非英語圏の帰国子女が中学受験するには?学校選びと対策

\【中学受験】立体図形が “伸び悩みの壁” になっていませんか?/

中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
  • 切断・回転・展開図が頭に入らない
  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

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非英語圏の帰国子女でも中学受験できる?

中学受験ママ
中学受験ママ

うちの子は非英語圏からの帰国なので、帰国子女入試で不利にならないか私は不安です

この記事では、非英語圏から帰国した子の中学受験について、英語を強みにできない場合の学校選びや出願条件、国語・算数型の入試、家庭での算数対策まで順番に解説します。

結論からいうと、非英語圏から帰国した子でも帰国生入試を利用できる学校はあります。

「帰国子女入試=英語圏で生活し、英語が得意な子のための試験」と思われがちですが、実際にはそうとは限りません。

学校によっては、海外在住経験そのものを出願条件とし、国語や算数、日本語作文で選抜します。

帰国生入試は英語圏出身だけの制度ではない

まず押さえたいのは、帰国生資格と英語力は別物だということです。

たとえば文教大学付属中学校の2027年度帰国生入試では、出願資格として原則「海外在住経験1年以上」「帰国後3年以内」などが示されていますが、英語圏への滞在は条件ではありません。試験も算数100点・30分、日本語作文、面接です。

つまり、中国、韓国、フランス、ドイツ、タイ、中東など、英語を母語としない地域から帰国した子でも、条件を満たせば受験対象になり得ます。

大切なのは「どの国にいたか」ではなく、「その学校がどんな帰国生を対象にしているか」です。

英語を使わない帰国生入試もある

非英語圏の帰国生にとって心強いのが、英語を使わない入試方式です。

三輪田学園中学校の2027年度帰国生A方式は、国語作文・算数・保護者同伴面接です。英語試験はありません。算数は30分で、四則計算、文章題、図形、グラフを使う問題などが出題されます。

海城中学校の2027年度帰国生A方式も、国語・算数・面接で受験できます。B方式では英語が加わりますが、A方式なら英語試験は必要ありません。

このように、英語を武器にしなくても帰国生入試を受けられる学校はあります。

出願資格は「どの国か」より海外在住歴を見る学校も多い

帰国生入試でよく確認されるのは、

海外在住期間
帰国後の期間
保護者への帯同
海外校への在籍
卒業見込み

などです。

かえつ有明中学校の2027年度帰国生入試では、1年以上の海外滞在、帰国後3年以内、日本国籍を持つ保護者の海外勤務への帯同などが条件です。滞在先を英語圏に限定してはいません。

一方、学校によって条件は異なるため、「非英語圏だから受けられない」「海外に住んだから必ず受けられる」のどちらも正しくありません。

志望校ごとの募集要項を確認することが第一歩です。

非英語圏の帰国子女が選びやすい入試方式

非英語圏の帰国生は、「英語で勝負しなければ」と考える必要はありません。

むしろ、国語・算数、日本語作文など、本人が点を取りやすい方式を選ぶ方が合理的です。

国語・算数型なら英語が強くなくても受験できる

代表的なのが国語・算数型です。

聖学院中学校の2027年度帰国生入試では、A方式が主に英語圏の現地校で学んだ子向けの英語型、B方式が主に日本人学校で学んだ子向けの国語・算数型として用意されています。

B方式は国語50分・算数50分・日本語面接です。

このように、学校側が「英語中心」と「国算中心」を分けているケースがあります。

非英語圏に住んでいた子でも、日本人学校で学んでいたり、帰国後に国語・算数を伸ばしていたりするなら、国算型の方が力を出しやすいでしょう。

算数+作文型も選択肢になる

文教大学付属中学校の帰国生入試は、算数と日本語作文が中心です。

三輪田学園A方式も国語作文と算数です。

こうした入試では、英語力そのものより、日本語で文章を読み書きする力と算数の基礎力が重要になります。

海外で英語以外の言語を使っていた子でも、日本語の作文と算数を準備できれば十分に戦える方式です。

特に「会話英語はできるけれど、難しい英語長文やEssayは苦手」という子にも検討しやすいでしょう。

英語型は無理に選ばなくてよい

一方で、帰国生向けの英語型入試もあります。

頌栄女子学院中学校では2027年度も英語入試と3教科入試を設定しています。出願資格は海外在住・海外校在学1年以上などで、海外校には現地校、インターナショナルスクール、日本人学校が含まれます。

しかし、非英語圏帰国生が「帰国生だから」という理由だけで英語入試を選ぶ必要はありません。

たとえば英語は英検準2級程度、算数は得意という子なら、英語型より国算型の方が合格可能性を高めやすいケースがあります。

入試方式は海外経験ではなく、「どの科目なら得点できるか」で選びましょう。

非英語圏の帰国生が学校選びで確認したいこと

非英語圏から帰国した家庭は、志望校選びで3点を確認すると整理しやすくなります。

海外在住期間と帰国後年数を先に確認する

まず確認するのは出願資格です。

文教大学付属では原則として海外在住1年以上・帰国後3年以内。三輪田学園も、父母の転勤・転住などに伴って1年以上海外に在住し、帰国後3年以内であることなどを条件としています。

