先に解いたか
何分使ったか
飛ばす判断ができたか

まで確認しましょう。

家庭で考えたい算数1科目受験の選び方

最後に、保護者が入試方式を選ぶ際のポイントを整理します。

4科受験をやめて算数だけに絞る必要はない

算数1科目入試を受けるからといって、受験勉強全体を算数だけにする必要はありません。

多くの家庭では、

第一志望は4科
併願校の一部で算数1科目

という組み方もできます。

むしろ早い段階から他の3科目を完全に捨ててしまうと、受験できる学校の選択肢を狭める可能性があります。

4・5年生では基本的に4科の力を育てながら、

「6年生になって算数の強みが明確になった」

という段階で、算数1科目入試を併願候補に加える考え方でも遅くありません。

模試偏差値より志望校の過去問との相性を見る

「算数偏差値60だから算数1科目入試なら受かる」

とは言い切れません。

模試と学校入試では問題の性質が違うからです。

同じ偏差値60でも、

計算・典型題に強い子
図形に強い子
初見問題に強い子

では、学校との相性が変わります。

そこで6年生になったら、志望候補校の過去問を実際に解きます。

1年分だけで判断せず、できれば複数年度を見て、

毎年合格ライン付近まで取れる
特定分野だけ極端に弱い
時間がいつも足りない

などの傾向を確認します。

「算数が得意」から一歩進んで、その学校の算数と相性がよいかを見ることが重要です。

年度ごとに最新の募集要項を確認する

ここは特に注意が必要です。

この記事のキーワードにある「2023」は、2023年度入試の情報です。

入試方式はその後に変更、新設、廃止される場合があります。実際、2026年度以降に新たな算数1科目入試を導入する学校も確認されています。

したがって、2023年の記事や過去問を参考にしていても、

「今年も同じ方式だろう」

と判断してはいけません。

実際に出願する年度には必ず学校公式サイトの募集要項で、

試験日
集合時間
募集人数
試験科目
配点
試験時間
出願条件

を確認してください。

2023年のデータは入試傾向を研究する材料として使い、最終判断は受験年度の最新情報で行うことが大切です。

まとめ|算数1科目受験は「得意を生かす選択肢」として考える

2023年の中学受験でも、算数1科目で受験できる入試は実施されていました。

たとえば巣鴨中学校の2023年度算数選抜は、2月1日午後に算数60分・100点で実施され、556名が受験し272名が合格しています。

このような入試は、

算数が明確な得点源になっている
午後入試を併願に組み込みたい
志望校の算数との相性がよい

という子にとって、有力な選択肢になります。

一方で、

「1科目だから簡単そう」

という理由で選ぶのは危険です。

算数だけで合否が決まるため、

計算ミス
時間配分
苦手単元
難問へのこだわり

がそのまま結果へ影響します。

算数が苦手な子であれば、まず、

計算を安定させる
典型問題を確実に取る
図形・割合・速さなどの弱点を減らす
過去問で学校との相性を見る

という順番で考えましょう。

また、算数1科目受験を選んだからといって、4科目の勉強をすぐやめる必要もありません。

中学受験では、受験できる方式を増やしておくこと自体が併願戦略になります。

2023年度の入試情報は、「算数1科目という選択肢がどのように使われていたか」を知る参考資料として活用し、実際の出願時には必ず最新年度の募集要項を確認してください。

算数1科目受験は受験を楽にするための近道ではなく、子どもの算数という強みを、入試戦略の中で生かすための選択肢と考えるのが適切です。

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
子どもたちの理解スピードが一気に変わります。

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