たとえば小2から小4まで中国に住み、小4夏に帰国した場合は、受験時点で「帰国後何年何か月か」を正確に確認します。

「だいたい3年前」という記憶ではなく、帰国年月日まで把握しておきましょう。

現地校・日本人学校・インターの扱いを見る

非英語圏で生活していても、教育環境は家庭によって違います。

現地校で現地語を使っていた子、日本人学校に通った子、インターナショナルスクールで英語を使った子では、得意科目も変わります。

頌栄女子学院は帰国生資格の海外校として、現地校・インターナショナルスクール・日本人学校を明記しています。

一方、聖学院では英語圏現地校向けA方式と、日本人学校経験者を主に想定したB方式に分けています。

自分の子どもの教育歴と入試方式の想定受験者が合っているかも確認しましょう。

帰国生入試と一般入試の両方を候補にする

帰国生資格を持っていても、必ず帰国生入試だけに絞る必要はありません。

かえつ有明中学校では、帰国生資格に該当しなくても2月の一般入試には出願できます。また2027年度帰国生入試には、英語中心のHonors/Advanced選考とは別に国語・算数のRegular選考があります。

非英語圏の子なら、

帰国生の国算型
帰国生の作文・算数型
2月の一般入試

を組み合わせて考えるのも一つの方法です。

「帰国子女なのだから帰国枠だけ」と決めない方が、学校選びの幅を広げられます。

非英語圏から帰国した子の算数対策

非英語圏の帰国生では、英語よりも算数を受験の軸にしたい家庭も多いでしょう。

ただし海外でMathを学んでいた子でも、日本の中学受験算数では苦戦することがあります。

日本語の文章題でつまずいていないか確認する

最初に確認したいのは、計算力ではなく「問題文を日本語で正確に理解できているか」です。

たとえば計算自体はできるのに、

「AはBの何倍ですか」
「一定の速さで進みます」
「差はいくつですか」

といった文章になると手が止まる子がいます。

この場合、算数全体が苦手なのではなく、日本語で条件を整理する力が不足している可能性があります。

家庭では、式を書く前に「分かっている数字」「聞かれているもの」を線で引かせるだけでも効果があります。

割合・速さ・図形を優先して固める

次に、

割合・比
速さ
つるかめ算
場合の数
平面図形

などを基本問題から確認します。

三輪田学園の帰国生算数も、四則計算に加えて文章題・図形・グラフなど基本的な力を重視すると明記しています。

1日40分なら、

計算10分
弱点単元20分
解き直し10分

程度で構いません。

大量に問題を解くより、翌日に同じ問題を何も見ずに再現できる状態を目指しましょう。

小6後半は過去問で得点の再現性を高める

小6後半になったら、難問集を増やすより志望校の過去問を優先します。

海城の帰国生A方式では算数60分120点、三輪田学園は算数30分、聖学院B方式は算数50分です。

同じ算数でも時間の使い方はかなり違います。

「30分なら前半で計算を終える」
「3分考えて方針が立たなければ飛ばす」
「最後5分は計算確認に使う」

など、学校ごとに解き方を決めましょう。

非英語圏の帰国生だから特別な算数を学ぶのではありません。

日本の入試形式に慣れ、「本来取れる問題を落とさない」状態にすることが最も重要です。

まとめ|非英語圏の帰国子女も強みに合う中学受験を選ぼう

非英語圏から帰国した子でも、帰国子女・帰国生入試を利用できる中学校はあります。

帰国生入試は英語圏出身者だけの制度ではなく、文教大学付属のような算数+日本語作文型、三輪田学園の国語作文+算数型、海城の国語・算数型など、英語を使わずに受験できる方式もあります。

まず確認したいのは、

海外在住期間
帰国後の期間
在籍していた学校
試験科目
一般入試との併願

の5点です。

そして英語が大きな武器にならない場合は、無理に英語型へ合わせる必要はありません。

国語・算数型や作文・算数型を選び、本人が得点しやすい入試方式を探しましょう。

算数に苦手意識がある場合も、海外での学習歴をすべてやり直す必要はありません。日本語の文章題、割合・比、速さ、図形など、入試で必要な部分だけを優先して補う方が効率的です。

非英語圏での生活経験も、異なる文化や言語の中で学んだ大切な経験です。

「英語ができる帰国生と比べて不利」と考えるのではなく、その子が今持っている国語力・算数力・海外経験を最も評価してくれる学校と入試方式を探すことが、無理のない中学受験につながります。

※帰国生入試の出願資格・試験科目・日程は年度ごとに変更されます。出願時には必ず受験年度の学校公式募集要項をご確認ください。

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中学受験の算数で、最も「家庭では教えにくい」と言われるのが立体図形です。

  • 平面図だけではイメージできない
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  • 問題文と図が一致しない
  • 点数が安定しない

こうした悩みは、“見て・触って・動かして理解できる教材”を使うと、驚くほど改善します。

家庭学習でも、立体図形が“実際に目の前で動かせる”ことで、
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